JPH0545542A - 光コネクタ構造 - Google Patents

光コネクタ構造

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JPH0545542A
JPH0545542A JP22862091A JP22862091A JPH0545542A JP H0545542 A JPH0545542 A JP H0545542A JP 22862091 A JP22862091 A JP 22862091A JP 22862091 A JP22862091 A JP 22862091A JP H0545542 A JPH0545542 A JP H0545542A
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Shinichi Iwano
真一 岩野
Akira Nagase
亮 長瀬
Kazunori Kanayama
和則 金山
Yasuhiro Ando
泰博 安東
Keiichi Yasuda
圭一 安田
Shuji Arima
脩二 有馬
Tateomi Matsumoto
楯臣 松本
Takashi Nishiyama
隆 西山
Toshiaki Nakano
敏昭 中野
Hiromasa Okamura
宏正 岡村
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Hirose Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Hirose Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Honda Tsushin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 嵌合初期の雌、雄側光コネクタの傾き等をな
くすことができ、接続プラグの衝合が良好に行われて、
伝送性能を向上させることができる光コネクタ構造を提
供することにある。 【構成】 外部ハウジング27と、その軸方向に所定の
移動量をもって内蔵されて多数の接続プラグを有する内
部ハウジング41と、外部ハウジング27に止め部材4
2を介して結合されて外部ハウジング27と共にボ−ド
dに取り付けられる後部ハウジング40とを備え、内部
ハウジング41の後部をボ−ドdの孔部47に挿入する
と共に、この後部ハウジング40の内部に内部ハウジン
グ41の後部を挿入し、内部ハウジング41の隅角部に
ガイド突起部36bを形成し、これらのガイド突起部3
6bを外部ハウジング27の内部の隅角部に挿入して外
部ハウジング27内に内部ハウジング41を挿入したも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は公衆通信回線等の光通信
ネットワ−クの端局装置実装用に使用される高密度プラ
グイン光コネクタ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の光コネクタ構造にあって
は、図36に示すようにボ−ド(基板)80に取り付け
られた雄側光コネクタ81と、ボ−ド(基板)82に取
り付けられた雌側光コネクタ83とを備えており、雄側
光コネクタ81はハウジング84と、このハウジング8
4の端子装着孔(図示せず)に装着した光端子(接続プ
ラグ)85とより構成されており、また、雌側光コネク
タ83はフロントハウジング86とバックハウジング8
7とを有し、フロントハウジング86とバックハウジン
グ87との間にボ−ド82を介在させ、バックハウジン
グ87とフロントハウジング86をボルト88で締結し
てあり、バックハウジング87の端子装着孔89には光
端子(接続プラグ)90が装着してある。光端子85
は、図37に示すようにプラグフレーム91内にフェル
ール92とスプリング93を挿入すると共に、スプリン
グ93を圧縮し、このスプリング93の前端部をフェル
ール92のホルダ95の鍔部96に押し付けて、この鍔
部96の前縁部をプラグフレーム91の内面の段部94
に当ててフェルール92を固定している。また、光端子
91は、図38に示すようにプラグフレーム97内にフ
ェルール98とスプリング99を挿入すると共に、プラ
グフレーム97の後部にストップリング100を挿入し
て、ストップリング100の係合突起部101を係合孔
部102に係合してスプリング99を圧縮し、このスプ
リング99の前端部をフェルール98のホルダ103の
鍔部104に押し付けて、この鍔部104の前縁部をプ
ラグフレーム97の内面の段部105に当ててフェルー
