JPH0543358A - 道路マーキング用インターロツキングブロツクの製造方法 - Google Patents

道路マーキング用インターロツキングブロツクの製造方法

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JPH0543358A
JPH0543358A JP3199243A JP19924391A JPH0543358A JP H0543358 A JPH0543358 A JP H0543358A JP 3199243 A JP3199243 A JP 3199243A JP 19924391 A JP19924391 A JP 19924391A JP H0543358 A JPH0543358 A JP H0543358A
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JP
Japan
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interlocking block
sprayed
mortar
block
glass beads
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JP3199243A
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Noriyuki Fukushima
典行 福島
Hidenori Sekido
英範 関戸
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    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/45Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
    • C04B41/52Multiple coating or impregnating multiple coating or impregnating with the same composition or with compositions only differing in the concentration of the constituents, is classified as single coating or impregnation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C04B2111/00482Coating or impregnation materials
    • C04B2111/00577Coating or impregnation materials applied by spraying
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  • Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マーキング効果が高く、耐摩耗性、耐久性に
優れた道路マーキング用インターロッキングブロックを
提供する。 【構成】 インターロッキングブロックの表面を予熱し
た後、高分子塗料を溶射し、次いで、該溶射面にガラス
ビーズを吹き付けることにより厚さ0.5〜2mmの塗
膜を形成する。 【効果】 溶射層にガラスビーズを吹き付けることによ
り、再帰反射性向上のためのガラスビーズを容易かつ強
固に付着させることができ、マーキング効果が高く、耐
摩耗性、耐久性に優れた道路マーキング用インターロッ
キングブロックが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は道路マーキング用インタ
ーロッキングブロックの製造方法に係り、特に、道路の
停止線、横断歩道或いはセンターライン等の道路マーキ
ング用に用いられるインターロッキングブロックであっ
て、マーキング効果が高くしかも耐久性に優れた道路マ
ーキング用インターロッキングブロックの製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、道路の停止線、横断歩道或いは
センターライン等のいわゆる道路マーキングに使用され
るインターロッキングブロックには、白色ブロックが使
用される。通常のインターロッキングブロックは、基層
コンクリートと表層モルタルとの2層成形タイプのもの
が一般的であり、白色ブロックは表層モルタルに白色セ
メントと珪砂を使用している。
【0003】一方、インターロッキングブロックの表面
にトラフィックペイントを塗装して道路マーキングに用
いる場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の白色ブロック
は、トラフィックペイントを塗装したものに比べて白色
度が劣るという欠点がある。また、再帰反射機能を付与
するガラスビーズの混入が難しく規格値を満足出来ない
といった問題もある。
【0005】一方、トラフィックペイントを塗布したも
のでは、耐摩耗性が低く、施工後数カ月で摩耗してしま
うなど、耐久性の面で問題がある。また、夜間視認性を
向上させるためのガラスビーズの効果が、施工後日を経
ずして車両等の交通による摩耗により剥離してしまい、
その機能を持続できない、雨天時においてはビーズ表面
に雨水の膜ができ視認性が低下してしまうといった問題
もある。
【0006】なお、本出願人は、セメント製品の表面に
