JPH0546260B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0546260B2 JPH0546260B2 JP18642287A JP18642287A JPH0546260B2 JP H0546260 B2 JPH0546260 B2 JP H0546260B2 JP 18642287 A JP18642287 A JP 18642287A JP 18642287 A JP18642287 A JP 18642287A JP H0546260 B2 JPH0546260 B2 JP H0546260B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive shaft
- rotor
- rotor body
- centrifuge
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 18
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 18
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 18
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04B—CENTRIFUGES
- B04B9/00—Drives specially designed for centrifuges; Arrangement or disposition of transmission gearing; Suspending or balancing rotary bowls
- B04B9/08—Arrangement or disposition of transmission gearing ; Couplings; Brakes
- B04B2009/085—Locking means between drive shaft and rotor
Landscapes
- Centrifugal Separators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は遠心機のロータの構造、特にロータ本
体を駆動軸に固定する場合のゆるみ止め機構に関
する。
体を駆動軸に固定する場合のゆるみ止め機構に関
する。
従来、旋回バケツト形遠心分離機においては、
ロータボデイに放射状にバケツトが配設され、同
ボデイは軸継手を介して、駆動軸と連結され、高
速回転するようになつていた。
ロータボデイに放射状にバケツトが配設され、同
ボデイは軸継手を介して、駆動軸と連結され、高
速回転するようになつていた。
第4図はこのような構造の遠心機における結合
部分の要部拡大図である。
部分の要部拡大図である。
図において、メタルガイド1が嵌着された駆動
軸2はモータ(図示せず)等の原動機により駆動
される。駆動軸2と軸継手3はロツクボルト4に
より、また軸継手3とロータボデイ5はボルト6
により、それぞれ螺合、固定されるようになつて
いる。7はロータボデイ5の上部に嵌着されたカ
バーガイドで、これに円形のカバーが取付けられ
ている。
軸2はモータ(図示せず)等の原動機により駆動
される。駆動軸2と軸継手3はロツクボルト4に
より、また軸継手3とロータボデイ5はボルト6
により、それぞれ螺合、固定されるようになつて
いる。7はロータボデイ5の上部に嵌着されたカ
バーガイドで、これに円形のカバーが取付けられ
ている。
従来技術では駆動軸と軸継手の固定にロツクボ
ルトが用いられており、このボルトがゆるむとロ
ータが駆動軸より浮き上り、振動発生の原因とな
り遠心機本体に悪影響を与えることになる。
ルトが用いられており、このボルトがゆるむとロ
ータが駆動軸より浮き上り、振動発生の原因とな
り遠心機本体に悪影響を与えることになる。
しかし、従来ロツクボルトは締め忘れたり、ま
た運転中にゆるむといつた問題があり、さらに遠
心力で曲るといつたことが起るため、これを改善
する必要があつた。
た運転中にゆるむといつた問題があり、さらに遠
心力で曲るといつたことが起るため、これを改善
する必要があつた。
本発明は遠心機のロータ本体を駆動軸に固定さ
せるための機構を改善し、結合部材の締め忘れや
ゆるみ等を防止することにより運転時、振動発生
に伴う遠心機本体への悪影響を阻止し、安全性を
確保することを目的とする。
せるための機構を改善し、結合部材の締め忘れや
ゆるみ等を防止することにより運転時、振動発生
に伴う遠心機本体への悪影響を阻止し、安全性を
確保することを目的とする。
本発明ではロータボデイを駆動軸に固定させる
ための結合部材を上記ロータボデイと上記軸継手
の回転中心部を貫通して設け、上記結合部材の上
部にカバーを取り付けるためのカバーガイド部を
形成し、該カバーガイド部を弾性の座金を介して
上記ロータボデイの上部と嵌合させる一方、その
