JPH0546125Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、板塀によつて仕切られ複雑な形に作
られた迷路を通り抜けるという遊びを提供する遊
戯場等において使用される、入場から出場までの
経過時間を記録する装置に関するものである。

従来の技術 巨大迷路（グランメイズ）等と呼ばれ、第６図
に示すように遊戯場内を、高さ2m程の板塀１で
仕切つて人間の通る迷路２を複雑な形に作り、こ
の入口３から所定のポイントＭ，Ａ，Ｚ，Ｅを通
過しながら出口４まで通り抜ける遊びが最近考え
出され実施されている。

而して、この遊びは通過に要した時間を競うと
いう要素が大きいので、これを記録するレコーダ
が必要になる。

この目的のため従来からあるタイムレコーダを
転用した場合は、遊戯者が入場券として携帯する
タイムカードに、入場時間と出場時間を時・分単
位で〔秒単位で印字できるものはない〕、単に印
字することしかできなかつた。

また、このタイムレコーダには、経過時間を印
字するものもある。（実開昭49−90199）。これは
出勤時間をカードに印字すると同時に、この出勤
時間を２進符号化して穿孔・記録し、退出時に出
勤時間をこの穿孔から光学的に読み取り、退出時
刻との差を経過時間として演算・印字するもので
ある。

考案が解決しようとする問題点 この遊戯において最も記録する必要のあるのは
通過に要した時間である。そして経過時間を競う
というこの遊びの性格から、それはタイムカード
に明瞭に印字され、しかも秒単位の印字であるこ
とが必要になる。

上記経過時間を印字するタイムレコーダは扱え
る時間を秒単位にすれば、巨大迷路用の記録装置
として必要な基本的機能を持つといえる。しかし
その構成上次のような問題があつた。

すなわち時間の記録を穿孔によつて行つている
ので、印字装置の他に穿孔装置およびこの穿孔パ
ターンに併せた光学式読み取り装置が必要にな
る。そして、光学式読み取り装置は、複数の穿孔
位置に合わせた多数の受光素子を有するものが必
要になる。つまり、このタイムレコーダは、穿孔
装置と多数の受光素子を有する光学式読取り装置
を設ける必要のため大型化並びに製造コストが高
く成る問題があり、さらに穿孔装置は穿孔に伴い
大量の紙くずを発生するので、清掃等の保守作業
が必要になり、穿孔位置と光学的読取り位置を正
確に合わせるため各装置の相対的位置の調整が必
要で組立て及び保守が繁雑になる問題があつた。

また、タイムカード自体に記憶機能を持たせる
工夫として、表示自体に起電力を有するメモリ機
能を持つエレクトロクロミツク表示体（ECD）
を使用したものもある（特開昭61−208591）。

しかし、このタイムカードは、その内部に
ECD表示部、その制御回路及び接続用の多接点
コネクタを組み込む必要があり、紙製のタイムカ
ードに比べると非常にコストが高くなる。したが
つて遊技施設等に用いる使い捨てカードとしての
使用には不適当である。

またタイムカードに記憶機能を持たせる他の工
夫として、タイムカード内に磁気記録媒体を貼着
したり、タイムカードにさん孔する方法も考えら
れる。しかし磁気記録媒体を使用する方法は貼着
される磁気記録媒体のために時間カードが高価に
なるとともに、プリンタの他に専用の磁気記録装
置を設ける必要が生じて入力用レコーダが高価に
なる。またさん孔する方法は、入口用レコーダに
プリンタの他にさん孔装置を設ける必要が生じて
高価になるという問題が生じる。

