JPH0544731Y2 - - Google Patents

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JPH0544731Y2
JPH0544731Y2 JP1987005590U JP559087U JPH0544731Y2 JP H0544731 Y2 JPH0544731 Y2 JP H0544731Y2 JP 1987005590 U JP1987005590 U JP 1987005590U JP 559087 U JP559087 U JP 559087U JP H0544731 Y2 JPH0544731 Y2 JP H0544731Y2
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JP
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bracket
rotating body
base
detection device
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JP1987005590U
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JPS63115717U (ja
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Optical Transform (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は内燃エンジンの点火時期や燃料噴射時
期等を決定するためのクランク角等を検出する回
転検出装置に関する。
(従来の技術及びその問題点) 従来、内燃エンジンのクランク角を検出する、
例えば、ロータリーエンコーダとフオトカプラか
らなる回転検出装置Aは、第3図に示す如くカム
のタイミングプーリのカムスプロケツト1と反対
側に位置する内燃エンジン2の外端部或いは第4
図に示す如く内燃エンジン2の一側外面のデイス
トリビユータ3に装着されていた。
従つて、回転検出装置Aが内燃エンジン2の外
側に突出するため、その分だけ設置スペースを多
く必要とする。
又、従来の回転検出装置はロータリーエンコー
ダ(被検出体)をカムシヤフトに取り付け、これ
と一体に回転させ、フオトカプラ(検出体)をシ
リンダヘツド等の基体に取り付けていた。このた
め、ロータリエンコーダをカムシヤフトに取りつ
けるときにフオトカプラとロータリエンコーダと
の相対位置の調整を必要とし、この調整に手間が
掛かつていた。
本考案は斯かる問題点を解決するためになされ
たもので、設置スペースを多く必要とせず、取付
調整を必要としない回転検出装置を提供すること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成するために本考案の回転検出
装置は、基体に回転可能に支持されると共に、同
基体との間に空間部を形成する回転体と、前記基
体に固定されて前記空間部内に位置するブラケツ
トと、同ブラケツトに固定された検出体と、前記
回転体と同心で且つ前記検出体との相対位置が一
定となるべく回転軸線方向及び半径方向の移動が
規制されて前記ブラケツトに回転可能に支持され
た被検出体と、同被検出体と前記回転体とを前記
回転軸線方向に沿う相対位置を調節可能に連結す
る連結手段とを備えたことを特徴とする。
(作用) 検出体がブラケツトに固定されると共に、被検
出体がブラケツトに回転軸線方向及び半径方向の
移動が規制されて回転可能に支持されるため、被
検出体及び検出体の相対位置は回転体に関係なく
一定となり、しかも、被検出体は連結手段を介し
て回転体と連結されるために、被検出体は回転体
と一体に回転することになる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図に
基づき説明する。
第1図は本考案に係る回転検出装置の断面図、
第2図は第1図の矢示図である。両図中符号1
0は内燃エンジンで、そのシリンダヘツド(基
体)11の外側面11aには、カムシヤフト12
の外端部に固定されたカムスプロケツト(回転
体)13が回転可能に配設されている。カムスプ
ロケツト13は断面コ字状をなすもので、その内
側面13aと前記シリンダヘツド11の外側面1
1aとの間には、空間部14が設けられている。
該空間部14内に位置して、本考案に係る回転検
出装置15が配設されている。
回転検出装置15は、検出体16と、この検出
体16にて検出される被検出体17とを有してい
る。検出体16は、断面コ字状の本体16aの両
側壁対向面に、発光素子16bと受光素子16c
とを設けて成る、所謂フオトカプラにて構成され
ている。検出体16はブラケツト18を介して前
記シリンダヘツド11の外側面11aに固定され
ている。該ブラケツト18は、環状体18aの外
周縁一部に取付片18bを一体に設けてなり、環
状体18aがカムシヤフト12の外端側の外周に
遊嵌されて、取付片18bが前記シリンダヘツド
11の外側面11aにボルト19により取り付け
られている。該ブラケツト18の取付片18b
に、前記検出体16の一側壁が固着されている。
被検出体17は、環状の枠体17aの外周面に
薄肉の環状板17bを設けると共に、該環状板1
7bに周方向に間隔を存して多数のスリツト17
cを設けて成る、所謂ロータリーエンコーダにて
構成されている。被検出体17は、その枠体17
aが、ベアリング20を介して前記ブラケツト1
8の環状体18aの外周側面の環状溝18c内に
回転可能に嵌合され、且つ環状板17bの周縁一
部が前記検出体16の本体16aの両側壁相互間
内に回転可能に、且つ、環状板17bと本体16
aとの軸方向相対位置関係が常に一定になるよう
に装入されている。
被検出体17は、ピン(連結手段)21を介し
て前記カムスプロケツト13と一体回転可能に連
結されている。ピン21は、その軸線方向略中間
部より頭部側外周面にねじ21aが刻設されてい
る。そして、ピン21は、その軸線をカムシヤフ
ト12の軸線と平行に向けて且つそのねじ21a
をカムスプロケツト13に設けられたねじ孔13
bに螺合することにより、該カムスプロケツト1
3に装着されている。ピン21の先端21b側
が、前記被検出体17の環状板17bに突設され
た嵌合孔17d内に嵌合されている。従つて、被
検出体17は、ピン21に対して軸線方向に沿う
