JPH0544984A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH0544984A
JPH0544984A JP3322937A JP32293791A JPH0544984A JP H0544984 A JPH0544984 A JP H0544984A JP 3322937 A JP3322937 A JP 3322937A JP 32293791 A JP32293791 A JP 32293791A JP H0544984 A JPH0544984 A JP H0544984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air conditioner
air
light source
wind
wind direction
Prior art date
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Pending
Application number
JP3322937A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Iio
幸司 飯尾
Kiyoshi Sakuma
清 佐久間
Mitsuhiro Yoshida
光博 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPH0544984A publication Critical patent/JPH0544984A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は気流及び気流の方向を視感覚的に
とらえるとともに、空調をイメージすることができ快適
性が向上する装置を提供することを目的とする。 【構成】 この発明の空気調和機は、吹き出し風に連動
して点灯または点滅するライン形の光源13を空気調和
機本体1に設け、光源1の色を冷房時には寒色系に、暖
房時には暖色系にするよう構成する。 【効果】 この発明は気流及び気流の方向が可視化で
き、冷感や暖感が視感覚で得られる等全く新しい機能を
持った空気調和機が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気調和機に係わ
り、特に風向変更表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は例えば特開昭59−86843号
公報に示された従来の空気調和機の風向表示装置の構成
を示す図である。図において、1は空気調和機で、内部
に熱交換器と送風機(いづれも図示されていない)を有
する。4は熱交換後の空気の吹き出し口で、この時左右
方向の風向偏向板5aと上下方向の風向偏向板5bにて
送風方向を変化させる。6は光による風向の表示部であ
る。図10は上下方向の風向偏向板5bの動きに連動し
て上下方向の風向を示す表示部である。7はランプ等の
光源、8は光源7の前面に設けた遮光板、8aはこの遮
光板8に設けた開口部、9は受光板で、上記表示部6に
複数の光ファイバー10を介して接続している。
【0003】類似した従来例として実開昭59−965
22号公報と実開昭59ー108146号公報に示すも
のがあるが、動作が水平方向の表示を示すもので、その
効果は同じである。
【0004】次に動作について説明する。空気調和機1
の内部にある熱交換器を通過して熱交換した室内空気は
送風機にて吹き出し口4から再び室内に戻される。この
時、上下方向の風向偏向板5bに連動して遮光板8も動
くように構成されている。遮光板8には開口部8aが設
けられてある。光源7からの光は開口部8aを通過して
受光板9に達し、受光板9に固定してある光ファイバー
10を通して表示部に臨んだ光ファイバー10の先端部
が光輝する構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置は以上のよ
うに構成されているので、吹き出し方向を点でしか表現
することができず、現実感のない表示である。又方向も
上下方向あるいは左右方向のどちらかしか表示できな
い。さらにこの方法では風の方向しか表示できず、気流
や気流の流れをイメージすることが不可能であり、構造
的にも機構部を持ち、光を送る経路に可動部があるため
故障し易く、高価になる問題点があった。また気流を見
ることができないため、冷暖房時の冷感や暖感、さらに
空調をしているという感覚を視感覚的にとらえることが
出来ず快適感が不足するという問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、光と気流を交差させることによ
って、気流及び気流の方向を視感覚的にとらえることが
出来るとともに、空調をイメージすることができ快適性
が向上する装置を提供することを目的とする。また、冷
房時には寒色系、暖房時には暖色系の光の色を採用する
ことで、冷感や暖感を視感覚的に得られることもでき
る。さらに風量や風速の変化を視感覚でとらえることに
より、空調の変化をより快適に感じることができる。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
の空気調和機は、本体内に熱交換器と、送風量を変化す
る送風機と、調和空気の吹き出し方向を変化させる風向
変更手段とを空気調和機において、前記風向変更手段に
連動して点灯または点滅するライン形の光源を前記本体
に備え、気流の方向を可視化できることを特徴とする。
【0008】この発明に係る請求項2の空気調和機は、
請求項1の空気調和機において、光源は風向変更手段で
ある風向変更板に取り付けられたことを特徴とする。
