JPH0544936U - 用紙カセツト - Google Patents

用紙カセツト

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JPH0544936U
JPH0544936U JP10334491U JP10334491U JPH0544936U JP H0544936 U JPH0544936 U JP H0544936U JP 10334491 U JP10334491 U JP 10334491U JP 10334491 U JP10334491 U JP 10334491U JP H0544936 U JPH0544936 U JP H0544936U
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JP
Japan
Prior art keywords
paper
stacking plate
sheet
plate
sheet stacking
Prior art date
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Pending
Application number
JP10334491U
Other languages
English (en)
Inventor
尚生 小野
芳法 仲山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙カセットを大型化したり用紙の収納限度
枚数を減らしたりすることなく、堆積量の違いによる用
紙の繰り出し角の格差を小さくすることが可能な用紙カ
セットを提供する。 【構成】 箱体11内の用紙積載板12上に堆積収納さ
れる用紙を繰り出しローラに圧接させて、分離爪22で
一枚ずつ分離しながら給紙させる用紙カセット10であ
って、用紙積載板12の給紙方向前方12aを、ガイド
手段(15、16a)により上下動自在に案内支持した
状態でバネ部材17により上方に付勢するとともに、用
紙積載板12の下方に一端を軸支した可動板18を配置
し、用紙積載板12の給紙方向後方端12bと可動板1
8の他端18bとを回動自在に接続させた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、印字装置や複写装置などに装着される給紙カセットに関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来の用紙カセットを示す斜視図である。 図において、51は上方を開口した箱体であり、この箱体51内には、用紙積 載板52が設けられている。また、用紙積載板52の両側にはサイドガイド板5 3、53が対向配置され、同後方にはリアガイド板54が配置されている。 このサイドガイド板53は、用紙積載板52上に堆積される用紙(不図示)の 両側部を給紙方向Aに沿って案内支持するものであり、リアガイド板54はその 後端位置を規制するものである。
【0003】 一方、用紙積載板52の給紙方向(A矢視)前方52aは、圧縮コイルバネ5 5、55により押し上げられて繰り出しローラ56、56に圧接しており、同後 方端52bは箱体51の下方に設けられた回動軸Pに軸支されている。
【0004】 また、箱体51の前方には一対の分離爪57、57が配設され、これは、用紙 積載板52上に堆積される用紙(不図示)のコーナ部を所定圧で押え、用紙の重 送を防止する役目を果たす。
【0005】 このような構成からなる従来の用紙カセット50において、用紙積載板52上 に堆積収納される用紙(不図示)は、用紙カセット50が装置本体58に装着さ れた後、分離爪57によって一枚ずつ分離されながら繰り出しローラ56の回転 により給紙方向Aに向けて送り出される。 また、用紙の堆積量が減るに従い、用紙積載板52は圧縮コイルバネ55の付 勢力により回動軸Pを支点に回動し、これにより用紙積載板52上の用紙の最上 位置は、堆積量に関係なく繰り出しローラ56に圧接される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の用紙カセット50においては、用紙積載板52の給 紙方向前方が、箱体51の下方に設けられた回動軸Pを支点に回動するように構 成されているため、以下のような問題があった。 すなわち、図5と図6を比較すると分かるように、用紙59の堆積量が多い時 と少ない時とで用紙積載板52の傾きが大きく異なり、よって、用紙の繰り出し 角αに大きな格差が生じてしまう。その結果、用紙カセットから装置本体に用紙 がスムースに送り出されず、用紙の走行不良や紙詰まりなどが発生していた。