相対位置を調整し得る状態で、前記カムスプロケ
ツト13と一体回転可能に連結されている。
次に、上述の如く構成した本考案に係る回転検
出装置15の作動を説明する。
カムスプロケツト13が回転すると、該カムス
プロケツト13とピン21により連結されている
被検出体17が回転する。該被検出体17のスリ
ツト17cを検出体16が電気的に検出すること
により、クランク角等が検出される。このような
回転検出装置においては、検出体16の本体16
aの両側壁対向面と、被検出体17の環状板17
bの両側面との間の間隔Lが検出精度に大きく影
響するので、その間隔Lを所定値に設定するため
に、検出体16と被検出体17との軸線方向に沿
う相対的位置を規定する必要がある。このような
場合において、被検出体17がピン21によりカ
ムスプロケツト13との相対位置調整可能な状態
で、カムスプロケツト13と一体回転可能に連結
されているので、被検出体17及び検出体16を
夫々ブラケツト18の所定位置に取り付ければ、
カムシヤフト12及びカムスプロケツト13の取
り付け位置に関係なく前記間隔Lを一定に保つこ
とが出来、カムスプロケツト13の回転、即ち、
カムシヤフト12の回転を正確に検出することが
できる。尚、検出体16としては、フオトカプラ
に限らず、例えばパルスゼネレータとし、被検出
体17もエンコーダに限らず歯車やタイミングホ
イール等としてもよい。更に、基体11もシリン
ダヘツドに限らず、また、回転体12もカムスプ
ロケツトに限られるものではない。
(考案の効果) 上述した如く本考案の回転検出装置は、基体に
回転可能に支持されると共に、同基体との間に空
間部を形成する回転体と、基体に固定されて前記
空間部内に位置するブラケツトと、同ブラケツト
に固定された検出体と、回転体と同心で且つ検出
体との相対位置が一定となるべく回転軸線方向及
び半径方向の移動が規制されてブラケツトに回転
可能に支持された被検出体と、同被検出体と回転
体とを回転軸線方向に沿う相対位置を調節可能に
連結する連結手段とを備えて成るものである。
従つて、回転検出装置は、基体と回転体との間
の空間部に配設されるので、基体外側に突出する
ことがなく、取付スペースが少なくて済む。ま
た、検出体と被検出体の相対的位置関係は、回転
体位置に関係なく予め設定されて一定であり、従
つて基体への取付時にはこれらの相対位置調整が
不要で、回転体の回転検出精度の向上を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回転検出装置
の断面図、第2図は一部を切欠した第1図の矢
視図、第3図及び第4図は互いに異なる従来の回
転検出装置の取付位置の説明図である。 11……シリンダヘツド(基体)、13……カ
ムスプロケツト(回転体)、14……空間部、1
5……回転検出装置、16……検出体、17……
被検出体、18……ブラケツト、21……ピン
(連結手段)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 基体に回転可能に支持されると共に、同基体
    との間に空間部を形成する回転体と、前記基体
    に固定されて前記空間部内に位置するブラケツ
    トと、同ブラケツトに固定された検出体と、前
    記回転体と同心で且つ前記検出体との相対位置
    が一定となるべく回転軸線方向及び半径方向の
    移動が規制されて前記ブラケツトに回転可能に
    支持された被検出体と、同被検出体と前記回転
    体とを前記回転軸線方向に沿う相対位置を調節
    可能に連結する連結手段とを備えたことを特徴
    とする回転体検出装置。 (2) 前記回転体は、内燃エンジンの動弁機構のカ
    ム軸に取り付けられたカムスプロケツトである
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の回転検出装置。
JP1987005590U 1987-01-20 1987-01-20 Expired - Lifetime JPH0544731Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987005590U JPH0544731Y2 (ja) 1987-01-20 1987-01-20

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JP1987005590U JPH0544731Y2 (ja) 1987-01-20 1987-01-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63115717U JPS63115717U (ja) 1988-07-26
JPH0544731Y2 true JPH0544731Y2 (ja) 1993-11-15

Family

ID=30787316

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JP1987005590U Expired - Lifetime JPH0544731Y2 (ja) 1987-01-20 1987-01-20

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5552911A (en) * 1978-10-13 1980-04-17 Fujitsu Ltd Optical a/d converter
JPS57127809A (en) * 1980-10-15 1982-08-09 Gerugetsuku Furanku Encoder for mechanical control
JPS5923364A (ja) * 1982-07-30 1984-02-06 Fuji Photo Film Co Ltd 電子写真感光材料

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5923364A (ja) * 1982-07-30 1984-02-06 Fuji Photo Film Co Ltd 電子写真感光材料

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JPS63115717U (ja) 1988-07-26

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