ル98を固定している。
【0003】そして、雄側光コネクタ81を雌側光コネ
クタ83のフロントハウジング86内に挿入して、両光
端子85、90を結合していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
にあっては、雌側光コネクタ83はフロントハウジング
86とバックハウジング87とを有し、バックハウジン
グ87の端子装着孔89に光端子90を装着したもので
あり、雌、雄側光コネクタ83、81の結合は、単に、
雄側光コネクタ81を雌側光コネクタ83のフロントハ
ウジング86内に挿入し、両光端子85、90を結合さ
せるものであって、雌、雄側光コネクタ83、81のユ
ニットへの実装時、フェルール92、98の衝合で両光
端子85、90内ではスプリング93,99が圧縮され
ているので、その反発力でボード82がたわんでしま
い、その軸方向のバラツキを吸収するものはなく、この
ために、光端子85、90の衝合に支障を来し、伝送性
能を低下させるという問題点があった。
【0005】本発明は上記の問題点を解消するものであ
り、その目的とするところは、雌、雄側光コネクタのユ
ニットへの実装時の軸方向のバラツキを内部ハウジング
の移動により吸収することができ、接続プラグの衝合が
良好に行われて、伝送性能を向上させることができる光
コネクタ構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、外部ハウジングと、この外部ハウジン
グ内にこの外部ハウジングの軸方向に所定の移動量をも
って内蔵されて多数の接続プラグを有する内部ハウジン
グと、外部ハウジングに止め部材を介して結合されて外
部ハウジングと共にボ−ドに取り付けられる後部ハウジ
ングとを備え、内部ハウジングの後部をボ−ドの孔部に
挿入すると共に、この後部ハウジングの内部に内部ハウ
ジングの後部を挿入し、内部ハウジングの隅角部にガイ
ド突起部を形成し、これらのガイド突起部を外部ハウジ
ングの内部の隅角部に挿入して外部ハウジング内に内部
ハウジングを挿入したことを特徴とする。
【0007】
【作用】かかる構成により、内部ハウジングは接続プラ
グを装着した状態で、外部ハウジングの軸方向に所定量
移動することができ、しかも、内部ハウジングの後部は
ボ−ドの孔部に案内されるために内部ハウジングの移動
が円滑になり、この内部ハウジングが傾くこと無く移動
して雌、雄側光コネクタのユニットへの実装時の軸方向
のバラツキを吸収することができ、接続プラグの衝合が
より良好に行われて、伝送性能を向上させることができ
る。また、内部ハウジングの隅角部のガイド突起部が外
部ハウジングの内部の隅角部に挿入されることにより、
雄側光コネクタを挿入時、内部ハウジングの隅角部のガ
イド突起部との左右方向の整列が挿入順序において早く
なされ、接続プラグの衝合がより良好に行われて伝達性
能を向上させることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係わる光コネクタ構造の分解状態
の斜視図である。本発明に係わる光コネクタ構造は、ボ
−ドcに取り付けられる雄側光コネクタaとボードdに
取付けられる雌側光コネクタbとより構成されている。
【0009】雄側光コネクタaは、図1乃至図5に示す
ように絶縁ハウジング1を備えており、この絶縁ハウジ
ング1の一面がボ−ド取付側(下面部1b)であり、こ
のボ−ド取付側の後半部がボ−ド接触面2に成されてお
り、このボ−ド接触面2の左右に位置決め用突起3が形
成してあり、また、絶縁ハウジング1のボ−ド接触面2
とは反対側の面すなわち上面部1aの左右にはネジ止め
時のナットが挿入される挿入凹部4aが形成してある。
【0010】絶縁ハウジング1の正面部には左右方向
(絶縁ハウジング1の長手方向)に沿うて多数個の接続
プラグ装着孔部5が形成してある。そして、これらの接
続プラグ装着孔部5の先側には、接続プラグ装着孔部5
の上下に位置させて一対のランス部6が設けてあり、ま
た、接続プラグ装着孔部5間の隔壁7の前半部と絶縁ハ
ウジング1の上、下面部1a、1bとの間には溝部8が
形成してあり、溝8によって上、下面部1a,1bから
切り離された隔壁7間にランス部6が位置しており、各
隔壁7の前端にはスリ−ブホルダ係止片9が形成してあ
り、スリ−ブホルダ係止片9の対向する縁部9aは円弧
状に成されている。
【0011】絶縁ハウジング1の上、下面部1a、1b
の前縁部には左右および中間の舌片10、11、12が
それぞれ一対づつ形成してあり、左右の舌片10、11
