JPH0545205A - 荷重測定装置 - Google Patents

荷重測定装置

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Publication number
JPH0545205A
JPH0545205A JP20182591A JP20182591A JPH0545205A JP H0545205 A JPH0545205 A JP H0545205A JP 20182591 A JP20182591 A JP 20182591A JP 20182591 A JP20182591 A JP 20182591A JP H0545205 A JPH0545205 A JP H0545205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
voltage signal
gain
tin
value
Prior art date
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Pending
Application number
JP20182591A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Hata
幸男 畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP20182591A priority Critical patent/JPH0545205A/ja
Publication of JPH0545205A publication Critical patent/JPH0545205A/ja
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  • Measurement Of Force In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は荷重計のゲインを自動的に最適精度
に調整する荷重測定装置を提供する事を目的とする。 【構成】荷重計の電圧信号を増幅器を介して増幅した
後、前記電圧信号を荷重値に変換する荷重測定装置にお
いて、荷重測定対象の荷重測定値Tin、この荷重測定値
Tinに対応する荷重計の電圧信号Vin、前記荷重計の電
圧信号の最大値Vmax、荷重測定対象の最大荷重Tmaxを
用い、最適ゲイン係数Gを下式に従って求め、 G=(Vmax/Vin)×(Tin/Tmax) 前記増幅器のゲインがこの最適ゲイン係数Gとなるよう
制御するゲイン調整手段を備えるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、荷重計のゲインを最
適なものに自動調整する荷重測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ストレンゲージなどの荷重計において
は、荷重計個々に検出出力にばらつきがあり、これを調
整するため従来は、荷重計のゲインに可変抵抗を接続
し、この抵抗値を調整することで出力のばらつきを解消
するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な手法では、調整精度に調整者の違いによるばらつきが
生じるとともに、最適な精度が得られる調整を行うには
熟練性が要求されるという問題がある。
【0004】この発明はこのような実情に鑑みてなされ
たもので、荷重計のゲインを自動的に最適精度に調整す
る荷重測定装置を提供する事を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明においては、荷
重計の電圧信号を増幅器を介して増幅した後、前記電圧
信号を荷重値に変換する荷重測定装置において、荷重測
定対象の荷重測定値Tin、この荷重測定値Tinに対応す
る荷重計の電圧信号Vin、前記荷重計の電圧信号の最大
値Vmax、荷重測定対象の最大荷重Tmaxを用い、最適ゲ
イン係数Gを下式に従って求め、 G=(Vmax/Vin)×(Tin/Tmax) 前記増幅器のゲインがこの最適ゲイン係数Gとなるよう
制御するゲイン調整手段を備えるようにしている。
【0006】
【作用】すなわちこの発明では、荷重測定対象(例えば
プレスのスライド荷重、シリンダ荷重など)の荷重が考
えられる最大値Tmaxを取るとき、荷重計1の出力電圧
のうちの最大値Vmaxを荷重計の出力として取り込める
ように増幅器のゲインを調整する。
【0007】
【実施例】以下、この発明を添付図面に示す実施例にし
たがって詳細に説明する。
【0008】図2はこの発明の実施例を示すもので、ス
トレンゲージなどの荷重計1の検出出力(電圧信号)は
可変増幅器2で増幅された後、A/D変換器3に入力さ
れ、ここでアナログ信号がデジタル信号に変換された
後、演算CPU4(以下CPUという)に入力される。
CPU4では、この入力電圧信号を荷重値に変換してこ
れを図示しない表示器に表示するとともに、後述する演
算によって可変増幅器2の最適ゲインGを演算し、この
