JPH0545427Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0545427Y2
JPH0545427Y2 JP1988052758U JP5275888U JPH0545427Y2 JP H0545427 Y2 JPH0545427 Y2 JP H0545427Y2 JP 1988052758 U JP1988052758 U JP 1988052758U JP 5275888 U JP5275888 U JP 5275888U JP H0545427 Y2 JPH0545427 Y2 JP H0545427Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bar
screen
belt conveyor
rod
support frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988052758U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01156120U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988052758U priority Critical patent/JPH0545427Y2/ja
Publication of JPH01156120U publication Critical patent/JPH01156120U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0545427Y2 publication Critical patent/JPH0545427Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は鉄鉱石、石炭やコークスなどをベルト
コンベアで運搬するとき、搬送物中に含まれてい
る異物を除去する装置に関するものである。
《従来の技術》 鉄鉱石や石炭には、大塊や木切れあるいはコン
クリート片といつた異物を含んだものがあり、こ
れらを取り除くときには、作業員が搬送中のベル
トコンベアを監視し、異物を発見するとスイツチ
操作でベルトコンベアを停止し、取り除き再び運
転といつた操作をしていた。
また、ベルトコンベアの乗り継ぎ部に異物除去
用のバースクリーンが設けられているが、このス
クリーンではバーとバーとの隙間に異物がはまり
混み易く、そのため目詰まりを起こす。さらにバ
ースクリーンの代わりに、網目のスクリーンを用
いても、粘着性の大きい鉱石や水分を多量に含ん
だ搬送物である場合、目詰まりを起こし易くその
たびごとにベルトコンベアを停止して、目詰まり
箇所を取り除く作業が必要であり、それに費やす
時間、労力は非常に多大のものとなる。
《考案が解決しようとする課題》 従来、ベルトコンベアの乗り継ぎ部の搬送物落
下位置に設けられているバースクリーンは単位時
間当たりの搬送能力の大小によつて違いはある
が、スクリーンを構成している4隅をスプリング
等の弾性体で支承し、しかもスクリーンの排出側
が低くなるように傾斜角度をもたせ、スクリーン
上にかかつた異物を系外に出すためと、篩効率を
良くするためにモータ等の動力源で、スクリーン
に振動を与えている。
搬送物が落下してくるのを受けるようにスクリ
ーンが設けられているため、スクリーン上に大塊
や異物が止どまると、篩目にこれらが入り込み、
目詰まりを引き起こす。この状態が続くとついに
は、乗り継ぎ部で搬送物が滞留し、搬送物を系外
に流出する。また搬送物の落下衝撃によりスクリ
ーンの摩耗が激しく頻繁に交換しなければならな
い。
《課題を解決するための手段》 以上のような課題を解決するために、本考案者
等はベルトコンベアの乗り継ぎ部の搬送物が落下
する軌跡内にバースクリーンを設けるために前記
コンベアのヘツドドラム軸と略平行にロツド支持
枠を設け、該支持枠にロツドバーを吊下させたバ
ースクリーンを設け、該バースクリーンの下方に
下部スクリーンを設けた異物除去装置において、
バーロツドの各々の間隙が上部よりも下部の間隙
が広くなるようにし、バースクリーン全体の形状
が略末広がりに形成され、バースクリーンを構成
するバーロツドは前記ロツド支持枠にバーロツド
を吊下するための孔を、該ロツド支持枠の上下2
段に各々設け、各バーロツドの上部一端はロツド
支持枠の孔より大きい鍔を設けてあり、各バーロ
ツドの下端部の長さは、搬送物乗り継ぎ部の落下
軌跡の内側軌跡線より下部まで達する長さにした
ものである。
《実施例》 本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
バースクリーン1は上部ベルトコンベアAから
下部ベルトコンベアBへ搬送物Dが乗り継ぐシユ
ートCのシユート側板2,2即ち搬送物が落下す
るヘツドドラム12の前方に該ヘツドドラムの軸
と平行にロツド支持枠4を前記シユート側板2,
2、に開けた軸孔3,3にロツド支持枠4の軸1
3を通して吊されている。このロツド支持枠4に
はベルトコンベア幅方向にバーロツド8を吊すた
めの孔5が上下2段に各々開けられ、しかもバー
ロツド8の一端にはロツド支持枠4の孔5より大
きい鍔6がもうけられている。又、ロツド支持枠
4はベルトコンベア幅方向中心部の孔のみが垂直
に開けられ、その両外側に向かう孔5はバースク
リーン1のバーロツド8の互いの隙間間隔が末広
がりになるように開けられている。
搬送物Dは上部ベルトコンベアAから下部ベル
