JPH0546214Y2 - - Google Patents

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JPH0546214Y2
JPH0546214Y2 JP5964687U JP5964687U JPH0546214Y2 JP H0546214 Y2 JPH0546214 Y2 JP H0546214Y2 JP 5964687 U JP5964687 U JP 5964687U JP 5964687 U JP5964687 U JP 5964687U JP H0546214 Y2 JPH0546214 Y2 JP H0546214Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「技術分野」 本考案は、カメラ等に用いられる電池収納ケー
スに関するものである。
「従来技術およびその問題点」 エレクトロニクス化されたカメラでは、単3、
単4型の例えばアルカリマンガン電池に代えて、
これよりも出力電圧が高く、放電が速くかつ放電
持続時間の長い容量の大きないわゆるリチウム電
池を使用することが多くなつてきているが、その
普及度はまだ低い。そのため、普及度の高いアル
カリマンガン電池をも利用できる、いわゆるコン
パーチブルな電池収納ケースが望まれていた。
しかしながらリチウム電池は、単3、単4型乾
電池に比して高さは低いが径は太く、しかも2本
平行に並べて直列接続してパツクしたリチウムパ
ツク電池はその一方の端部に+、−の対の電極を
有しているのに対し、単3、単4型乾電池はその
両端部に+、−の対の電極の一方をそれぞれ有し
ているため、従来の電池収納ケースではリチウム
電池およびアルカリマンガン電池を択一的に収納
することができなかつた。
「考案の目的」 本考案はこのような外形寸法および電極位置の
異る二種類の電池を択一して収納することができ
る電池収納ケースを得ることを目的とする。
「考案の概要」 本考案は、このような背高電池と背低電池のそ
れぞれの一端部に対応する位置に固定壁を設ける
一方、他端部に対応する位置に蓋体を開閉可能に
設け、さらに、この固定壁と蓋体の間に、固定壁
から離反する方向に移動付勢され、かつ固定壁に
向つて移動するとき回動するようにしてガイドプ
レートを支持し、上記固定壁には、各背高電池の
一端部の電極に当接可能な電極接点と、背低電池
の一端部の対の接点に当接可能な電極接点とを設
け、さらにこれら背高電池、背低電池の電極接点
には所定の高低差を与え、上記蓋体には、背高電
池の他端部の電極に接する電極接点を設け、上記
ガイドプレートには、固定壁から離反した位置で
正規位置の背高電池を挿通するガイド孔または切
り欠きを設けるとともに、このガイド孔または切
り欠きが、背低電池により固定壁に向つて押し下
げられて回動したとき、背低電池の電極接点を露
出させ、背低電池の一端部の電極との接触を許容
するようにしたことを特徴としている。
「考案の実施例」 以下図示実施例に基づいて本考案を説明する。
第11図A,Bは本考案の対象とする異なる二種
類の電池の例を示すもので、同図Aは開放電圧が
3Vのリチウム電池を2本平行に収納して直列接
続したリチウムパツク電池(出力電圧6V)11
を示している。このリチウム電池11は、その一
端部に設けた一対の凹部12内に+、−の対の電
極13を有している。同図Bは単4型のアルカリ
マンガン電池(1本の出力電圧1.5V;4本直列
接続で6V)21を示すもので、その両端に+、−
の電極22および23を有している。リチウム電
池11の高さtはアルカリマンガン電池21の高
さTより小さい。すなわち、この例ではアルカリ
マンガン電池21が背高電池であり、リチウム電
池11が背低電池である。
以上のリチウム電池11とアルカリマンガン電
池21を択一して収納するための本考案の電池ケ
ースは、第1図〜第3図に示すように、両電池の
一端部に対応する位置に設けた固定壁31と、他
端部に対応する位置に設けた蓋体33と、固定壁
31と蓋体33の間に設けたガイドプレート41
とを有している。蓋体33は、軸34を中心に開
閉自在に形成されている。
固定壁31にはリチウム電池11の一対の電極
13に対応する電極接点36,36と、アルカリ
マンガン電池21の電極22または電極23に対
応する電極接点37が設けられている。電極接点
36は、第5図に示すように板ばねを曲折形成し