の前縁部には外側に位置させて突出部13、14が形成
してあり、これら突出部13、14の先端外側は外側に
傾いた傾斜縁部13b、14bに成されている。そし
て、左右および中間の舌片10、11、12の前縁部に
は外側の傾斜する傾斜面部10a、11a、12aが形
成してあり、突出部13、14の前縁部には外側の傾斜
する傾斜面部13a、14aが形成してある。また、絶
縁ハウジング1の上、下面部1a、1bの前縁部の、左
右および中間の舌片10、11、12間に位置する部分
15、16の前縁部には内側に傾斜する傾斜面部15
a、16aが形成してある。
【0012】絶縁ハウジング1の左、右側部1c、1d
にはロック片部17が形成してあり、これらのロック部
17は上、下面部1a、1bの左、右縁部18a、18
bに対して離間しており、ロック片部17の先部には内
側に突出する係止部19が形成してあり、また、ロック
片部17の先部には、ロック片部17を内側に変位させ
た場合に上、下面部1a、1bの左、右縁部18a、1
8bに干渉するストッパ20が形成してある。
【0013】このように構成された雄側光コネクタaに
は接続プラグ21とスリ−ブホルダ22とが取り付けら
れる。すなわち、雄側光コネクタaの各接続プラグ装着
孔部5に、その後方から接続プラグ21が挿入してあ
り、これらの接続プラグ21の係合部23(図32にお
いて前部ストッパ部58に相当する)にランス部が係合
して接続プラグ21が固定されている。
【0014】また、スリ−ブホルダ22は図30および
図31に示すようにその外周面部に大小二つの鍔部2
4、25を備えており、これらの鍔部24、25の両側
は切除されている。そして、これらのスリ−ブホルダ2
2は雄側光コネクタaの各接続プラグ装着孔部5の前端
部に装着してあり、鍔部24、25間にスリ−ブホルダ
係止片9の縁部9aが係合している。そして、スリ−ブ
ホルダ22内に接続プラグ21のフェル−ル26が挿入
してある。
【0015】雌側光コネクタbは外部ハウジング27と
内部ハウジング41と後部ハウジング40とを備えてお
り、後部ハウジング40は外部ハウジング27に止め部
材42とねじ部材43とにより連結してあり、内部ハウ
ジング41は外部ハウジング27内に移動可能に収容し
てある。
【0016】すなわち、外部ハウジング27は図10乃
至図19に示すように左、右側面部27a、27bと
上、下面部27c、27dを有し、前後が解放された平
面長方形状の枠状体であり、左、右側面部27a、27
bはその後部を除いて切除されており、左、右側面部2
7a、27bの前部分にはストッパ部28が上、下面部
27c、27d間に渡してあり、これらのストッパ部2
8の外面の上、下部には突起部28aが形成してある。
上、下面部27c、27dの左右には後部から前部かけ
て案内溝29が形成してある。この案内溝29の左右端
部は外部ハウジング27の内部の隅角部29fを形成し
てある。また、上、下面部27a、27bの内面部には
左右に位置させて案内凹部30が形成してあり、これら
の案内凹部30の前側にロック用凸部31が形成してあ
る。
【0017】また、上、下面部27a、27bの後縁部
の左右には平面T字形状の止め部材係合溝32が形成し
てあり、上、下面部27a、27bの前縁部には内方に
傾斜する傾斜面33が形成してある。
【0018】図20乃至図29に内部ハウジング41を
示す。内部ハウジング41の正面部には左右方向に沿う
て多数個の接続プラグ装着部34が形成してある。そし
て、これらの各接続プラグ装着部34の内部には、上下
に位置させて一対のランス部35が設けてある。また、
内部ハウジング41の左右には前側に位置させてガイド
部36が形成してあり、このガイド部36の先端部に外
方には突出してガイド突起部36bが形成してある。ま
た、内部ハウジング41の上、下面部41a、41bの
左右には前側に位置させてロック片部37が形成してあ
る。これらのロック片部37は片持ち状態でばね性が付
与してある。ロック片部37の前縁部には、端面が外側
に傾斜した傾斜面部38aを有するロック用突起38が
形成してあり、このロック用突起38の左右には内側に
突出する突出部39が形成してあり、これら突出部39
の先端外側は外側に傾いた傾斜縁部39aに成されてい
る。
【0019】後部ハウジング40は図1および図6、図
8、図9に示すように左、右側面部40a、40bと
上、下面部40c、40dを有し、前後が解放された平
面長方形状の枠状体であり、その後面部には左右方向に
沿うて多数個の接続プラグ装入部44が形成してある。
また、上、下面部40c、40dの左右にはねじ取付孔