問題点を解決するための手段 本考案は、入口と出口に夫々設けられ、入場か
ら出場までの経過時間を紙製の時間カードに印字
するレコーダであつて、入場時刻、入場時刻の２
進化コード、出場時刻、及び入力から出場までの
経過時間を、紙製の時間カードに印字する単一の
プリンタ機構と、プリンタ機構の印字ヘツドに検
出端を固定した可撓性を有する光フアイバによつ
て投受光を行い、時間カード上に印字された２進
化コードから入場時刻を読み取るマーク読取り部
と、時間カードをプリンタ機構内に引き入れ及び
掃出しをするモータと、プリンタ機構内における
時間カードの各印字位置及び２進化コードの読取
り位置を検出する複数のフオトセンサと、このレ
コーダを入口用として用いるか出口用として用い
るかを設定する動作モード切換スイツチと、フオ
トセンサの出力に基づきモータを制御して時間カ
ードをプリンタ機構内に位置決めし、動作モード
切換スイツチの設定が入口用のとき、時間カード
に入場時刻とその２進化コードをプリンタ機構で
印字し、動作モード切換スイツチの設定が出口用
のとき、プリンタ機構の印字ヘツドを走査させマ
ーク読取り部により２進コード化された入場時刻
を読取り、この入場時刻と出場時刻の時間差を経
過時間として、出場時刻とともに時間カードにプ
リンタ機構により印字する制御部とを具備したこ
とを特徴とする経過時間レコーダを提供する。

作 用 上記本考案の経過時間レコーダは、入口用に設
定されたとき、入場者が時間カードを挿入すると
入場時刻とその２進化コードのマークを印字す
る。また出口用に設定されたとき、入場者が入口
から出口まで持ち運んだ時間カードを挿入する
と、印字されている上記２進化コードから入場時
刻を読み取つて、経過時間を算出し、これを出場
時刻とともに時間カードに印字する。

この動作において経過時間レコーダ内に設けら
れた単一のプリンタ機構は、入場時刻、その２進
化コード、出場時刻及び経過時間の印字と、２進
化コードの読み取り走査に共用される。

実施例 本考案の一実施例について、以下説明する。第
１図は、入口用及び出口用に兼用できるレコーダ
の概略構成を示す。このレコーダ５は第２図に示
すような筐体状のケース６に組み込まれている。
このケースの前側上部は第３図に示すように調整
のため開口する扉７となつている。また第４図に
示すように遊戯者が入場券として場内で携帯する
紙製の時間カード８は所定の時刻印字欄イ及びマ
ークコード記録欄ロが設定されている。

このレコーダ５は入口用レコーダ５ａ又は出口
用レコーダ５ｂとして設定され、第５図に示すよ
うに、遊戯場の入口３及び出口４の付近に設置さ
れる。

第１図において、９は制御部で、夫々プリント
基板に組付けられたCPU１０、クロツク回路１
１、キイ・デイスプレイ回路１２、入出力回路１
３、プリンタ制御部１４、モータインターフエイ
ス部１５から構成されている。そして、これらは
エツジボードコネクタ１６，１６…を介して、共
用するバスライン及び電源ラインに接続されてい
る。１７は電源部で、制御部用の電圧５Ｖ及び機
構部用の電源２４Ｖを供給する。１８はクロツク
回路用のバツクアツプ電源で、乾電池又はニツケ
ルカドミウム電池等が使用される。１９は現在時
刻を表示する数字表示器、２０は時間カード８の
投入の可否を緑色点灯又は赤色点灯により表示す
るLED表示灯である。２１はボイス基板、２２
はスピーカで、ボイス基板２１には音声を量子化
して記憶した音声ROM２３が交換可能に装着さ
れる。２４は設定パネルで、このレコーダ５を出
口用として用いるか入口用として用いるかを設定
する動作モード設定スイツチ２５、クロツク回路
１１の日付及び時刻合せをする押し釦スイツチ２
６，２６……、電源スイツチ２７、動作表示灯２
８等が取り付けられている。２９はプリンタ機
構、３０はプリンタ機構２９の印字ヘツドに検出
端を固定した可撓性を有する光フアイバ、３１は
光学式のマーク読取り部で、光フアイバ３０の基
端において投光素子及び受光素子によつて投受光
動作を行い、光フアイバ３０の検出端に対向する
時間カードのマークの有無を検知する。ここで上
記光フアイバ３０は、第４図に示す時間カード８
のマークコード記録欄ロに“■”の有無を検出す
るため投光素子の光を照射し、その反射光を受光
素子に導くために用いるという機能から明らかな
ように、同軸又は並列の二芯のプラスチツク製又
はガラス製の光フアイバである。３２は時間カー
ド８をプリンタ機構内に引き入れ及び掃出しをす
るモータである。３３，３４…３８は、夫々時間
カード８のプリンタ機構内における位置を検出す
るフオトセンサで、３３でカード挿入の確認用、
３４はカード掃出しの確認用、３５はマーク読取
り位置の検出用、３６はスタート時刻プリント位
置の検出用、３７はゴール・経過時刻のプリント
位置の検出用、３８はマークプリント位置の検出
用に夫々使用されている。３９はソレノイドで、
時間カード８を各印字位置で停止させるために使
用される。

