JPH0543855Y2 - - Google Patents

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JPH0543855Y2
JPH0543855Y2 JP1989015897U JP1589789U JPH0543855Y2 JP H0543855 Y2 JPH0543855 Y2 JP H0543855Y2 JP 1989015897 U JP1989015897 U JP 1989015897U JP 1589789 U JP1589789 U JP 1589789U JP H0543855 Y2 JPH0543855 Y2 JP H0543855Y2
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stirring tank
stirring
powder
fixed
fork
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JP1989015897U
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JPH02108726U (ja
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、粉体を乾燥し、加熱し、或は冷却す
る際、粉体を入れた攪拌槽を回転させながら攪拌
する攪拌装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、例えば攪拌槽内に入れた粉体を加熱しな
がら乾燥させる粉体乾燥装置が使用されている
が、この装置は、回転軸の回りに放射状に多数の
棒を突設した回転フオークを攪拌槽内に設け、加
熱源を槽の下側に設置し、回転フオークを低速で
回転させながら、槽内の粉体を攪拌して加熱乾燥
する構造である。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、この粉体乾燥装置は、攪拌槽の外部か
ら加熱するため、攪拌乾燥中に、粉体が攪拌槽の
底部に付着して攪拌が円滑にできなくなつたり、
粉体内部まで熱が達するまでに時間がかかり、効
率良く乾燥することができない課題があつた。一
方、この種の攪拌槽は、熱を持つた粉体を回転フ
オークにより攪拌して、粉体を冷却するためにも
使用されるが、従来の回転フオークによる攪拌の
みでは希望する温度に冷却するまでに時間がかか
り過ぎる課題があつた。
本考案は、上記の課題を解決するためになされ
たもので、粉体を効率良く攪拌し、それらの加
熱、乾燥、冷却を効率良く行うことができる攪拌
装置を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 上記の目的を達成するために、本考案の攪拌装
置は、被攪拌物を乾燥し、加熱し、或は冷却する
ために、被攪拌物を入れた攪拌槽を回転させて攪
拌を行う攪拌装置であつて、水平な中心軸を軸と
して回転可能に支持され内部に被攪拌物を入れる
攪拌槽と、その攪拌槽内の回転中心位置に固定軸
が配置され、固定軸から複数の固定フオークが枝
状に突設され、固定軸と固定フオーク内に通気路
が形成されると共に、固定フオークの外周部にお
ける前記攪拌槽の回転方向側にノズル孔が穿設さ
れてなる固定フオークノズル管と、を備え、攪拌
槽内の被攪拌物が送られる方向に向けてノズル孔
から空気を噴出するように構成される。
〈作用〉 上記構成の攪拌装置は、例えば、粉体を乾燥す
る装置に使用され、乾燥させようとする粉体を攪
拌槽内に入れ、低速で攪拌槽を回転させながら、
固定フオークノズル管に乾燥した熱風を供給して
そのノズル孔から槽内に噴出させる。このとき、
攪拌槽内の粉体は、攪拌槽の周壁をその回転方向
に沿つて登つて落下する動作を繰り返して攪拌さ
れ、その間、粉体内の固定フオークノズル管から
熱風を噴出して粉体を乾燥させる。このとき、ノ
ズル管のノズル孔は攪拌槽の回転方向側、つまり
粉体が送られる方向に向いているため、熱風の吹
出しが阻害されず、また、ノズル孔の目詰りも防
止される。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は、この考案の攪拌装置を適用した粉体
乾燥装置の断面図を示している。1はドラム状の
攪拌槽で、2対の駆動ロール3を有する回転駆動
装置2上において、回転可能に略水平に支持され
る。回転駆動機構2は並行に軸支した1対の回転
軸4上に2対の駆動ロール3を取付け、少なくと
も1本の回転軸4を減速機付きモータ5によつて
駆動することにより、駆動ロール3を低速で回転
させ、攪拌槽1をその水平な中心軸の回りで一定
方向に回転させる構造である。攪拌槽1の内周面
には必要に応じて凹凸が設けられ、攪拌が効率良
く行われるようにしている。
このような攪拌槽1の両側壁の中心位置には中
心孔が設けられ、片側の中心孔は広く開口されて
粉体投入用の投入口となり、その投入口にシユー
ト9が配設される。さらに、攪拌槽1の中心孔、
つまり攪拌槽1の回転中心軸上には固定フオーク
ノズル管6が挿通され、固定状態で水平に支持さ
れる。
この固定フオークノズル管6は、管状の固定軸
7の外周真下方向に複数の固定フオーク8を枝状
に突設して構成され、その内部には通気路が形成
され、さらに固定フオーク8の外周の特定方向、
つまり上記攪拌槽1の回転方向側に複数のノズル
孔9が穿設される。固定フオークノズル管6には
ダクトを介して、電気ヒータや燃焼装置を内蔵し
ブロワ11を備えた熱風発生機10が接続され、
熱風発生機10の運転により、固定フオークノズ