45が設けてあり、これらのねじ取付孔45の前部は止
め部材挿入孔部46に成されている。
【0020】そして、外部ハウジング27内にはこれの
後部から内部ハウジング41が挿入してあり、この場
合、内部ハウジング41のロック片部37を外部ハウジ
ング27の案内凹部30に挿入すると共に、内部ハウジ
ング41の左右のガイド部36を外部ハウジング27の
案内溝29に挿入して、ガイド部36のガイド突起部3
6bを案内溝29の上、下端部がなす隅角部29fに沿
わせて、この内部ハウジング41を強く押し込むことに
より、ロック片部37のロック用突起38を案内凹部3
0のロック用凸部31に乗り越えさせてロック用突起3
8をロック用凸部31より先側の案内凹部30に沿わせ
てある。
【0021】そして、内部ハウジング41を内有した外
部ハウジング27の止め部材係合溝32に止め部材42
のT字形頭部42aを圧入して、外部ハウジング27に
止め部材42を取り付け、この外部ハウジング27をボ
−ドdに沿わせて、内部ハウジング41の後部をボ−ド
dの孔部47に挿入し、ボ−ドdの裏側に後部ハウジン
グ40を沿わせて、この後部ハウジング40の内部に内
部ハウジング41の後部を挿入すると共に、止め部材4
2を後部ハウジング40のねじ取付孔45の止め部材挿
入孔部46に挿入し、ねじ取付孔45にねじ部材43を
挿入して、このねじ部材43を止め部材42のねじ孔部
42bに捩じ込み、このねじ部材43の締め付けによ
り、後部ハウジング40が外部ハウジング27に取り付
けられると同時に、雌側光コネクタbがボ−ドdに取り
付けられる。
【0022】このように構成された雌側光コネクタbに
は接続プラグ48が取り付けられる。すなわち、この接
続プラグは図32乃至図34に示すように合成樹脂性の
つまみ50とプラグフレーム51とストップリング52
とフェルール53とスプリング54とを備えており、つ
まみ50には、その先側から後部にかけて一対の開口部
55と一対の指掛け部56と一対の窓部57とが形成し
てあり、プラグフレーム51には、その先側から後部に
かけて一対の前部ストッパ部58と一対の後部ストッパ
部59と一対の係合孔部60とが形成してある。ストッ
プリング52は金属製であって、その先側から後部にか
けて一対の係合突起部61とストッパ部62とが形成し
てある。フェルール53はホルダ63に保持されてお
り、ホルダ63に鍔部64が形成してある。フェルール
53には光ケ−ブル(図示せず)が接続してある。
【0023】そして、プラグフレーム51内にフェルー
ル53とスプリング54を挿入すると共に、プラグフレ
ーム51の後部にストップリング52を挿入して、スト
ップリング52の係合突起部61を係合孔部60に係合
してスプリング54を圧縮し、このスプリング54の前
端部をフェルール53のホルダ63の鍔部64に押し付
けて、この鍔部64の前縁部をプラグフレーム51の内
面の段部51aに当ててフェルール53を固定してい
る。ストップリング52の後部にはかしめスリ−ブ66
が被せてあり、このかしめスリ−ブ66の後部をかしめ
部材67によりかしめて、光ケ−ブルがストップリング
52側に固定されている。
【0024】そして、かしめスリ−ブ66から光ケ−ブ
ルにかけてホルダ68で覆われている。プラグフレーム
51にはつまみ50が被せてあり、このつまみ50の開
口部55内にプラグフレーム51の前部ストッパ部58
と後部ストッパ部59とが挿入してあり、この後部スト
ッパ部59が開口部55の後縁部55aに接した状態で
は前部ストッパ部58と開口部55の前縁部55bとの
間には隙間hがあり、この隙間h分つまみ50は前後に
動くことができる。
【0025】このように構成された接続プラグ48は後
部ハウジング40の各接続プラグ挿入部44に、その後
方から挿入されて、内部ハウジング41の接続プラグ装
着部34に挿入され、これらの接続プラグ48のつまみ
50の開口部55にランス部35が係合して接続プラグ
48が雌側光コネクタbに取り付けられている。なお、
接続プラグ21は、接続プラグ48からつまみ50を除
いたものと同じ構成である。
【0026】次に、雌、雄側光コネクタb、aの結合を
説明する。
【0027】雄側光コネクタaの舌片10、11、12
は雌側光コネクタbの外部ハウジング27と内部ハウジ
ング41との間に挿入され、また、左右の舌片10、1
1の外側縁部は外部ハウジング27の前面の角部に沿っ
て、雄側光コネクタaが押し込まれる時、挿入順序とし
て、早く左右の舌片10、11の外側縁部と内部ハウジ
ングのガイド突起部36bが嵌め合わされ雄側光コネク
