JPH0543957Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0543957Y2 JPH0543957Y2 JP1988160430U JP16043088U JPH0543957Y2 JP H0543957 Y2 JPH0543957 Y2 JP H0543957Y2 JP 1988160430 U JP1988160430 U JP 1988160430U JP 16043088 U JP16043088 U JP 16043088U JP H0543957 Y2 JPH0543957 Y2 JP H0543957Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- ring
- indented
- grooves
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007373 indentation Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は長尺材に溝を形成するインデントロー
ルに関する。
ルに関する。
プレーンベアリングやスラストワツシヤー等の
摺動部品には点状や線状の溝が付されており、該
溝内に油を貯溜して常時、油が摺動面にいきわた
るようにしている。
摺動部品には点状や線状の溝が付されており、該
溝内に油を貯溜して常時、油が摺動面にいきわた
るようにしている。
一般に油溝の形成は、油溝と同一形状の突起の
ある型をプレスのダイに設置し、プレスで摺動部
品の材料を押圧することにより行われていたもの
である。しかしながら、プレスは圧力やダイの大
きさ等の関係からあまり大きな材料、特にフープ
材のような長尺材には溝を形成することができな
い。従つてプレスでは摺動部品一個分の小さな材
料を一つずつプレスに送つて溝打を行わなければ
ならず、生産性が非常に悪かつたものである。
ある型をプレスのダイに設置し、プレスで摺動部
品の材料を押圧することにより行われていたもの
である。しかしながら、プレスは圧力やダイの大
きさ等の関係からあまり大きな材料、特にフープ
材のような長尺材には溝を形成することができな
い。従つてプレスでは摺動部品一個分の小さな材
料を一つずつプレスに送つて溝打を行わなければ
ならず、生産性が非常に悪かつたものである。
プレスにおける溝打の欠点を解決したのがイン
デントロールである。インデントロールはロール
表面に材料に付す溝と同一形状の突起があり、こ
れを圧延機に設置して長尺材の加工を行うため、
長尺材に溝が連続して形成できるという特長があ
る。たとえば圧延機に一対のインデントロールを
設置し、この間に長尺材を通せば長尺材の両面に
一度の通過で溝形成ができ、また一方をインデン
トロール、他方を普通の平滑なロールにし、その
間に長尺材を通せば長尺材の片面に一度の通過で
溝形成ができるものである。
デントロールである。インデントロールはロール
表面に材料に付す溝と同一形状の突起があり、こ
れを圧延機に設置して長尺材の加工を行うため、
長尺材に溝が連続して形成できるという特長があ
る。たとえば圧延機に一対のインデントロールを
設置し、この間に長尺材を通せば長尺材の両面に
一度の通過で溝形成ができ、また一方をインデン
トロール、他方を普通の平滑なロールにし、その
間に長尺材を通せば長尺材の片面に一度の通過で
溝形成ができるものである。
ところで軸受やスラストワツシヤーは用途、大
きさ、材質等により、それに合わせた油溝を形成
しなければならない。つまり、インデントロール
で油溝を形成する場合、各種の油溝にあつたイン
デントロールをそろえておかなければならないた
め、油の溝の形状を変える度にロールを交換しな
ければならなかつたものである。
きさ、材質等により、それに合わせた油溝を形成
しなければならない。つまり、インデントロール
で油溝を形成する場合、各種の油溝にあつたイン
デントロールをそろえておかなければならないた
め、油の溝の形状を変える度にロールを交換しな
ければならなかつたものである。
しかるに、従来のインデントロールはロール本
体に油溝刻設用の突起を設置したものであつたた
め、インデントロール自体は重く、その交換に問
題があつた。つまり、インデントロールを交換す
るには数人の作業者とチエーンブロツクのような
装置を用いるという多大な手間がかかるものであ
つた。また、重量のあるロールは材料費も高価と
なるため色々な溝形状のインデントロールを準備
しておくことは経済的にも好ましいことではな
い。
体に油溝刻設用の突起を設置したものであつたた
め、インデントロール自体は重く、その交換に問
題があつた。つまり、インデントロールを交換す
るには数人の作業者とチエーンブロツクのような
装置を用いるという多大な手間がかかるものであ
つた。また、重量のあるロールは材料費も高価と
なるため色々な溝形状のインデントロールを準備
しておくことは経済的にも好ましいことではな
い。
本考案は、圧延機への交換が容易であるばかり
でなく、重量が軽くて済むことから安価であると
いうインデントロールを提供することにある。
でなく、重量が軽くて済むことから安価であると
いうインデントロールを提供することにある。
本考案者は材料に溝を付すのはロールの表面だ
けであり、ロール表面だけを変えることがきれば
溝変更時に重いロール全体を交換しなくても済
み、さらには破損しやすい突起だけが交換できれ
ば経済的であることに着目して本考案を完成させ
た。
けであり、ロール表面だけを変えることがきれば
溝変更時に重いロール全体を交換しなくても済
み、さらには破損しやすい突起だけが交換できれ
ば経済的であることに着目して本考案を完成させ
た。
本考案は、リングの多数箇所に取付孔を穿設さ
れているとともに、該取付孔には板材に付す溝形
状と同一形状の突起を有するニードルが設置され
ており、しかも該リングがロール本体に挿入固定
されていることを特徴とするインデントロールで
ある。
れているとともに、該取付孔には板材に付す溝形
状と同一形状の突起を有するニードルが設置され
ており、しかも該リングがロール本体に挿入固定
されていることを特徴とするインデントロールで
ある。
以下、図面に基づいて本考案を説明する。
本考案のインデントロールは、ロール本体1、
リング2から構成されている。本体1の一端はフ
ランジ3が形成されており、ここにはキー4が設
