JPH05444B2 - - Google Patents
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- JPH05444B2 JPH05444B2 JP59031397A JP3139784A JPH05444B2 JP H05444 B2 JPH05444 B2 JP H05444B2 JP 59031397 A JP59031397 A JP 59031397A JP 3139784 A JP3139784 A JP 3139784A JP H05444 B2 JPH05444 B2 JP H05444B2
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C7/00—Treating molten ferrous alloys, e.g. steel, not covered by groups C21C1/00 - C21C5/00
- C21C7/04—Removing impurities by adding a treating agent
- C21C7/072—Treatment with gases
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、溶鋼内への吹込ガス量を円滑に切換
える方法及び装置に関するものである。 (従来技術) 一般に、溶鋼内へのガス吹込みは、吹込ガスの
溶鋼内浮上による溶鋼の撹拌とそれに伴なう溶鋼
温度の均一化、スラグと溶鋼の反応促進、あるい
は吹込ガスによる水素、窒素、酸素等の脱ガスの
促進のために、製鋼分野において広く採用されて
いる。この吹込ガスの制御方法としては、例え
ば、製鉄機械設備総覧(昭和55年3月発行)536
頁の水圧デスケーリング装置に示す如く、アキユ
ームレーターとそれに連設した流量調節弁による
方法(以下単に流調弁制御方法と称する)が流体
および気体のいずれにも広く用いられている。し
かしながら、流調弁制御方法は、流調弁自体の作
動遅れ、および流調弁から、例えばガス吹込羽口
までの配管内残留ガスのために、羽口に実際流れ
るガス量は、数秒から数分に及ぶ切換遅れが発生
する。 即ち、高流量から低流量に切換えた場合の流調
弁は、閉方向に作動し低流量設定値になる。この
際、該流調弁には応答遅れがあるものの数秒程度
である。しかしながら、該流調弁とガス吹込羽口
間の配管内に残留している高流量に相当していた
高圧ガスが低流量に相当する低圧ガスに下る遅れ
は、該配管容量にも依るが数分にも及ぶ事があ
る。この現象は、流調弁の他にアキユームレータ
ーを設けた場合でも、また高圧ガスから低圧ガス
切換えの際にも同様であり、この吹込ガス切換え
の遅れは、高価な吹込ガスが無駄になること、お
よび必要量以上のガス吹込は、精錬容器の内張り
耐火物の損耗による寿命の低下を招くとともに、
精錬効果をも阻害する等の欠点を有する。 (発明の目的及び構成) 本発明は、前述した如き従来法の欠点である高
圧ガスから低圧ガスおよび低圧ガスから高圧ガス
に切換えの際に、遅れを防止して、高価な吹込ガ
スの無駄をなくすとともに、容器の耐火物損耗の
抑止と不要の吹込ガス量増加による精錬阻害の防
止を図ることにあり、その特徴とするところは、
高圧及び低圧のアキユームレーターと三方弁を介
して、高圧ガスから低圧ガスに切換えの際に、残
存高圧ガスを低圧アキユームレーター内に吸収す
ると共に、低圧ガスから高圧ガスに切換えの際
に、高圧のアキユームレーターで速やかに高圧化
する極めて優れたガスの切換方法及び装置であ
る。 (発明の作用) 以下、本発明による溶鋼内吹込ガスの切換方法
及び装置を図に示す一実施例に基づいて詳述す
る。 第1図は本発明による吹込ガスの切換方法の一
実施態様を示す断面図である。 図において、真空脱ガス装置(以下単にDHと
称する)Aは、真空容器1に矢印aの如く上昇と
下降を繰り返えさせて、該真空容器1内の溶鋼を
上下させ溶鋼の撹拌と脱ガスを行なう。このDH
では、真空容器1から溶鋼を吐出する場合には、
