JPH0545982A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0545982A
JPH0545982A JP3229393A JP22939391A JPH0545982A JP H0545982 A JPH0545982 A JP H0545982A JP 3229393 A JP3229393 A JP 3229393A JP 22939391 A JP22939391 A JP 22939391A JP H0545982 A JPH0545982 A JP H0545982A
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JP
Japan
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unit
time
temperature
image forming
main body
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Application number
JP3229393A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Tomidokoro
伸明 富所
Tomoshi Harada
知史 原田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 適切に自動調整を実行し、且つ、不必要な自
動調整の実行を回避する。 【構成】 トナー補給制御,光量制御,現像バイアス制
御の各制御における自動調整を行うための電子ボリュー
ム503,510,及び,516と、時間を計測する時
計IC518と、前回の自動調整を行った時刻を記憶す
る不揮発性メモリ化されたRAM519と、定着部の温
度を検知するサーミスタ118dと、電源投入した際の
定着部の温度,或いは,RAM519に記憶された前回
自動調整を行った時刻から経過した時間に基づいて、各
制御における自動調整を電子ボリューム503,51
0,及び,516の抵抗値を調整することにより行うマ
イクロコンピュータ501を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の検知手段を構成
する素子に起因する特性の変動を補正する機能を有する
画像形成装置に関し、より詳細には、常に素子の特性の
変動に対応するように補正を行う画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置にあっては、画
像品質を維持するための制御として、例えば、以下に挙
げるものがある。 現像部のトナー濃度を一定に維持する制御(トナー補
給制御) 原稿画像を読み取るために原稿に光を照射する照明ラ
ンプの光量の制御(光量制御) 感光体上に形成された静電潜像を現像する際に現像ス
リーブに印加する電圧(現像バイアス電圧)の制御(現
像バイアス制御)
【0003】のトナー補給制御としては、感光体上に
形成された基準パターン像の画像濃度を光学センサ(P
センサ)で検知し、該検知結果に基づいて現像部へのト
ナー補給を行う方法(Pセンサ方式)がある。このPセ
ンサは、発光ダイオードとフォトトランジスタから構成
されており、画像濃度は基準パターン像で反射した発光
ダイオードの光をフォトトランジスタに入射し、このと
きにフォトトランジスタに流れる電流値により検知す
る。
【0004】の光量制御は、照明ランプから発した光
をフォトダイオードに光ファイバを介して入射し、この
ときにフォトダイオードに流れる電流値により光量を検
知し、該検知結果に基づいて、光量の調整を行うもので
ある。
【0005】の現像バイアス制御は、照明ランプを点
灯し、原稿からの照明ランプの反射光をフォトダイオー
ドに光ファイバを介して入射し、このときにフォトダイ
オードに流れる電流値を検知し、該検知結果に基づい
て、現像バイアス電圧を設定するものである。
【0006】これらの各制御を適正に行うことが画像品
質を維持するうえで重要である。ところが、これらの制
御において使用するセンサに用いられている素子、例え
ば、発光ダイオード,フォトトランジスタ等は、素子ご
とに特性にバラツキがあるという不都合がある。また、
使用している間に特性が変動するという不都合もある。
これは、その他の素子においても同様である。
【0007】従って、素子の特性の変動に対応させて各
制御を適正に行うために、例えば、Pセンサの場合、ト