置されている。また該本体の他端には牡ネジ5が
螺設されており、ここに止めネジ6が螺合できる
ようになつている。リング2は円筒状でその表面
には油溝と一致する突起7が設置されている。実
施例に示す突起は半球状であり、その設置は表面
が半球状となつた多数のニードルNを取外し可能
にリングに穿設した取付孔11に埋め込むことに
より行われている。この様に取外し可能な突起
は、変形したり損傷した場合にはニードルだけを
取替えればよく、またリングに多数の取付孔を穿
設しておけば、取付け位置を適宜選択することも
できる。リング2の端部には前述キー4が嵌合で
きるキー溝8が形成されている。リングの内径は
ロール本体1を容易に挿通できる大きさであり、
リングの幅はフランジ3から牡ネジ5の螺設部と
略同一長さとなつている。
リング2から構成されている。本体1の一端はフ
ランジ3が形成されており、ここにはキー4が設
置されている。また該本体の他端には牡ネジ5が
螺設されており、ここに止めネジ6が螺合できる
ようになつている。リング2は円筒状でその表面
には油溝と一致する突起7が設置されている。実
施例に示す突起は半球状であり、その設置は表面
が半球状となつた多数のニードルNを取外し可能
にリングに穿設した取付孔11に埋め込むことに
より行われている。この様に取外し可能な突起
は、変形したり損傷した場合にはニードルだけを
取替えればよく、またリングに多数の取付孔を穿
設しておけば、取付け位置を適宜選択することも
できる。リング2の端部には前述キー4が嵌合で
きるキー溝8が形成されている。リングの内径は
ロール本体1を容易に挿通できる大きさであり、
リングの幅はフランジ3から牡ネジ5の螺設部と
略同一長さとなつている。
次に上記構成から成る本考案インデントロール
の組立について説明する。
の組立について説明する。
圧延機に取付けたままのロール本体1の他端か
らリングを挿入し、リング2のキー溝8をフラン
ジ3のキー4と嵌合させる。そしてリングをロー
ル本体に挿入後、止めネジ6をロール本体の牡ネ
ジ5に螺合してリングをフランジ3と止めネジ6
間で固定する。この様に本考案インデントロール
は極めて簡単な作業で組立が完了するものであ
る。
らリングを挿入し、リング2のキー溝8をフラン
ジ3のキー4と嵌合させる。そしてリングをロー
ル本体に挿入後、止めネジ6をロール本体の牡ネ
ジ5に螺合してリングをフランジ3と止めネジ6
間で固定する。この様に本考案インデントロール
は極めて簡単な作業で組立が完了するものであ
る。
本考案のインデントロールは、油溝と一致した
突起のあるリングをロール本体に挿入したもので
あるため、溝形状を変える場合には単にリングを
交換するだけで済み、しかも突起が破損した場合
には、小さなニードルの交換をすればよく、経済
的にも作業性の面でも非常にメリツトのあるもの
である。
突起のあるリングをロール本体に挿入したもので
あるため、溝形状を変える場合には単にリングを
交換するだけで済み、しかも突起が破損した場合
には、小さなニードルの交換をすればよく、経済
的にも作業性の面でも非常にメリツトのあるもの
である。
第1図は本考案インデントロールの分解斜視図
第2図は本考案インデントロールの斜視図、第3
図は同正面断面図である。 1……ロール本体、2……リング、7……突
起、N……ニードル、H……取付孔。
第2図は本考案インデントロールの斜視図、第3
図は同正面断面図である。 1……ロール本体、2……リング、7……突
起、N……ニードル、H……取付孔。
Claims (1)
- リングの多数箇所に取付孔が穿設されていると
ともに、該取付孔には板材に付す溝形状と同一形
状の突起を有するニードルが設置されており、し
かも該リングがロール本体に挿入固定されている
ことを特徴とするインデントロール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988160430U JPH0543957Y2 (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988160430U JPH0543957Y2 (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0281733U JPH0281733U (ja) | 1990-06-25 |
JPH0543957Y2 true JPH0543957Y2 (ja) | 1993-11-08 |
Family
ID=31442492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988160430U Expired - Lifetime JPH0543957Y2 (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0543957Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5843806B2 (ja) * | 1974-04-24 | 1983-09-29 | ソニー株式会社 | レコ−ドプレ−ヤ ノ タ−ンテ−ブルシ−ト |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5843806U (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-24 | 冨士ダイス株式会社 | ロ−ル |
JPS60186906U (ja) * | 1984-05-16 | 1985-12-11 | 住友電気工業株式会社 | 溝付き超硬ロ−ラ |
-
1988
- 1988-12-12 JP JP1988160430U patent/JPH0543957Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5843806B2 (ja) * | 1974-04-24 | 1983-09-29 | ソニー株式会社 | レコ−ドプレ−ヤ ノ タ−ンテ−ブルシ−ト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0281733U (ja) | 1990-06-25 |
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