溶鋼の下降を妨げない事が必要であり、そのため
に、浸漬管2からの吹込ガス量は、吹込羽口が閉
塞しない程度の低流量でなければならない。一
方、真空容器内1に溶鋼を吸込む場合には、精錬
効率と脱ガス効率を向上させるために、多量のガ
スを吹込む事が有効である。而して該吹込ガスの
高流量、低流量の切換えは真空容器1の昇降と同
周期であり通常4〜10秒間隔の極めて短時間切換
えが必要である。 本発明では、短時間でのガス量切換えのため
に、ガス供給配管t0に高圧アキユームレーター3
と減圧弁4aにより減圧された低圧アキユームレ
ーター4、及び、ガス切換用三方弁5とガス配管
にて構成されている。 以下にガス流量切換え時の動作について述べ
る。浸漬管2内の高流量のガスを吹込む場合に
は、三方切換弁5の切換えにより、高圧のアキユ
ームレーター3に連結するガス配管t1と浸漬管2
に連結したガス配管t3とが連通し、いずれも高圧
となる。また、浸漬管2には、例えばガス吹込用
羽口14が埋設されており、ガス配管t3内圧力が
9Kg/cm2Gのとき全ガス流量で、2000Nl/minの
吹込が可能となるように設けてある。一方、溶鋼
が真空容器1内より、吐出される場合には、三方
切換弁5が低圧側に切換えられる。即ち、ガス配
管t2とガス配管t3が連通する。この際、三方切換
弁5が低圧側に切換つた直後に、ガス配管t3内の
9Kg/cm2Gに保持された圧縮ガスは、1Kg/cm2G
に調節された低圧側ガス配管t2を通り低圧のアキ
ユームレーター4内に瞬時に逆流し、その結果、
ガス配管t3内圧力は9Kg/cm2Gから1.2Kg/cm2G
となり、ガス流量を、2000Nl/minから0.4秒後
には、400Nl/minに下げることが出来る。この
ガス量400Nl/minは、浸漬管2内への吹込羽口
を閉塞しない最低流量である。このようにして三
方切換弁5を低圧側に切換えた後、6秒で再度高
圧側への切換えることによつて、高圧アキユーム
レーター3内の9Kg/cm2G圧縮ガスは、1Kg/cm2
Gに保持されたガス配管t3内に瞬時に流入して9
Kg/cm2Gまで昇圧され吹込羽口断面積に応じたガ
ス流量が確保される。 (実施例および効果) 次に、本発明による吹込ガスの切換方法の実施
例として300TDHに用いた際の真空容器の上昇、
下降と吹込ガス量の追従状態を第2図に示し、第
3図に従来法を用いた場合のそれを示すが、本発
明による場合は第2図に示す如く、第3図の場合
に比して極めて理想的な高流量から低流量、及び
低流量から高流量へのガス切換えが行なわれてい
ることが解る。即ち、第2図で真空容器1の上昇
開始による溶鋼の下降と同時に吹込ガス流量は、
2000Nl/minから0.4秒でほぼ400Nl/minの低流
量に切換つている。又、真空容器1の下降開始に
よる溶鋼の上昇開始と同時に吹込ガス流量は、
400Nl/minから0.3秒で2000Nl/minの高流量に
切換つている。 之に対して第3図の場合は、真空容器1の上昇
開始と同時に2000Nl/minの高流量から400Nl/
minの低流量に切換えているにもかかわらず吹込
羽口からの流量は、該羽口までの配管内残圧によ
り少しづつ下り500Nl/minで再度高流量に切換
わる。しかし、この場合にも該羽口までの配管の
昇圧に時間がかかり、該羽口からの吹込ガス量の
上昇は緩慢である。この様に本発明によれば吹込
ガス切換えが極めて円滑に行なえることが解る。 また、本発明による吹込ガス切換方法を採用し
た場合、真空容器内への溶鋼の吸上げ、吐出が極
めて円滑に行なえるために表−1に示すように優
れた冶金効果を得ることができる。 第1表のAは本発明による吹込ガス切換による
ものであり、Bは、従来の流調弁でのガス流量制
御方法によるものである。吹込ガス量は、高流量
2000Nl/min、低流量400Nl/minと同条件であ
るが、本発明によるAは、脱ガス処理時間も15分
と大幅に短かくなつているにもかかわらず処理後
の〔C〕、〔H〕、〔N〕とも従来法Bより低く、高
純度化に優れた効果がある。