次に本考案のレコーダ５の動作について説明す
る。

このレコーダ５は入口用及び出口用に共用され
るので、第５図に示すように入口側に置くか、出
口側に置くかによつて動作モードが異なる。

そこで使用開始前には、第３図に示すようにレ
コーダ５の前面上部の扉７を開けて、設定パネル
２４において各押し釦スイツチ２６，２６…の操
作により現在時刻を合わせると同時に、動作モー
ド設定スイツチ２５により入口用又は出口用の設
定を行う。なおクロツク回路１１は終業時に電源
スイツチ２７をOFFにして、数字表示器１９の
表示が消えてもバツクアツプ電源１８によつてそ
の計時動作を続けているので、次の日の開場時に
電源スイツチ２７をONしたとき、正しい時刻を
表示させることができ、再設定を要しない。

このような初期設定動作が終了して、営業を開
始し、第５図に示す切符売り場４０で新しい時間
カード８を受け取つて入場した遊戯者が、入口付
近に設置された入口用レコーダ５ａの位置に達し
たとき、第２図に示すように、そのカード挿入口
２９ａに時間カード８を差し込む。すると、カー
ド挿入確認用のフオトセンサ３３がこれを検知す
る。そしてLED表示灯２０が赤色点灯して動作
中を表示すると同時に、モータ３２が回転して時
間カード８をプリンタ機構２９内に引き込む。そ
して、スタート時刻プリント位置の検出用のフオ
トセンサ３６の位置に、カードの先端が到達し、
このフオトセンサ３６が検知出力を発生する。す
るとモータ３２が停止すると同時に、ソレノイド
３９が動作して、時間カード８をその位置で停止
させる。そして制御部９の動作によつて、クロツ
ク回路１１で計時されていた、年月日及び時分秒
がプリント機構２９の印字ヘツドによつて第４図
に示す時間カード８の時刻印字欄イの上段に、例
えば87−１−17 14：50：33のように、印字され
る。この後、再びモータ３２は時間カード８の引
き込みを始める。そしてマークプリント位置の検
出用のフオトセンサ３８がこれを検出すると、再
びモータ３２が停止し、ソレノイド３９が動作し
て、時間カード８を停止させる。そして制御部９
により現在時刻をコード化、例えば２進化10進法
でコード化し、これを第４図に示す時間カード８
のマークコード記録欄ロに“１”であれば、■、
“０”ならば無印字のマークをプリンタ機構２９
の印字ヘツドに印字させる。なおこのとき同じ行
の先頭に自己のレコーダ番号を１〜９の数字で印
字する。これは複数のレコーダ５ａ，５ａ…、５
ｂ，５ｂ…を並置した場合においてプリンタのイ
ンクリボンが消耗して、印字が薄くなつたとき、
それがどのレコーダのものかを知るために利用さ
れる。このインクリボン消耗チエツク用の印字位
置ハは入口用レコーダと出口用レコーダについて
第４図に示すように一箇所ずつ設定される。この
印字後にモータ３２が逆転して、時間カード８を
掃出す。そして時間カード８がカード掃出し確認
用のフオトセンサ３４の位置から外れてしまう
と、モータ３２は停止する。そして、スピーカ２
２が効果音とともに、ボイス基板２１に装着され
た音声ROM２３の記憶データに基いて、“いつ
てらつしやい、がんばつてね”等の発声をする。
そして遊戯者が、時間カード８をプリンタ機構２
９のカード挿入口２９ａから取り出すと、カード
挿入確認用のフオトセンサ３３が、これを検出す
るのでLED表示灯２０が緑色点灯に変化し、次
の遊戯者の時間カード挿入を待機する状態とな
る。