良好な色彩を付与する良好な被覆層を形成する方法とし
て、溶融高分子粉体塗料をセメント硬化体表面に吹き付
ける方法について、先に特許出願を行なったが(特開昭
61−21988)、この方法は、表面塗装法の改良で
あって、この方法ではマーキング効果の高いブロックを
得ることはできない。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決し、マー
キング効果が高く、しかも、耐摩耗性、耐久性に優れた
道路マーキング用インターロッキングブロックを製造す
る方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の道路マーキン
グ用インターロッキングブロックの製造方法は、インタ
ーロッキングブロックの表面を予熱した後、高分子塗料
を溶射し、次いで、該溶射面にガラスビーズを吹き付け
ることにより厚さ0.5〜2mmの被覆膜を形成するこ
とを特徴とする。
【0009】請求項2の道路マーキング用インターロッ
キングブロックの製造方法は、請求項1の方法におい
て、前記インターロッキングブロックは表面に高さ2〜
10mmの突起が一定間隔で配列形成されていることを
特徴とする。
【0010】請求項3の道路マーキング用インターロッ
キングブロックの製造方法は、請求項1又は2の方法に
おいて、前記インターロッキングブロックの表層モルタ
ル部分が、ポルトランドセメント100重量部に対し高
純度シリカフューム5〜50重量部及び高性能減水剤を
配合してなる超高強度モルタル層で形成されることを特
徴とする。
【0011】即ち、本発明者らは、前述の白色ブロック
やトラフィックペイントによるマーキングにおける欠点
を解決するべく鋭意研究を重ねた結果、特開昭61−2
1988に記載される方法によりインターロッキングブ
ロックの表面を予熱した後、高分子塗料を溶射し、形成
された塗膜上にガラスビーズを吹き付けることにより、
マーキング効果が高く、耐摩耗性、耐久性に優れた道路
マーキング用インターロッキングブロックが得られるこ
とを見出し、本発明を完成させた。
【0012】以下に本発明を図面を参照して詳細に説明
する。
【0013】第1図及び第2図は本発明に好適なインタ
ーロッキングブロックの表面の突起形状の一例を示す図
であって、各々、(a)は平面図、(b)は(a)のB
−B線に沿う断面図を示す。
【0014】本発明において、溶射処理するインターロ
ッキングブロックとしては、第1図に示すような平面視
形状が長方形で断面台形状の突起1又は第2図に示すよ
うな断面半楕円形状の突起2が一定間隔で配列形成され
ているものが好ましい。なお、この突起の平面視形状及
び断面形状は特に限定されず、図示の形状の他、平面視
形状が正方形、三角形、楕円形状のもの、断面形状が半
円形状のものなど、様々な形状のものを採用することが
できる。なお、突起は車のヘッドライト等に対する再帰
反射機能を高めるために設けるものであることから、ヘ
ッドライト等のライトを反射し得るように、インターロ
ッキングブロックの基面1A又は2Aに対して、θ=3
0〜80°の面が形成されるように設けるのが好まし
い。
【0015】また、この突起の高さhは、2〜10m
m、特に4〜6mm程度であることが好ましい。この高
さhが2mm未満では、突起を設けたことによる、十分
な再帰反射機能の向上効果が得られず、10mmを超え
ると、突起が高過ぎて走行性が悪くなる恐れがある上
に、交通摩耗により破損し易くなる。また、この突起の
形成間隔にも特に制限はなく、インターロッキングブロ
ックの大きさ、突起の大きさ等に応じて適宜決定される
が、通常の場合、一つの突起の平面視形状の面積は0.
5〜80cm2 程度とし、また、インターロッキングブ
ロックの表面の面積に占める突起部分の総面積の割合が
40〜75%程度となるように形成するのが好ましい。
【0016】更に、本発明で用いるインターロッキング
ブロックは、表面の耐摩耗性、耐久性の向上の目的で、
表層モルタル部分(表面に突起を有するものにあって
は、突起を含む表層モルタル部分)が、超高強度モルタ
ルより形成されているものであることが好ましい。即
ち、一般のインターロッキングブロックは即時脱型製法
により基層コンクリートと表層モルタルとの2層構造と
されるが、その表層モルタル部分を超高強度化するため
に、通常のポルトランドセメント、砂に加え、高純度シ
リカヒュームをセメント100重量部に対して5〜50
重量部、更にモルタルに適度の軟度を付与し成形性を確
保するために高性能減水剤をセメント重量に対し0.5
〜4重量%添加したモルタルで成形するのが好ましい。
なお、コスト等を考慮すると表層モルタル部分のみを超
高強度化することが望ましく、また、表層モルタル部分
のみの強化により十分な強度を確保できるが、基層コン
クリートを含めて超高強度化しても良いことは言うまで
もない。
【0017】本発明においては、このようなインターロ
ッキングブロックを用い、まず、インターロッキングブ
ロックの表面を用いる高分子塗料の融点、通常、約10
0〜130℃に予熱する。
【0018】次いで、この予熱したインターロッキング
ブロック表面に高分子塗料を溶射する。高分子塗料の溶
射は、通常の溶射装置を使用して実施することができ
る。溶射装置の機種としては、ガス式、プラズマ式等各
種のものが採用可能である。形成する溶射層の厚さは、
溶射時間を変化させることにより容易に調節することが
できる。
【0019】なお、インターロッキングブロックに熱溶
融した高分子塗料を含む気体流を吹き付ける場合、気体
