JPH0546412A - マルチタスク制御装置 - Google Patents

マルチタスク制御装置

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JPH0546412A
JPH0546412A JP22483091A JP22483091A JPH0546412A JP H0546412 A JPH0546412 A JP H0546412A JP 22483091 A JP22483091 A JP 22483091A JP 22483091 A JP22483091 A JP 22483091A JP H0546412 A JPH0546412 A JP H0546412A
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JP
Japan
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task
address
tcb
memory
control block
Prior art date
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Application number
JP22483091A
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English (en)
Inventor
Takashi Takeda
享司 竹田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 8ビットのマイクロプロセッサによるリアル
タイムOSにおいて、各タスク管理のために使用するメ
モリ量を削減し、更にその管理情報の操作処理が高速に
行えるようにすること。 【構成】 タスク制御ブロック4,5,6をメモリ3の
管理アドレス0〜255番地までに入るように固定的に
配置するタスク制御ブロック(TCB)配置手段2を設
ける。TCB4,5,6内部のタスクの接続を示すタス
ク接続ポインタや接続キュー7でその配置アドレス情報
の下位8ビットを保存して接続相手を指示する。こうし
てタスクの接続管理を行うことによって、メモリ使用量
が少なくて高速なマルチタスク制御装置が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1つのマイクロプロセ
ッサで複数の固有の目的を持つプログラム(以下タスク
と称す)を処理させるためのマルチタスクオペレーティ
ングシステムにおいて、各タスクが各種の待ち行列を構
成する際のマルチタスク制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチタスク制御装置は、1つの
マイクロプロセッサで複数のタスクを切り換えながら実
行させ、資源を有効に利用するためのリアルタイムオペ
レーティングシステム(以下リアルタイムOSと称す)
として、8ビットマイクロプロセッサ等の安価なマイク
ロプロセッサでも応用されてきている。しかしながら、
安価ではあるが機能の低いマイクロプロセッサで応用さ
れるほど、リアルタイムOSを使った時のメモリの冗長
性やタスク実行におけるオーバーヘッドが問題となって
いる。
【0003】以下に、従来のマルチタスク制御装置につ
いて説明する。一般に、リアルタイムOSでは、各タス
クを切り換えながら実行するのに必要なタスク制御情報
をタスク毎にブロック化して保存しており、これをタス
ク制御ブロック(以下TCBと称す)と呼んでいる。
【0004】図6は、64Kバイトのアドレス空間を持
った8ビットのマイクロプロセッサで、タスク数が3の
従来のマルチタスク制御装置の機能ブロック図である。
図6において、TCB初期化情報メモリ601は、各T
CBの初期情報が記録された読み出し専用のメモリであ
る。
【0005】TCB配置手段602は、TCB初期化情
報メモリ601からTCBを生成するための初期情報を
読み出し、TCBを生成した後にメモリ603上の任意
のアドレスに配置するもので、ここでは例えば13F9
h(16進表示)から配置している。
【0006】メモリ603は、配置されたTCBや接続
キューを記憶しておくためのものである。メモリ603
内の第1〜3タスクのTCB604〜606は、TCB
配置手段602によって配置された各タスクのTCBで
であり、接続キュー607は、待ち行列の先頭のTCB
のアドレスを示すものである。又タスク接続管理手段6
08は、各TCBを操作してタスクの待ち行列を管理す
るものである。
【0007】図7(a)は、図6におけるメモリ603
上に配置される各タスクのTCB604〜606の内の
1つで、従来構成の一例を示したTCB構成図である。
図7(a)において、701は各種の待ち行列を構成す