【0007】 そこで、用紙の繰り出し角αの格差を小さくする方法として、用紙積載板52 の回動軸P(図4)を繰り出し位置(繰り出しローラが圧接する位置)から遠ざ けたり、或いは用紙の収納限度枚数を減らしたりする方法も考えられるが、前者 は用紙カセットが大型化し、後者は用紙の補充回数が頻繁になるという別の問題 が生じる。
【0008】 本考案は、上記問題を解決するためのなされたもので、用紙カセットを大型化 したり用紙の収納限度枚数を減らしたりすることなく、堆積量の違いによる用紙 の繰り出し角の格差を小さくすることが可能な用紙カセットを提供することを目 的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するためになされたもので、箱体内の用紙積載板上 に堆積収納される用紙を繰り出しローラに圧接させて、分離爪で一枚ずつ分離し ながら給紙させる用紙カセットにおいて、用紙積載板の給紙方向前方を、ガイド 手段により上下動自在に案内支持した状態でバネ部材により上方に付勢するとと もに、用紙積載板の下方に一端を軸支した可動板を配置し、用紙積載板の給紙方 向後方端と可動板の他端とを回動自在に接続させたものである。
【0010】
【作用】
本考案の用紙カセットにおいて、用紙積載板上に用紙が満載された状態では、 用紙積載板がバネ部材の付勢力に抗して押し下げられ、箱体の下方で用紙積載板 と可動板とが折り重なる状態となり、その上方に確保された空間に用紙が堆積さ れる。 一方、繰り出しローラによって用紙が送り出されていくと、用紙積載板の給紙 方向前方が、バネ部材の付勢力によりガイド手段に案内されながら上方に押し上 げられるとともに、同後方端が可動板の他端とともに持ち上げられ、よって用紙 積載板の傾きが緩やかになる。
【0011】
【実施例】
図1は本考案の用紙カセットの実施例を示す斜視図である。 図示した用紙カセット10において、11は箱体であり、これは、前面板11 a、背面板11bと側面板11c、11c及び底面板11dとからなり、その上 方を開口している。 この箱体11内には用紙積載板12が設けられており、しかも用紙積載板12 の両側にはサイドガイド板13、13が対向配置され、同後方にはリアガイド板 14が配置されている。 このサイドガイド板13は、用紙積載板12上に堆積される用紙(不図示)の 両側部を給紙方向Aに沿って案内支持するものであり、リアガイド板14はその 後端位置を規制するものである。
【0012】 また、本実施例のガイド手段として、用紙積載板12の給紙方向(A矢視)前 方12aの両側部には、係合突起として例えば係合ピン15、15が突設されて おり、これに対して箱体11の側面板11cには、ガイドレール16、16によ りガイド溝16a、16aが上下方向に沿って形成されている。そして、用紙積 載板12の給紙方向前方12aは、係合ピン15をガイド溝16aに係合するこ とにより、上下動自在に案内支持されている。 更に、用紙積載板12の給紙方向前方12aは、例えばその下面側に当接され た圧縮コイルバネ17、17(バネ部材)の弾性力によって上方に付勢されてい る。
【0013】 一方、用紙積載板12の下方には、例えば長手方向の寸法が用紙積載板12と ほぼ同じに設定された可動板18が配置されており、この可動板18の一端は、 例えばガイドレール16の略直下に配設された軸18aを支点に回動自在に支持 されている。 そして、用紙積載板12の給紙方向後方端12bと可動板18の他端18bと は、例えば蝶番19を介して回動自在に接続されている。
【0014】 尚、上記実施例の構成では、ガイドレール16を利用して箱体11の側面板1 1cにガイド溝16aを形成したが、本考案はこれに限らず、例えば箱体11の 側面板11cに直にガイド溝を形成することも可能である。
【0015】 このような構成からなる本実施例の用紙カセット10において、用紙積載板1 2上に堆積収納される用紙20(図2)は、圧縮コイルバネ17の付勢力により 繰り出しローラ21(図2)に圧接される。そして、箱体11の前方に配設され た分離爪22、22で一枚ずつ分離されながら、繰り出しローラ21の回転によ り給紙方向Aに向けて送り出される。
