JPH0545458U - 電子機器用筐体 - Google Patents

電子機器用筐体

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JPH0545458U
JPH0545458U JP9173691U JP9173691U JPH0545458U JP H0545458 U JPH0545458 U JP H0545458U JP 9173691 U JP9173691 U JP 9173691U JP 9173691 U JP9173691 U JP 9173691U JP H0545458 U JPH0545458 U JP H0545458U
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JP
Japan
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electronic device
housing
air
compressed air
heat exchanger
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Application number
JP9173691U
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English (en)
Inventor
博 近藤
和幸 佐々木
Original Assignee
フアナツク株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダスト・オイルミスト等に汚染されている空
気中において使用されても差し支えないようにする電子
機器用筐体の改良に関する。 【構成】 圧縮空気用エアーフィルタと高圧圧縮機とを
介して清浄な高圧圧縮空気を圧入し、電子機器を清浄な
高圧圧縮空気のみで、直接または間接に(二重壁の間に
設けたダクトを介し、還流型熱交換器を使用し、また
は、各電子機器に冷却室を設けて各電子機器を個別に)
冷却することゝした電子機器用筐体であり、いづれの場
合も、汚れた外気が筐体中に侵入することはないので、
ダスト・オイルミスト等に汚染されている空気中におい
て使用されても差し支えない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子機器用筐体の改良に関する。特に、ダスト・オイルミスト等に 汚染されている空気中において使用されても差し支えないようにする改良に関す る。
【0002】
【従来の技術】
電子機器を収容する筐体には、図4に示す外気導入方式の筐体と、図5に示す 還流型熱交換器を有する密閉構造の筐体とが知られている。これらについて略述 する。
【0003】 図4参照 図は外気導入方式の筐体の横断面図であり、図において、1は筐体であり、11 は扉であり、12は冷却用外気吸入用フィルタであり、13は冷却空気排出用ファン であり、2は冷却される電子機器である。
【0004】 図5参照 図は還流型熱交換器を有する密閉構造の筐体の横断面図である。図において、 1は筐体であり、11は扉であり、14は還流型熱交換器であり冷却用外気は矢印A のように流れ、被冷却内気は矢印Bのように流れる。2は冷却される電子機器で あり、15はダクトであり、このダクト15の中に、電子機器2のフィン22が突出し ており、ダクト15には、冷却用外気吸入用フィルタ12と冷却空気排出用ファン13 とを使用して冷却用外気が送入されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
外気導入方式の筐体の場合は、フィルタ12を通すとは云いながら、ダストやオ イルミスト等を含む工場内の汚れた空気を直接筐体1の内部に取り込むので、筐 体1内に収容される電子機器2やこれらを繋ぐ配線等が汚染され、絶縁が脅かさ れるおそれがあると云う欠点を免れない。
【0006】 一方、還流型熱交換器14を有する密閉構造の筐体の場合は、熱交換器14の内面 にダストやオイルミストが付着して熱交換効率を低下し、また、熱交換器14のシ ール部分や電子機器2とダクト15とのシール部分のシール部材がオイルミスト等 によって侵されてシールが破れ、やはり、筐体内にダストやオイルミストが侵入 し、筐体1内に収容される電子機器2やこれらを繋ぐ配線等が汚染され、絶縁が 脅かされるおそれがあると云う欠点を免れない。
【0007】 本考案の目的は、これらの欠点を解消することにあり、ダスト・オイルミスト 等に汚染されている空気中において使用されても差し支えないように改良された 電子機器用筐体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、下記のいづれの手段をもっても達成される。 第1の手段は、電子機器(2)が収容される内箱(16)と、この内箱(16)と の間にダクト(18)を介して、前記の内箱(16)を囲んで設けられる外箱(17) とを有する電子機器用筐体において、前記のダクト(18)に清浄外気を供給する 高圧圧縮機(4)とフィルタ(3)とが設けられている電子機器用筐体である。
【0009】 第2の手段は、電子機器(2)が収容される筐体(1)の1面に還流型熱交換 器(14)を有する電子機器用筐体において、前記の還流型熱交換器(14)の冷却 流路(141)に清浄外気を供給する高圧圧縮機(4)とフィルタ(3)とが設けら れている電子機器用筐体である。
【0010】 第3の手段は、筐体(1)に収容される電子機器(2)のそれぞれに冷却室( 21)が設けられており、この冷却室(21)のそれぞれに、可撓性チューブ(5) を介して清浄外気を供給する高圧圧縮機(4)とフィルタ(3)とが設けられて いる電子機器用筐体である。
【0011】
【作用】