タaと内部ハウジング41は整列する。そして雄側光コ
ネクタaを押し込んでいくと、接続プラグ48のフェル
−ル53がスリ−ブホルダ22内に挿入されて、フェル
−ル53,26同志が衝合する。この時に、雄側光コネ
クタaの左右のロック片部17の先部の係止部19の両
側の突起20が、外部ハウジング27の左右のストッパ
部28の突起部28aに乗り上げた後に、この突起部2
8aの内側に係合した時係止部19は面36aとロック
がなされる。さらに、雄側光コネクタaを押し込むこと
により、左右および中間の舌片10、11、12間に位
置する部分15、16の前縁部の内側に傾斜する傾斜面
部15a、16aで、内部ハウジング41のロック片部
37のロック用突起38の突出部39の外側に傾いた傾
斜縁部39aを押し、ロック片部37を図35に示すよ
うに内方に変位させ、このロック用突起38の、外部ハ
ウジング27のロック用凸部31への係合を解除して、
内部ハウジング41の移動を可能にし、ロック用突起3
8がロック用凸部31を越えて弾性でロック用凸部31
の下側に衝合する。この状態では、内部ハウジング41
の外部ハウジング27への固定が解除されて、内部ハウ
ジング41は接続プラグ48と共に、軸方向に動くこと
ができる。
【0028】上記の実施例によれば、内部ハウジング4
1は、接続プラグ48を装着した状態で、外部ハウジン
グ27の軸方向に所定量移動することができるために、
雄側光コネクタaを雌側光コネクタbに挿入して接続プ
ラグ48、21同志を衝合させ時に、両接続プラグ4
8、21と内部ハウジング41が動き得る。このよう
に、雌、雄側光コネクタb、aのユニット実装時の軸方
向のバラツキを内部ハウジング27の移動により吸収す
ることができ、接続プラグ48、21の衝合が良好に行
われて、伝送性能を向上させることができる。
【0029】また、内部ハウジング41の後部をボ−ド
dの孔部47に挿入すると共に、この後部ハウジング4
0の内部に内部ハウジング41の後部を挿入し、内部ハ
ウジング41の隅角部にガイド突起部36bを形成し、
これらのガイド突起部36bを外部ハウジング27の内
部の隅角部29fに挿入して外部ハウジング27内に内
部ハウジング41を挿入してあるので、内部ハウジング
41の後部はボ−ドdの孔部47に案内されるために、
内部ハウジング41の移動が円滑になり、この内部ハウ
ジング41が傾くこと無く移動して雌、雄側光コネクタ
b、aのユニット実装時の軸方向のバラツキを吸収する
ことができ、接続プラグ48、21の衝合がより良好に
行われて、伝送性能を向上させることができる。また、
内部ハウジング41の隅角部のガイド突起部36bが外
部ハウジング27の内部の隅角部29fに挿入されるこ
とにより雄側光コネクタaを挿入時、内部ハウジング4
1の隅角部のガイド突起部36bとの左右方向の整列が
挿入順序において早く成され、接続プラグ48、21の
衝合がより良好に行われて伝送性能を向上させることが
できる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、外部ハ
ウジングと、この外部ハウジング内にこの外部ハウジン
グの軸方向に所定の移動量をもって内蔵されて多数の接
続プラグを有する内部ハウジングと、外部ハウジングに
止め部材を介して結合されて外部ハウジングと共にボ−
ドに取り付けられる後部ハウジングとを備え、内部ハウ
ジングの後部をボ−ドの孔部に挿入すると共に、この後
部ハウジングの内部に内部ハウジングの後部を挿入し、
内部ハウジングの隅角部にガイド突起部を形成し、これ
らのガイド突起部を外部ハウジングの内部の隅角部に挿
入して外部ハウジング内に内部ハウジングを挿入したの
で、内部ハウジングは接続プラグを装着した状態で、外
部ハウジングの軸方向に所定量移動することができ、し
かも、内部ハウジングの後部はボ−ドの孔部に案内され
るために、内部ハウジングの移動が円滑になり、この内
部ハウジングが傾くこと無く移動して雌、雄側光コネク
タのユニット実装時の軸方向のバラツキを吸収すること
ができ、接続プラグの衝合がより良好に行われて、伝送
性能を向上させることができる。また、内部ハウジング
の隅角部のガイド突起部が外部ハウジングの内部の隅角
部に挿入されることにより、雄側光コネクタを挿入時、
内部ハウジングの隅角部のガイド突起部との左右方向の
整列が挿入順序において早く成され接続プラグの衝合が
より良好に行われて伝送性能を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる光コネクタ構造の分解状態の斜
視図である。
