JPH0544523U - 多機能製袋機の構造 - Google Patents

多機能製袋機の構造

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JPH0544523U
JPH0544523U JP089435U JP8943591U JPH0544523U JP H0544523 U JPH0544523 U JP H0544523U JP 089435 U JP089435 U JP 089435U JP 8943591 U JP8943591 U JP 8943591U JP H0544523 U JPH0544523 U JP H0544523U
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JP
Japan
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bag
conveyor
bag material
sealing
seal portion
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Application number
JP089435U
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English (en)
Inventor
▲こう▼三 藤田
Original Assignee
株式会社藤田機械
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Abstract

(57)【要約】 〔目 的〕ビニール素材の厚肉による袋体の袋底を
作る加熱シールにより生じるシール部位の不整形を、加
熱整形によって矯正する製袋機の改良に関するものであ
る。 〔構 成〕厚肉の袋素材Aを間欠送りする搬送機構
5及び袋体Bの袋底を作るシール機構10を有した製袋
機1に於いて、シール機構10に隣接して袋体Bの袋口
を作る切断機構11及び切断機構11の次に袋体Bを送
出するコンベヤ20のほぼ中間に、先のシール加工によ
って生じたシール部位の不整形を加熱矯正する加熱整形
手段23を備えると共にコンベヤ20の被動軸21に、
互いに異方向へ回転する一方向回転のクラッチ22、2
2′を設けることで、前記加熱整形の際にシール部位C
と、コンベヤ20のベルトとの焼付きを引剥すようにし
たものである。