トコンベアBに乗り移る際、上部ベルトコンベア
Aのベルトスピードによつて、下部ベルトコンベ
アBに落ちる落下点の遠近差はあるが、ある一定
の軌跡を描いて下部ベルトコンベアBに落ちる。
この落下軌跡を切断するようにバースクリーン
1を設置し、該バースクリーンの下部先端が搬送
物落下軌跡の内側軌跡線よりも下部まで達する長
さにしている。バースクリーン1の垂下角度は、
前記したように上部ベルトコンベアAの搬送方向
と直交であつてもよいが、好ましくは搬送物Dと
バースクリーン1との当たる角度θができるだけ
小さいほうが搬送物による落下衝撃力をバースク
リーン1がまともに受けないのでバーロツド8の
摩耗を最小限にくい止め、異物除去には効果的で
ある。
一方、下部ベルトコンベアBの上部にバースク
リーン1で遮られ落下してくる異物を系外に搬出
する役割をする下部スクリーン9が前記ヘツドド
ラムの下部前方で且つ搬送物の落下軌跡の外にな
るように、下部ベルトコンベアB上部を直交すよ
うに設けられている。
バースクリーン1で除去された異物が該下部ス
クリーンに落下し系外に効率よく搬出するため
に、下部スクリーンは、上部ベルトコンベア幅方
向の水平面に対して、20〜35°の傾斜角度を持た
せている。また該スクリーンの4隅は該乗り継ぎ
部に設けられている搬送物の飛散防止のためのシ
ユートCを構成する側板2にスプリング10等の
弾性体を介して懸吊され、しかも篩効率を良くす
るために振動付与装置としてバイブレータ11が
設けられている。以上のような構造であるから、
異物が搬送物中にあると、バースクリーン1によ
つて遮られるが、この時、バースクリーン1の隙
間に異物Eが詰まつても搬送物がバースクリーン
1に当たり下に押しやる力が作用すると共に、該
バースクリーン1の隙間間隔が下に向かうほど広
くなつているので外れ易い。異物Eは上部ベルト
コンベアAのヘツドドラム下方に落下し、下部ス
クリーン9によつて系外に排出される。下部スク
リーン9の篩目7はバースクリーンの最小隙間間
隔よりは少し狭い篩目にいている。
《効果》 本考案は、搬送物のバースクリーンに当たる角
度が小さくなるように設けているので、落下衝撃
力が緩和され、これによりバーロツドの摩耗を軽
減できる。またこのバーロツドが摩耗して、隙間
が規定寸法より広くなつたりしてもロツド支持枠
に吊り下げているので、交換が必要なバーロツド
のみを抜き取り素早く交換ができる。
さらにバーロツドの隙間間隔が末広がりにして
あるので、この隙間に異物が詰まつても搬送物に
より下方に押しやる力が作用し、異物が次第に下
方に僅かづつ移動し異物寸法より大なる隙間の所
まで移動すると簡単に外れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はバイスクリーンの斜視図で、第2図は
本考案の実施例を説明する斜視図、第3図は下部
スクリーンを説明する斜視図、第4,5図は本考
案を説明する概略断面図である。 1……バースクリーン、2……シユート側板、
3……軸孔、4……ロツド支持枠、5……孔、6
……鍔、7……篩目、8……バーロツド、9……
下部スクリーン、10……スプリング、11……
バイブレータ、12……ヘツドドラム、13……
軸、A……上部ベルトコンベア、B……下部ベル
トコンベア、C……シユート、D……搬送物、E
……異物。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ベルトコンベアの乗り継ぎ部の搬送物が落下
    する軌跡内にバースクリーンを設けるために前
    記コンベアのヘツドドラム軸と略平行にロツド
    支持枠を設け、該支持枠にロツドバーを吊下さ
    せたバースクリーンを設け、該バースクリーン
    の下方に下部スクリーンを設けた異物除去装置
    において、 バーロツドの各々の間隙が上部よりも下部の
    間隙が広くなるようにし、バースクリーン全体
    の形状が略末広がりに形成されたベルトコンベ
    ア搬送物中の異物除去装置。 (2) バースクリーンを構成するバーロツドは前記
    ロツド支持枠にバーロツドを吊下するための孔
    を、該ロツド支持枠の上下2段に各々設け、各
    バーロツドの上部一端はロツド支持枠の孔より
    大きい鍔を設けた請求項1記載のベルトコンベ
    ア搬送物中の異物除去装置。 (3) 各バーロツドの下端部の長さが、搬送物乗り
    継ぎ部の落下軌跡の内側軌跡線より下部まで達
    する長さにした請求項2記載のベルトコンベア
    搬送物中の異物除去装置。
JP1988052758U 1988-04-21 1988-04-21 Expired - Lifetime JPH0545427Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988052758U JPH0545427Y2 (ja) 1988-04-21 1988-04-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988052758U JPH0545427Y2 (ja) 1988-04-21 1988-04-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01156120U JPH01156120U (ja) 1989-10-26
JPH0545427Y2 true JPH0545427Y2 (ja) 1993-11-19