最適ゲイン値Gとなるように可変増幅器のゲインを制御
する。なお、最適なゲインに調整するとは、測定対象
(例えばプレスのスライド荷重、シリンダ荷重など)の
荷重が考えられる最大値Tmaxを取るとき、荷重計1の
出力レンジのうちの最大値Vmaxを荷重計の出力として
取り込めるようにゲイン調整する事である。入力部5は
CPU4での演算に必要な値を入力するために設けられ
ている。
【0009】以下、CPU4での演算について図1のフ
ローチャート及び図3を用いて説明する。
【0010】先ず、オペレータは当該荷重計の測定対象
の荷重Tinを当該荷重計を用いて実際に測定する。この
測定により、この測定荷重に対応する荷重計1の電圧信
号Vinが可変増幅器2、A/D変換器3を介してCPU
4に入力され、CPU4はこの出力電圧Vinを荷重値T
inに変換して表示部に表示する(図3参照)。この際、
CPU4は入力された電圧信号Vinを記憶しておく。
【0011】オペレータは前記荷重表示を確認する事に
より、この測定値Tinを入力部5を介してCPU4に入
力する(ステップ100)。この入力値TinもCPU4
で記憶される。
【0012】なお、この場合は測定値Tinをオペレータ
がCPU4の表示部の表示により確認し、これを入力部
5を介して入力するようにしたが、この入力によらずC
PU4で演算した値Tinを直接使って後の演算を行うよ
うにしてもよい。
【0013】次に、CPUは下式(1)にしたがってゲ
イン係数G´を演算する(ステップ110)。
【0014】G´=Vmax/Vin …(1) なお、上記式(1)において、Vmaxは当該荷重計1が
出力する電圧信号の最大値であり、これは荷重計それぞ
れが持つ固定機能値であるのでCPU4内に予め設定さ
れている(図3参照)。
【0015】また、オペレータは前記測定対象の荷重値
として考えられる最大荷重値Tmaxを入力部5を介して
CPU4に入力する(ステップ120、図3参照)。
【0016】CPU4では、先のゲイン係数G´、測定
荷重Tin及び前記最大荷重値Tmaxを用いて下式(2)
にしたがった演算を行う事により最終的な最適ゲイン係
数Gを演算する(ステップ130)。
【0017】G=G´×(Tin/Tmax) =(Vmax/Vin)×(Tin/Tmax) …(2) そして、これ以降荷重計1を用いて荷重を測定する際に
は、可変増幅器2のゲインが上記ゲイン係数Gとなるよ
う可変増幅器2のゲインを自動調整する。これにより荷
重計1の能力を最大に活かした荷重測定が可能になる。
【0018】すなわち本装置は、図3のラインL1の精
度でしかなかった荷重計1の荷重測定能力を、ラインL
2で示される荷重計1が本来持っている最大精度によ荷
重測定能力に向上させて使用させようとするものであ
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
荷重計が本来持っている最高精度による荷重測定が自動
的に可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の作用を示すフローチャー
ト。
【図2】この発明の実施例を示すブロック図。
【図3】この発明の実施例を説明するためのグラフ。
【符号の説明】
1…荷重計 2…可変増幅器 3…A/D変換器 4…演算CPU 5…入力部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷重計の電圧信号を増幅器を介して増幅し
    た後、前記電圧信号を荷重値に変換する荷重測定装置に
    おいて、 荷重測定対象の荷重測定値Tin、この荷重測定値Tinに
    対応する荷重計の電圧信号Vin、前記荷重計の電圧信号
    の最大値Vmax、荷重測定対象の最大荷重Tmaxを用い、
    最適ゲイン係数Gを下式に従って求め、 G=(Vmax/Vin)×(Tin/Tmax) 前記増幅器のゲインがこの最適ゲイン係数Gとなるよう
    制御するゲイン調整手段を備えるようにした荷重測定装
    置。
JP20182591A 1991-08-12 1991-08-12 荷重測定装置 Pending JPH0545205A (ja)

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JP20182591A JPH0545205A (ja) 1991-08-12 1991-08-12 荷重測定装置

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JPH0545205A true JPH0545205A (ja) 1993-02-23

Family

ID=16447525

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JP20182591A Pending JPH0545205A (ja) 1991-08-12 1991-08-12 荷重測定装置

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