JPH0545962U - 細線同軸ケーブル用コネクタ - Google Patents

細線同軸ケーブル用コネクタ

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JPH0545962U
JPH0545962U JP10452891U JP10452891U JPH0545962U JP H0545962 U JPH0545962 U JP H0545962U JP 10452891 U JP10452891 U JP 10452891U JP 10452891 U JP10452891 U JP 10452891U JP H0545962 U JPH0545962 U JP H0545962U
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JP
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coaxial cable
contact
connector
insulating housing
center
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JP10452891U
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泰弘 加藤
克彦 坂本
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日本エー・エム・ピー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動組立が容易で組立のサイクルタイムが短
縮できる細線同軸ケーブル用コネクタを提供すること。 【構成】 細線同軸ケーブル用コネクタ2は、同軸ケー
ブル1の外被8と圧着接続するインナーフェルール2
0、中心導体2と接続する中心コンタクト30、中心コ
ンタクト30を収容する収容部56を有する筒状の絶縁
ハウジング50、及び絶縁ハウジング50と外部導体6
とを覆う金属筒体80を具える。絶縁ハウジング50
は、その側壁58に、中心コンタクト30の挿入の際に
は収容部56内に突出せず、挿入後に中心コンタクト3
0と係止する係止部60をヒンジ部62を介して一体的
に有する。絶縁コンタクト50の側面を保持しながら、
中心コンタクト30の挿入できるので、挿入の位置決め
及び自動組立が容易である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、細線同軸ケーブル用コネクタ、特に自動組立が容易な細線同軸ケー ブル用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
大規模コンピュータ等の内部においては、信号の伝送速度と配線数を考慮して 細線同軸ケーブル用コネクタが多用されている。このようなコネクタの一例とし て、実開昭61−8981号公報に開示された同軸ケーブル用コネクタが知られ ている。このコネクタは、中心コンタクトと、この中心コンタクト及び端末処理 された同軸ケーブルを収容する絶縁ハウジングと、同軸ケーブルの外部導体と接 続するフェルールと、このフェルールと接続する筒状体とを具えている。絶縁ハ ウジングは、取付体と蓋体とがヒンジ部によって結合した構造になっている。
【0003】 このコネクタの製造工程は、以下の通りである。即ち、端末処理した同軸ケー ブルに接続した中心コンタクトを取付体の所定位置に載置する。次に、同軸ケー ブルの外部導体と外部被覆との間にフェルールを載置する。続いて、蓋体を回動 させて閉じ、その上に筒状体を被せて筒状体を圧着する。取付体と蓋体とがヒン ジ部を介して一体化されているので、部品点数が多くない。
【0004】 また、特開平1−140572号公報には、別の従来例の細線同軸ケーブル用 コネクタが提案されている。このコネクタは、端末処理された同軸ケーブルのセ ンタコンダクタに溶接されたピン接続用コンタクトと、このコンタクトの溶接部 分及び同軸ケーブルの先端部を覆うインサートモールド部と、同軸ケーブルの編 組線に圧着される金属筒体と、ピン接続用コンタクトを覆う絶縁ハウジングと、 この絶縁ハウジング、インサートモールド部、及び金属筒体を覆い、金属筒体と 圧着接続するシールドカバーとを具える。