Description

【考案の詳細な説明】
〔0001〕 〔産業上の利用分野〕 本考案は、製袋機に於ける厚肉の袋ごとの袋底を構成する加熱によるシール加 工により生じるシール部位の不整形になるのを再加熱により矯正するものに関す る。 〔0002〕 〔従来の技術〕 従来、この種厚肉の袋底をシール時の加熱による不整形部分を冷却手段を用い て整形するようにしたものとして実公平3−15297号公報の第3図で本願図 面の図4のものがある。以下図4に就いて簡単に説明すると、厚肉の袋素材40 を間欠移送する移送装置41の搬出側に熱溶断する切断装置42及び袋受台43 を有する周知の製袋装置44に於いて、該製袋装置44の下流側に前記溶断装置 42と連動する袋の長さ方向に調整可能な冷却ブロック体よりなる底シール部を 圧接する冷却装置45を設けたものである。上記のものにあっては袋素材が厚肉 のために、シール後の袋長さを移送される間にシール部位が大きく変形して見苦 しくなる不都合が生じる。従ってその変形を冷却手段によって矯正することは至 難であり、かつ不可能であった。 〔0003〕 〔考案が解決しようとする課題〕 解決しようとする課題は、厚肉の袋体の袋底を作るシールの加熱によりシール 部位に生じる変形を、再度の加熱押圧によって容易に矯正できるようにすること である。 〔0004〕 〔課題を解決するための技術的手段〕 本考案は、袋素材を間欠的に移送する間に所要寸法で肉厚のビニール製の袋を 連続製作する製袋機に於いて、袋体の袋底を作るシール機構の次に、袋素材の幅 方向に対のスプロケットを配置し、これらのスプロケットに掛装して連続回転す るチエーンに袋口を作るカッターを取付けると共に、該カッターを袋素材の間欠 停止の都度袋素材の幅方向の移動に対応させることで、袋素材を予じめ設定した 袋長さごとに切断して袋口を綺麗に仕上げる切断装置と、コンベヤのほぼ中間位 置に、袋素材と切離された袋体のシール部位と、コンベヤのベルトとを上下で挟 着する対の熱板及び作動シリンダによりなるシール部位の加熱整形手段とを隣設 し、コンベヤの送出側に配して動力原と通じて出力輪から伝動される被動輪、互 いに異方向へ回転する一方向回転のクラッチの複数等を設けると共に、一方のク ラッチに固定したアーム及び該アームを被動軸の半径方向に回動させる作動シリ ンダに連繋させた急回転機能を設けることで、コンベヤ及び先の加熱整形による 袋体のシール部位を、加熱整形手段の次の袋体への加熱押圧の作用と共動してシ ール部位とコンベヤベルトの表面との焼付きを瞬間的に引剥がすようにしたもの である。 〔0005〕 〔作 用〕 搬送機構を経て間欠的に送入される厚肉チユーブ状で厚肉の合成樹脂製の袋素 材を予じめ設定した袋長さの位置で固定してシール機構により袋底を作るシール を施こすと同時に、切断機構を作動して袋口を作る切断加工を施こして袋体を作 り、この袋体を別に設けたコンベヤを介して袋長さだけ送出したところで、先に 加工したシール部位を加熱整形機構により押圧加熱することにより、先のシール 工程によって変形し不整形になっていたシール部位を矯正整形する。この際シー ル部位は加熱と圧迫によってコンベヤベルトの表面に焼付いた状態となるのであ るが、この焼付きはコンベヤの被動軸に設けた急回転機構による被動軸のショッ ク状の急回転によりコンベヤベルトとの焼付きを容易に引剥がすことにより、円 滑に送り出し側へ送出させて一行程を終えるものである。 〔0006〕 〔実 施 例〕 図1は、本考案に係る多機能製袋機の構造を略示的に示したもので製袋機1は 、一端にチユーブ状で厚肉の合成樹脂製の袋素材Aを上下一対の送りロール2、 2′及びその送りロール2と同軸上の受動輪8を介して出力輪4から被動して前 記袋素材Aを間欠的に送り出す搬送機構5を構成し、該搬送機構5の送出側には 前記袋素材Aの幅方向上部に、固定された熱板6を下部には可動式の熱板6′を 同じく幅方向上下に向合せると共に該熱板6″に、ロッド8及びアーム9、9′ を介して上下方向に作動して前記熱板6との間に前記袋素材Aを間欠停止時に挟 着して袋底を作るシールを施こすシール機構を形成する。 〔0007〕 図1及び図8に示す切断機構11は前記シール機構10の送出側に設けており 、該切断機構11のカッター12は前記袋素材Aの下部幅方向両端に配した対の スプロケット13、13′の間に掛け渡して常時回転するチエーン14の一部に 固定され、一方のスプロケット13を介して前記袋素材Aの間欠停止時の時間帯 中にスプロケット13側から同13′側へ移動する間に袋素材Aを予じめ設定し た袋長さに切断するように構成し、ガイド15は支持部材16を介して袋素材A の上側に位置し下面に受板17と対応する押板17′を配置してある。 〔0008〕 図1及び図2に示す加熱整形手段28は、前記コンベヤ20を挾んで上部に熱 板24を作動シリンダ25と連繋して上下運動自在に配設し、コンベヤ20の下 部には前記熱板24と対応する熱板6″を配し、この加熱整形手段28と共動す る急回転機構18は、対のロール19、19′によるコンベヤ20の被動軸21 を延長し、この延長部分に互いに反対方向へ回動する一方向回転のクラッチ22 、22′を取付けると共に該クラッチ22に固定したアーム9″を作動シリンダ 25に連結することで、前記ロール19′に矢印P方向への瞬間的な急回転を与 えるように連繋させ、その急回転した回転量を前記クラッチ22′の反揆によっ て逆回転させて復元するように連繋させると共に上記急回転の際に、前記加熱整 形手段23が次の動作により熱板24をもって次のシール部位C′を加圧整形す る動作と連動するので、袋体Bのシール部位C′コンベヤ20のベルトとの焼付 き部分から引剥がれるように構成し、後続の袋素材Aから分離された袋体Bは受 箱26内に順次収容されて行くように対応させて一行程を終える。なお前記出力 輪4と被動輪7とは調帯27を介して前記送りロール2、2′と同一に間欠回転 をする。
〔0009〕 〔考案の効果〕 以上説明したように本考案に係る多機能製袋機は、袋素材の間欠停止時にシー ルを施こすシール機構の次に、袋素材の幅方向に常時回転移動するカッターを有 した切断機構と袋素材の間欠移送とを巧に連繋させたので、袋素材が厚肉の場合 でも袋体の切口(袋口となる)を綺麗に仕上げることができる。またコンベヤの ほぼ中央にコンベヤと袋体のシール部位とを上下で挾み付けることで、シール部 位のシール時に生じた変形を加熱矯正するようにしたので、袋素材が肉厚であっ てシール部位が著しく変形していてもこの変形を確実に矯正することができる。 さらにコンベヤの送出側に配した被動軸に互いに異方向へ同量回転する一方向回 転のクラッチを複数設けたので、袋体のシール部位の加熱矯正時に、該シール部 位のコンベヤベルト表面への焼付きを容易に引剥がすことができる。
【図面の簡単な説明】
〔図1〕本案多機能製袋機の構造を現わす全体的説明図
を示す。 〔図2〕図1に於けるV−V線の拡大平面図を示す。 〔図3〕図1に於けるW−W線の拡大平面図を示す。 〔図4〕本案考案の技術的背景となった先行技術を示
す。 〔符号の説明〕 1 製 袋 機 5 搬送機構 9″ アーム 10 シール機構 11 切断機構 12 カッター 13、13′ スプロケット 14 チエーン 18 急回転機構 20 コンベヤ 21 被 動 軸 22,22′ クラッチ 23 加熱整形手段 24 熱 板 25 作動シリンダ A 袋 素 材 B 袋 体 C、C′ シール部位