える方法及び装置に関するものである。 (従来技術) 一般に、溶鋼内へのガス吹込みは、吹込ガスの
溶鋼内浮上による溶鋼の撹拌とそれに伴なう溶鋼
温度の均一化、スラグと溶鋼の反応促進、あるい
は吹込ガスによる水素、窒素、酸素等の脱ガスの
促進のために、製鋼分野において広く採用されて
いる。この吹込ガスの制御方法としては、例え
ば、製鉄機械設備総覧(昭和55年3月発行)536
頁の水圧デスケーリング装置に示す如く、アキユ
ームレーターとそれに連設した流量調節弁による
方法(以下単に流調弁制御方法と称する)が流体
および気体のいずれにも広く用いられている。し
かしながら、流調弁制御方法は、流調弁自体の作
動遅れ、および流調弁から、例えばガス吹込羽口
までの配管内残留ガスのために、羽口に実際流れ
るガス量は、数秒から数分に及ぶ切換遅れが発生
する。 即ち、高流量から低流量に切換えた場合の流調
弁は、閉方向に作動し低流量設定値になる。この
際、該流調弁には応答遅れがあるものの数秒程度
である。しかしながら、該流調弁とガス吹込羽口
間の配管内に残留している高流量に相当していた
高圧ガスが低流量に相当する低圧ガスに下る遅れ
は、該配管容量にも依るが数分にも及ぶ事があ
る。この現象は、流調弁の他にアキユームレータ
ーを設けた場合でも、また高圧ガスから低圧ガス
切換えの際にも同様であり、この吹込ガス切換え
の遅れは、高価な吹込ガスが無駄になること、お
よび必要量以上のガス吹込は、精錬容器の内張り
耐火物の損耗による寿命の低下を招くとともに、
精錬効果をも阻害する等の欠点を有する。 (発明の目的及び構成) 本発明は、前述した如き従来法の欠点である高
圧ガスから低圧ガスおよび低圧ガスから高圧ガス
に切換えの際に、遅れを防止して、高価な吹込ガ
スの無駄をなくすとともに、容器の耐火物損耗の
抑止と不要の吹込ガス量増加による精錬阻害の防
止を図ることにあり、その特徴とするところは、
高圧及び低圧のアキユームレーターと三方弁を介
して、高圧ガスから低圧ガスに切換えの際に、残
存高圧ガスを低圧アキユームレーター内に吸収す
ると共に、低圧ガスから高圧ガスに切換えの際
に、高圧のアキユームレーターで速やかに高圧化
する極めて優れたガスの切換方法及び装置であ
る。 (発明の作用) 以下、本発明による溶鋼内吹込ガスの切換方法
及び装置を図に示す一実施例に基づいて詳述す
る。 第1図は本発明による吹込ガスの切換方法の一
実施態様を示す断面図である。 図において、真空脱ガス装置(以下単にDHと
称する)Aは、真空容器1に矢印aの如く上昇と
下降を繰り返えさせて、該真空容器1内の溶鋼を
上下させ溶鋼の撹拌と脱ガスを行なう。このDH
では、真空容器1から溶鋼を吐出する場合には、
溶鋼の下降を妨げない事が必要であり、そのため
に、浸漬管2からの吹込ガス量は、吹込羽口が閉
塞しない程度の低流量でなければならない。一
方、真空容器内1に溶鋼を吸込む場合には、精錬
効率と脱ガス効率を向上させるために、多量のガ
スを吹込む事が有効である。而して該吹込ガスの
高流量、低流量の切換えは真空容器1の昇降と同
周期であり通常4〜10秒間隔の極めて短時間切換
えが必要である。 本発明では、短時間でのガス量切換えのため
に、ガス供給配管t0に高圧アキユームレーター3
と減圧弁4aにより減圧された低圧アキユームレ
ーター4、及び、ガス切換用三方弁5とガス配管
にて構成されている。 以下にガス流量切換え時の動作について述べ
る。浸漬管2内の高流量のガスを吹込む場合に
は、三方切換弁5の切換えにより、高圧のアキユ
ームレーター3に連結するガス配管t1と浸漬管2
に連結したガス配管t3とが連通し、いずれも高圧
となる。また、浸漬管2には、例えばガス吹込用
羽口14が埋設されており、ガス配管t3内圧力が
9Kg/cm2Gのとき全ガス流量で、2000Nl/minの
吹込が可能となるように設けてある。一方、溶鋼
が真空容器1内より、吐出される場合には、三方
切換弁5が低圧側に切換えられる。即ち、ガス配
管t2とガス配管t3が連通する。この際、三方切換
弁5が低圧側に切換つた直後に、ガス配管t3内の