下端部は上記駆動軸の上部に形成された凹部と螺
合するようにしたことを特徴とする。
ための結合部材を上記ロータボデイと上記軸継手
の回転中心部を貫通して設け、上記結合部材の上
部にカバーを取り付けるためのカバーガイド部を
形成し、該カバーガイド部を弾性の座金を介して
上記ロータボデイの上部と嵌合させる一方、その
下端部は上記駆動軸の上部に形成された凹部と螺
合するようにしたことを特徴とする。
〔作用〕
本発明では、駆動軸にロータボデイが固定され
ているときは、結合部材のカバーホルダ部とロー
タボデイの上部との間に介在する座金の弾性力に
より、ロータボデイと駆動軸の結合のゆるみが抑
止される。また、ロータボデイと駆動軸が未結合
の場合、結合部材の下端部は駆動軸の上部に達し
ておらず、両者の間に空隙が生ずるので、目視に
より容易にこれを判別することができる。
ているときは、結合部材のカバーホルダ部とロー
タボデイの上部との間に介在する座金の弾性力に
より、ロータボデイと駆動軸の結合のゆるみが抑
止される。また、ロータボデイと駆動軸が未結合
の場合、結合部材の下端部は駆動軸の上部に達し
ておらず、両者の間に空隙が生ずるので、目視に
より容易にこれを判別することができる。
このようにして、ロータボデイを駆動軸に固定
するためのねじの締め忘れやゆるみを防止するこ
とができる。
するためのねじの締め忘れやゆるみを防止するこ
とができる。
以下、図面を参照して実施例について説明す
る。
る。
第1図は一実施例の旋回バケツト形遠心分離機
のロータの縦断面図、第2図および第3図はそれ
ぞれその実施態様を異にする同ロータの結合部分
の要部拡大図である。
のロータの縦断面図、第2図および第3図はそれ
ぞれその実施態様を異にする同ロータの結合部分
の要部拡大図である。
なお、図中第4図と同一符号のものは同種の部
品を示し、その機能も同じであるので説明を省略
する。
品を示し、その機能も同じであるので説明を省略
する。
図において、8はロータボデイ5の回転中心の
周りに配設されたバケツトで、例えば試験管のよ
うなサンプル容器を保持する機構(図示せず)を
内部に有すている。そして、これら容器の取り付
けおよび取りはずしは、ロータの上部に配設され
たカバー9の移動によつて行う。
周りに配設されたバケツトで、例えば試験管のよ
うなサンプル容器を保持する機構(図示せず)を
内部に有すている。そして、これら容器の取り付
けおよび取りはずしは、ロータの上部に配設され
たカバー9の移動によつて行う。
なお、第1図に示す左側のバケツト8はロータ
が静止しているときの状態を示し、また右側のバ
ケツト8はロータの運転時の状態を示している。
が静止しているときの状態を示し、また右側のバ
ケツト8はロータの運転時の状態を示している。
10は結合部材で軸継手3とロータボデイ5の
回転中心部を貫通し、その上部には従来のカバー
ガイド7(第4図)と同一の機能をもつこカバー
ガイド10aが形成されている。これと嵌合する
カバーホルダ11にはカバー9が取り付けられて
いる。カバーガイド部10aはロータボデイ5の
上部と弾性の座金12を介して嵌合されている。
なお、この座金12は波ワツシヤを用いるが、例
えば皿ばね等で代用することもできる。13はロ
ータの空気抵抗を減らすため側面に設けられたウ
インドシールドである。一方、軸断手3の回転中
心部を貫通した結合部材10の下端部は駆動軸2
の上部に形成された凹部と螺合し、駆動軸2にロ
ータボデイ5を固定させる。第2図はこれらが固
定された状態を示しており、この場合座金12は
弾性力によりこの結合のゆるみを抑止している。
第3図は結合部材10の下端部が駆動軸2の凹部
と螺合していない状態を示し、この場合上記下端
部と駆動軸2の上部の間にできる空隙を目視する
ことにより未結合の状態を判別することができ
る。
回転中心部を貫通し、その上部には従来のカバー
ガイド7(第4図)と同一の機能をもつこカバー
ガイド10aが形成されている。これと嵌合する
カバーホルダ11にはカバー9が取り付けられて
いる。カバーガイド部10aはロータボデイ5の
上部と弾性の座金12を介して嵌合されている。
なお、この座金12は波ワツシヤを用いるが、例
えば皿ばね等で代用することもできる。13はロ
ータの空気抵抗を減らすため側面に設けられたウ
インドシールドである。一方、軸断手3の回転中
心部を貫通した結合部材10の下端部は駆動軸2
の上部に形成された凹部と螺合し、駆動軸2にロ
ータボデイ5を固定させる。第2図はこれらが固
定された状態を示しており、この場合座金12は
弾性力によりこの結合のゆるみを抑止している。
第3図は結合部材10の下端部が駆動軸2の凹部
と螺合していない状態を示し、この場合上記下端
部と駆動軸2の上部の間にできる空隙を目視する
ことにより未結合の状態を判別することができ
る。
以上のように、本実施例によればゆるみ止めの
機能が働くので、運転中ねじがゆるんで振動が発
生し、遠心機本体に悪影響を与えるといつたこと