流の保有する熱エネルギーによってインターロッキング
ブロックの表面温度が上昇し、ブロック中の水分の蒸発
量が多くなり、インターロッキングブロック表面に形成
された溶射層表面に気泡が現れることがあるが、インタ
ーロッキングブロックを予め加熱してインターロッキン
グブロックの表面を十分に乾燥させてから溶射を行なう
ことにより、このような発泡の問題は解決される。
【0020】なお、本発明において、用いられる高分子
塗料としては、特に制限はなく、各種の高分子粉体塗料
が用いられるが、特に、エチレンビニルアセテート、ポ
リエチレン、ポリブテン、熱硬化型エポキシ系塗料を用
いることにより、耐酸性、耐化学薬品性、耐摩耗性に優
れた溶射層を形成することができるので、極めて有利で
ある。
【0021】次に、高分子塗料の溶射面にガラスビーズ
を、ビーズの約半分程度が溶射層内に埋め込まれるよう
に、吹き付ける。このガラスビーズとしては、粒径80
〜1000μmの範囲のものが好ましい。このガラスビ
ーズの粒径が80μm未満のものでは、十分な再帰反射
機能が得られず、1000μmを超えると溶射層から剥
離し易くなり、耐摩耗性が不良となる。このようなガラ
スビーズの吹き付け量は溶射面の面積1m2 当たり10
0〜200g程度とするのが、再帰反射性能及びコスト
面から好ましい。
【0022】本発明において、溶射層にガラスビーズを
吹き付けて形成される被覆膜は、厚さ0.5〜2mmと
なるように溶射及び吹き付けを行なうのが好ましい。こ
の厚さが0.5mm未満では、十分な耐摩耗性が得られ
ず、逆に2mmを超えるとコストアップを招き、いずれ
の場合も好ましくない。
【0023】本発明により得られる道路マーキング用イ
ンターロッキングブロックは、道路の停止線、横断歩道
或いはセンターライン等の道路道路マーキング用のイン
ターロッキングブロックとして極めて有用である。
【0024】
【作用】溶射を行なうに先立って、インターロッキング
ブロックの表面を予め加熱しておくことにより、溶射層
の気泡発生を確実に防止することができ、また、インタ
ーロッキングブロック表面が良く乾燥され、溶射層の高
分子塗膜の付着力が向上し、より強固な溶射層を形成す
ることができる。しかして、このような溶射層にガラス
ビーズを吹き付けることにより、ガラスビーズを容易か
つ強固に付着させることができる。このようなことか
ら、本発明の方法により、高分子塗料を溶射して形成さ
れた塗膜は、従来の白色ブロック等に比べ鮮やかな色彩
が得られるとともに、ガラスビーズの混入が容易になっ
たことにより、トラフィックペイントの規格値を満足す
るマーキング効果に優れたものとなる上に、耐摩耗性、
耐久性に著しく優れるものである。
【0025】また、請求項2に従って、インターロッキ
ングブロックの表面に突起を設けることにより、従来の
表面平滑のものの反射機能に比べ、はるかに優れた反射
率が得られ、雨天時においても従来のものに比べて大幅
に反射率が向上される。
【0026】更に、請求項3に従って、インターロッキ
ングブロックの突起部を含む表層モルタル部分を超高強
度モルタルとすることにより、耐摩耗性が向上し、交通
車両等の摩耗に対しても突起が劣化することなく、非常
に高い耐摩耗性、耐久性が得られる。
【0027】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をよ
り具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限
り、以下の実施例に限定されるものではない。なお、実
施例及び比較例で用いたモルタル配合及び圧縮強度は表
1に示す通りである。表1に示す如く、超高強度モルタ
ルAの圧縮強度は、7日材令において通常モルタルBの
約2倍、28日材令において約3倍と、極めて高い強度
を示す。
【0028】
【表1】
【0029】実施例1 基層コンクリートと表層モルタルからなるインターロッ
キングブロックの製造において、通常の基層コンクリー
トを7cm分打設したのち、超高強度モルタルAを1c
m打設した。その際、第3図(a)(平面図)及び第3
図(b)(第3図(a)のB−B線に沿う断面図)に示
す如く、表面に高さ5mm、直径15mmの円形突起3
を10mm間隔にて同時成形した。所定の養生後、表面
を110℃に予熱し、高分子塗料(エチレンビニルアセ
テート)を溶射により吹付け厚さ1.2mmの溶射層を
形成し、更にガラスビーズ(JIS K5665:10
5〜840μm)を1m2 当たり150gの割合で吹き
付け、厚さ1.2mmの被覆膜を形成した。
【0030】得られた道路マーキング用インターロッキ
ングブロックについて表面の再帰反射機能をテストした
結果を表2に示す。また、表面の耐摩耗性をラベリング
試験により試験した結果を表3に示す。
【0031】実施例2 突起がなく、表面が平滑であり、また、表層モルタル部
分が通常モルタルBよりなること以外は実施例1で用い
たと同様のインターロッキングブロックを用いて、実施
例1と同様にして道路マーキング用インターロッキング
ブロックを製造し、その表面の再帰反射機能及び耐摩耗
性を調べ、結果を表2、表3に示した。
【0032】実施例3 表層モルタル部分が通常モルタルBよりなること以外は
実施例1で用いたと同様のインターロッキングブロック
を用いて、実施例1と同様にして道路マーキング用イン
ターロッキングブロックを製造し、その表面の再帰反射
機能及び耐摩耗性を調べ、結果を表2、表3に示した。
