JPH0545417Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0545417Y2 JPH0545417Y2 JP6967687U JP6967687U JPH0545417Y2 JP H0545417 Y2 JPH0545417 Y2 JP H0545417Y2 JP 6967687 U JP6967687 U JP 6967687U JP 6967687 U JP6967687 U JP 6967687U JP H0545417 Y2 JPH0545417 Y2 JP H0545417Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- viscous fluid
- suction port
- inner lid
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 28
- 238000005086 pumping Methods 0.000 claims description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000011344 liquid material Substances 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、ポリ袋等に袋詰めしたガスケツト液
材、接着材、グリース等の粘性流体を袋外へ圧送
する装置に関するものである。
材、接着材、グリース等の粘性流体を袋外へ圧送
する装置に関するものである。
ペール缶等に収容された粘性流体が消費される
と、袋詰めされた粘性流体をペール缶等に詰め替
え補充する必要が生じる。従来、袋詰めされた粘
性流体をペール缶等へ圧送するに際し、袋体内の
粘性流体の残留量を極少にするように効果的に圧
送する装置として、例えば実開昭61−67873号公
報に示されるような装置が考案されていた。
と、袋詰めされた粘性流体をペール缶等に詰め替
え補充する必要が生じる。従来、袋詰めされた粘
性流体をペール缶等へ圧送するに際し、袋体内の
粘性流体の残留量を極少にするように効果的に圧
送する装置として、例えば実開昭61−67873号公
報に示されるような装置が考案されていた。
この実開昭61−67873号公報に示される粘性流
体圧送装置は、第３図に示すように、粘性流体１
を袋詰めした袋体２を収納する容器３と、容器３
に収納された袋体２の内部に挿入され袋体２内で
容器３の内側面を摺動しかつ吸引孔４を設けた内
蓋５と、内蓋５に接しかつ内蓋５の吸引孔４に対
向した吸込口６を設けたサクシヨンプレート７と
からなり、サクシヨンプレート７を昇降可能の吸
引ポンプ８の吸込部に連結した構造で、吸引ポン
プ８が昇降装置９により下降しながら、サクシヨ
ンプレート７が袋体２内で内蓋５を押圧、下降さ
せながら粘性流体１を吸引し、吐出口１０から外
部へ圧送するようになつていた。
体圧送装置は、第３図に示すように、粘性流体１
を袋詰めした袋体２を収納する容器３と、容器３
に収納された袋体２の内部に挿入され袋体２内で
容器３の内側面を摺動しかつ吸引孔４を設けた内
蓋５と、内蓋５に接しかつ内蓋５の吸引孔４に対
向した吸込口６を設けたサクシヨンプレート７と
からなり、サクシヨンプレート７を昇降可能の吸
引ポンプ８の吸込部に連結した構造で、吸引ポン
プ８が昇降装置９により下降しながら、サクシヨ
ンプレート７が袋体２内で内蓋５を押圧、下降さ
せながら粘性流体１を吸引し、吐出口１０から外
部へ圧送するようになつていた。
さらに、特に吸引効果の向上をはかるために、
サクシヨンプレート７と内蓋５間のシール構造
を、第４図及び第５図に示すように、サクシヨン
プレート７下面の吸込口６の外周部に設けた溝に
Ｏリング１１を挿嵌したものとしていた。
サクシヨンプレート７と内蓋５間のシール構造
を、第４図及び第５図に示すように、サクシヨン
プレート７下面の吸込口６の外周部に設けた溝に
Ｏリング１１を挿嵌したものとしていた。
しかしながら、前記従来装置のシール構造で
は、粘性流体１を吸引ポンプ８で吸引、圧送する
時に、粘性流体１がサクシヨンプレート７と内蓋
５間の内側の隙間Ａ部（第５図参照）に入り込
み、またその外側の隙間Ｂ部（第５図参照）から
最初に外気が吸い込まれやすく、さらにＡ部は流
れが無いデツドスペースであることもあつて、Ａ
部内に入り込んだガスケツト液材等の速乾性粘性
流体は硬化することが多かつた。従つて、詰替え
作業をする場合にはＡ部に残つた硬化物によりシ
ール性が損なわれるために、その都度Ａ部の硬化
物を取り除かねばならなかつた。
は、粘性流体１を吸引ポンプ８で吸引、圧送する
時に、粘性流体１がサクシヨンプレート７と内蓋
５間の内側の隙間Ａ部（第５図参照）に入り込
み、またその外側の隙間Ｂ部（第５図参照）から