9Kg/cm2Gに保持された圧縮ガスは、1Kg/cm2G
に調節された低圧側ガス配管t2を通り低圧のアキ
ユームレーター4内に瞬時に逆流し、その結果、
ガス配管t3内圧力は9Kg/cm2Gから1.2Kg/cm2G
となり、ガス流量を、2000Nl/minから0.4秒後
には、400Nl/minに下げることが出来る。この
ガス量400Nl/minは、浸漬管2内への吹込羽口
を閉塞しない最低流量である。このようにして三
方切換弁5を低圧側に切換えた後、6秒で再度高
圧側への切換えることによつて、高圧アキユーム
レーター3内の9Kg/cm2G圧縮ガスは、1Kg/cm2
Gに保持されたガス配管t3内に瞬時に流入して9
Kg/cm2Gまで昇圧され吹込羽口断面積に応じたガ
ス流量が確保される。 (実施例および効果) 次に、本発明による吹込ガスの切換方法の実施
例として300TDHに用いた際の真空容器の上昇、
下降と吹込ガス量の追従状態を第2図に示し、第
3図に従来法を用いた場合のそれを示すが、本発
明による場合は第2図に示す如く、第3図の場合
に比して極めて理想的な高流量から低流量、及び
低流量から高流量へのガス切換えが行なわれてい
ることが解る。即ち、第2図で真空容器1の上昇
開始による溶鋼の下降と同時に吹込ガス流量は、
2000Nl/minから0.4秒でほぼ400Nl/minの低流
量に切換つている。又、真空容器1の下降開始に
よる溶鋼の上昇開始と同時に吹込ガス流量は、
400Nl/minから0.3秒で2000Nl/minの高流量に
切換つている。 之に対して第3図の場合は、真空容器1の上昇
開始と同時に2000Nl/minの高流量から400Nl/
minの低流量に切換えているにもかかわらず吹込
羽口からの流量は、該羽口までの配管内残圧によ
り少しづつ下り500Nl/minで再度高流量に切換
わる。しかし、この場合にも該羽口までの配管の
昇圧に時間がかかり、該羽口からの吹込ガス量の
上昇は緩慢である。この様に本発明によれば吹込
ガス切換えが極めて円滑に行なえることが解る。 また、本発明による吹込ガス切換方法を採用し
た場合、真空容器内への溶鋼の吸上げ、吐出が極
めて円滑に行なえるために表−1に示すように優
れた冶金効果を得ることができる。 第1表のAは本発明による吹込ガス切換による
ものであり、Bは、従来の流調弁でのガス流量制
御方法によるものである。吹込ガス量は、高流量
2000Nl/min、低流量400Nl/minと同条件であ
るが、本発明によるAは、脱ガス処理時間も15分
と大幅に短かくなつているにもかかわらず処理後
の〔C〕、〔H〕、〔N〕とも従来法Bより低く、高
純度化に優れた効果がある。
【表】
以上の如く本発明は、円滑なガス切換方法及び
装置を提供するものであり、本適用例の如く、真
空脱ガス装置に用いれば極めて効率良く高純度鋼
の溶鋼に有効で、しかも、吹込ガスの損失と耐火
物の損耗の防止とともに、広く、一般のガス吹込
に適用できる優れた吹込ガスの切換方法及び装置
である。
装置を提供するものであり、本適用例の如く、真
空脱ガス装置に用いれば極めて効率良く高純度鋼
の溶鋼に有効で、しかも、吹込ガスの損失と耐火
物の損耗の防止とともに、広く、一般のガス吹込
に適用できる優れた吹込ガスの切換方法及び装置
である。
第1図は本発明による吹込ガス切換方法の一実
施例を示す図、第2図は本発明によるガス切換の
真空容器の上昇、下降と吹込ガスの追従状態を示
す図、第3図は従来法における真空容器の上昇、
下降と吹込ガスの追従状態を示す図である。 1:真空脱ガス容器、2:浸漬管、3:高圧ア
キユームレーター、4:低圧アキユームレータ
ー、5:三方切換弁、6:高圧アキユームレータ
ー用圧力調節弁、7:低圧アキユームレーター用
圧力調節弁、t1:高圧側ガス配管、t2:低圧側ガ
ス配管、t3:吹込ガス配管。
施例を示す図、第2図は本発明によるガス切換の
真空容器の上昇、下降と吹込ガスの追従状態を示
す図、第3図は従来法における真空容器の上昇、
下降と吹込ガスの追従状態を示す図である。 1:真空脱ガス容器、2:浸漬管、3:高圧ア
キユームレーター、4:低圧アキユームレータ