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 〔請求項1〕厚肉の袋素材Aを送入する搬送機構5、袋
    素材Aを間欠移送の途中で定位置停止させて袋底を作る
    シール機構10及び袋素材Aをもって予じめ設定された
    袋長さごとの袋体Bを作る製袋機1に於いて、袋底を作
    るシール加工と平行して袋口を作る切断機構11、シー
    ル部位Cを袋幅方向に加熱押圧することで先のシール時
    の加熱により生じて不整形に変形したシール部位Cを再
    度加熱により正常に矯正する加熱整形手段23及びその
    加熱整形時にコンベヤ20のシート表面に焼付いた前記
    シール部位Cを、コンベヤ20への瞬間的な急回転によ
    り引剥がす急回転機構18とを前記袋素材Aの移送方向
    に順次作業別ごとに配設したことを特徴とする多機能製
    袋機の構造。
  2. 〔請求項2〕袋素材Aの幅方向に対のスプロケット1
    3、13′を配設し、これらスプロケット13、13′
    に掛装して常時回転するチエーン14にカッター12を
    取付けると共に、該カッター12を袋素材Aの間欠停止
    時に、袋素材Aの幅方向に移動させることで、袋素材A
    を所定長の袋体Bごとに切断することを特徴とする請求
    項1記載の切断機構。
  3. 〔請求項3〕コンベヤ20の送出側に配した被動軸21
    に、互いに異方向へ回転する一方向回転のクラッチ2
    2、22′を設けると共に、クラッチ22に取付けたア
    ーム9″と作働シリンダ25とを連結し、前記コンベヤ
    20及び袋素材Aを熱板24により加圧する修正作業と
    同時的に前記クラッチ22を介して前記被動軸21に瞬
    間的な急回転を与えることで、加熱整形時にコンベヤ2
    0のシート表面に焼付いた袋体Bのシール部位C′加熱
    整形手段23と連繋して強制的に引剥がすことを特徴と
    する請求項1記載の急回転機構。
JP089435U 1991-08-08 1991-08-08 多機能製袋機の構造 Pending JPH0544523U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100475404B1 (ko) * 2002-10-21 2005-03-10 여진숙 젖은 우산 포장용 비닐봉지 제조방법 및 그 장치

Cited By (1)

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