【0009】この発明に係る請求項3の空気調和機は、
本体内に熱交換器と、送風量を変化する送風機と、調和
空気の吹き出し方向を変化させる風向変更手段と、吹き
出し風速を変化させる風速変更手段とを有する空気調和
機において、前記風向変更手段及び風速変更手段に連動
して点灯または点滅する暖色系と寒色系の光源が交互に
配置されたライン形の光源を前記本体に備え、気流の方
向を可視化できることを特徴とする。
【0010】
【作用】この発明における請求項1の空気調和機は、風
の動きに合わせて気流及び気流の方向が可視化できる。
【0011】この発明における請求項2の空気調和機
は、風向に同期して点灯または点滅するので風向が可視
化できる。
【0012】この発明における請求項3の空気調和機
は、暖色系と寒色系の光の色を使い分けることで、冷感
や暖感が視感覚で得られる。
【0013】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図について説明
する。図1、2において、1は空気調和機で内部に熱交
換器11と送風機12を有する。吹き出し口4には、左
右方向の風向偏向板5aと上下方向の風向偏向板5bが
ある。13は空気調和機1の本体下部にライン形の冷房
時は寒色系暖房時は暖色系光源で風向偏向手段5に連動
して点灯または点滅する。
【0014】次に動作を説明する。送風機12の回転に
より、空気調和機1の本体前面から吸い込まれた室内空
気は熱交換器11で熱交換され、吹き出し口4を経由し
て再び室内に戻る。ここで風は左右方向の風向偏向板5
aの角度と、上下方向の風向偏向板5bの角度に沿って
吹き出される。このとき空気調和機1の本体下部に取り
付けられたライン形の光源13から発せられた光線が、
上記吹き出し口4から吹き出された風に当たる。この風
は上記熱交換器11で熱交換されて、冷房時には周囲温
度よりも数度低く、また暖房時には周囲温度よりも数度
高くなっているため、周囲空気と密度が異なり、よって
光の屈折率も異なる。従ってこの吹き出し風に当たった
光は、そこまで直進してきた方向と異なる方向に屈折し
て進んで行くのが観察される。
【0015】次に空気調和機1の本体内部にある制御装
置(図示せず)によって、左右方向の風向偏向板5aの
角度や上下方向の風向偏向板5bの角度を変化させる
と、吹き出し風はその方向に向きを変えて吹き出される
ので、ライン形の光源13からの光は偏向された光に当
たって屈折し風の方向が可視化できる。この時上記制御
装置(図示せず)により、送風機12の回転数や風量に
連動して、光を周期的に点滅させたり、周期的に光量を
変化させて強弱をつけることにより、気流の変化を視感
覚的に得られることが出来る。又光源の色を、冷房時に
は寒色系に、暖房時には暖色系を選択することで、冷感
や暖感を視感覚で得られることになる。
【0016】実施例2.図3は光源13を上下方向の風
向偏向板5bに設置した場合の実施例2を示すものであ
る。この時は空気調和機1の本体下部に取り付けられた
ライン形の光源は不要で、上下方向の風向偏向板5bに
同期して作動するので、風の方向と光の方向が一致し、
より風向がよくわかる。
【0017】実施例3.図4はライン形の光源13を左
右方向の風向偏向板5aに設置した場合の実施例3を示
すものである。この時は空気調和機1の本体下部に取り
付けられたライン形の光源は不要で、左右方向の風向偏
向板5aに同期して作動するので、風の方向と光の方向
が一致し、より風向がよくわかる。
【0018】実施例4.以下この発明の実施例4を図に
ついて説明する。図5において、1は空気調和機で内部
に熱交換器11と送風機12を有する。吹き出し口4に
は、左右方向の風向偏向板5aと上下方向の風向偏向板
5bがある。13は空気調和機1の本体下部にライン状
に取り付けられた光源で、風向制御に連動して点灯また
は点滅する。図6は図5の光源13で、暖色系の光源1
3a1 ,13a2 ,13a3 ・・・・と寒色系の光源1
3b1 ,13b2 ,13b3 ・・・・が交互に配置され
てライン状に構成されている。図7は図6の駆動回路を
示している。図において、20は電源、14はアース、
15および17は電流制限抵抗、16および18は駆動
用トランジスター、19は制御回路である。
【0019】送風機12の回転により、空気調和機1の
本体前面から吸い込まれた室内空気は熱交換器11で熱
交換され、吹き出し口4を経由して再び室内に戻る。こ
こでは風は左右方向の風向偏向板5aの角度と、上下方
向の風向偏向板5bの角度に沿って吹き出される。この
とき空気調和機1の本体下部に取り付けられたライン状
の光源13から発せられた光線が、前記吹き出し口4か
ら吹き出された風に当たる。この風は前記熱交換器11
で熱交換されて、冷房時には周囲温度よりも数度低く、
また暖房時には周囲温度よりも数度高くなっているた
め、周囲空気と密度が異なり、よって光の屈折率も異な
る。従ってこの吹き出し風に当たった光は、そこまで直
進してきた方向と異なる方向に屈折して進んで行くのが
観察される。ここで図6のように、暖色系の光源13a
1 ,13a2 ,13a3 ・・・・と寒色系の光源13b
1 ,13b2 ,13b3 ・・・・が交互に配置されてラ
イン状に構成されているので暖房時も冷房時も同様な位
置から発光することができる。次に暖色系の光源と寒色
系の光源の制御について図7を用いて説明する。暖房時
に制御回路19から駆動用トランジスター16にON信
号を送ると、電源20から光源13a1 ,13a2 ,1
3a3 ・・・・と電流制限抵抗15と駆動用トランジス
ター16を通ってアース14に電流が流れる回路が形成
される。また冷房時も同様にして寒色系の光源13b