ナー像が形成されていない感光体上からの発光ダイオー
ドの反射光をフォトトランジスタに入射し、このときに
所定の電流がフォトトランジスタに流れるようして(以
降、このような処理を出力レベルの調整と記す)、正確
に画像濃度を検知することができるようにしている。初
期の段階において、このような出力レベルの調整は、可
変抵抗器等の抵抗値を手動で変更することにより行って
いたが、最近では電子ボリューム(自動的に抵抗値を変
動させる機構を有した可変抵抗器)を用いて出力レベル
の自動調整を行っている。なお、一般的に、画像形成装
置においては、この自動調整を装置本体の電源投入時に
行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像形成装置によれば、装置本体の電源投入時に装置が
画像形成を行うことができる状態になるまでの間の時間
を有効に活用して、自動調整を行っているものの、電源
を一時的に落として再度電源投入した場合、自動調整は
既に済んでおり、且つ、再度電源投入した際に装置は画
像形成を直ちに行うことができる状態となっているにも
かかわらず、再度自動調整を行うため、この自動調整が
終了するまで画像形成を行うことができないという問題
点があった。
【0009】また、自動調整を装置の電源投入時に行う
方式では、装置の電源投入時以外に自動調整を行わない
ため、装置が長時間にわたって電源が投入されている場
合、この間の素子の特性の変動に対応することができな
いという問題点もあった。
【0010】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、適切に自動調整を実行し、且つ、不必要な自動調整
の実行を回避することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、感光体上に形成されたトナー像の画像濃
度を検知する画像濃度検知手段と、装置本体の電源投入
時に、画像濃度検知手段を構成する素子に起因する特性
の変動を補正する制御手段とを備えた画像形成装置にお
いて、定着部の温度を検知する温度検知手段と、時間を
計測する計測手段と、画像濃度検知手段の補正を行った
時刻を記憶する記憶手段とを具備し、制御手段は、装置
本体の電源投入時に、温度検知手段の検知温度が所定値
以下の場合、画像濃度検知手段の補正を行い、且つ、記
憶手段に補正を行った時刻を記憶させる画像形成装置を
提供するものである。なお、制御手段は、装置本体の電
源投入後、記憶手段に記憶されている前回補正を行った
時刻から所定時間経過すると、画像濃度検知手段の補正
を行うことが望ましい。
【0012】また、本発明は上記の目的を達成するため
に、蛍光灯等の光源を用いて原稿画像を光学的に読み取
る読取手段と、光源が照射する光量を検知する光量検知
手段と、装置本体の電源投入時に、光量検知手段を構成
する素子に起因する特性の変動を補正する制御手段とを
備えた画像形成装置において、定着部の温度を検知する
温度検知手段と、時間を計測する計測手段と、光量検知
手段の補正を行った時刻を記憶する記憶手段とを具備
し、装置本体の電源投入時に、温度検知手段の検知温度
が所定値以下の場合、光量検知手段の補正を行い、且
つ、記憶手段に補正を行った時刻を記憶させる画像形成
装置を提供するものである。なお、制御手段は、装置本
体の電源投入後、記憶手段に記憶されている前回補正を
行った時刻から所定時間経過すると、光量検知手段の補
正を行うことが望ましい。
【0013】また、本発明は上記の目的を達成するため
に、蛍光灯等の光源を用いて原稿画像を光学的に読み取
る読取手段と、原稿或いは所定のマークによって反射さ
れた光源の反射光量を検知する反射光検知手段と、装置
本体の電源投入時に、反射光検知手段を構成する素子に
起因する特性の変動を補正する制御手段とを備えた画像
形成装置において、定着部の温度を検知する温度検知手
段と、時間を計測する計測手段と、反射光検知手段の補
正を行った時刻を記憶する記憶手段とを具備し、装置本
体の電源投入時に、温度検知手段の検知温度が所定値以
下の場合、反射光検知手段の補正を行い、且つ、記憶手
段に補正を行った時刻を記憶させることを特徴とする画
像形成装置を提供するものである。なお、制御手段は、
装置本体の電源投入後、記憶手段に記憶されている前回
補正を行った時刻から所定時間経過すると、反射光検知
手段の補正を行うことが望ましい。
【0014】
【作用】本発明による画像形成装置において、装置の電