最初に外気が吸い込まれやすく、さらにＡ部は流
れが無いデツドスペースであることもあつて、Ａ
部内に入り込んだガスケツト液材等の速乾性粘性
流体は硬化することが多かつた。従つて、詰替え
作業をする場合にはＡ部に残つた硬化物によりシ
ール性が損なわれるために、その都度Ａ部の硬化
物を取り除かねばならなかつた。
この硬化物の取除き作業は面倒であり、またＯ
リング１１の溝部に入り込んでしまつた硬化物を
取り除くのはなお面倒であり、取除き作業には重
量のあるサクシヨンプレート７のシール部を上側
に向けて作業をする必要も生じ、極めて煩雑な作
業を伴うものであつた。
リング１１の溝部に入り込んでしまつた硬化物を
取り除くのはなお面倒であり、取除き作業には重
量のあるサクシヨンプレート７のシール部を上側
に向けて作業をする必要も生じ、極めて煩雑な作
業を伴うものであつた。
本考案は、このような粘性流体の入り込むデツ
ドスペースを無くしたシール構造を有し、前記従
来の硬化物の取除き作業をほとんど不要たらしめ
ることを目的とした粘性流体圧送装置を提供しよ
うとするものである。
ドスペースを無くしたシール構造を有し、前記従
来の硬化物の取除き作業をほとんど不要たらしめ
ることを目的とした粘性流体圧送装置を提供しよ
うとするものである。
本考案は、粘性流体１を袋詰めした袋体２を収
納する容器３と、容器３に収納された袋体２内で
容器３の内側面に摺動しかつ吸引孔４を設けた平
面状の内蓋５と、内蓋５に接しかつ内蓋５の吸引
孔４に対向した吸込口６を設けたサクシヨンプレ
ート７とからなり、サクシヨンプレート７を昇降
可能の吸引ポンプ８の吸込部に連結した粘性流体
圧送装置において、サクシヨンプレート７の吸込
口６に、吸込口係合部１３とその下端部にツバ部
１４を設け、ツバ部１４下面の内周縁および外周
縁近傍に環状突起部１５，１５′を設けた弾性シ
ール部材１２の吸込口係合部１３を挿嵌させたこ
とを特徴とする粘性流体圧送装置である。
納する容器３と、容器３に収納された袋体２内で
容器３の内側面に摺動しかつ吸引孔４を設けた平
面状の内蓋５と、内蓋５に接しかつ内蓋５の吸引
孔４に対向した吸込口６を設けたサクシヨンプレ
ート７とからなり、サクシヨンプレート７を昇降
可能の吸引ポンプ８の吸込部に連結した粘性流体
圧送装置において、サクシヨンプレート７の吸込
口６に、吸込口係合部１３とその下端部にツバ部
１４を設け、ツバ部１４下面の内周縁および外周
縁近傍に環状突起部１５，１５′を設けた弾性シ
ール部材１２の吸込口係合部１３を挿嵌させたこ
とを特徴とする粘性流体圧送装置である。
本考案では、サクシヨンプレート７と内蓋５と
の間は弾性シール部材１２とその突起部１５，１
５′によつてシール性が向上すると共に、突起部
１５が弾性シール部材１２のツバ部１４下面の内
周縁に設けられているために圧送中の粘性流体が
サクシヨンプレート７と内蓋５との間に入り込む
ことがなく、詰替え作業時に残留した粘性流体を
取り除く必要がなくなる。
の間は弾性シール部材１２とその突起部１５，１
５′によつてシール性が向上すると共に、突起部
１５が弾性シール部材１２のツバ部１４下面の内
周縁に設けられているために圧送中の粘性流体が
サクシヨンプレート７と内蓋５との間に入り込む
ことがなく、詰替え作業時に残留した粘性流体を
取り除く必要がなくなる。
本考案の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。
る。
粘性流体圧送装置全体の構造は、従来の第１図
に示したところとほとんど変わるところはない
が、本考案ではサクシヨンプレート７と内蓋５間
のシール構造に特徴がある。
に示したところとほとんど変わるところはない
が、本考案ではサクシヨンプレート７と内蓋５間
のシール構造に特徴がある。
すなわち、第１図及び第２図に示すように、サ
クシヨンプレート７と内蓋５間に弾性シール部材
１２を介在させるが、この弾性シール部材１２に
は吸込口係合部１３とその下端部にツバ部１４が
設けられ、さらにツバ部１４下面の内周縁に環状
突起部１５が、また外周縁近傍にも環状突起部１
５′が設けられており、その吸込口係合部１３を
サクシヨンプレート７の吸込口６に挿嵌してあ
る。
クシヨンプレート７と内蓋５間に弾性シール部材
１２を介在させるが、この弾性シール部材１２に
は吸込口係合部１３とその下端部にツバ部１４が
設けられ、さらにツバ部１４下面の内周縁に環状
突起部１５が、また外周縁近傍にも環状突起部１
５′が設けられており、その吸込口係合部１３を
サクシヨンプレート７の吸込口６に挿嵌してあ
る。
従つて、粘性流体圧送時には弾性シール部材１
２の環状突起部１５，１５′によつてシール性が
向上され、サクシヨンプレート７と内蓋５との間
からの外気の吸込みを防止し、吸引ポンプ８の吸
引効果を損なうことなく、さらに突起部１５によ
つて第５図に示したようなサクシヨンプレート７