第1の手段に係る電子機器用筐体は、筐体を二重壁にしておき、その壁間のダ クト18に圧縮空気用エアーフィルタ3を介して、高圧圧縮機4からの高圧圧縮空 気を供給するものであり、内箱16の気密性は十分高いので、ダストやオイルミス トが内箱16中に侵入することはなく、その中に収容される電子機器2やこれらを 繋ぐ配線等が汚染されることはなく、絶縁が脅かされるようなことはない。
【0012】 第2の手段に係る電子機器用筐体は、図5に示す密閉構造の筐体のダクト15に 還流型熱交換器14を設け、この熱交換器14の冷却用外気として、圧縮空気用エア ーフィルタ3によって濾過された高圧圧縮空気を圧送するものであり、熱交換器 14の冷却用外気流路 141と被冷却内気流路 142との間の気密性は十分高いので、 ダストやオイルミストが被冷却内気流路 142中に侵入することはなく、筐体1中 にダストやオイルミストが侵入することはなく、その中に収容される電子機器2 やこれらを繋ぐ配線等が汚染されることはなく、絶縁が脅かされるようなことは ない。
【0013】 第3の手段に係る電子機器用筐体は、筐体1中に収容される電子機器2のそれ ぞれに冷却室22を設け、この冷却室22のそれぞれに、可撓性チューブ5を介して 、清浄な高圧圧縮空気を圧送するものであり、電子機器2のそれぞれが直接清浄 な高圧圧縮空気をもって冷却されるので、電子機器2やこれらを繋ぐ配線等が汚 染されることはなく、絶縁が脅かされるようなことはない。
【0014】
【実施例】
以下、図面を参照して、本考案の三つの手段に係る電子機器用筐体のそれぞれ について説明する。
【0015】 第1実施例(請求項1に対応) 本実施例は、筐体を二重壁にし、その壁間のダクトに、清浄な高圧圧縮空気を 流す構造の電子機器用筐体である。
【0016】 図1参照 図において、16は内箱であり、電子機器2を収容し、ファン19を使用して、内 箱16の内気は循環される。17は外箱であり、この外箱17と内箱16との間にダクト 18が形成されており、このダクト18中に、圧縮空気用エアーフィルタ3と高圧圧 縮機4とによって、清浄高圧圧縮空気が圧入される。
【0017】 内箱16の気密性は十分高いので、ダストやオイルミストが内箱16中に侵入する ことはなく、その中に収容される電子機器2やこれらを繋ぐ配線等が汚染される ことはなく、絶縁が脅かされるようなことはない。
【0018】 第2実施例(請求項2に対応) 本実施例は、還流型熱交換器を有する密閉構造の筐体において、還流型熱交換 器の冷却用外気として清浄な高圧圧縮空気を流す構造の電子機器用筐体である。
【0019】 図2参照 図において、1は筐体であり、11は扉であり、電子機器2を収容する。15はダ クトであり、このダクト15の中に還流型熱交換器14が収容され、被冷却内気流路 142には電子機器2のフィン22が突出しており、被冷却内気は矢印Bのように流 れて、電子機器2が冷却される。冷却用外気流路 141には、圧縮空気用エアーフ ィルタ3と高圧圧縮機4とによって、清浄高圧圧縮空気が、矢印Aのように圧入 される。熱交換器14の冷却用外気流路 141と被冷却内気流路 142との間の気密性 は十分高いので、ダストやオイルミストが被冷却内気流路 142中に侵入すること はなく、筐体1中にダストやオイルミストが侵入することはなく、その中に収容 される電子機器2やこれらを繋ぐ配線等が汚染されることはなく、絶縁が脅かさ れるようなことはない。
【0020】 第3実施例(請求項3に対応) 本実施例は、電子機器のそれぞれに冷却室が設けられており、それぞれの冷却 室に向かって可撓性チューブを介して清浄な高圧圧縮空気を流す構造の電子機器 用筐体である。
【0021】 図3参照 図において、1は筐体であり、11は扉であり、電子機器2を収容する。電子機 器2のそれぞれには冷却室21が設けられており、冷却室21のそれぞれに向かって 可撓性チューブ5が設けられており、圧縮空気用エアーフィルタ3と高圧圧縮機 4とを使用して、清浄高圧圧縮空気が、各冷却室22に圧入力される。51は清浄圧 縮空気分岐室である。各冷却室21に圧入された清浄圧縮空気は各電子機器2を冷 却した後、圧縮空気吐き出し口23から筐体1の外に排出される。20は内気循環フ ァンである。
【0022】 この実施例に係る電子機器用筐体においては、各電子機器が個別に清浄高圧圧 縮空気をもって冷却されるようにされており、ダストやオイルミストで汚染され た外気が筐体内に送入されるおそれがないので、ダスト・オイルミスト等に汚染 されている空気中において使用されても差し支えない。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したとおり、本考案に係る電子機器用筐体には、いづれも、圧縮空気 用エアーフィルタと高圧圧縮機とが設けられており、清浄な高圧圧縮空気のみで 、直接または間接に冷却されることゝされているので、ダスト・オイルミスト等 に汚染されている空気中において使用されても差し支えない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係る電子機器用筐体の概
略構成図である。
【図2】本考案の第2実施例に係る電子機器用筐体の概
略構成図である。
【図3】本考案の第3実施例に係る電子機器用筐体の概
略構成図である。
【図4】従来技術に係る外気導入方式の筐体の概略構成
図である。
【図5】従来技術に係る密閉構造の筐体の概略構成図で
ある。
【符号の説明】
1 筐体 11 扉 12 冷却用外気吸入用フィルタ 13 冷却空気排出用ファン 2 電子機器 21 電子機器の冷却室 22 電子機器のフィン 14 還流型熱交換器 15 密閉構造の筐体のダクト 16 第1実施例に係る電子機器用筐体の内箱 17 第1実施例に係る電子機器用筐体の外箱 18 第1実施例に係る電子機器用筐体の内・外壁間の
ダクト 19 第1実施例に係る電子機器用筐体の内箱内気循環
ファン 3 圧縮空気用エアーフィルタ 4 本発明の高圧圧縮機 141 還流型熱交換器の冷却用外気流路 142 還流型熱交換器の被冷却内気流路 5 可撓性チューブ 51 清浄圧縮空気分岐室 20 第3実施例に係る電子機器用筐体の内気循環ファ
ン 23 圧縮空気吐出口