ル管6に熱風が送られ、その固定フオーク8のノ
ズル孔9から熱風を噴出させる。
このように構成された粉体乾燥装置は、攪拌槽
1内にシユート9を通して粉体を投入し、回転駆
動機構2を起動して駆動ロール3を回転させ、攪
拌槽1を低速で一定方向に回転させ、さらに、熱
風発生機10を動作させて熱風を固定フオークノ
ズル管6に供給する。これにより、槽内の粉体
は、その内周壁を登つては落下する動作を繰り返
し、且つ粉体内に位置する固定フオークノズル管
6との抵抗により、粉体は攪拌される。また同時
に、粉体内の固定フオーク8のノズル孔9から熱
風が噴出しているため、攪拌される粉体は熱風を
受けて効率良く乾燥されていく。このとき、ノズ
ル孔9は攪拌槽1の回転方向側、つまり粉体が送
られる方向に向いているため、熱風の吹出しが阻
害されず、また、ノズル孔9の目詰りも防止され
る。
なお、上記の攪拌装置は、粉体を乾燥させる場
合だけではなく、粉体を加熱することも勿論可能
であり、また熱風に代えて冷風を供給することに
より、高温状態にある粉体を冷却する場合にも使
用することができる。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案の攪拌装置によれ
ば、水平な中心軸を軸として回転可能に支持され
内部に被攪拌物を入れる攪拌槽と、その攪拌槽内
の回転中心位置に固定軸が配置され、固定軸から
複数の固定フオークが枝状に突設され、固定軸と
固定フオーク内に通気路が形成されると共に、固
定フオークの外周部における前記攪拌槽の回転方
向側にノズル孔が穿設されてなる固定フオークノ
ズル管と、を備え、攪拌槽内の被攪拌物が送られ
る方向に向けてノズル孔から空気を噴出するよう
に構成したから、例えば、粉体乾燥にこの装置を
使用した場合、従来の攪拌槽の外部から加熱して
粉体の乾燥を行うものに比べ、粉体を攪拌槽の内
周面に付着させることなく、効率良く攪拌するこ
とができ、粉体の加熱、乾燥、或は冷却を効率良
く行うことができる。また、固定フオークのノズ
ル孔が攪拌槽の回転方向側に向けて設けられ、ノ
ズル孔から熱風又は冷風を粉体の送られる方向に
噴出するため、熱風等の噴出が良好に行われ、ノ
ズル孔の目詰りも防止される。さらに、攪拌槽を
回転させる際の回転負荷は、回転フオーク式の攪
拌装置における回転フオークの回転負荷に比べ、
てかなり少なく、攪拌用モータの小形化や消費電
力の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は本考案
を適用した粉体乾燥装置の断面図、第2図は第1
図の−拡大断面図である。 1……攪拌槽、2……回転駆動機構、6……固
定フオークノズル管、7……固定軸、8……固定
フオーク、9……ノズル孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被攪拌物を乾燥し、加熱し、或は冷却するため
    に、被攪拌物を入れた攪拌槽を回転させて攪拌を
    行う攪拌装置であつて、 水平な中心軸を軸として回転可能に支持され内
    部に被攪拌物を入れる攪拌槽と、 該攪拌槽内の回転中心位置に固定軸が配置さ
    れ、該固定軸から複数の固定フオークが枝状に突
    設され、該固定軸と固定フオーク内に通気路が形
    成されると共に、該固定フオークの外周部におけ
    る前記攪拌槽の回転方向側にノズル孔が穿設され
    てなる固定フオークノズル管と、 を備え、該攪拌槽内の被攪拌物が送られる方向に
    向けて該ノズル孔から空気を噴出するように構成
    した攪拌装置。
JP1989015897U 1989-02-14 1989-02-14 Expired - Lifetime JPH0543855Y2 (ja)

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JP1989015897U JPH0543855Y2 (ja) 1989-02-14 1989-02-14

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JP1989015897U JPH0543855Y2 (ja) 1989-02-14 1989-02-14

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JPH02108726U JPH02108726U (ja) 1990-08-29
JPH0543855Y2 true JPH0543855Y2 (ja) 1993-11-05

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS486396U (ja) * 1971-06-09 1973-01-24
JPH02191535A (ja) * 1989-01-17 1990-07-27 Akira Ito 撹拌装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4861464U (ja) * 1971-11-12 1973-08-04

Patent Citations (2)

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JPS486396U (ja) * 1971-06-09 1973-01-24
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JPH02108726U (ja) 1990-08-29

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