JPH0545216Y2 - - Google Patents

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JPH0545216Y2
JPH0545216Y2 JP11335788U JP11335788U JPH0545216Y2 JP H0545216 Y2 JPH0545216 Y2 JP H0545216Y2 JP 11335788 U JP11335788 U JP 11335788U JP 11335788 U JP11335788 U JP 11335788U JP H0545216 Y2 JPH0545216 Y2 JP H0545216Y2
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JP
Japan
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tubular body
notch
pull ring
core
spring
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はネツクレス等の装飾品を連結する止め
金具として汎用されている引輪の改良に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来より例えば黄銅製の引輪は最も安価でかつ
機能的なネツクレス等の装飾品を連結する止め金
として広く愛用されているが、特殊な場合(例え
ば真珠ガラスビーズ、プラスチツク、水晶玉の如
き非金属製のものを糸で連ねた如きネツクレス等
に用いる場合)を除き、本考案の主たる対象であ
る黄銅製の引輪は通常ネツクレス等に加工(仕
立)されてからチエーン等他の部分と一しよにメ
ツキ工程に入るのが普通である。即ち黄銅製引輪
は予め単独にメツキされたものも取引されるが、
通常はされないままネツクレス等の加工メーカー
に部品として供給される。
上記従来の被メツキ用引輪は第1図において弧
状の切欠部1′を有する切欠環状の管状本体1の
外側に丸環2をロウ付けし、当該本体1の内部に
その切欠部1′を開閉するための通い芯3とこれ
を当該切欠部を閉じる方向に押し付けるためのス
プリング4とを組込んで引輪に組立て、然る後当
該引輪を単独に又はネツクレス等に加工(仕立)
してからメツキ処理している。
又、上記引輪は通い芯3の操作突起部5に指を
掛けスプリング4の力に抗して回動することによ
り管状本体1の切欠部1′が開き、指を離すとス
プリング4の復元によつて通い芯3が押し戻され
前記本体1の切欠部1′を閉じるように構成され
ている。
上記の操作突起部5は切欠部1′と丸環2との
間で管状本体1の外周にあけた弧状の窓孔1″よ
り外側に突出し常時はスプリング4の力によつて
切欠部1′の側の窓孔縁に係合している。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の引輪の管状本体1には板をパイプに成形
したいゆる成形パイプ材が用いられ、パイプの母
線方向に合せ目のあるものが殆んどであり、この
合せ目は通常切欠環状の管状本体1の内周に位置
せしめてある。
又1部強度の要求されるものには上記の合せ目
全長に亘つて全面ろう付けしたものやパイプでつ
ぎ目なしのものが上記の管状本体1に使用されて
いる。
本考案は上記の内周に沿つて合せ目のある成形
パイプ材よりなる管状本体にスポツトろう付けす
ることによつて、つぎ目なしのパイプ材や合せ目
に全面ろう付けしたパイプ材と同等のねじれ強度
を付与しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の要旨とする所は外側に丸環を取付けた
切欠環状の管状本体内に、その切欠部を開閉する
ための通い芯とこの通い芯を該切欠部を閉じる方
向に押圧するためのスプリングとを組込んでなる
引輪において、前記の管状本体は内周全長に亘つ
て合わせ目を有する成形パイプ材よりなり、この
合せ目の1ケ所に部分ろう付けが施されているこ
とを特徴とする引輪に存し、これにより所期の目
的を収めたものである。
上記の部分ろう付けは切欠環状管状本体の長手
方向中央部分即ち切欠部に対向する部分の合わせ
目上に1ケ所スポツト的に施すのが望ましい。
〔実施例〕
切欠環状の管状本体1は第2図に示すように黄
銅製の板材を常法に従つてパイプに合わせ成形
し、そのパイプ母線方向の合わせ目6を内周とし
て切欠環状に屈曲成形して得られる。この切欠環
状の管状本体の長さ方向中央部分で合わせ目6上
に合わせ目6をまたいで1ケ所に部分ろう付け7
をスポツト的に施す。
このようにして得られた切欠環状の管状本体1
の外側に丸環2をろう付けする。
一方スプリング4を適宜の合成樹脂ラツカー溶
液に浸漬し遠心乾燥を行なつて非電導性皮膜を当
該スプリング4に薄く被覆する。
上記非電導性皮膜は、メツキ前処理工程の脱脂
工程における電解脱脂溶液、酸洗いに用いられる
塩酸、硫酸等の酸、及びメツキ液に対して不溶性
でありかつ管状本体1の内面に対して潤滑性を有
するものとするのが好ましい。尚多くの合成樹脂
ラツカー皮膜又はワツクス皮膜はそのような性質
を有しているので、その中適宜のものを選べばよ
い。
次に上記の如く非電導性皮膜で被覆処理を施し
たスプリング及び通い芯3を上記管状本体1の内
部に組込み引輪に組立ててから又は更にネツクレ
ス等に組込んでから常法に従い脱脂、酸洗、等の
前処理を経て通常光沢ニツケルメツキ後、金、
銀、ロジウム等の装飾メツキが施される。
〔考案の効果〕
本考案は切欠環状の管状本体を内周に沿つて合
わせ目を有する成形パイプ材で構成し、かつその
合わせ目の1ケ所にだけ部分ろう付けを施すだけ
で引輪のねじり強度を増強したものであつて、ね
じりが反覆してかかる引輪の管状本体の耐用度を
向上せしめる効果があり、又引輪の主要部である
切欠環状の管状本体の製造を簡易化せしめること
ができ、その実用価値大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の引輪の断面を示した説明図、
第2図は同上の切欠環状の管状本体の内周部を示
した説明図である。 1……管状本体、3……通い芯、4……スプリ
ング、5……操作突起部、6……合わせ目、7…
…部分ろう付け。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外側に丸環を取付けた切欠環状の管状本体内
    に、その切欠部を開閉するための通い芯とこの
    通い芯を該切欠部を閉じる方向に押圧するため
    のスプリングとを組込んでなる引輪において、
    前記の管状本体は内周全長に亘つて合わせ目を
    有する成形パイプ材よりなり、この合せ目の1
    ケ所に部分ろう付けが施されていることを特徴
    とする引輪。 (2) 部分ろう付けが切欠部に対向する長手方向中
    央部分に施されている請求項1記載の引輪。
JP11335788U 1988-08-31 1988-08-31 Expired - Lifetime JPH0545216Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0236315U JPH0236315U (ja) 1990-03-09
JPH0545216Y2 true JPH0545216Y2 (ja) 1993-11-18

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