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器(2)が収容される内箱(16)
    と、該内箱(16)との間にダクト(18)を介在して、前
    記内箱(16)を囲んで設けられる外箱(17)とを有する
    電子機器用筐体において、 前記ダクト(18)に清浄外気を供給する高圧圧縮機
    (4)とフィルタ(3)とが設けられてなることを特徴
    とする電子機器用筐体。
  2. 【請求項2】 電子機器(2)が収容される筐体(1)
    の1面に還流型熱交換器(14)を有する電子機器用筐体
    において、 前記還流型熱交換器(14)の冷却流路(141)に清浄外気
    を供給する高圧圧縮機(4)とフィルタ(3)とが設け
    られてなることを特徴とする電子機器用筐体。
  3. 【請求項3】 筐体(1)に収容される電子機器(2)
    のそれぞれに冷却室(21)が設けられてなり、 該冷却室(21)のそれぞれに、可撓性チューブ(5)を
    介して清浄外気を供給する高圧圧縮機(4)とフィルタ
    (3)とが設けられてなることを特徴とする電子機器用
    筐体。
JP9173691U 1991-11-08 1991-11-08 電子機器用筐体 Pending JPH0545458U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5149469A (en) * 1974-10-25 1976-04-28 Fujitsu Ltd Denshisochino reikyakuhohoto reikyakukiko
JPH0254289B2 (ja) * 1983-01-27 1990-11-21 Japan Styrene Paper Corp

Patent Citations (2)

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