ー、5:三方切換弁、6:高圧アキユームレータ
ー用圧力調節弁、7:低圧アキユームレーター用
圧力調節弁、t1:高圧側ガス配管、t2:低圧側ガ
ス配管、t3:吹込ガス配管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 容器に設けた羽口を介して溶鋼内にガスを吹
込む方法において、高圧と低圧のアキユームレー
ターに連設した三方弁を介して、該吹込ガスを高
圧ガスから低圧ガスに切換える際に、管内残留ガ
スを低圧アキユームレーターに吸収して低圧化す
るとともに、低圧ガスから高圧ガスに切換える際
に、高圧アキユームレーターにて管内を迅速置換
することを特徴とする溶鋼内吹込ガスの切換方
法。 2 容器に設けた羽口に連設したガス供給配管の
二系列に分岐し、分岐配管の一方に高圧アキユー
ムレーターを、他方に低圧のアキユームレーター
を設けるとともに、高圧アキユームレーターと低
圧のアキユームレーターの羽口ガス供給側に三方
弁を設けた連通管を設け、且つ三方弁の一方をガ
ス吹込羽口に連設したことを特徴とする溶網内吹
込ガスの切換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3139784A JPS60177122A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | 溶鋼内吹込ガスの切換方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3139784A JPS60177122A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | 溶鋼内吹込ガスの切換方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60177122A JPS60177122A (ja) | 1985-09-11 |
JPH05444B2 true JPH05444B2 (ja) | 1993-01-06 |
Family
ID=12330124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3139784A Granted JPS60177122A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | 溶鋼内吹込ガスの切換方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60177122A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BR8803185A (pt) * | 1987-06-29 | 1989-01-24 | Kawasaki Steel Co | Processo e aparelho para desgaseificacao de metal em fusao |
CN111230055A (zh) * | 2020-03-18 | 2020-06-05 | 无锡梯威信息科技有限公司 | 一种浇钢时防止氧化的自动氩气控制装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4966518A (ja) * | 1972-08-01 | 1974-06-27 |
-
1984
- 1984-02-23 JP JP3139784A patent/JPS60177122A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4966518A (ja) * | 1972-08-01 | 1974-06-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60177122A (ja) | 1985-09-11 |
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