JPH0544034Y2 - - Google Patents

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JPH0544034Y2
JPH0544034Y2 JP11174888U JP11174888U JPH0544034Y2 JP H0544034 Y2 JPH0544034 Y2 JP H0544034Y2 JP 11174888 U JP11174888 U JP 11174888U JP 11174888 U JP11174888 U JP 11174888U JP H0544034 Y2 JPH0544034 Y2 JP H0544034Y2
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JP
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workpiece
processing station
station
transfer
accommodation groove
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、複数の加工ステーシヨンを一定間
隔毎に配置し、各加工ステーシヨンへのワークの
送りをトランスフアバーにて行うようにしたトラ
ンスフアマシンにおいて、ワークの外径を切削屑
加工するステーシヨンの後方に設置され、前記切
削加工する旋盤の刃具の破損の有無を自動的に検
知する刃具破損検知装置に関するものである。
〔従来の技術〕
トランスフアマシンは、第4図に示す様に、複
数の加工ステーシヨンA,B……を一定間隔毎に
配置し、各加工ステーシヨンA,B……間をトラ
ンスフアバー1,1でつなぎ、各加工ステーシヨ
ン1,1……中のワークをトランスフアバー1,
1にて一斉に次の加工ステーシヨンへ送り乍ら、
ワークを順番に加工して製品化するものである。
上記各加工ステーシヨンA,B……には工程順に
従つて各種単体専用工作機械が設置されている。
またトランスフアバー1,1には定ピッチ毎にワ
ークを受けるワーク受け台(図示せず)が取付け
られている。
上記トランスフアマシンでは、各加工ステーシ
ヨンA,B……において、工程順に自動的に連続
して加工が行われるために、各加工ステーシヨン
A,B……に設置された工作機械が正常に加工を
行つているか否かを常に監視する必要がある。特
に工作用刃具が破損しているか否かを監視するこ
とが次の加工ステーシヨンでの工作機械の刃具を
守るためにも重要である。
工作機械の刃具の破損の有無は、直接刃具を検
知する方法と、加工後のワークの形状から検知す
る方法とがあり、ワークの外径を切削する旋盤の
場合では、ワークの形状から検知する方法が行わ
れている。
ワークの形状から刃具の破損の有無を検知する
手段としては、例えば加工ステーシヨンAでの刃
具の破損を検知する場合であれば、第5図に示す
様に、加工ステーシヨンAと次の加工ステーシヨ
ンBとの間にアイドルステーシヨンISTを設け、
該アイドルステーシヨンISTに検知装置2を設け
る。
検知装置2はトランスフアバー1,1にて送ら
れてくるワーク3を受ける一対の受台4,5と、
一方の受台5に付設した検知手段6とから成つて
いる。受台4,5は共にワーク3が入り込む収容
溝7,8を形成する。尚、一方の受台5の収容溝
8の溝幅は、前の加工ステーシヨンAで加工され
たワーク3の被加工部3aの規格の最大径に設定
してある。検知手段6は受台5に揺動アーム9を
揺動自在に付設し、その揺動アーム9の先端を収
容溝8の底部近傍に配置させ、後端をリミツトス
イツチLSに作用するようにしてある。
上記検出装置2を備えたトランスフアマシン
は、トランスフアバー1,1にて、加工ステーシ
ヨンAのワーク3をアイドルステーシヨンISTへ
送り、アイドルステーシヨンISTのワーク3を次
の加工ステーシヨンBへ送る。アイドルステーシ
ヨンISTでは、トランスフアバー1,1上のワー
ク3を受台4,5にて受取り、受台4,5の各収
容溝7,8へ収容させる。このとき、ワーク3の
被加工部3aの外径が正常に加工されていると、
第6図の如くワーク3の両受台4,5の収容溝
7,8の底部まで入り、ワーク3の被加工部3a
が揺動アーム9を押えて揺動させ、リミツトスイ