源投入時に定着部の温度が所定の温度以下の場合、自動
調整を行い、反対に定着部の温度が所定の温度以上の場
合、自動調整を行わないように、また、装置が長時間に
わたって電源が投入されている場合、所定の時間毎に自
動調整を行うように制御する。
【0015】
【実施例】以下、本発明による実施例について図面を参
照して説明する。図1は、本実施例による画像形成装置
が適用された複写機100の概略断面図を示し、原稿が
載置されるコンタクトガラス101と、コンタクトガラ
ス101の下方に配設され、原稿画像を光学的に読み取
る光学系102と、光学系102からの読取光が投影さ
れる感光体103と、露光処理に先行して感光体103
の表面を一様に帯電させる帯電チャージャ104と、画
像形成領域外に帯電された電荷を消去するイレーサ10
5と、露光処理により形成された静電潜像にトナーを付
着(現像)する現像部106と、画像形成領域外に所定
の処理により形成される基準トナー像のトナー濃度を光
学的に検知するPセンサ107と、記録紙面に感光体1
03上のトナー像を転写させる転写チャージャ108
と、転写処理が終了した記録紙を感光体103から分離
させるための分離チャージャ109と、クリーニングの
余裕度を増すために、転写処理が終了した感光体103
上の残留トナーの除電を行うクリーニング前チャージャ
110と、クリーニング前チャージャ110により除電
されたトナーを除去するクリーニング部111と、クリ
ーニング処理が終了した感光体103上に残留した電荷
を消去する除電ランプ112と、サイズ別に記録紙がセ
ットされる給紙カセット113,114,115,及
び,116と、感光体103から分離された記録紙を搬
送する搬送ベルト117と、記録紙に転写されたトナー
像に熱を印加することにより定着させる定着部118
と、定着処理が終了した記録紙の搬送先により向きが切
り替わる切換爪119と、両面モードが選択された際、
片面のコピーが終了した記録紙が一旦搬送される反転ガ
イド120と、記録紙を装置外に排出する排紙コロ12
1と、記録紙サイズに対応して動作するゲート爪122
と、ゲート爪122により導かれた記録紙が収納される
中間トレイ123とから構成されている。また、図中に
おいて、124は光学系102が有する照明ユニット
(スキャナ)、125は感光体103に現像剤を搬送
し、画像濃度を調整するための現像バイアス電圧が印加
される現像部106が有する現像スリーブである。更
に、図示していないが、排紙コロ121により機外に排
出される記録紙を収納する排紙トレイが装着され、コン
タクトガラス101の近傍には基準パターン像の形成,
或いは,現像バイアスを設定するために用いる原稿濃度
基準パターンのマークが配設されている。
【0016】以上の構成において、その動作について説
明する。コンタクトガラス101に載置された原稿の画
像は、光学系102により光学的に読み取られ、該読取
光は感光体103上に露光される。感光体103は露光
処理に先行して帯電チャージャ104により帯電処理が
施されており、露光処理により電荷が消去されて静電潜
像が形成される。該静電潜像に現像部106で現像処理
が施されてトナー像が形成され、給紙カセット113〜
116から搬送されてきた記録紙に、該トナー像が転写
チャージャの作用で転写される。転写処理が終了した記
録紙は、分離チャージャの作用で感光体103から分離
され、搬送ベルト117により定着部118に搬送され
る。転写処理が終了した後に感光体103上に残留した
トナーはクリーニング部111で除去され、更に除電ラ
ンプ112の光が感光体103に照射されて残留した電
荷が消去される。定着部118に搬送された記録紙は、
熱が印加されてトナー像が定着され、定着処理が終了し
た記録紙は、切替爪119により反転ガイド120或い
は排紙コロ121に搬送される。排紙コロ121に搬送
された記録紙は機外に排紙されて、一連の工程が終了
し、反転ガイド120に搬送された記録紙は中間トレイ
123に収納され、次の複写処理に備える。
【0017】図2は、照明ユニット124の構成を示す
説明図である。照明ユニット124は、図示の如く、原
稿に光を照射する照明ランプ201と、照明ランプ20
1を囲むように配設されたケーシング202と、原稿か
らの反射光を反射する第1ミラー203と、照明ランプ
201の光量を検知するための光ファイバ204と、原
稿濃度基準パターンからの反射光から現像バイアス電圧
を設定するための光ファイバ205とから構成されてい
る。