遊戯者は、現在時刻がマークとともに印字され
た時間カード８を持つて、迷路２の中に入つてい
く。そして、所定の通過ポイントＭ，Ａ，Ｚ，Ｅ
に到達する毎に、そこに備えつけられたスタンプ
をこの時間カード８のスタンプ欄ニに押す。なお
この捺印は遊戯上のルールであつて、本考案装置
の動作とは関係がない。このようにして遊戯者
は、想像力、記憶力等を働かして迷路を抜ける
と、第５図に示すように、出口用に設定され、出
口付近に設置された出口用レコーダ５ｂ，５ｂ…
の前に到達する。ここで遊戯者は時間カード８を
出口用レコーダ５ｂのカード挿入口２９ａに挿入
する。するとモータ３２が回転して、時間カード
８はマーク読取り位置検出用のフオトセンサ３５
の検出位置まで引き込まれる。この位置で、プリ
ンタ機構２９の印字ヘツドは一走査する。このと
き印字動作はしないが、印字ヘツドとともに動く
フアイバーセンサ３０の検出が、マークコード記
録欄ロの上を、例えば１mm程度離れた位置から光
学的に走査する。これによつてマーク読取り部３
１はマークされた入場時刻のコードを読取り、制
御部９に出力する。制御部９はこのコードから入
場時刻を知り、クロツク回路１１で計時されてい
る現在時刻との差を経過時間として算出する。こ
の後モータ３２が再び回転を始め、時間カード８
をさらに引き込む。そして、ゴール・経過時間プ
リント位置の検出用のフオトセンサ３７の位置ま
で時間カード８が移動すると、モータ３２が停止
すると同時に、ソレノイド３９が動作して、時間
カード８を停止させる。次に制御部９からの信号
で、プリンタ機構２９が、第４図に示す時間カー
ド８の時刻印字欄イの下段に出場時刻〔現在時
刻〕及び上記経過時間を、例えば15：20：28
00：29：55のように印字する。この後モータ３２
は再び回転して時間カード８をさらに引き込み、
マークプリント位置の検出用のフオトセンサ３８
の検出位置で、インクリボン消耗チエツク用の印
字位置ハに自己のレコーダ番号、例えば４を印字
する。この後モータ３２は逆転して掃出し動作を
始め、時間カード８がカード掃出し確認用のフオ
トセンサ３４の位置から外れるとモータ３２は停
止し、ボイス基板２１に装着された音声ROM２
３内に記憶された音声データにより、“おつかれ
さまでした”等の音声がスピーカ２２から発声さ
れる。なお、この発声は、経過時間の長短を制御
部９で判断させ、その遊戯者に適した言葉を選択
的に発声させることも可能である。

そして遊戯者は経過時間が印字された時間カー
ド８をプリンタ機構のカード挿入口２９ａから引
き出し、第５図に示す回転ゲート４１を通り、出
口４に向かう。そして、出口の受付け４２で遊戯
結果についての所定の手続をしてもらうことがで
きる。

