JPH0544233U - 恒温槽 - Google Patents

恒温槽

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Publication number
JPH0544233U
JPH0544233U JP9556591U JP9556591U JPH0544233U JP H0544233 U JPH0544233 U JP H0544233U JP 9556591 U JP9556591 U JP 9556591U JP 9556591 U JP9556591 U JP 9556591U JP H0544233 U JPH0544233 U JP H0544233U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
heater
tank
constant
bath
Prior art date
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Pending
Application number
JP9556591U
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English (en)
Inventor
昭一 上地
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
  • Testing Resistance To Weather, Investigating Materials By Mechanical Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各面が異なった温度試験条件を与えられてい
る供試体を高温下において環境試験する場合、従来の恒
温槽では温度分布が一定のため最低温度の条件でしか試
験をすることができなかった。このため、上記条件下に
おいても同時に試験ができる恒温槽を得る。 【構成】 槽内の温度を検出する温度センサー1と、ヒ
ータ2と、ヒータを加熱させるためのヒータ信号を発生
するヒータ駆動回路3と、設定温度を維持するための制
御信号を発生する温度調節器4と、調温された空気を循
環させる送風器5とを槽内の各壁面に設け、それぞれ任
意の温度に設定すると同時に設定温度を制御するプログ
ラム設定器6によって構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、供試体を高温下において環境試験するための恒温槽に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
図2は従来の恒温槽の構成図であり、1aは槽内温度を検出する温度センサー 、2aはヒータ、3aはヒータ信号を発生するヒータ駆動回路、4aは任意の温 度を設定すると共にその設定温度を維持するための制御信号を発生する温度調節 器、5aは調温された空気を循環させる送風器である。
【0003】 従来の恒温槽の構成は上記のとおりであり、次に動作説明をする。 まず、温度調節器4aによって任意の温度(常温以上)に設定することにより 温度調節器4aからの制御信号はヒータ駆動回路3aに送られる。ヒータ駆動回 路3aは制御信号によってヒータ信号を発生しヒータ2aを加熱させる。そして 、調温された空気を送風器5aによって強制循環させ槽内の温度分布を一定にす る。
【0004】 一方、槽内温度を検出する温度センサー1aは、温度を検出信号に変換し温度 調節器4aに送る。そこで温度調節器4aは、温度設定により生じた温度設定値 信号電圧と温度センサー1aからの検出信号電圧が相等しくなるまで双方の電位 差によって連続的に制御信号を発生し、ヒータ駆動回路3aを駆動させヒータ2 aを加熱させる。検出信号電圧が基準温度設定値信号電圧と等しくなると、電位 差がなくなり制御信号は発生しないためヒータ2aは加熱されず、その繰り返し によって設定温度を維持して行くものである。
【0005】 従来の恒温槽は以上のような過程により、供試体を温度分布が一定な高温の雰 囲気の中にさらして温度環境試験を行っている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
今日のように著しい技術革新が進むなかで製作される製品(供試体)は、各種 の電子部品や材料によって構成されており、それらは素子や素材等の特性によっ てそれぞれの規格が制定されている。このため、本体そのものに加える機械的環 境試験や気象的環境試験では、それぞれの構成(部分)がもつ特性(許容範囲) によって試験条件が制約されることになり、これを無視すれば機械的破壊や電気 的故障の影響を生じることになる。
【0007】 従って気象的環境試験における高温度試験を行う場合でも、従来の恒温槽では 前記で説明したように槽内の温度分布が一定であるため、供試体の構造やそれぞ れの構成部分において異なった温度試験条件が与えられている場合は、最も低い 温度条件でしか試験を行うことができなかったり、あるいは供試体を分解して各 構成部分毎に温度試験をしなければならないという問題点があった。
【0008】 この考案はかかる問題点を解決するためになされたもので、供試体の各部分( 面)が異なった温度試験条件の場合でも、それぞれの許容範囲において対応でき る恒温槽を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案に係わる恒温槽は、ヒータ・温度センサー・送風器を各壁面に設け、 それぞれの設定温度を制御するためのプログラム設定器を付加したものである。