る時にタスクのつながりを示して待ち行列を構成するた
め、次のタスクのTCBアドレスを保存する16ビット
のタスク接続ポインタである。タスク管理情報702〜
705はその他のタスク管理情報であって、例えば以下
のように構成される。タスク管理情報702はタスク状
態を示す8ビットの情報で、該当タスクが実行状態なの
か休止状態なのか等のタスクの状態が保存され、703
はタスク優先順位を示す8ビットの情報である。タスク
管理情報704は16ビットのタイムアウトカウンタ
で、該当タスクが時間待ち状態の時にタスクの時間管理
が行われる。タスク管理情報705は16ビットのタス
クスタックポインタで、該当タスクが実行状態でなくな
る際のスタックポインタが保存される。
【0008】図7(b)は、TCB接続の1例を示した
TCB接続図で、例えば実行待ちした際のタスクの待ち
行列を示したものである。図7(b)において、接続キ
ュー711は、タスク先頭指示手段で、待ち行列の先頭
タスクのTCBアドレスを8ビットずつ上位と下位に分
けて指し示した16ビットの接続キューである。タスク
接続ポインタ712、713、714は、タスク接続指
示手段で、該タスクの次に待ちとなっているタスクのT
CBアドレスを指し示すものである。図6における接続
キュー607、第1タスクのTCB604、第2タスク
のTCB605、第3タスクのTCB606は、夫々図
7(b)の接続キュー711、第1タスクのTCB71
3、第2タスクのTCB712、第3タスクのTCB7
14に対応する。
【0009】以上のように構成された従来のマルチタス
ク制御装置の動作について、図6,図7(b),図8及
び図9を用いて説明する。まず図6のTCB配置手段6
02は、TCB初期化情報メモリ601からTCBの初
期情報を受け、各タスクのTCBを生成しメモリ603
の任意の場所から順に(ここでは13F9(16進表
示)番地から)TCBを配置する。メモリ603上に配
置されたTCB604〜606は以降タスク接続手段6
08によって管理される。
【0010】図7(b)では、実行待ちタスクの順番
が、第2タスク−第1タスク−第3タスクであった時の
タスク制御ブロックの行列である。接続キュー711の
内容は、行列の先頭となる第2タスクのTCB712の
先頭アドレスを示し、その内容は1401(16進数表
示)となり、第2タスクのTCB712のタスク接続ポ
インタの内容は、第1タスクのTCB713の先頭アド
レスを示すために13F9(16進数表示)であり、第
1タスクのTCB713のタスク接続ポインタの内容
は、第3タスクのTCB714の先頭アドレスを示すた
めに1409(16進数表示)となる。第3タスクのT
CB714のタスク接続ポインタの内容は、この後につ
ながるTCBがないことを示す特別なコード(例えばF
FFF(16進数表示))となる。このように夫々のT
CBの先頭アドレスを順次指し示して、待ち行列を構成
する。
【0011】図8は図6におけるTCB配置手段602
の処理を示すフローチャートである。図8において動作
を開始すると、まずステップ801においてTCBの配
置アドレスの初期値13F9(16進数表示)とタスク
のカウント値Nを設定している。次にステップ802に
おいてはN番目のTCBの初期化情報を読み込んで、ス
テップ803でTCBの生成を行い、ステップ804で
は生成したTCBを配置アドレスより順に配置する。そ
してステップ805は次のTCBのために配置アドレス
をTCBのサイズだけ移動させ、Nを1増やすことによ
って次のTCBを対象にしている。ステップ806は次
のTCB初期化情報をみて、まだタスクが存在するかを
判定し、存在すればステップ802に戻り、存在しなけ
れば終了する。
【0012】図9は、図6のタスク接続管理手段605
の処理を示したフローチャートである。図9において動
作を開始すると、まずステップ901においては図6の
接続キュー607の下位8ビットを読み込んで、ステッ
プ902においては図6の接続キュー607の上位8ビ
ットを読み込みステップ901とステップ902にて読
み込んだデータをTCBアドレス情報としている(ステ
ップ903)。そしてステップ904で次につながるT
CBが有るか無いかを判定し、有れば次のステップ90
5へ戻り、無ければステップ907へ進んでTCBの接
続を行う。ステップ905は、該TCBのタスク接続ポ
インタの下位8ビットを読み込み、次にステップ906
で、該TCBのタスク接続ポインタの上位8ビットを読
み込んでステップ903へ戻る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来のマルチタスク制御装置は、接続キュー及び各T
CBのタスク接続ポインタとして、各16ビットのメモ
リが使用されており、メモリを多く使用してしまうと同
時に、接続キュー711やタスク接続ポインタ712を