【0018】図3は、定着部118の詳細な構成を示す
断面図である。定着部118は、図示の如く、内部に熱
源としてのヒータ118bを配設した定着ローラ118
aと、定着ローラ118aに隣接して配設された加圧ロ
ーラ118cと、定着ローラ118aに接触し、定着ロ
ーラ118a表面の温度を検知するためのサーミスタ1
18dと、定着ローラ118aの過温防止のための温度
ヒューズ118eを備えている。
【0019】図4は、複写機100の上部に配設された
複写モード等の指定を入力するための操作パネル400
の平面図を示し、401はスタートキー、402は自動
用紙選択キー、403は用紙選択キー、404は消去キ
ー、405は両面キー、406はセンタリングキー、4
07は複写条件等を表示する表示パネル、408は表示
パネル407内に設けられた選択された記録紙サイズを
表示する用紙サイズ表示器、409はテンキー、410
はガイダンスキー、411はガイダンスキー410が押
下されたときに点灯するガイダンス表示器、412はユ
ーザにコピー操作の方法等を表示するガイダンス表示部
である。
【0020】図5は、本実施例による制御系の回路図を
示し、同図を参照してトナー補給制御,光量制御,現像
バイアス制御の各制御における自動調整について説明す
る。先ず、トナー補給制御における自動調整について説
明する。Pセンサ107は、発光ダイオード107aと
フォトトランジスタ107bとから構成されている。こ
の発光ダイオード107aは定電流回路502により電
流が印加されて点灯し、感光体103表面で反射した発
光ダイオード107aの光がフォトトランジスタ107
bに入射する。定電流回路502は電子ボリューム50
3により出力を可変することができるようになってい
る。発光ダイオード107aのON/OFF制御はトラ
ンジスタ504により行われ、即ち、マイクロコンピュ
ータ501からトランジスタ504のベースに通電する
と、発光ダイオード107aがOFFし、反対にトラン
ジスタ504のベースへの通電を遮断すると、発光ダイ
オード107aがONする。発光ダイオード107aが
ON(点灯)することにより、フォトトランジスタ10
7bがONし、フォトトランジスタ107bの出力はA
/Dコンバータ505によりデジタル化されてマイクロ
コンピュータ501に入力される。マイクロコンピュー
タ501はこの入力値が所定の値になるように電子ボリ
ューム503の抵抗値を調整する。
【0021】次に光量制御における自動調整について説
明する。照明ランプ201の光は光ファイバ204によ
りフォトダイオード506に入射され、フォトダイオー
ド506は該入射光に応じた電流が流れる。この電流
は、増幅器507,及び,増幅器508で増幅され、こ
の増幅された電流値はA/Dコンバータ509でデジタ
ル化されてマイクロコンピュータ501に入力される。
増幅器508には電子ボリューム510が接続されてお
り、増幅率を可変することができるようになっている。
光量制御の自動調整を行う場合、マイクロコンピュータ
501は照明ランプ201に印加される電圧値が所定の
値になるように照明ランプ制御回路511を制御してい
る。マイクロコンピュータ501は、照明ランプ201
に所定の電圧が印加されているときのA/Dコンバータ
509の出力値が所定の値になるように、電子ボリュー
ム510の抵抗値を調整する。
【0022】現像バイアス制御における自動調整の場
合、原稿濃度基準パターンからの照明ランプ201の反
射光を光ファイバ205によりフォトダイオード512
に入射する。このとき、照明ランプ201に印加されて
いる電圧値は所定の値であり、また、原稿濃度基準パタ
ーンの濃度は予め決められたものである。フォトダイオ
ード512に流れる電流は、増幅器513,及び,51
4で増幅され、A/Dコンバータ515でデジタル化さ
れてマイクロコンピュータ501に入力される。マイク
ロコンピュータ501は、このときのA/Dコンバータ
515の出力値が所定の値になるように、電子ボリュー
ム516の抵抗値を調整する。
【0023】また、マイクロコンピュータ501には、
定着部118の定着ローラ118a表面温度を検知する
サーミスタ118dに流れる電流値がA/Dコンバータ
517を介して入力される。更に、時間を計測する時計
IC518と、制御のための情報を記憶するRAM51
9が接続されている。この時計IC518,及び,RA
M519は、電源回路520により常に通電されてお
り、従って、時計IC518は途絶えることなく(電源