【0005】 このコネクタの製造工程は、以下の通りである。即ち、折り返した同軸ケーブ ルの編組線に金属筒体を被せる。次に、露出させた同軸ケーブルのセンタコンダ クタをコンタクトに溶接する。続いて、コンタクトの溶接部及び同軸ケーブルの 先端部をインサートモールド部で固定する。次に、コンタクトに絶縁ハウジング を被せる。引き続いて、ハウジング、インサートモールド部、及び金属筒体の上 にシールドカバーを被せ、シールドカバーを金属筒体に圧着する。このコネクタ によると、溶接部分がインサートモールド部によって固定されているので、同軸 ケーブルに張力が印加されても同軸ケーブルが容易に抜けない。また、各工程が 単純な作業なので、自動化が容易である。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記第1の従来例では、絶縁ハウジングの蓋体が開いた状態で中心コ ンタクトを装着する必要がある。取付体及び蓋体共に一面が半円筒状になってい るため、中心コンタクトを装着する際に絶縁ハウジングの保持、固定が困難であ る。このため、自動組立に適しておらず、専ら手作業によって組み立ているのが 現状である。また、上記第2の従来例では、自動組立は容易であるが、コンタク トの固定にインサートモールド工程があるため、組立のサイクルタイムが短縮し にくい上に、部品点数も多い。
【0007】 従って、本考案は、上記従来技術の問題点を解決する細線同軸ケーブル用コネ クタ、即ち自動組立が容易で組立のサイクルタイムが短縮できる細線同軸ケーブ ル用コネクタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題解決のための手段】
本考案は、細線同軸ケーブルの外被端部に圧着接続されるインナーフェルール と、前記ケーブルの中心導体と接続される中心コンタクトと、該中心コンタクト を収容する収容部を有する筒状の絶縁ハウジングと、該絶縁ハウジング及び前記 インナーフェルール上に折り返された外部導体を覆う金属筒体とを具える細線同 軸ケーブル用コネクタにおいて、前記絶縁ハウジングは、一端に前記中心コンタ クトを受容する開口を有し、側壁の一部をヒンジ構造に形成し、前記開口に挿入 された前記中心コンタクトと係止する係止部を一体的に形成したことを特徴とす る。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の細線同軸ケーブル用コネクタの好適実施例を図面を参照して説 明する。図1は、本考案の細線同軸ケーブル用コネクタの好適一実施例の一部を 断面した正面図である。図2は、図1のコネクタの中心コンタクトと中心導体と の接続部を示す斜視図である。図3は、絶縁ハウジングの変形例を示す断面図で ある。
【0010】 細線同軸ケーブル用コネクタ10は、インナーフェルール20、中心コンタク ト30、絶縁ハウジング50、及びアウターフェルール(金属筒体)80を具備 する。金属製のインナーフェルール20は、細線同軸ケーブル1の外部被覆8の 端部に圧着され、アウターフェルール80との間に折り返した外部導体6を挟み 込む。これにより、アウターフェルール80と外部導体6との電気的接続を確実 にする。中心コンタクト30は、相手コンタクト100と接触する接触部32と 、細線同軸ケーブル1の露出した中心導体2と接続する接続部40とを有する。 接触部32には、相手コンタクト100に向って延びる2枚のコンタクトリーフ 34(1枚のみ図示)及び端部からやや内側に向って延びるコンタクトガイド3 6が形成されている。コンタクトガイド36により、相手コンタクトの挿入が規 制され、コンタクトリーフ34の塑性変形を防止する。接続部40には、中心導 体2の先端を保持する保持部42及び中心導体2の根元を圧着接続する圧着部4 4が形成され、保持部42と圧着部44との間で中心導体2が接続部40に溶接 される。保持部42は、溶接を確実にするために中心導体2の先端を圧着する。 図2に示すように、中心コンタクト30及び中心導体2は、圧着部(クラッシュ クリンプ部)44及び溶接部46で電気的及び機械的に接続されているので、ケ ーブル1に印加される張力に対して十分な強度を有する。
【0011】 絶縁ハウジング50には、一端に相手コンタクト用の挿入開口52、他端に中 心コンタクト用の受容開口54がそれぞれ形成されている。2つの開口52、5 4の間には中心コンタクト収容部56が形成されている。側壁58には、可撓性 アーム(係止部)60がヒンジ部62を介して、絶縁ハウジング50と一体化し ている。可撓アーム60は、中心コンタクト30を収容部56内に挿入する前に おいては、その下面60aが内壁64と略面一になっている。このため、中心コ ンタクト30がスムーズに収容部56内に挿入することができ、薄い金属板から 形成された中心コンタクト30に変形、損傷等を生じさせない。中心コンタクト 30を収容部56内に挿入した後、外側から可撓アーム60を押圧し、アウター フェルール80を被せると、可撓アーム60が中心コンタクト30の接触部32 後端と係合して中心コンタクト30の抜けが防止される。尚、図3に示すように 可撓アーム60の先端外側にテーパ面60b又はアール面等を形成すると、アウ ターフェルール80との係合により、外側から可撓アーム60を押圧することな く、アウターフェルール80を被せるだけで可撓アーム60を中心コンタクト3 0に係止させることもできる。