【図2】本発明に係わる光コネクタ構造における雄側光
コネクタの平面図である。
【図3】同雄側光コネクタのハウジング構造の正面図で
ある。
【図4】同雄側光コネクタのハウジング構造の背面図で
ある。
【図5】同雄側光コネクタのハウジング構造の側面図で
ある。
【図6】本発明に係わる光コネクタ構造における雌側光
コネクタの一部断面した平面図である。
【図7】同雌側光コネクタのハウジング構造の正面図で
ある。
【図8】同雌側光コネクタのハウジング構造の背面図で
ある。
【図9】同雌側光コネクタのハウジング構造の側面図で
ある。
【図10】雌側光コネクタの外部ハウジングの正面図で
ある。
【図11】図10A−A線に沿う断面図である。
【図12】外部ハウジングの背面図である。
【図13】同外部ハウジングの側面図である。
【図14】図10B−B線に沿う断面図である。
【図15】図10C−C線に沿う断面図である。
【図16】図10D−D線に沿う部分断面図である。
【図17】図11E部の拡大図である。
【図18】図11F−F線に沿う断面図である。
【図19】図11G−G線に沿う断面図である。
【図20】雌側光コネクタの内部ハウジングの正面図で
ある。
【図21】同内部ハウジングの一部破断した平面図であ
る。
【図22】内部ハウジングの背面図である。
【図23】図21H方向からの矢視図である。
【図24】図21I方向からの矢視図である。
【図25】図20J−J線に沿う断面図である。
【図26】図20K−K線に沿う断面図である。
【図27】図20L−L線に沿う断面図である。
【図28】図20M方向からの矢視図である。
【図29】図28N方向からの矢視図である。
【図30】スリ−ブホルダの正面図である。
【図31】スリ−ブホルダの一部断面した平面図であ
る。
【図32】接続プラグの一部断面した側面図である。
【図33】同接続プラグの平面図である。
【図34】同接続プラグの正面図である。
【図35】雄側光コネクタのハウジングと雌側光コネク
タのロック片部との衝突によるロック片部の変位の説明
図である。
【図36】従来の光コネクタ構造の斜視図である。
【図37】同光コネクタ構造に用いられる光端子(接続
プラグ)の一部断面した側面図である。
【図38】同光コネクタ構造に用いられる光端子(接続
プラグ)の一部断面した側面図である。
【符号の説明】
a 雄側光コネクタ b 雌側光コネクタ d ボ−ド 27 外部ハウジング 29 案内溝 29f 隅角部 36 ガイド部 36b ガイド突起部 41 内部ハウジング 47 孔部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長瀬 亮 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 金山 和則 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 安東 泰博 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 安田 圭一 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 有馬 脩二 東京都品川区大崎5丁目5番23号 ヒロセ 電機株式会社内 (72)発明者 松本 楯臣 東京都品川区大崎5丁目5番23号 ヒロセ 電機株式会社内 (72)発明者 西山 隆 東京都品川区大崎5丁目5番23号 ヒロセ 電機株式会社内 (72)発明者 中野 敏昭 東京都目黒区目黒本町6丁目18番12号 本 多通信工業株式会社内 (72)発明者 岡村 宏正 東京都目黒区目黒本町6丁目18番12号 本 多通信工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部ハウジングと、この外部ハウジング
    内にこの外部ハウジングの軸方向に所定の移動量をもっ
    て内蔵されて多数の接続プラグを有する内部ハウジング
    と、外部ハウジングに止め部材を介して結合されて外部
    ハウジングと共にボ−ドに取り付けられる後部ハウジン
    グとを備え、内部ハウジングの後部をボ−ドの孔部に挿
    入すると共に、この後部ハウジングの内部に内部ハウジ
    ングの後部を挿入し、内部ハウジングの隅角部にガイド
    突起部を形成し、これらのガイド突起部を外部ハウジン
    グの内部の隅角部に挿入して外部ハウジング内に内部ハ
    ウジングを挿入したことを特徴とする光コネクタ構造。
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