を落としても)時間の計測を行うことができ、RAM5
19は不揮発性メモリ化されている。
【0024】以上の構成において、本実施例による自動
調整制御について説明する。図6は、装置の電源投入
(POWER ON)後の自動調整制御を示すフローチ
ャートである。電源が投入されると、先ず、定着部11
8の温度を入力、即ち、定着ローラ118a表面温度を
検知するサーミスタ118dに流れる電流値をA/Dコ
ンバータ517を介して入力し(S601)、次にサー
ミスタ118dで検知した温度が150℃以上か否か判
断する(S602)。サーミスタ118dで検知した温
度が150℃未満であると判断すると、トナー補給制御
における調整である自動調整1を実行し(S603)、
続けて光量制御における調整である自動調整2(S60
4),現像バイアス制御における調整である自動調整3
(S605)を実行する。自動調整3の処理が終了する
と、現在時刻を前回調整時刻としてRAM519に記憶
させる(S606)。
【0025】現在時刻を前回調整時刻としてRAM51
9に記憶させると、或いは、ステップS602において
定着部118の温度が150℃以上と判断すると、現在
時刻を時計IC518から読み出し(S607)、現在
時刻から前回調整時刻を引いた値が予め設定しておいた
値よりも大きいか否か、換言すれば、前回調整時刻から
予め設定された値より時間が経過したか否か判断する
(S608)。ここで、設定値は、デフォルトとして2
4時間がセットされているが、操作パネル400上のキ
ーを所定の順序で押下することにより設定値を変更する
ことができるようになっている。前回調整時刻から設定
値よりも時間が経過したと判断すると、自動調整1(S
609),自動調整2(S610),自動調整3(S6
11)の処理を続けて実行し、現在時刻を前回調整時刻
としてRAM519に記憶させて(S612)、通常の
画像形成動作を実行する(S613)。また、ステップ
S608において、前回調整時刻から設定値よりも時間
が経過していないと判断すると、ステップS613の処
理に移行する。ここで、RAM519は不揮発性メモリ
であり、電源を落としても前回調整時刻の記憶が消えな
いため、電源投入した際に自動調整を行わなくても、前
回調整時刻から設定した時間が経過すれば、自動調整を
行うことができる。なお、自動調整を実行している際
は、操作パネル400上のガイダンス表示部412に自
動調整が実行中であることを表示している。
【0026】図7は、自動調整1の処理を示すフローチ
ャートである。この処理では、先ず、発光ダイオード1
07aをONし(S701)、A/Dコンバータ505
の出力(濃度検出A/D値)を入力し(S702)、該
入力値が所定の調整範囲の下限値Vaよりも小さいか否
か判断する(S703)。該入力値がVaよりも小さい
と判断すると、濃度検出A/D入力値を上昇させるよう
に電子ボリューム503の抵抗値を変動し(S70
4)、ステップS702の処理に戻る。
【0027】反対に、該入力値がVa以上と判断する
と、次に該入力値が所定の調整範囲の上限値Vbよりも
大きいか否か判断し(S705)、該入力値がVbより
も大きいと判断すると、濃度検出A/D入力値を下降さ
せるように電子ボリューム503の抵抗値を変動させ
(S706)、ステップS702の処理に戻る。反対に
該入力値がVb以下と判断すると、発光ダイオード10
7aをOFFして(S707)、一連の処理が終了す
る。
【0028】図8は、自動調整2の処理を示すフローチ
ャートである。自動調整2では、先ず、照明ランプ20
1をONし(S801)、A/Dコンバータ509の出
力(光量検出A/D値)を入力し(S802)、該入力
値が所定の調整範囲の下限値Vcよりも小さいか否か判
断する(S803)。該入力値がVcよりも小さいと判
断すると、光量検出A/D入力値を上昇させるように電
子ボリューム510の抵抗値を変動させて(S80
4)、ステップS802の処理に戻る。
【0029】反対に、該入力値がVc以上と判断する
と、次に該入力値が所定の調整範囲の上限値Vdよりも
大きいか否か判断し(S805)、該入力値がVdより
も大きいと判断すると、光量検出A/D入力値を下降さ
せるように電子ボリューム510の抵抗値を変動させ
(S806)、ステップS802の処理に戻る。反対に
該入力値がVd以下と判断すると、照明ランプ201を
OFFして(S807)、一連の処理が終了する。
【0030】図9は、自動調整3の処理を示すフローチ
ャートである。自動調整3では、先ず、原稿濃度基準パ
