JPH054336U - カセツト装着装置 - Google Patents
カセツト装着装置Info
- Publication number
- JPH054336U JPH054336U JP4948591U JP4948591U JPH054336U JP H054336 U JPH054336 U JP H054336U JP 4948591 U JP4948591 U JP 4948591U JP 4948591 U JP4948591 U JP 4948591U JP H054336 U JPH054336 U JP H054336U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- cassette holder
- auxiliary plate
- holder
- auxiliary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 8ミリVTR等の小型カセットを使用する磁
気記録再生装置にフロントローデイング方式を採用し、
カセットをシリンダに対して至近距離まで接近させるこ
とにより、カセットからのテープ引き出し駆動範囲を軽
減する。 【構成】 カセットホルダ6の両側面7b,7bに、係止凹
部3aに連続する長孔3を有する一対の補助板2,2を設
け、カセットホルダ6は補助板2と共に側板1の逆L字
状の案内溝1a,1bを水平及び垂直方向へ摺動案内された
後、補助板2は停止した状態でカセットホルダ6のみが
補助板2の長孔3を更に水平方向へ摺動案内され、シリ
ンダ11を含むテープ走行機構部分へ近接する構成とす
る。
気記録再生装置にフロントローデイング方式を採用し、
カセットをシリンダに対して至近距離まで接近させるこ
とにより、カセットからのテープ引き出し駆動範囲を軽
減する。 【構成】 カセットホルダ6の両側面7b,7bに、係止凹
部3aに連続する長孔3を有する一対の補助板2,2を設
け、カセットホルダ6は補助板2と共に側板1の逆L字
状の案内溝1a,1bを水平及び垂直方向へ摺動案内された
後、補助板2は停止した状態でカセットホルダ6のみが
補助板2の長孔3を更に水平方向へ摺動案内され、シリ
ンダ11を含むテープ走行機構部分へ近接する構成とす
る。
Description
【0001】
本考案は、カセットを磁気記録再生装置に装着して、該カセットを自動的に搬
送するフロントローディング式カセット装着装置に関する。
【0002】
一般にビデオテープレコーダ(以下VTRと称する)等の磁気記録再生装置に
おける所謂フロントローディング式のカセット装着装置は、装置の前面にあるカ
セット挿入口からカセットを挿入すると、カセットホルダが該カセットを保持し
た状態で装置内を水平方向へ、引き続いて垂直方向へ搬送され、カセットからテ
ープを引き出すための所定の位置へもたらす構成となっている(例えば、公開特
許公報 特開平2-128354号 G11B 15/675 参照)。
【0003】
近年、ユーザーからの電子機器の小型化への要望が強く、特に携帯用としての
VTR等は、手の平サイズが賞用される。機器の小型化を達成するには、現在の
VTRにおけるカセット装着機構部分とメカニズム機構部分とを分離して、カセ
ット装着機構部分を可動式に構成し、カセット装着操作時はカセット装着機構部
分が外部へ移動し、カセット装着後は該カセット装着機構部分がメカニズム機構
部分に近接移動するように構成するのが望ましい(例えば、公開特許公報 特開
平1-211355号 G11B 15/675 参照)。
【0004】
上述のようなカセット装着機構部分を移動式に構成した装置では、カセット装
着機構部分全体を移動させる構造であるため、その移動機構が複雑、且つ部品点
数及び所要スペースの増加の要因となっている。
【0005】
本考案では、カセットホルダの両側面に、係止部に連続する長孔を有する一対
の補助板を設け、カセットホルダは補助板と共に側板の逆L字状の案内溝を水平
及び垂直方向へ摺動案内された後、補助板は停止した状態でカセットホルダのみ
が補助板の水平案内溝を更に水平方向へ摺動案内され、テープ走行機構部分へ近
接する構成とする。
【0006】
上述の構成によりカセットを装着すると、カセットホルダはカセットを載置し
た状態で補助板と共に側板の案内溝を水平及び垂直方向へ摺動案内された後、補
助板は停止し、カセットホルダは更に補助板の案内溝を水平方向へ案内され、カ
セットがテープ走行メカニズム機構部分へ近接搬送される。
【0007】
以下、本考案の具体的な実施例について、図面を参照しながら説明する。図1
は本考案の側面図、図2はその平面図、図3は異なる状態の側面図、図4は更に
異なる状態での側面図、図5はテープ引き出し状態での平面図である。
【0008】
図1及び図2において、1は側板(図では一方のみ示した)で、該側板1には
略逆L字状の案内溝(第1の案内溝)1a,1bが削切されている。2は補助板(図
では一方のみ示した)であり、該補助板2には前記案内溝1a,1bを摺動案内され
るガイドピン2a,2bが固着され、更に係止凹部3aを有する長孔(第2の案内溝)
が複数個所に設けられている。左右一対の補助板2は弾性片4,4を有する天板
5によって連結されている(図2参照)。
【0009】
6はカセットホルダであり、該カセットホルダ6は底面7aと該底面7aに連続し
た左右の側面7b,7bと該側面7a,7bに連続して天面で折曲された折曲片7c,7cと
で形成されたトレイ7と、折曲片7c,7c部に固着されたカセット押さえバネ8と
、トレイ7の側面7b,7bに固着され前記補助板2の長孔3,3に挿入されて摺動
案内される支持ピン9a,9bとが一体に形成されている。尚、カセット押さえバネ