と内蓋５間の内側の隙間Ａ部が塞がれているため
に、粘性流体が残留することがなく、粘性流体の
詰替え時における残留物の取除き作業は必要な
い。
２の環状突起部１５，１５′によつてシール性が
向上され、サクシヨンプレート７と内蓋５との間
からの外気の吸込みを防止し、吸引ポンプ８の吸
引効果を損なうことなく、さらに突起部１５によ
つて第５図に示したようなサクシヨンプレート７
と内蓋５間の内側の隙間Ａ部が塞がれているため
に、粘性流体が残留することがなく、粘性流体の
詰替え時における残留物の取除き作業は必要な
い。
以上述べたように本考案によれば、サクシヨン
プレートと内蓋との間のシール性は向上されると
共に粘性流体が残留することがなく、詰替え時の
残留物取除き作業は必要なく、さらにシール材を
取り付ける際の溝加工等を不要にすることもでき
る。
プレートと内蓋との間のシール性は向上されると
共に粘性流体が残留することがなく、詰替え時の
残留物取除き作業は必要なく、さらにシール材を
取り付ける際の溝加工等を不要にすることもでき
る。
第１図は本考案の一実施例を示す要部の断面
図、第２図は第１図の部分拡大図で、第３図は粘
性流体圧送装置全体の一部断面図、第４図は第３
図の一部の従来例を示す断面図、第５図は第４図
の部分拡大図である。 １……粘性流体、２……袋体、３……容器、４
……吸引孔、５……内蓋、６……吸込口、７……
サクシヨンプレート、８……吸引ポンプ、９……
昇降装置、１０……吐出口、１１……Ｏリング、
１２……弾性シール部材、１３……吸込口係合
部、１４……ツバ部、１５，１５′……突起部、
Ａ，Ｂ……隙間。
図、第２図は第１図の部分拡大図で、第３図は粘
性流体圧送装置全体の一部断面図、第４図は第３
図の一部の従来例を示す断面図、第５図は第４図
の部分拡大図である。 １……粘性流体、２……袋体、３……容器、４
……吸引孔、５……内蓋、６……吸込口、７……
サクシヨンプレート、８……吸引ポンプ、９……
昇降装置、１０……吐出口、１１……Ｏリング、
１２……弾性シール部材、１３……吸込口係合
部、１４……ツバ部、１５，１５′……突起部、
Ａ，Ｂ……隙間。
Claims (1)
- 粘性流体１を袋詰めした袋体２を収納する容器
３と、容器３に収納された袋体２内で容器３の内
側面に摺動しかつ吸引孔４を設けた平面状の内蓋
５と、内蓋５に接しかつ内蓋５の吸引孔４に対向
した吸込口６を設けたサクシヨンプレート７とか
らなり、サクシヨンプレート７を昇降可能の吸引
ポンプ８の吸込部に連結した粘性流体圧送装置に
おいて、サクシヨンプレート７の吸込口６に、吸
込口係合部１３とその下端部にツバ部１４を設
け、ツバ部１４下面の内周縁および外周縁近傍に
環状突起部１５，１５′を設けた弾性シール部材
１２の吸込口係合部１３を挿嵌させたことを特徴
とする粘性流体圧送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6967687U JPH0545417Y2 (ja) | 1987-05-12 | 1987-05-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6967687U JPH0545417Y2 (ja) | 1987-05-12 | 1987-05-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63181483U JPS63181483U (ja) | 1988-11-22 |
| JPH0545417Y2 true JPH0545417Y2 (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=30910629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6967687U Expired - Lifetime JPH0545417Y2 (ja) | 1987-05-12 | 1987-05-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0545417Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003112087A (ja) * | 2001-10-04 | 2003-04-15 | Three Bond Co Ltd | 材料圧送装置及び材料容器 |
-
1987
- 1987-05-12 JP JP6967687U patent/JPH0545417Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63181483U (ja) | 1988-11-22 |
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