考案の効果 本考案によれば、入場者が入口から出口に持ち
運ぶ、入場券としての時間カード自体に、入場時
間の通信機能をもたせているので、出口側で入場
時刻を知り経過時間を自動印字できる。従つて、
入口側及び出口側で識別コードの入力等の特別な
操作をする必要がなく、かつ通信回線を特別に用
いなくても、離隔した入口と出口の間での経過時
間レコーダとしての機能を持たせることができ
る。特に本考案は紙製の使い捨て用の時間カード
にプリント印字による記憶機能を持たせたので、
従来のICメモリ、エレクトロクロミツク表示体
（ECD）のような記憶用電子部品を用いる場合に
比べて極めてローコストに提供できる。また本考
案装置は、入場時刻、出場時刻及び経過時間の数
字印字を行う単一のプリンタ機構に、入場時刻の
２進化コードのマーク印字と、その読み取りを行
わせているので、その構成を簡素化し、ローコス
トな装置を提供できる。すなわち、２進コードの
“１”と“０”の記録をプリンタ機構によりマー
ク（例えば■）の印字、非印字によつて行うの
で、磁気記録媒体や穿孔による記憶と比べると記
憶装置を追加する必要がない。また時間カードに
印字したマークの光学的読取りを、プリンタ機構
の印字ヘツドに検出端を固定した光フアイバによ
る走査で行つているので、２進コードの“１”と
“０”の各記録位置毎に個別の光学式読み取り手
段（光センサ）を設ける場合に比べ、部品数を少
なくし構造を簡単にすることができる。さらに、
同じプリンタ機構の印字ヘツドで、２進化コード
の印字と読み取りを行うため、２進コードの記録
と読取りに別々の手段を用いる場合に必要であつ
た両手段相互の位置調整が不要である。したがつ
て、組付時及び保守時の印字と読取りの位置調整
が容易になり、信頼性を増し、保守を容易にす
る。また本考案装置は、上述した巨大迷路の他、
経過時間の印字による時間管理が必要とされる全
ての施設において利用できる。この場合、例えば
出口の受付等において経過時間の計算をする必要
がなくなり、時間管理が容易になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案装置の一実施例を示す概略構成
図、第２図は本考案装置の外観を示す斜視図、第
３図は本考案装置の前側の扉を開けた状態を示す
正面図、第４図は時間カードの平面図、第５図は
遊戯場の入口と出口の付近に本考案装置が設置さ
れた状態を示す平面図、第６図は本考案装置が使
用される遊戯場の全景を示す斜視図である。 ５……レコーダ、５ａ……入口用レコーダ、５
ｂ……出口用レコーダ、８……時間カード、２９
……プリンタ機構、３０……フアイバーセンサ、
３１……マーク読取り部、イ……時刻印字欄、ロ
……マークコード記録欄。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 入口と出口に夫々設けられ、入場から出場まで
   の経過時間を紙製の時間カードに印字するレコー
   ダであつて、 入場時刻、入場時刻の２進化コード、出場時
   刻、及び入力から出場までの経過時間を、紙製の
   時間カードに印字する単一のプリンタ機構と、 プリンタ機構の印字ヘツドに検出端を固定した
   可撓性を有する光フアイバによつて投受光を行
   い、時間カード上に印字された２進化コードから
   入場時刻を読み取るマーク読取り部と、 時間カードをプリンタ機構内に引き入れ及び掃
   出しをするモータと、 プリンタ機構内における時間カードの各印字位
   置及び２進化コードの読取り位置を検出する複数
   のフオトセンサと、 このレコーダを入口用として用いるか出口用と
   して用いるかを設定する動作モード切換スイツチ
   と、 フオトセンサの出力に基づきモータを制御して
   時間カードをプリンタ機構内に位置決めし、動作
   モード切換スイツチの設定が入口用のとき、時間
   カードに入場時刻とその２進化コードをプリンタ
   機構で印字し、動作モード切換スイツチの設定が
   出口用のとき、プリンタ機構の印字ヘツドを走査
   させマーク読取り部により２進コード化された入
   場時刻を読取り、この入場時刻と出場時刻の時間
   差を経過時間として、出場時刻とともに時間カー
   ドにプリンタ機構により印字する制御部とを具備
   したことを特徴とする経過時間レコーダ。