ツチLSを動作させる。リミツトスイツチLSが動
作すると、ワーク3が正常に加工されており、加
工ステーシヨンAでの工作機械の刃具が正常であ
ると判定される。
またワーク3の被加工部3aが正常に加工され
ておらないと、第7図の如く被加工部3aは受台
5の収容溝8に収容されずに受台5上に残り、揺
動アーム9を揺動させない。従つてリミツトスイ
ツチLSが動作しないため、ワークが不良で、加
工ステーシヨンAでの工作機械の刃具が破損して
いると判定し、トランスフアマシンの運転を停止
させている。
上記の如く、従来の検知装置2は、ワーク3の
送り毎に受台5の収容溝8にワーク3の被加工部
3aが収容されるか否かを揺動アーム9及びリミ
ツトスイツチLSで検知して、加工ステーシヨン
Aの刃具の破損の有無を検知している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記トランスフアマシンでは、刃具の破損を検
出する加工ステーシヨンの後方には必ずワークの
形状を検出するためのアイドルステーシヨンIST
が必要で、ステーシヨン数が多くなり、広い設置
スペースが必要で、設備費が非常に高くついてい
た。
また、トランスフアマシンを構成すると、後で
アイドルステーシヨンを増設することができず、
検出すべき加工ステーシヨンが増えても、これに
即座に対応することができなかつた。
この考案は、ワークの形状を検知するための専
用のアイドルステーシヨンが不要で、しかも簡単
に増設できる検知装置を提供せんとするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
この考案における検知装置は、加工ステーシヨ
ンから次の加工ステーシヨンへワークを搬送する
トランスフアバーと、下部をワークの外径の被加
工部の最大径に合わせた幅寸法に形成し、上部を
それより広い幅寸法に形成し、かつ広幅部の深さ
がワークの径より短い段付収容溝を形成し、前記
トランスフアバーに付設されるワーク受け台と、
加工ステーシヨンと加工ステーシヨンとの間でか
つワーク受け台の移動軌跡の若干上方に設置し、
ワーク受け台から突出しているワークを検出する
センサーとで構成したものである。
〔作用〕
上記検知装置は、トランスフアバーでワークを
加工ステーシヨンから次の加工ステーシヨンへ送
る際、ワークをワーク受け台で受取り、段付収容
溝に収容して、次の加工ステーシヨンへ送る。こ
の送り時、ワークの被加工部が正常に加工されて
いると、該被加工部は受け台の段付収容溝の底部
まで入り込み、センサーにてワークが検知されな
い。逆に被加工部の加工が不良であると、該被加
工部は受け台の段付主要溝の広幅部で停滞して一
部が受け台から突出するので、ワークがセンサー
にて検出される。そして、ワークがセンサーにて
検出されると、ワークの加工が不良と判定され、
前の加工ステーシヨンの工作機械の刃具の破損が
検知される。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を第1図乃至第3図を
参照して説明する。尚、従来と同一構成部材には
同一符合を付して説明は省略する。
第1図及び第2図に示す様に、加工ステーシヨ
ンAから次の加工ステーシヨンBへワーク3を送
るトランスフアバー1,1に、ワーク3を受ける
ワーク受け台11,12を取付け、このワーク受
け台11,12にワークの収容溝13,14を形
成してある。そしてワーク3の被加工部3aを収
容する一方のワーク受け台12の収容溝14は下
部14aの幅寸法を被加工部3aの最大径に合わ
せ、上部14bの幅寸法を未加工状態のワーク3
の径に合わせた段付収容溝に形成しておく。但
し、段付収容溝14の広幅部14bは深さをワー
ク3の径より浅く形成して、広幅部14bに収容
したワーク3の上部が、ワーク受け台12の上面
から突出するようにする。また広幅部14bから
狭幅部14aへの移行部はテーパにしてある。1
5はセンサー、例えばリミツトスイツチで、段付
収容溝14を形成したワーク受け台12の移動軌
跡上で、かつワーク受け台12から突出したワー
ク3に当る位置に設置してある。
上記構造において、各加工ステーシヨンで加工
が終ると、トランスフアバー1,1が1ピツチ移
動してワーク3を夫々次の加工ステーシヨンへ送
る。この送り時、加工ステーシヨンAで加工され
たワーク3はワーク受け台11,12の収容溝1