【0016】 また、本実施例の用紙カセット10において、用紙積載板12上に用紙が満載 された状態では、図2に示すように、圧縮コイルバネ17の付勢力に抗して用紙 積載板12が押し下げられ、箱体11の下方で用紙積載板12と可動板18とが 折り重なった状態となり、その上方に確保された空間に用紙20が堆積収納され る。
【0017】 一方、図2の状態から用紙20を順に送り出していくと、用紙積載板12の給 紙方向前方12aは、圧縮コイルバネ17の付勢力によりガイド溝16aに沿っ て上方に押し上げられる。 その際、用紙積載板12の後方端12bは、蝶番19を介して接続された可動 板の他端18bとともに持ち上げられ、これに連動して可動板18が軸18aを 支点に回動する。 そして、用紙の堆積量が少なくなった図3の状態では、用紙積載板12の前方 12aがガイド溝16aの上端、すなわち箱体11の最上位まで押し上げられ、 その状態で用紙積載板12の後方端12bは箱体11のほぼ中間高さまで持ち上 げられる。
【0018】 このように、本実施例の用紙カセット10においては、用紙積載板12の給紙 方向前方12aが押し上げられるにつれて、同後方端12bが所定の割合(本例 では、給紙方向前方12aの移動量の半分)だけ持ち上がるように構成されてい るので、従来例に比較すると、用紙が少ない時の用紙積載板の傾きが緩やかにな り、その結果、堆積量の違いによる用紙の繰り出し角αの格差が小さくなる。
【0019】 尚、本実施例においては、用紙積載板12と可動板18の長手寸法をほぼ同じ に設定したが、本考案はこれに限るものではなく、例えば可動板の方を短く設定 して、その一端を用紙積載板の下方に軸支するものであってもよい。 また、用紙積載板12の給紙方向前方12aを上方に付勢するバネ部材として 、上記実施例では圧縮コイルバネ17を例に挙げて説明したが、本考案はこれに 限らず、例えば蝶番19にねじりコイルバネを装着し、そのねじりコイルバネの 弾性力により可動板18側に反力をとって用紙積載板12の給紙方向前方12a を上方に付勢するものであってもよい。
【0020】
【考案の効果】
以上、説明したように本考案によれば、用紙カセットを大型化したり用紙の収 納限度枚数を減らしたりすることなく、堆積量の違いによる用紙の繰り出し角の 格差を小さくすることができる。 その結果、装置本体への用紙の送り出しがスムースになり、用紙の走行不良や 紙詰まりなどの不具合が解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の用紙カセットの実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】実施例の収納状態図(用紙多量)である。
【図3】実施例の収納状態図(用紙少量)である。
【図4】従来の用紙カセットの一例を示す斜視図であ
る。
【図5】従来例の収納状態図(用紙多量)である。
【図6】従来例の収納状態図(用紙少量)である。
【符号の説明】
10 用紙カセット 11 箱体 12 用紙積載板 15 係合ピン(係合突起) 16a ガイド溝 17 圧縮コイルバネ(バネ部材) 18 可動板 A 給紙方向

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体内の用紙積載板上に堆積収納した用
    紙を繰り出しローラに圧接させて、分離爪で一枚ずつ分
    離しながら給紙させる用紙カセットにおいて、 前記用紙積載板の給紙方向前方を、ガイド手段により上
    下動自在に案内支持した状態でバネ部材により上方に付
    勢するとともに、 前記用紙積載板の下方に一端を軸支した可動板を配置
    し、 前記用紙積載板の給紙方向後方端と前記可動板の他端と
    を回動自在に接続させたことを特徴とする用紙カセッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記ガイド手段は、前記用紙積載板側に
    設けた係合突起と前記箱体側に設けたガイド溝とからな
    ることを特徴とする請求項1記載の用紙カセット。
JP10334491U 1991-11-19 1991-11-19 用紙カセツト Pending JPH0544936U (ja)

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JP10334491U JPH0544936U (ja) 1991-11-19 1991-11-19 用紙カセツト

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