【0010】
【作用】
この考案においては、プログラム設定器によって各壁面における温度をそれぞ れ任意に設定すると同時にそれぞれの温度制御を行う。
【0011】
【実施例】
図1はこの考案の一実施例を示す恒温槽の構成図であり、図1にてヒータ2a 〜2cと送風器5a〜5cの間に温度センサー1a〜1cを配し、それらを供試 体の各面に対し設定した温度範囲となるよう槽内の各壁面に取り付ける。1b〜 5b及び1c〜5cまでは図2に示したものと同等の回路であり、6はそれぞれ の温度を任意に設定すると共にその設定温度を制御するプログラム設定器、Aは 1a〜5aによって制御される温度範囲、Bは1b〜5bによって制御される温 度範囲、Cは1c〜5cによって制御される温度範囲である。
【0012】 次に上記のように構成された恒温槽を用いて、槽内の各A,B,Cの温度範囲 をそれぞれ異なった温度で運転するときの動作を説明する。
【0013】 まず、プログラム設定器6によって槽内の各A,B,Cに対してそれぞれ任意 の温度設定値を入力する。そこで、プログラム設定器6はAの入力信号において はAの設定値に対応した基準温度設定値信号を発生し温度調節器4aに送る。こ れを受けて温度調節器4aは制御信号を発生すると、従来の動作過程によりヒー タ駆動回路3aを駆動させヒータ2aを加熱させる。そして調温された空気は送 風器5aによって循環され、槽内におけるAの温度範囲を設定された温度の状態 に保つ。同時にプログラム設定器6はB,Cの入力信号に対してもそれぞれの設 定値に対応した基準温度設定値信号を発生することにより、上記と同様槽内にお けるB,Cの温度範囲を設定された温度の状態に保つ。
【0014】 一方、温度センサー1a,1b,1cからの検出信号を受けたそれぞれの温度 調節器4a,4b,4cはプログラム設定器6からのそれぞれの基準温度設定値 信号によって生じた温度設定値信号電圧と検出信号電圧の電位差によって断続的 に制御信号を発生することにより、従来の過程から槽内の各A,B,Cにおいて 設定された温度を維持していく。
【0015】
【考案の効果】
この考案は以上説明したとおり、従来の構成を槽内の各壁面に設けそれらをプ ログラム設定器によって自動制御できるようにしたため、各部分が異なった温度 試験条件下にある供試体でも同時に試験できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す構成図である。
【図2】従来の一実施例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 温度センサー 2 ヒータ 3 ヒータ駆動回路 4 温度調節器 5 送風器 6 プログラム設定器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 槽内を加熱するヒータと、上記槽内の温
    度を検出する温度センサーと、上記温度センサーで検出
    された温度値が予め設定した温度設定値と等しくなるよ
    うに上記ヒータ駆動回路を動作させる温度調節器と、上
    記で調温された空気を循環させる送風器とを備えた恒温
    槽において、各面が異なる温度試験条件を有する供試体
    の各面に対応させてヒータ・温度センサー・送風器を設
    け、供試体の各面が異なる温度試験条件に対応した基準
    温度設定値を温度調節器に設定するプログラム設定器を
    具備したことを特徴とする恒温槽。
JP9556591U 1991-11-21 1991-11-21 恒温槽 Pending JPH0544233U (ja)

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JP9556591U JPH0544233U (ja) 1991-11-21 1991-11-21 恒温槽

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JP9556591U JPH0544233U (ja) 1991-11-21 1991-11-21 恒温槽

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JPH0544233U true JPH0544233U (ja) 1993-06-15

Family

ID=14141118

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JP9556591U Pending JPH0544233U (ja) 1991-11-21 1991-11-21 恒温槽

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011244274A (ja) * 2010-05-19 2011-12-01 Nec Computertechno Ltd 電子装置およびこの電子装置の検査方法並びに発熱素子の検査方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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