【0033】比較例1 表層モルタルが白色セメントと珪砂を使用した表面平滑
な一般の白色ブロックについて、実施例1と同様にして
表面の再帰反射機能及び耐摩耗性を調べ、結果を表2、
表3に示した。
【0034】
【表2】
【0035】
【表3】
【0036】表2,3より、本発明によれば、従来の白
色ブロックに比べて、著しく再帰反射性能に優れ、しか
も耐摩耗性に優れた道路マーキング用インターロッキン
グブロックが提供されることが明らかである。特に、表
2より再帰反射機能は、常時(晴天時)において実施例
1及び3のように表面に突起を有するものが、突起を有
しない実施例2に比し、2倍以上の反射率を示した。表
面にガラスビーズを有しない比較例1の白色ブロックは
全く反射機能が無かった。なお、一般のトラフィックペ
イントの反射率は12〜16%であり実施例2のものと
同等である。一方、雨天時においては表面に雨水の膜が
できることによって反射機能が低下し、実施例2におい
ては4%と1/4程度になったが、なお、比較例1の白
色ブロックより良好である。これに対し、実施例1、実
施例3ともに若干の低下は認められるが依然高い反射率
が維持されていた。
【0037】また、表3は各ブロックの耐摩耗性をアス
ファルト舗装要綱に規定されるラベリング試験により試
験した結果(試験時間;180分)であるが、比較例1
が最も摩耗が大きく、次いで通常モルタル配合により突
起を成形した実施例3が被覆膜よりも突起を形成するモ
ルタル部分から破壊されたことにより大きな摩耗を示し
た。実施例2は被覆膜の耐摩耗性により殆ど摩耗されな
かった。同様に、実施例1のブロックにおいても優れた
耐摩耗性を示し、実施例3において破壊された突起部分
についても十分な耐久性が確認された。
【0038】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の道路マーキ
ング用インターロッキングブロックの製造方法によれ
ば、マーキング効果が高く、かつ耐摩耗性、耐久性に優
れた道路マーキング用インターロッキングブロックが提
供される。従って、本発明により得られる道路マーキン
グ用インターロッキングブロックによれば、施工後長期
間にわたって再帰反射機能を高く保持することができ
る。
【0039】請求項2の道路マーキング用インターロッ
キングブロックの製造方法によれば、特に再帰反射機能
に優れた道路マーキング用インターロッキングブロック
が提供される。請求項3の道路マーキング用インターロ
ッキングブロックの製造方法によれば、耐摩耗性、耐久
性はより一層向上される。特に、突起部分を超高強度モ
ルタルにより成形することにより、車の通行による摩耗
に対しても高い抵抗性を示し、施工後数年を経過した後
も削り取られること無く十分な機能を長期にわたり保有
することが可能とされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図(a)は本発明に好適なインターロッキ
ングブロックの表面の突起形状の一例を示す平面図、第
1図(b)は同断面図である。
【図2】第2図(a)は本発明に好適なインターロッキ
ングブロックの表面の突起形状の一例を示す平面図、第
2図(b)は同断面図である。
【図3】第3図(a)は実施例1で用いたインターロッ
キングブロックの平面図、第3図(b)は同断面図であ
る。
【符号の説明】
1,2,3 突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターロッキングブロックの表面を予
    熱した後、高分子塗料を溶射し、次いで、該溶射面にガ
    ラスビーズを吹き付けることにより厚さ0.5〜2mm
    の被覆膜を形成することを特徴とする道路マーキング用
    インターロッキングブロックの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記インターロッキングブロックは表面
    に高さ2〜10mmの突起が一定間隔で配列形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記インターロッキングブロックの表層
    モルタル部分が、ポルトランドセメント100重量部に
    対し高純度シリカフューム5〜50重量部及び高性能減
    水剤を配合してなる超高強度モルタル層で形成されるこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
JP3199243A 1991-08-08 1991-08-08 道路マーキング用インターロツキングブロツクの製造方法 Pending JPH0543358A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009127325A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Matsuoka Concrete Industry Co Ltd コンクリートの側溝蓋及びインターロッキングブロック並びにそれらの製造方法
JP2011102494A (ja) * 2009-11-11 2011-05-26 Taiheiyo Precast Concrete Industry Co Ltd 舗装用ブロック
CN107098726A (zh) * 2016-02-22 2017-08-29 高炳申 带有树脂和玻璃层的水泥复合砖

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