てなるもので、一対の固定脚36aの上にばね性
を有する曲折部36bを形成し、この一対の曲折
部36bの上に直線状の接点板36cを形成して
なつている。接点板36cの中央にはリチウム電
池11の電極13と接触する突起36dが設けら
れている。
これに対し、電極接点37は、収納する4本の
アルカリマンガン電池21用に、電極接点36の
接点板36cを中心とする線対称位置に計4個設
けられている。第3図はこの電極接点36と電極
接点37の平面配置を示している。これらの電極
接点37は、周知の円錐コイルばねからなつてい
る。そしてこれら4個の電極接点37のうち中間
の隣接する2個の電極接点37は導通され、両端
の2個の電極接点37は電極接点36と共に出力
端子となつている。38はアルカリマンガン電池
21の径に対応させて固定壁31に形成した挿入
凹部、39は同じく電極接点36に対応させて形
成した凹部である。
固定壁31の中央端部に形成された凹部にはコ
字形の支持板43が直立して取り付けられ、この
支持板43の上下の対向突出部間にガイドロツド
45が垂直に支持されている。ガイドプレート4
1はこのガイドロツド45に摺動自在に嵌入さ
れ、固定壁31との間に装着された圧縮コイルば
ね47によつて常時固定壁31から離反する方向
に移動付勢されている。またこのガイドプレート
41は、その上昇端位置において、アルカリマン
ガン電池21を、その電極22,23が各電極接
点37を当接するように挿通する切欠41bを有
している。このガイドプレート41はアルカリマ
ンガン電池21をガイドし、周縁の一部をサポー
トするためのものであるから、切欠に代えて孔で
もよい。
このガイドプレート41は、その上昇端、つま
りアルカリマンガン電池21を収容する位置で
は、第6図に示すように、電極接点36を隠して
しまい、そのまま下降すると、リチウム電池11
の接点13が電極接点36と当接しない。そこで
支持板43の垂直部には、上下方向にかつガイド
ロツド45に対して傾斜して延びるカム溝43a
を形成し、このカム溝43aにガイドプレート4
1の端部に突設した突起41aを嵌入してある。
従つてガイドプレート41は、ガイドロツド45
に沿つて上下動すると共にカム溝43aに沿つて
ガイドロツド45を中心に回動し、最も下降した
位置では切欠41bが電極接点36上に位置し、
かつ突起36dよりも下方に位置して電極接点3
6と接点13との接触を許容する。
蓋体33には、隣り合う2本のアルカリマンガ
ン電池21の電極22と電極23を導通させるた
めの導通電気接片35が固定されている。35a
は、アルカリマンガン電池21の電極22,23
またはリチウム電池11の他端面と接する突起で
ある。この導通電気接片35と固定壁31の電極
接点37は、4本のアルカリマンガン電池21を
直列に接続するように配置および結線されてい
る。そして出力電圧の取り出しは、リチウム電池
11については一対の電極接点36から、またア
ルカリマンガン電池21については符号37a
(第3図参照)を付した一対の電極接点37から、
それぞれ行なわれる。
上記構成の本電池収納ケースは、リチウム電池
11を収納する際には第7図,第8図のように、
またアルカリマンガン電池21を収納する際には
第9図,第10図のようにして使用される。すな
わち、リチウム電池11を収納する際にはその電
極13を下方に向けてガイドプレート41を押し
下げる。するとガイドプレート41は下降しなが
ら回転し、固定壁31上に位置し、その電極13
が電極接点36の突起36dに接触する。この状
態で蓋体33を閉じ、その位置でロツクすれば、
リチウム電池11の収納は終了する。ロツク機構
は図示していない。
この状態では、ガイドプレート41の切り欠き
41aから突出した電極接点36の突起36bが
リチウム電池11の電極13に接し、また蓋体3
3の導通電気接片35の突起35aがリチウム電
池11の他端面に当接し、リチウム電池11を下
方に押圧する。よつて電極接点36の曲折部36
bが撓んで突起36dと電極13との間に接触圧
力が発生し、一対の電極接点36からリチウム電
池11の出力電圧を取り出すことができる。
このリチウム電池11の収納については、これ
を以上の正規状態とは反対に向けて収納した場
合、電極接点36の突起36dがリチウム電池1
1の凹部12内に入らないことを利用して、蓋体
33が完全に閉まらないようにし、誤挿入を防止