3,14に収容されて送られる。加工ステーシヨ
ンAでワーク3の被加工部3aが正常に加工され
ていると、ワーク3の被加工部3aは段付収容溝
14の狭幅部14aに入り、ワーク受け台14上
に突出しない。従つて、移動中にワーク3とセン
サー15とが干渉しないので、ワーク3は検出さ
れずに次の加工ステーシヨンBへ送られる。セン
サー15にてワーク3が検出されなかつたとき
は、加工ステーシヨンAの工作機械の刃具は破損
していないことになる。逆にワーク3の被加工部
3aが加工されておらないと、第3図の如くワー
ク受け台12の段付収容溝14の広幅部14bに
ワーク3が停滞し、ワーク3の上部がワーク受け
台12から突出する。従つて移動中にワーク3が
センサー15に当り、ワーク3が検出される。ワ
ーク3が検出されると、運転を停止し、加工ステ
ーシヨンAの工作機械の刃具を交換する。
上記実施例では、一方のワーク受け台12の収
容溝14のみ段付収容溝としたが、ワーク3の両
端が加工される場合には、残りのワーク受け台1
1の収容溝13も同様に段付収容溝に形成すれば
よい。またセンサー15もリミツトスイツチ以外
に光電スイツチ等の適宜の手段を用いることがで
きる。
〔考案の効果〕
この考案によれば、トランスフアマシンにおい
て、加工ステーシヨンから次の加工ステーシヨン
へワークを送る間にワークの外径の状態をワーク
受け台とセンサーとで検出し、その検出結果から
前の加工ステーシヨンの工作機械の刃具の破損の
有無を検出することができる。従つて、従来のよ
うに、ワークの外径検出のための専用のアイドル
ステーシヨンが不要となり、ステーシヨン数を大
幅に減少させることができ、しかも、加工ステー
シヨンに関係なく、検知装置を増設することがで
き、設備費が安価となり、組立ても非常に簡単で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る刃具破損検知装置の概略
側面図、第2図は検知装置の概略平面図、第3図
は動作例を示す要部の側面図、第4図はトランス
フアマシンの概略構成図、第5図は従来の刃具破
損検知装置の要部平面図、第6図及び第7図は従
来の刃具破損検知装置の動作例を示す要部側面図
である。 1……トランスフアバー、3……ワーク、3a
……被加工部、11,12……ワーク受け台、1
4……段付収容溝、15……センサー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加工ステーシヨンから次の加工ステーシヨンへ
    ワークを搬送するトランスフアバーと、下部をワ
    ークの外径の被加工部の最大径に合わせた幅寸法
    に形成し、上部をそれより広い幅寸法に形成し、
    かつ広幅部の深さがワークの径より短かい段付収
    容溝を形成し、前記トランスフアバーに付設され
    るワーク受け台と、加工ステーシヨンと加工ステ
    ーシヨンとの間でかつワーク受け台の移動軌跡の
    若干上方に設置し、ワーク受け台から突出してい
    るワークを検出するセンサーとで構成したことを
    特徴とするトランスフアマシンの刃具破損検知装
    置。
JP11174888U 1988-08-25 1988-08-25 Expired - Lifetime JPH0544034Y2 (ja)

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JP11174888U JPH0544034Y2 (ja) 1988-08-25 1988-08-25

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JP11174888U JPH0544034Y2 (ja) 1988-08-25 1988-08-25

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Publication Number Publication Date
JPH0235664U JPH0235664U (ja) 1990-03-07
JPH0544034Y2 true JPH0544034Y2 (ja) 1993-11-08

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