ターン位置へスキャナ(照明ユニット124)を移動し
(S901)、照明ランプ201をONする(S90
2)。照明ランプ201をONすると、A/Dコンバー
タ515の出力(原稿濃度A/D値)を入力し(S90
3)、該入力値が所定の調整範囲の下限値Veよりも小
さいか否か判断する(S904)。該入力値がVeより
も小さいと判断すると、原稿濃度A/D入力値を上昇さ
せるように電子ボリューム516の抵抗値を変動させて
(S905)、ステップS903の処理に戻る。
【0031】反対に、該入力値がVe以上と判断する
と、次に該入力値が所定の調整範囲の上限値Vfよりも
大きいか否か判断し(S906)、該入力値がVfより
も大きいと判断すると、原稿濃度A/D入力値を下降さ
せるように電子ボリューム516の抵抗値を変動させ
(S907)、ステップS903の処理に戻る。反対に
該入力値がVf以下と判断すると、照明ランプ201を
OFFし(S908)、スキャナをホームポジションに
移動させて(S909)、一連の処理が終了する。
【0032】このように、装置本体の電源を投入した際
の定着部の温度が所定の温度以下の場合のみ、自動調整
を実行するため、装置本体の電源を投入した際の不必要
な稼動率の低下を防止することができる。また、所定の
時間間隔毎に自動調整を実行するため、常に適正に各種
制御を行うことができる。なお、本実施例では、前回に
自動調整を実行した時刻からある時間経過すると、再び
自動調整を実行するようにしているが、自動調整を実行
する時刻を設定して自動調整を実行するようにしてもよ
い。また、各種自動調整を実行する時間間隔を各々設定
するようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上より明らかなように本発明によれ
ば、感光体上に形成されたトナー像の画像濃度を検知す
る画像濃度検知手段と、装置本体の電源投入時に、画像
濃度検知手段を構成する素子に起因する特性の変動を補
正する制御手段とを備えた画像形成装置において、定着
部の温度を検知する温度検知手段と、時間を計測する計
測手段と、画像濃度検知手段の補正を行った時刻を記憶
する記憶手段とを具備し、制御手段は、装置本体の電源
投入時に、温度検知手段の検知温度が所定値以下の場
合、画像濃度検知手段の補正を行い、且つ、記憶手段に
補正を行った時刻を記憶させるため、適切に自動調整を
実行し、且つ、不必要な自動調整の実行を回避すること
ができる。
【0034】また、以上より明らかなように本発明によ
れば、蛍光灯等の光源を用いて原稿画像を光学的に読み
取る読取手段と、光源が照射する光量を検知する光量検
知手段と、装置本体の電源投入時に、光量検知手段を構
成する素子に起因する特性の変動を補正する制御手段と
を備えた画像形成装置において、定着部の温度を検知す
る温度検知手段と、時間を計測する計測手段と、光量検
知手段の補正を行った時刻を記憶する記憶手段とを具備
し、装置本体の電源投入時に、温度検知手段の検知温度
が所定値以下の場合、光量検知手段の補正を行い、且
つ、記憶手段に補正を行った時刻を記憶させるため、適
切に自動調整を実行し、且つ、不必要な自動調整の実行
を回避することができる。
【0035】また、以上より明らかなように本発明によ
れば、蛍光灯等の光源を用いて原稿画像を光学的に読み
取る読取手段と、原稿或いは所定のマークによって反射
された光源の反射光量を検知する反射光検知手段と、装
置本体の電源投入時に、反射光検知手段を構成する素子
に起因する特性の変動を補正する制御手段とを備えた画
像形成装置において、定着部の温度を検知する温度検知
手段と、時間を計測する計測手段と、反射光検知手段の
補正を行った時刻を記憶する記憶手段とを具備し、装置
本体の電源投入時に、温度検知手段の検知温度が所定値
以下の場合、反射光検知手段の補正を行い、且つ、記憶
手段に補正を行った時刻を記憶させるため、適切に自動
調整を実行し、且つ、不必要な自動調整の実行を回避す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の画像形成装置が適用された複写機の
概略断面図である。
【図2】本実施例による照明ユニットの構成を示す断面
図である。
【図3】本実施例による定着部の構成を示す断面図であ
る。
【図4】本実施例による操作パネルの平面図である。
【図5】本実施例による制御系の回路図である。
【図6】本実施例による自動調整制御を示すフローチャ
ートである。