1 ,13b2 ,13b3 ・・・・と電流制限抵抗17と
駆動用トランジスター18に電流が流れる回路が形成さ
れる。
【0020】実施例5.次にこの発明の実施例5を図に
て説明する。図8の(A)は送風機12の風速の変化を
示しており、Lo→Mi→Hiの順で風速が速くなり、
風量も多くなる。同図(B)は駆動用トランジスター1
6または18のON/OFF状態を示しており、送風機
12の風速の変化に応じて制御回路19からデューティ
を変化させた信号をトランジスターに送る。風速Loの
時はデューティを小に、風速Hiの時はデューティを大
に、風速Miの時はデューティをその中間にする。そう
すると光源13に印加される平均電圧デューティに比例
するので風速が速いほど明るく光ることになる。
【0021】実施例6.次にこの発明の実施例6を図8
の(C)にて説明する。図8の(C)も駆動用トランジ
スター16または18のON/OFF状態を示してお
り、送風機12の風速の変化に応じて制御回路19から
駆動周波数を変化させた信号をトランジスターに送る。
風速Loの時は周波数を遅く、風速Hiの時は周波数を
速く、風速Miの時は周波数をその中間にする。そうす
ると風速が速いほど速くフラッシングすることになる。
【0022】
【発明の効果】この発明は、次の効果を奏する。請求項
1の空気調和機は、本体内に熱交換器と、送風量を変化
する送風機と、調和空気の吹き出し方向を変化させる風
向変更手段とを有する空気調和機において、前記風向変
更手段に連動して点灯または点滅するライン形の光源を
前記本体に備え、気流の方向を可視化できる構成にした
ので、風の動きに合わせて気流及び気流の方向が可視化
できる。
【0023】請求項2の空気調和機は、請求項1の空気
調和機において、光源は風向変更手段である風向変更板
に取り付けられた構成にしたので、風向に同期して点灯
または点滅するので風向が可視化できる。
【0024】請求項3の空気調和機は、本体内に熱交換
器と、送風量を変化する送風機と、調和空気の吹き出し
方向を変化させる風向変更手段と、吹き出し風速を変化
させる風速変更手段とを有する空気調和機において、前
記風向変更手段及び風速変更手段に連動して点灯または
点滅する暖色系と寒色系の光源が交互に配置されたライ
ン系の光源を前記本体に備え、気流の方向を可視化でき
る構成にしたので、暖色系と寒色系の光の色を使い分け
ることで、冷感や暖感が視感覚で得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による空気調和機の正面図
である。
【図2】この発明の実施例1による空気調和機の縦断面
図である。
【図3】この発明の実施例2による空気調和機の光源を
上下方向の風向変更板に取り付けた図である。
【図4】この発明の実施例3による空気調和機の光源を
左右方向の風向変更板に取り付けた図である。
【図5】この発明の実施例4による空気調和機の構成図
である。
【図6】この発明の実施例4による空気調和機の光源の
構成図である。
【図7】この発明の実施例4による空気調和機の光源の
駆動回路図である。
【図8】この発明の実施例5、6による空気調和機の光
源の制御方法を示す図である。
【図9】従来の空気調和機の斜視図である。
【図10】従来の空気調和機の要部側面図である。
【符号の説明】
1 空気調和機 5 風向変更手段 11 熱交換器 12 送風機 13 光源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に熱交換器と、送風量を変化する
    送風機と、調和空気の吹き出し方向を変化させる風向変
    更手段とを有する空気調和機において、前記風向変更手
    段に連動して点灯または点滅するライン形の光源を前記
    本体に備え、気流の方向を可視化できることを特徴とす
    る空気調和機。
  2. 【請求項2】 光源は風向変更手段である風向変更板に
    取り付けられたことを特徴とする請求項1記載の空気調
    和機。
  3. 【請求項3】 本体内に熱交換器と、送風量を変化する
    送風機と、調和空気の吹き出し方向を変化させる風向変
    更手段と、吹き出し風速を変化させる風速変更手段とを
    有する空気調和機において、前記風向変更手段及び風速
    変更手段に連動して点灯または点滅する暖色系と寒色系
    の光源が交互に配置されたライン形の光源を前記本体に
    備え、気流の方向を可視化できることを特徴とする空気
    調和機。
JP3322937A 1991-06-06 1991-12-06 空気調和機 Pending JPH0544984A (ja)

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JP3-134983 1991-06-06
JP13498391 1991-06-06

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06272927A (ja) * 1993-03-22 1994-09-27 Tohoku Electric Power Co Inc 空気調和装置
CN102135293A (zh) * 2010-01-22 2011-07-27 乐金电子(天津)电器有限公司 空调
KR20140039703A (ko) * 2012-09-25 2014-04-02 엘지전자 주식회사 공기 조화기
JP2017110848A (ja) * 2015-12-15 2017-06-22 シャープ株式会社 空気調和機

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