参照する際、8ビットのマイクロプロセッサでは2回メ
モリをアクセスしなければ16ビットの情報が得られな
いので、時間がかかるという問題点を有していた。
【0014】本発明はかかる点に鑑み、接続キューやタ
スク接続ポインタのサイズを小さくし、しかも高速に処
理を行うことのできるマルチタスク制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、N個のタスクを切り換えながら実行するために必要
なタスク管理情報を含むN個のタスク制御ブロックを保
存するタスク制御ブロックメモリと、待ち行列タスクの
先頭タスクを示すために、該タスクのタスク制御ブロッ
クの配置アドレス情報の下位の所定ビットを保存するタ
スク先頭指示領域を有し、管理アドレスを指定して任意
の情報を書き込み読み出し可能なメモリ手段と、タスク
制御ブロックメモリのN個のタスク制御ブロックをメモ
リ手段の管理アドレスの特定の先頭番地から該先頭番地
と同一の上位ビットを有する最終番地までの所定のアド
レス空間に配置するタスク制御ブロック配置手段と、を
具備し、N個のタスク制御ブロックには、複数のタスク
の待ち行列を構成するために次に接続されるタスクのタ
スク制御ブロックの配置されるアドレス情報の下位の所
定ビットを保存してタスクの接続を示すタスク接続指示
手段と、を具備することを特徴とするものである。
【0016】本願の請求項2の発明は、N個のタスクを
切り換えながら実行するために必要なタスク管理情報を
含むN個のタスク制御ブロックを保存するタスク制御ブ
ロックメモリと、待ち行列タスクの先頭タスクを示すた
めに、該タスクのタスク制御ブロックの配置アドレス情
報の下位の所定ビットを保存するタスク先頭指示領域を
有し、管理アドレスを指定して任意の情報を書き込み読
み出し可能なメモリ手段と、タスク制御ブロックメモリ
のN個のタスク制御ブロックをメモリ手段の管理アドレ
スの特定の先頭番地から該先頭番地と同一の上位ビット
を有する最終番地までの所定のアドレス空間に配置する
タスク制御ブロック配置手段と、を具備し、N個のタス
ク制御ブロックの最後尾のアドレス情報を検出する配置
アドレス検出手段と、配置アドレス検出手段より検出さ
れたアドレスがメモリの所定アドレス空間の最終アドレ
スを越えているかどうかを比較するアドレス比較手段
と、アドレス比較手段より最終アドレスを越えたアドレ
スであれば警告する警告手段と、を具備することを特徴
とするものである。
【0017】
【作用】本発明は、各タスクのTCBをTCB配置手段
によってメモリ手段の管理アドレスの所定の先頭番地か
ら先頭番地と同一の上位ビットを持つ所定最終番地の所
定アドレス空間に入るように固定的に配置する。そうす
ればTCBの配置されるアドレスは上位ビットが固定さ
れ、下位ビットのみがTCBによって異なる。従ってタ
スク接続処理等のTCBの操作を下位ビットの演算で実
施できることとなる。それ故高速に処理でき、また接続
キューやTCBを構成するタスク接続ポインタを下位ビ
ットで構成できるのでメモリの使用量を小さくできる。
【0018】
【実施例】図1は、本発明の請求項1に相当するN=3
の場合の実施例におけるマルチタスク制御装置の機能ブ
ロック図で、64Kバイトのアドレス空間を持った8ビ
ットのマイクロプロセッサで、タスク数が3の時のもの
である。図1においてTCB初期化情報メモリ1はTC
Bを生成する際に必要な初期情報が保存されたメモリで
あり、TCB配置手段2はTCB初期化情報1を元にT
CBを作成しメモリ3上の0番地から順に配置するであ
る。メモリ3はTCBや接続キューを保持するためのメ
モリであって、メモリ3内の第1〜3タスクのTCB
4,5,6は夫々TCB配置手段2によって、メモリ3
の0番地から順に配置されたTCBである。又接続キュ
ー7は待ち行列の先頭タスクのTCBアドレスの下位8
ビットを示すものであり、0番地から255番地に存在
しないものとする。タスク接続管理手段8は、メモリ3
上に配置された各タスクのTCB4〜6、及び接続キュ
ー7を操作してタスクの接続行列を構成管理するもので
ある。
【0019】図2(a)は、図1におけるメモリ3上に
配置される各タスクのTCB4〜6の内の1つで、7バ
イトのTCBの構成例を示したTCB構成図である。図
2(a)において、タスク接続ポインタ201は各種の
待ち行列を構成する時にタスクのつながりを示して待ち
行列を構成するため、次のタスクのTCBアドレスの下
位8ビットのみを保存する8ビットのポインタである。
タスク管理情報202〜205はその他のタスク管理情
報であって、従来例のタスク管理情報702〜705と
全く同一である。
【0020】図2(b)はTCB接続の1例を示したT
CB接続図で、例えば実行待ちした際のタスクの待ち行
列を示したものである。図2(b)において接続キュー
211は、タスク先頭指示手段で、待ち行列の先頭タス