8の先端はトレイ7の折曲片7c部に設けられた透孔7dに覗出していて、カセット
が装着されると、カセットの天面を押圧する。10はシャーシ、11はシリンダであ
る。尚、トレイ7にはカセット装着時のストッパとしての折曲突片7eが形成され
ている。
【0010】
次に、本考案の動作を説明する。図1において、カセット(図示せず)を装着
すると、モータ(図示せず)等の駆動源の動力を受けて、補助板2のガイドピン
2a,2bが案内溝1a,1bを摺動案内される。この時、カセットホルダ6の支持ピン
9a,9bはともに補助板2の係止凹部3a,3aに位置しているので、補助板2と一緒
に水平及び垂直方向へ移動し図3の状態に至る。この位置を第3の位置とする。
【0011】
図3の位置では、カセットホルダ6はシャーシ10の位置決め突起10aで停止す
るが、補助板2は更に下降する。その状態で、支持ピン9a,9bは係止凹部3a,3a
から脱出しているので、タイムラグを持って他の駆動源(図示せず)により、カ
セットホルダ6を更に図面右方向へ移動させる。その時カセットホルダ6の支持
ピン9a,9bは補助板2の長孔3,3を摺動案内される(図4参照)。この位置を
カセットからテープを引き出す第2の位置とする。即ち、図3の位置でカセット
はシャーシ10上に摺動可能に構成されたメカニズムのリール台等の駆動機構部分
が搭載されたサブシャーシ(図示せず)に係合し、該サブシャーシとともにカセ
ットホルダ6がカセットを図4の位置へ案内される。
【0012】
図5はカセット12からテープTが引き出され、シリンダ11に所定角巻き付けら
れた状態を示している。図示のように、カセット12がシリンダ11に極力近接する
位置までカセットホルダ6を移動させ、カセット12からテープ引き出すための引
き出し部材13の移動距離の低減を計っている。尚、補助板2の弾性片4,4は、
カセットホルダ6を常時押圧するためのものである。
【0013】
カセット排出操作により、カセット内にテープを収納した後、カセットホルダ 6
は図4に示す第2の位置から中間の第3の位置を経て上述の動作と逆の動作を
行い、図1のカセットを着脱する第1の位置へ復帰する。尚、第3の位置から第
2の位置までカセットホルダ6を移動させるのに、別の駆動源を利用するように
説明したが、補助板2を駆動するものと同一の駆動源で駆動してもよい。
【0014】
本考案の構成によれば、カセットホルダを水平及び垂直方向へ移動させた後、
更にカセットホルダをシリンダ方向へ移動させるので、カセットとシリンダが極
力接近することとなり、テープ引き出し部材の駆動範囲が、低減されメカニズム
機構の小型化が図られる。
【図1】本考案の側面図である。
【図2】本考案の平面図である。
【図3】本考案の異なる状態の側面図である。
【図4】本考案の更に異なる状態の側面図である。
【図5】テープ引き出し時の平面図である。
1 側板
1a,1b 案内溝(第1の案内溝)
2 補助板
3 長孔(第2の案内溝)
3a 係止凹部
4 弾性片6
カセットホルダ
7 トレイ
9a,9b 支持ピン
Claims (2)
- 【請求項1】 カセットを着脱する第1の位置とカセッ
トからテープを引き出す第2の位置間を移動するカセッ
トホルダと、該カセットホルダと共に前記第1の位置と
第3の位置間を移動する補助板と、該補助板を水平及び
垂直方向へ案内する略逆L字状の第1の案内溝を有する
側板と、前記補助板及び前記カセットホルダを駆動する
駆動源とを備え、前記補助板には前記カセットホルダの
支持ピンが貫挿される係止凹部に連続した長孔からなる
逆L字状の第2の案内溝が設けられ、前記補助板が前記
カセットホルダと共に第1の位置から前記第3の位置へ
移動した後、前記支持ピンが前記第2の案内溝を摺動し
て前記カセットホルダが前記第2の位置に至ることを特
徴とするカセット装着装置。 - 【請求項2】 前記カセットホルダの天面には折曲片を
設けると共に、前記補助板には前記折曲片に当接する弾
性片を設けたことを特徴とする請求項1のカセット装着
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4948591U JPH054336U (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | カセツト装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4948591U JPH054336U (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | カセツト装着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054336U true JPH054336U (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=12832461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4948591U Pending JPH054336U (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | カセツト装着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054336U (ja) |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP4948591U patent/JPH054336U/ja active Pending
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