Family

ID=31278757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988052758U Expired - Lifetime JPH0545427Y2 (ja) 1988-04-21 1988-04-21

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0545427Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4138865B2 (ja) * 2006-11-08 2008-08-27 住友金属鉱山株式会社 選別装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6042384B2 (ja) * 1982-05-06 1985-09-21 フジタ工業株式会社 太陽熱集熱装置
JPS6341024B2 (ja) * 1979-05-04 1988-08-15 Chino Corp

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6042384U (ja) * 1983-08-29 1985-03-25 日本磁力選鉱株式会社 篩装置における給鉱部の構造
JPS6341024U (ja) * 1986-09-04 1988-03-17

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6341024B2 (ja) * 1979-05-04 1988-08-15 Chino Corp
JPS6042384B2 (ja) * 1982-05-06 1985-09-21 フジタ工業株式会社 太陽熱集熱装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01156120U (ja) 1989-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2181976C (en) Rotary media drum for reclaiming and reclassifying sand
CN109250387B (zh) 一种防堵塞斗式提升机
US2974795A (en) Grizzly feeders
JP2016069190A (ja) 搬送装置、および搬送装置の搬送面から異物を分離するための方法
JPH0545427Y2 (ja)
CN216329192U (zh) 一种用于建筑混凝土加工的砂石上料装置
CN219970889U (zh) 一种防堵塞式振动给料机
CN210973087U (zh) 一种带有打散机构的电磁除铁器上料装置
KR950031789A (ko) 주물 클러스터(cluster)의 해체 방법과 이를 위한 장치
CN109530247A (zh) 一种帮助大枣平缓上料的结构
JP2012218856A (ja) 自走式処理機
CN209393580U (zh) 一种帮助大枣平缓上料的结构
US3080860A (en) Brick cleaning machine
JP2011051738A (ja) 自走式処理機
JP2004114018A (ja) 建設廃材の粗選別装置、その粗選別ライン、選別処理施設及び粗選別車両
JPH08239102A (ja) 袋体回収装置
JPS6126405Y2 (ja)
JP2528537Y2 (ja) ダンパー付き収納バケット
CN210914200U (zh) 一种矿石上料装置
CN219965525U (zh) 一种用于烧结原料下料斗的筛分装置
JP3029990U (ja) ホッパー装置
JP2002001222A (ja) 解繊設備
CN219334510U (zh) 一种重晶石块粉加工设备用升降器
CN220215025U (zh) 矿石原料的破碎装置
JP2003300019A (ja) 振動篩機とそれを備えた篩設備