することができる。
これに対し、アルカリマンガン電池21を収納
する際には、アルカリマンガン電池21の極性を
見ながら、切欠41bおよび挿入凹部38内にア
ルカリマンガン電池21を挿入する。そしてこの
状態において蓋体33を閉じると、該アルカリマ
ンガン電池21により円錐コイルばねからなる電
極接点37が撓んで接触圧力が発生し、導通電気
接片35がアルカリマンガン電池21の電極22
と電極23の間を所定の関係で導通させる。よつ
て下方の一対の取出電極接点37aから4本のア
ルカリマンガン電池21の直列出力電圧を取り出
すことができる。
以上は4本のアルカリマンガン電池21を収納
する場合を例にして本考案を説明したものである
が、アルカリマンガン電池21の本数は適宜の本
数とすることができる。
また図示例では、図示の便宜のため、固定壁3
1と、蓋体33の間を空間としているが、この外
周には、着脱可能な、あるいは固定の外周壁を設
けることができるのは勿論である。
「考案の効果」 以上のように本考案の電池収納ケースによれ
ば、背の高い電池と背の低い電池を択一して確実
に収納し、かつこれらの電極から出力電圧を取り
出すことができる。しかも収納の際にはどの電池
を収納する場合でも蓋体の開閉操作および電池の
収納操作だけですみ、取扱いが大変容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電池収納ケースの実施例を示
す一部切断斜視図、第2図は同電池収納ケースの
一部切断側面図、第3図は同電池収納ケースの一
部切断正面図、第4図は同固定壁の平面図、第5
図は電極接点の斜視図、第6図は同電池収納ケー
スのガイドプレートの構成を示す平面図、第7図
はリチウム電池(背低電池)を収納した状態の斜
視図、第8図は同状態の平面図、第9図はアルカ
リマンガン電池(背高電池)を収納した状態の斜
視図、第10図は同状態の平面図、第11図A,
Bは本考案の対象とする背低電池(リチウム電
池)と背高電池(アルカリマンガン電池)の例を
示す斜視図である。 11……リチウム電池(背低電池)、13……
電極、21……アルカリマンガン電池、22,2
3……電極、31……固定壁、33……蓋体、3
5……導通電気接片、36……電極接点(背低電
池用)、37……電極接点(背高電池用)、41…
…ガイドプレート、41a……突起、43……支
持板、43a……カム溝、45……ガイドロツ
ド、47……圧縮コイルばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 両端部に+、−の対の電極の一方をそれぞれ有
    する背高電池と、一端部に+、−の対の電極を有
    する背低電池とを択一して収納する電池収納ケー
    スであつて、 両電池の一端部に対応する位置に設けた固定壁
    と;他端部に対応する位置に開閉可能に設けた蓋
    体と;この固定壁と蓋体との間にあつて、固定壁
    から離反する方向に移動付勢され、かつ固定壁に
    向つて移動するとき回動するように支持されたガ
    イドプレートと;を備え、 上記固定壁には、各背高電池の一端部の電極に
    当接可能な電極接点と、背低電池の一端部の対の
    接点に当接可能な電極接点とが設けられ、さらに
    これら背高電池、背低電池の電極接点は所定の高
    低差を有しており、 上記蓋体は背高電池の他端部の電極に接する電
    極接点を有し、 上記ガイドプレートは、固定壁から離反した位
    置で正規位置の背高電池を挿通するガイド孔また
    は切り欠きを有し、かつ、このガイド孔または切
    り欠きは、背低電池により固定壁に向つて押し下
    げられて回動したとき、背低電池の電極接点を露
    出させ、背低電池の一端部の電極との接触を許容
    することを特徴とする電池収納ケース。
JP5964687U 1987-04-20 1987-04-20 Expired - Lifetime JPH0546214Y2 (ja)

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JP4700654B2 (ja) * 2007-06-18 2011-06-15 株式会社リコー 電子機器
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