を阻止し安定生を向上することができる。また、
従来駆動軸2に対して半径方向にロツクボルト4
を挿入し螺合、固定するようにしていたが、本実
施例ではこれを軸方向に変更したので、運転中遠
心力による曲げモーメントによつてボルト等の結
合部材が曲がるといつたとが防止できる。さら
に、従来ロータボデイ5の下部にロツクボルト4
があり、これを締めつけるようにしていたので操
作上問題があり、締め忘れるといつたことがあつ
たが、本実施例ではサンプル等をバケツト8に入
れてカバー9を移動するときに、結合部材10が
一体化されているので、並行してロータボデイ5
と駆動軸2を固定する作業を行うことになり、か
つ目視により確実に固定されたかどうかを確認す
ることも可能となるので、締め忘れやねじのゆる
みの問題を解消することができる。
機能が働くので、運転中ねじがゆるんで振動が発
生し、遠心機本体に悪影響を与えるといつたこと
を阻止し安定生を向上することができる。また、
従来駆動軸2に対して半径方向にロツクボルト4
を挿入し螺合、固定するようにしていたが、本実
施例ではこれを軸方向に変更したので、運転中遠
心力による曲げモーメントによつてボルト等の結
合部材が曲がるといつたとが防止できる。さら
に、従来ロータボデイ5の下部にロツクボルト4
があり、これを締めつけるようにしていたので操
作上問題があり、締め忘れるといつたことがあつ
たが、本実施例ではサンプル等をバケツト8に入
れてカバー9を移動するときに、結合部材10が
一体化されているので、並行してロータボデイ5
と駆動軸2を固定する作業を行うことになり、か
つ目視により確実に固定されたかどうかを確認す
ることも可能となるので、締め忘れやねじのゆる
みの問題を解消することができる。
本発明によれば、遠心機のロータボデイと駆動
軸を結合する際の結合部材の締め忘れやゆるみを
防止することができ、振動発生に伴う遠心機本体
への悪影響を防止し、安定生を向上することがで
きる。
軸を結合する際の結合部材の締め忘れやゆるみを
防止することができ、振動発生に伴う遠心機本体
への悪影響を防止し、安定生を向上することがで
きる。
第1図は本発明の一実施例を示す旋回バケツト
遠心分離機のロータの縦断面図、第2図および第
3図はそれぞれの実施態様を異にする同ロータの
結合部分の要部拡大図、第4図は従来の遠心機の
ロータの結合部分の要部拡大図である。 2……駆動軸、3……軸継手、5……ロータボ
デイ、8……バケツト、9……カバー、12……
弾性の座金。
遠心分離機のロータの縦断面図、第2図および第
3図はそれぞれの実施態様を異にする同ロータの
結合部分の要部拡大図、第4図は従来の遠心機の
ロータの結合部分の要部拡大図である。 2……駆動軸、3……軸継手、5……ロータボ
デイ、8……バケツト、9……カバー、12……
弾性の座金。
Claims (1)
- 1 下方に設けられた駆動軸と該駆動軸に軸継手
を介して結合するロータボデイと、該ロータボデ
イの回転中心の周りに配設されたバスケツトと、
上記ロータボデイの上部に設けられたカバーとを
有する遠心機のロータにおいて、上記ロータボデ
イを上記駆動軸に固定させるための結合部材を上
記ロータボデイと上記軸継手の回転中心部を貫通
して設け、上記結合部材の上部に上記カバーを取
り付けるためのカバーガイド部を形成し、該カバ
ーガイド部を弾性の座金を介して上記ローコボデ
イの上部と嵌合させる一方、その下端部は上記駆
動軸の上部に形成された凹部と螺合するようにし
たことを特徴とする遠心機のロータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18642287A JPS6430665A (en) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | Rotor of centrifugal machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18642287A JPS6430665A (en) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | Rotor of centrifugal machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6430665A JPS6430665A (en) | 1989-02-01 |