クのTCBアドレスの下位だけを指し示す8ビットの接
続キューである。タスク接続ポインタ212,213,
214は、タスク接続指示手段で、該タスクの次に待ち
となっているタスクのTCBアドレスの下位8ビットを
指し示すものである。図1における接続キュー7,第1
タスクのTCB4,第2タスクのTCB5,第3タスク
のTCB6は、夫々図2(b)の接続キュー211,第
1タスクのTCB213,第2タスクのTCB212,
第3タスクのTCB214に対応する。
【0021】このように構成されたこの実施例のマルチ
タスク制御装置の動作について図1,図2(b),図3
及び図4を用いて説明する。まずTCB配置手段2は、
TCB初期化情報メモリ1からTCBの初期情報を受
け、各タスクのTCBを生成しメモリ3の0〜255番
地までの所定の番地(ここでは0番地)から順にTCB
を配置する。タスク接続管理手段8は、メモリ3上に配
置されたTCB4〜6は0から255番地にあるものと
して管理し、上位アドレスを固定する。TCB配置手段
2とタスク接続手段8の処理の詳細を図3と図4に示
す。図2(b)では、実行待ちタスクの順番が第2タス
ク−第1タスク−第3タスクであった時のタスク制御ブ
ロックの待ち行列である。接続キュー211の内容は、
行列の先頭となる第2タスクのTCB212の先頭アド
レスの下位8ビットを示し、その内容は07(16進数
表示)となり、第2タスクのTCB212のタスク接続
ポインタの内容は、第1タスクのTCB213の先頭ア
ドレスの下位8ビットを示すために00(16進数表
示)であり、第1タスクのTCB213のタスク接続ポ
インタの内容は、第3タスクのTCB214の先頭アド
レスの下位8ビットを示すために0E(16進数表示)
となる。第3タスクのTCB214のタスク接続ポイン
タの内容は、この後につながるTCBがないことを示す
特別なコード(例えばFF(16進数表示))となる。
このように夫々のTCBの先頭アドレスの下位8ビット
を順次指し示して、待ち行列を構成する。
【0022】図3は図1におけるTCB配置手段2の処
理を示すフローチャートである。本図において動作を開
始すると、まずステップ301においてTCBの配置ア
ドレスの初期値0とタスクのカウント値N=1を設定し
ている。そしてステップ302に進み、N番目のTCB
の初期化情報を読み込んで、ステップ303でTCBの
生成を行い、ステップ304では生成したTCBを配置
アドレスより順に配置する。そしてステップ305にお
いて次のTCBのために配置アドレスをTCBのサイズ
だけ移動させ、Nを1増やすことによって次のTCBを
対象にしている。ステップ306では次のTCB初期化
情報をみて、まだタスクが存在するかを判定し、存在す
ればステップ302に戻り、存在しなければ終了する。
【0023】図4は、図1のタスク接続管理手段5の処
理を示したフローチャートである。本図において動作を
開始すると、まずステップ401において図1の接続キ
ュー7を読み込み、ステップ402においてステップ4
01で読み込んだデータをTCBアドレス情報とする。
ステップ403は次につながるTCBが有るか無いかを
判定し、あれば次のステップ404に進み、無ければス
テップ405でTCBの接続を行う。ステップ404で
は、示されたアドレスのTCBのタスク接続ポインタを
読み込み、ステップ402へ戻る。なお、本実施例でT
CBの配置アドレスの初期値は0としたが、0からFF
h(255)番地までにTCBが配置されれば、初期値
は0からFFhのどこであってもかまわない。又メモリ
の上位ビットが固定されれば足りるので、メモリの特定
のアドレス空間(例えばFF00〜FFFFh)とする
こともできる。
【0024】図5は本発明の請求項2の実施例における
マルチタスク制御装置の機能ブロック図である。第1の
実施例と異なるのはTCB配置手段502からTCBの
配置終了アドレスを検出して出力する配置アドレス検出
手段509と、配置終了アドレスが255を越えている
かどうか比較するアドレス比較手段510と、比較した
結果越えていればエラーを出力する警告手段511を設
けた点である。このように構成されたこの実施例のマル
チタスク制御装置の動作について図5を用いて説明す
る。配置アドレス検出手段509はTCB配置手段50
2がTCBの配置を完了した際の配置終了アドレスを検
出して出力し、アドレス比較手段510でこのアドレス
が256以上であれば、警告手段511にエラーを出力
するよう命令を発する。警告手段511はエラーを出力
して警告を発する。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、タスク制御ブロックをメモリのアドレス空間
の特定領域に配置する手段と、タスク制御ブロックが所
定のアドレス空間であることを前提にタスク接続指示手