【0012】 図4は、本考案の別の実施例の細線同軸ケーブル用コネクタを示す一部断面図 である。図5は、図4のコネクタの絶縁ハウジングを示す、それぞれ(A)側面 図、(B)平面図、(C)正面図である。この実施例は、絶縁ハウジングを除い て第1実施例と同じであるので、第1実施例と異なる個所のみ説明する。図3に 示すように、絶縁ハウジング50’の略中央の側壁58には、ヒンジ部62’を 介して蓋部(係止部)60’が一体的に形成されている。蓋部60’の先端には 突起66、66が形成され、蓋部60’を収容する溝68の壁面68a、68a と摩擦係合して蓋部60’を溝68内に係合する。蓋部60’の一面は、中心コ ンタクト30を収容部56内に収容した後、接触部32の後端に係止する係止面 70を構成する。
【0013】 中心コンタクト30は、蓋部60’が開いた状態、即ち蓋部60’が溝68内 に固定されていない状態で、絶縁ハウジング50’の一端の受容開口54から収 容部56内に挿入される。中心コンタクト30が収容部56の奥に到達した後に 蓋部60’を回動させ、溝68内に係合させる。中心コンタクト30は、溝68 内に係止した蓋部60’の係止面70によって後方への抜去が阻止される(図4 参照)。尚、中心コンタクト30が収容部56の奥まで到達したかどうかを確認 するために、絶縁ハウジング50’の先端近傍に窓72を形成してもよい。また 、この窓72は、第1実施例の絶縁ハウジング50に形成してもよい。
【0014】 以上、本考案の細線同軸ケーブル用コネクタの好適実施例を説明してきたが、 本考案は上記実施例に限定することなく種々の変形、変更が可能である。
【0015】
【考案の効果】
本考案によれば、絶縁ハウジングの側面を保持しながら絶縁ハウジングの一端 から中心コンタクトを装着できるので、絶縁ハウジングの保持、位置決めが容易 であり、自動組立が容易にできる利点がある。また、中心コンタクトが、その挿 入時には収容部内に突出せず、挿入後に収容部内に突出する係止部によって係止 されるので、中心コンタクトに損傷を与えないで組立ることができると共に、中 心コンタクトの係止(固定)に要する時間が短く、組立のサイクルタイム短縮に 寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の細線同軸ケーブル用コネクタの好適一
実施例の一部を断面した正面図である。
【図2】図1のコネクタの中心コンタクトと中心導体と
の接続部を示す斜視図である。
【図3】図1のコネクタの絶縁ハウジングの変形例を示
す断面図である。
【図4】本考案の別の実施例の細線同軸ケーブル用コネ
クタを示す一部断面図である。
【図5】(A)図4のコネクタの絶縁ハウジングを示す
側面図、(B)図4のコネクタの絶縁ハウジングを示す
平面図、(C)図4のコネクタの絶縁ハウジングを示す
正面図である。
【符号の説明】
1 細線同軸ケーブル 2 中心導体 6 外部導体 10 細線同軸ケーブル用コネクタ 20 インナーフェルール 30 中心コンタクト 50、50’ 絶縁ハウジング 56 収容部 58 側壁 60、60’ 係止部 80 金属筒体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細線同軸ケーブルの外被端部に圧着接続
    されるインナーフェルールと、前記ケーブルの中心導体
    と接続される中心コンタクトと、該中心コンタクトを収
    容する収容部を有する筒状の絶縁ハウジングと、該絶縁
    ハウジング及び前記インナーフェルール上に折り返され
    た外部導体を覆う金属筒体とを具える細線同軸ケーブル
    用コネクタにおいて、 前記絶縁ハウジングは、一端に前記中心コンタクトを受
    容する開口を有し、側壁の一部をヒンジ構造に形成し、
    前記開口に挿入された前記中心コンタクトと係止する係
    止部を一体的に形成したことを特徴とする細線同軸ケー
    ブル用コネクタ。
JP1991104528U 1991-11-26 1991-11-26 細線同軸ケーブル用コネクタ Expired - Lifetime JP2603367Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0160482U (ja) * 1987-10-09 1989-04-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0160482U (ja) * 1987-10-09 1989-04-17

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