【図7】本実施例によるトナー補給制御における自動調
整を示すフローチャートである。
【図8】本実施例による光量制御における自動調整を示
すフローチャートである。
【図9】本実施例による現像バイアス制御における自動
調整を示すフローチャートである。
【符号の説明】 100 複写機 107 Pセン
サ 107a 発光ダイオード 107b フォト
トランジスタ 118 定着部 118a 定着ロ
ーラ 118d サーミスタ 124 照明ユ
ニット 125 現像スリーブ 201 照明ラ
ンプ 204 205 光ファイバ 400 操作パ
ネル 412 ガイダンス表示部 501 マイク
ロコンピュータ 502 定電流回路 503 510 516 電子ボリューム 505 509 515 517 A/Dコンバータ 507 508 513 514 増幅器 511 照明ランプ制御回路 518 時計I
C 519 RAM 520 電源回

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上に形成されたトナー像の画像濃
    度を検知する画像濃度検知手段と、装置本体の電源投入
    時に、前記画像濃度検知手段を構成する素子に起因する
    特性の変動を補正する制御手段とを備えた画像形成装置
    において、定着部の温度を検知する温度検知手段と、時
    間を計測する計測手段と、前記画像濃度検知手段の補正
    を行った時刻を記憶する記憶手段とを具備し、前記制御
    手段は、装置本体の電源投入時に、前記温度検知手段の
    検知温度が所定値以下の場合、前記画像濃度検知手段の
    補正を行い、且つ、前記記憶手段に補正を行った時刻を
    記憶させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、装置本体の電源投入
    後、前記記憶手段に記憶されている前回補正を行った時
    刻から所定時間経過すると、前記画像濃度検知手段の補
    正を行うことを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 蛍光灯等の光源を用いて原稿画像を光学
    的に読み取る読取手段と、前記光源が照射する光量を検
    知する光量検知手段と、装置本体の電源投入時に、前記
    光量検知手段を構成する素子に起因する特性の変動を補
    正する制御手段とを備えた画像形成装置において、定着
    部の温度を検知する温度検知手段と、時間を計測する計
    測手段と、前記光量検知手段の補正を行った時刻を記憶
    する記憶手段とを具備し、装置本体の電源投入時に、前
    記温度検知手段の検知温度が所定値以下の場合、前記光
    量検知手段の補正を行い、且つ、前記記憶手段に補正を
    行った時刻を記憶させることを特徴とする画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、装置本体の電源投入
    後、前記記憶手段に記憶されている前回補正を行った時
    刻から所定時間経過すると、前記光量検知手段の補正を
    行うことを特徴とする請求項3の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 蛍光灯等の光源を用いて原稿画像を光学
    的に読み取る読取手段と、原稿或いは所定のマークによ
    って反射された前記光源の反射光量を検知する反射光検
    知手段と、装置本体の電源投入時に、前記反射光検知手
    段を構成する素子に起因する特性の変動を補正する制御
    手段とを備えた画像形成装置において、定着部の温度を
    検知する温度検知手段と、時間を計測する計測手段と、
    前記反射光検知手段の補正を行った時刻を記憶する記憶
    手段とを具備し、装置本体の電源投入時に、前記温度検
    知手段の検知温度が所定値以下の場合、前記反射光検知
    手段の補正を行い、且つ、前記記憶手段に補正を行った
    時刻を記憶させることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、装置本体の電源投入
    後、前記記憶手段に記憶されている前回補正を行った時
    刻から所定時間経過すると、前記反射光検知手段の補正
    を行うことを特徴とする請求項5の画像形成装置。
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