段やタスク先頭指示手段を設けている。従ってタスク接
続指示手段やタスク先頭指示手段は指示アドレスの下位
ビットのみを保存していればよい。そのためメモリの使
用領域を少なくすることが可能になる。又8ビットデー
タバスのマイクロプロセッサでは、1回のメモリアクセ
スを行うだけで次に接続されたTCBのアドレスを参照
できるため、タスク接続管理手段はタスク接続処理を高
速に行なうことができる。請求項2では、TCBを配置
した際の配置アドレスが特定領域を越えた場合にこれを
警告する手段を設けることにより、マルチタスク制御装
置の誤動作を事前に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるマルチタスク制
御装置の機能ブロック図である。
【図2】(a)は第1の実施例におけるタスク制御ブロ
ックの1構成例を示したTCB構成図、(b)は第1の
実施例におけるタスク制御ブロックをつないで待ち行列
を構成した際のタスク接続図である。
【図3】TCB配置手段の処理の内容を示すフローチャ
ートである。
【図4】同実施例のタスク接続管理手段の処理手順を示
すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施例におけるマルチタスク制
御装置の機能ブロック図である。
【図6】従来のマルチタスク制御装置の機能ブロック図
である。
【図7】(a)は従来のタスク制御ブロックの1構成例
を示したTCB構成図、(b)は従来のタスク制御ブロ
ックをつないで待ち行列を構成した際のタスク接続図で
ある。
【図8】従来のTCB配置手段の処理の内容を示すフロ
ーチャートである。
【図9】従来のタスク接続管理手段の処理手順の1例を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 TCB初期化情報メモリ 2 TCB配置手段 3 メモリ 4 第1タスクのTCB 5 第2タスクのTCB 6 第3タスクのTCB 7 接続キュー 8 タスク接続管理手段 201 タスク接続ポインタ 211 接続キュー 212 第2タスクのTCB 213 第1タスクのTCB 214 第3タスクのTCB 509 配置アドレス検出手段 510 アドレス比較手段 511 警告手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N個のタスクを切り換えながら実行する
    ために必要なタスク管理情報を含むN個のタスク制御ブ
    ロックを保存するタスク制御ブロックメモリと、 待ち行列タスクの先頭タスクを示すために、該タスクの
    タスク制御ブロックの配置アドレス情報の下位の所定ビ
    ットを保存するタスク先頭指示領域を有し、管理アドレ
    スを指定して任意の情報を書き込み読み出し可能なメモ
    リ手段と、 前記タスク制御ブロックメモリのN個のタスク制御ブロ
    ックを前記メモリ手段の管理アドレスの特定の先頭番地
    から該先頭番地と同一の上位ビットを有する最終番地ま
    での所定のアドレス空間に配置するタスク制御ブロック
    配置手段と、を具備し、 前記N個のタスク制御ブロックには、 複数のタスクの待ち行列を構成するために次に接続され
    るタスクのタスク制御ブロックの配置されるアドレス情
    報の下位の所定ビットを保存してタスクの接続を示すタ
    スク接続指示手段と、を具備することを特徴とするマル
    チタスク制御装置。
  2. 【請求項2】 N個のタスクを切り換えながら実行する
    ために必要なタスク管理情報を含むN個のタスク制御ブ
    ロックを保存するタスク制御ブロックメモリと、 待ち行列タスクの先頭タスクを示すために、該タスクの
    タスク制御ブロックの配置アドレス情報の下位の所定ビ
    ットを保存するタスク先頭指示領域を有し、管理アドレ
    スを指定して任意の情報を書き込み読み出し可能なメモ
    リ手段と、 前記タスク制御ブロックメモリのN個のタスク制御ブロ
    ックを前記メモリ手段の管理アドレスの特定の先頭番地
    から該先頭番地と同一の上位ビットを有する最終番地ま
    での所定のアドレス空間に配置するタスク制御ブロック
    配置手段と、を具備し、 前記N個のタスク制御ブロックの最後尾のアドレス情報
    を検出する配置アドレス検出手段と、 前記配置アドレス検出手段より検出されたアドレスが前
    記メモリの所定アドレス空間の最終アドレスを越えてい
    るかどうかを比較するアドレス比較手段と、 前記アドレス比較手段より最終アドレスを越えたアドレ
    スであれば警告する警告手段と、を具備することを特徴
    とするマルチタスク制御装置。
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