JPH0546260B2 true JPH0546260B2 (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=16188149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18642287A Granted JPS6430665A (en) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | Rotor of centrifugal machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6430665A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100254385B1 (ko) * | 1992-12-31 | 2000-05-01 | 김충세 | 점탄성 조절제의 제조방법 |
FR2951964B1 (fr) * | 2009-11-04 | 2012-04-06 | Bms Internat | Centrifugeuse comprenant des moyens d'indication visuelle et/ou tactile du montage correct du rotor sur l'arbre d'entrainement, et rotor correspondant |
-
1987
- 1987-07-24 JP JP18642287A patent/JPS6430665A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6430665A (en) | 1989-02-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4753631A (en) | Speed limiting arrangement for a centrifuge rotor having an axial mounting bolt | |
KR100413288B1 (ko) | 드럼식 세탁기 | |
EP0769326B1 (en) | Improved mechanism for securing a separation bowl to a mechanical chuck | |
JPS5817858A (ja) | 流体を処理する遠心分離機 | |
CN108391500A (zh) | 用于电动镰刀的切割头 | |
JPS6250189B2 (ja) | ||
JPH0546260B2 (ja) | ||
US5802838A (en) | Coupling device for connecting a rotor pot to a rotor shaft in an open-end spinning rotor | |
EP0457756A1 (en) | IMPELLER DRIVE SHAFT MOUNTING DEVICE. | |
EP1297261B1 (en) | Methods and apparatus for reducing vibrations induced within fan assemblies | |
GB2043707A (en) | Tub for clothes washing machine | |
EP1102639B1 (en) | Centrifuge rotor lock | |
US4502697A (en) | Compact integrated face seal unit | |
JPH09228283A (ja) | リファイナ−及びリファイナ−のディスク取り付け方法 | |
US4972712A (en) | Mounting apparatus for mounting a rotary member on unbalance measuring machine | |
EP1198297B1 (en) | Rotor shaft assembly having non-linear stiffness | |
US4511350A (en) | Suspension system for a centrifuge rotor | |
US4455461A (en) | Adjustable imbalance detector for a centrifuge | |
JP2601042B2 (ja) | 遠心機 | |
JPH0135248Y2 (ja) | ||
KR100289928B1 (ko) | 리파이너 및 리파이너의 디스크의 부착방법 | |
JPH0445792Y2 (ja) | ||
US4793562A (en) | Electric motor for driving processing machines, especially refiners, and having a rotor holding device | |
FR1465027A (fr) | Rotor pour hélicoptère du type à moyeu rigide et à pales articulées | |
US5165857A (en) | Centrifugal fan |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |