JPH0543242B2 - - Google Patents

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JPH0543242B2
JPH0543242B2 JP22923586A JP22923586A JPH0543242B2 JP H0543242 B2 JPH0543242 B2 JP H0543242B2 JP 22923586 A JP22923586 A JP 22923586A JP 22923586 A JP22923586 A JP 22923586A JP H0543242 B2 JPH0543242 B2 JP H0543242B2
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JP
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width
differential coefficient
value
tire
circuit
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JP22923586A
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Takeshi Ichimoto
Hiroaki Hatsutanda
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Toyo Tire Corp
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Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、タイヤ側壁の凹凸検査装置に関す
るものであり、自動車用空気入りタイヤのカーカ
スを構成するタイヤコードの接合部の重なりに過
不足が生じたりすることによつてタイヤ側壁に生
じる微小な凹凸を検出し、その程度によつて合否
を判定するために利用される。
(従来の技術) タイヤ側壁の凹凸検出装置として、特開昭56−
122931号公報に、内圧のかけられたタイヤのサイ
ドウオール部の表面に静電容量型センサを非接触
的に近接して設け、上記タイヤをその回転軸の回
りに回転し静電容量型センサとサイドウオール部
表面との相対的距離の変動に応じた検出信号を発
信し、この検出信号をA/D変換器でデジタル化
し、検出信号が所定の時間内に一定値以上の立上
り変化および一定値以上の立下り変化をした場合
にこれを異常と判断するようにしたものが開示さ
れている。
また、特開昭58−200140号公報には、上記の静
電容量型センサの代りに光学式非接触変位検出器
を設けてタイヤ側壁の凹凸に対応する電圧信号を
発信し、これをデジタル化し、上記電圧信号中の
微小凹凸に対応する範囲の波長域をあらかじめ設
定されている短時間だけ遅延させ、原信号と遅延
信号との差をあらかじめ設定されている許容値と
比較することにより、タイヤ側壁の長い周期の凹
凸の影響を消去し、短周期の凹凸のみを正確に検
出するようにしたものが開示されている。
(発明が解決しようとする問題点) 特開昭56−122931号公報に開示された装置は、
静電容量型センサを使用するものであるから、タ
イヤ側壁に配置されている文字の凸成分に欠陥の
凹成分が重なると、これらが平均化され、そのた
め上記の凹成分が欠陥として検出されないという
問題があつた。また、特定の傾斜角度の立上りか
ら立下りまでの時間軸の長さが所定の範囲内のも
のを欠陥とするので、例えば凸部の頂部が平坦で
あるために欠陥にする必要がない場合にも、これ
が欠陥として判断されたり、上記所定の範囲から
はみ出る程度に大きい広がりの凸部や単なる段差
が欠陥にならなかつたりするという問題があつ
た。
また、特開昭58−200140号公報に開示された装
置は、欠陥部分の幅(時間軸の長さ)が必ずしも
一定でないにもかかわらず、遅延時間が設定によ
り常に一定になるので、欠陥部分とノイズとの差
が小さくなり、欠陥でないものを欠陥と誤つて判
定するという問題があつた。
この発明は、光学式変位検出器を用いることに
より、人間の目視による判断に近い検出を可能に
し、仮りに前後の傾斜が急角度であつても頂部が
平坦な凸部や底部が平坦な凹部は、これを欠陥と
判定せず、所定の切返し幅内にある凸部の高さお
よび凹部の深さを欠陥判断の要素にしたものであ
る。そして、第2発明においては、タイヤ側壁の
段差も併せて検出するものである。
(問題点を解決するための手段) 第1図において、1は所定圧力の空気が充填さ
れたタイヤであり、このタイヤ1は、タイヤ回転
装置(図示されていない)によつてタイヤ中心軸
の回りに回転されるようになつている。このタイ
ヤ1の上方および下方に、タイヤ1の側壁に光線
を投射し、反射光を受光して側壁からの距離を連
続的に検出し、電圧の強弱に変換する光学式変位
検出器2を設ける。上記の光学式変位検出器2,
2の出力側に切換手段3を介して上記光学式変位
検出器の出力信号をデジタル化するA/D変換器
4を接続し、このA/D変換器4の出力側にその
出力信号を微分し、得られた微係数が正の微係数
設定値以上の部分、負の微係数設定値以下の部分
およびこれらの中間部分に3区分するための微分
比較回路5と、上記正の微係数設定値以上の部分
と負の微係数設定値以下の部分との間に挟まれた
中間部分の時間軸長すなわち切返し幅をあらかじ
め設定されている切返し幅設定値と比較して上記
切返し幅が切返し幅設定値以下の凸部および凹部
をそれぞれ取出すめたの凸部用識別回路6Aおよ
び凹部用識別回路6Bと、上記の切返し幅が設定
値以下の凸部および凹部についてそれぞれのピー
ク部分の時間軸座標を算出し、この時間軸座標を
中心としてその前後に設けた所定の判定幅を超え
ない範囲での正の微係数設定値以上の部分の開始
時から負の微係数設定値以下の部分の終了時まで
を凸部の幅とする凸部用ゲート設定回路7Aおよ
び上記の判定幅を超えない範囲で負の微係数設定
値以下の部分の開始時から正の微係数設定値以上
の部分の終了時までを凹部の幅とする凹部用ゲー
ト設定回路7Bと、上記A/D変換器4の出力か
ら上記判定幅内の変位信号を取出し、凸部および
凹部のそれぞれの前後両端からそのピーク部分ま
での高さを平均し、タイヤ1の1周分の上記高さ
の最大値を許容値と比較して欠陥を判定する凸部
抽出判定回路8Aおよび凹部抽出判定回路8Bと
を順に接続し、第1発明を構成する。
第2発明においては、上記第1発明に、その
A/D変換器4の出力信号かららその微係数の絶
体値が所定の段差微分設定値以上の範囲の波形を
取出し、この波形の高さをあらかじめ設定されて
いる段差設定値と比較して段差を判定する段差判
定回路9を付加する。
(作用) タイヤ1の上面または下面の凹凸が光学式変位
検出器2からの距離の相違として検出され、これ
が電圧信号(第3図参照)としてA/D変換器4
に送られ、所定の微小時間間隔でデジタル化さ
れ、このデジタル化された検出信号が微分比較路
5に入力され、微分され(第4図参照)、その微
係数があらかじめ設定されている正の微係数設定
値以上の部分、負の微係数設定値以下の部分およ
びこれらの中間の部分に3区分される。例えば、
正の微係数設定値以上の部分、負の微係数設定値
以下の部分、および中間部分に対応してそれぞれ
+1、−1および0の3値が与えられ、上記の微
分出力が三値化される(第5図参照)。
上記微分比較回路5から出力される三値化信号
が+1から0を経て−1に変る部分は、凸部を示
すと共に、その凸部の両側の斜面が微係数設定値
で定まる所定の傾斜角度以上の急角度に傾斜して
いることを示し、上記三値化信号が−1から0を
経て+1に変る部分は、反対の凹部を示す。すな
わち、タイヤ1の側壁の多数の凸部と凹部の中で
両側の傾斜面が特に急角度の凸部と凹部が上記の
微分比較回路5によつて取出される。
この微分比較回路5の出力信号中、正の微係数
設定値以上の部分から負の微係数設定値以下の部
分に変る途中の中間部分は、凸部を示す三値化信
号の0値の部分を示し、この0値の部分の時間軸
の長さt1,t2は、凸部の傾斜角度が所定限度を超
えた位置よりも上方部分の幅(タイヤ回転方向に
沿つて測定した長さ)、すなわち切返し幅を表わ
しており、この切返し部が凸部用識別回路6Aに
おいて切返し幅設定値と比較され、設定値以下の
もののみが取出される。すなわち、両側の傾斜面
が急角度の凸部中、切返し幅の狭いもの、換言す
れば頂部の狭く鋭い凸部のみが取出され、両側の
傾斜面が急であつても頂部が広く平坦なものは除
かれる。同様にして、凹部用識別回路6Bにおい
ては、凹部の両側の傾斜面が急角度であり、しか
も切返し幅が狭く底部の鋭い凹部のみが取出され
る。
凸部用ゲート設定回路7Aでは、凸部用識別回
路の出力信号の凸部の切返し幅と、A/D変換器
4の出力信号とから凸部のピーク位置の時間軸座
標が求められ、更にピーク位置の前後に所定の判
定幅(第6図のM参照)が設けられ、この判定幅
を超えない範囲で三値化信号の0から1への立上
り点と−1から0への立上り点相互間の時間軸上
の間隔lをもつゲート信号が出力される(第7図
参照)。この場合、A/D変換器4の出力信号中、
上記切返し幅設定値の内側に含まれる信号の個
数、すなわちサンプル数は極めて少ないので、
A/D変換器4の出力信号(変位信号)の比較に
よるピーク位置の算出は極めて容易に、短時間に
行なわれる。凹部用ゲート設定回路7Bにおいて
も、同様にピークの存在する時間軸座標を中心と
して前後に設けた判定幅を超えない範囲で三値化
信号の0から−1への立上り点と1から0への立
上り点相互間の時間軸上の間隔lをもつゲート信
号が出力される。
次いで、凸部抽出判定回路8Aでは、上記判定
幅l内の凸波形が抽出され(第8図参照)、その
前端からピークまでの高さおよび後端からピーク
までの高さがそれぞれ算出され、その平均値が求
められ、この平均値がタイヤ1周分に存在する複
数個の凸部について比較され、最大値が求めら
れ、この最大値が許容値と比較されて合否が判定
される。凹部用判定回路8Bでは、同様にして凹
部の深さが前後の平均値で算出され、この平均値
がタイヤ1周分に存在する複数個の凹部について
比較され、最大値が求められ、この最大値が許容
値と比較される。
段差判定回路9においては、A/D変換器4の
出力信号から微係数の絶対値が所定値以上のもの
を取出す。すなわち、微係数の正負に関係なく、
立上りまたは立下りの一方のみであつても、その
傾斜角度が段差微係数設定値で定まる傾斜角度以
上に大きい場合にこれを取出す。そして、段差微
分設定値以上の部分の原信号の波形を取出し、そ
の高さを段差設定値と比較するので、傾斜角度の
限度以上に急な部分が高さ方向に限度以上に続い
て存在する場合に、これが欠陥段差として判定さ
れる。
(実施例) 第2図において、2は前記の光学式変位検出
器、4はA/D変換器であり、タイヤ1周分に対
する光学式変位検出器2の出力、すなわちセンサ
出力(V)の一例が第3図に示される。なお、第3図
において、横軸にはデジタル化によるサンプル番
号をとり、「512」はタイヤの1周目を表わす。
A/D変換器4の出力は、微分回路51で微分
され、第4図のグラフで示される微係数が出力さ
れ、この微係数が比較回路52において微係数設
定値Dと比較され、第5図に示すように三値化さ
れる。例えば、タイヤ1の回転方向の長さ3mmに
対して0.05mm以上の凸部および凹部があるとき、
それぞれ+1および−1を与え、0.05mm(勾配0.
05/3)未満の凹凸に対して0を与える。なお、微
分回路51および比較回路52によつて第1図の
微分比較回路5が構成される。
上記三値化信号の+1から−1に変る途中の0
信号が凸部用識別回路6Aに送られ、0信号の横
軸上長さ、すなわち切返し幅t1,t2等が切返し幅
設定値Tと比較され、切返し幅設定値T(例えば、
長さ10mm、サンプル数3個)未満のものt2が出力
される。同様に、三値化信号の−1から+1に変
る途中の0信号が凹部用識別回路6Bに送られ、
その返切し幅が設定値未満のものが出力される。
凸部用ピーク検出回路71Aには、A/D変換
器4の出力および凸部用識別回路6Aの出力の双
方が入力され、切返し幅t1内に含まれるA/D変
換器4の出力を比較し、最大値すなわちピーク値
を算出し、その横座標(時間軸座標)、すなわち
サンプル番号を探し出す。第6図は、第5図の一
部の拡大図であり、上記ピーク値の横座標がPで
示される。なお、第6図において、Bは凸部の幅
を示す。次いで、ゲート回路72Aにおいて、ピ
ーク値の横座標Pの前後に等しい幅(例えば、10
〜25mm)の判定幅Mを設定し、判定幅Mを超える
幅に制限をかけて第7図のゲート信号0が作成さ
れる。同様にして、凹部用ピーク検出回路71A
および凹部用ゲート回路72Bによつて、ゲート
信号が作成される。なお、凸部用のピーク検出回
路71Aおよびゲート回路72Aが第1図のゲー
ト設定回路7Aを構成し、凹部用のピーク検出回
路71Bおよびゲート回路72Bが第1図のゲー
ト設定回路7Bを構成する。
凸部ピツクアツプ回路81Aは、A/D変換器
4が出力する変位信号(第3図参照)と凸部用ゲ
ート回路72Aが出力するゲート信号(第7図参
照)を合成し、例えば第3図にNで示される凸波
形を取り出す。その拡大図が第8図に示される。
次いで、高さ演算回路82Aにおいて、上記凸波
形Nの前端からの高さaおよび後端からの高さb
の平均値((a+b)/2)が算出される。そし
て、上記の演算がタイヤ1の1周分について行な
われ、その全数の平均値が比較され、その最大値
が判定回路83aにおいて凸部許容値Ha(例えば
0.5mm)と比較され、上記の最大値が凸部許容値
Haを超えた場合に欠陥と判定される。同様にし
て、凹部ピツクアツプ回路81B、凹部用高さ演
算回路82Bおよび凹部用判定回路83Bによつ
て凹部の最大値が決定され、凹部許容値Hbと比
較される。なお、凸部用のピツクアツプ回路81
A、演算回路82Aおよび判定回路83Aが第1
図の凸波形抽出判定回路8Aを構成し、凹部用の
ピツクアツプ回路81B、演算回路82Bおよび
判定回路83Bが第1図の凹波形抽出判定回路を
構成する。
第1図の段差識別回路9は、第2図の段差ピツ
クアツプ回路91、比較回路92、高さ演算回路
93および段差判定回路94によつて構成され
る。例えば、第9図に示される段差信号が、A/
D変換器4から段差ピツクアツプ回路91に入力
される一方、第10図に示される微分信号が微分
回路51から比較回路92に入力され、段差微分
設定値S(例えば、勾配が25/1000)と比較され、
第11図に示すように段差微分設定値S以上の微
係数部分とS未満の部分とに二値化され、この二
値化信号が上記のピツクアツプ回路91に入力さ
れ、第9図の段差信号と合成され、第12図に示
すように、上記の段差微分設定値Sで定まる傾斜
角度以上の傾斜角度部分(W)の範囲の波形が取り出
され、その高さHが高さ演算回路93で算出さ
れ、この高さHが段差判定回路94において段差
許容値H0(例えば0.8mm)と比較され、これを超
える場合に第13図の段差判定信号が出力され
る。
(発明の効果) この発明は、光学式変位検出器を用いるので、
光線を細くしスポツトを小さくすることによつ
て、小面積の凹凸を個別に捕え、その大きさを検
出することができる。また、所定長さの時間軸
(切返し幅)内に所定角度以上の立上り部と立下
り部の双方が存在する場合に、これを捕捉するの
で、頂部が平坦な凸部および底部が平坦な凹部を
欠陥と判定することがなく、目視に近い判断が得
られる。また、微係数が上下の限界値以内の部分
についてのみA/D変換器の出力信号(変位信
号)の大きさを比較してピークを探すので、サン
プル数が少なく、ピークの位置を容易に探すこと
ができる。そして、このピークの位置を中心とし
てその前後に判定幅を設定し、この判定幅を超え
ない範囲で定まる次陥の前後両端を基準にしてピ
ークの高さを算出し、その平均値をもつて凸部ま
たは凹部の高さとするので、再現性が向上し、正
確な判定が可能になる。更に、第2発明は、立上
り部または立下り部の一方のみが存在していて
も、設定値以上の勾配の部分が設定高さ以上に及
ぶ場合にこれを欠陥段差として検出することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例のブロツク図、第2
図は第1図の要部の詳細ブロツク図、第3図ない
し第13図は第2図の装置の要部における出力信
号のグラフである。 1:タイヤ、2:光学式変位検出器、4:A/
D変換器、5:微分比較回路、6A:凸部識別回
路、6B:凹部識別回路、7A:凸部用ゲート設
定回路、7B:凹部用ゲート設定回路、8A:凸
部抽出判定回路、8B:凹部抽出判定回路、9:
段差識別回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定圧力の空気が充填されたタイヤをタイヤ
    中心軸の回りに一定の速度で回転させるタイヤ回
    転装置と、上記タイヤの側壁に光線を投射し、そ
    の反射光を受光して側壁からの距離を連続的に検
    出し、電圧の強弱に変換する光学式変位検出器
    と、この光学式変位検出器の出力信号を微小時間
    間隔のデジタル信号に変換するA/D変換器と、
    このA/D変換器の出力信号を微分し微係数が正
    の微係数設定値以上の部分、負の微係数設定値以
    下の部分およびこれらの中間部分に3区分する微
    分比較回路と、上記正の微係数設定値以上の部分
    および負の微係数設定値以下の部分の間に挟まれ
    た中間部分の時間軸長すなわち切返し幅をあらか
    じめ設定されている切返し幅設定値と比較して上
    記切返し幅が切返し幅設定値以下の凸部および凹
    部を取出す識別回路と、これらの切返し幅が設定
    値以下の凸部および凹部についてそのピーク部分
    の時間軸座標を算出し、この時間軸座標を中心と
    してその前後に設けた所定の判定幅を超えない範
    囲で正の微係数設定値以上の部分の開始時から負
    の微係数設定値以下の部分の終流時までを凸部の
    幅とする凸部用ゲート設定回路および上記の判定
    幅を超えない範囲で負の微係数設定値以下の部分
    の開始時から正の微係数設定値以上の部分の終了
    時までを凹部の幅とする凹部用ゲート設定回路
    と、上記A/D変換器の出力から上記判定幅内の
    変位信号を取出し、凸部および凹部のそれぞれの
    前後両端からそのピークまでの高さを平均し、タ
    イヤ1周分の上記高さの最大値を許容値と比較し
    て欠陥を判定する凸部抽出判定回路および凹部抽
    出判定回路とからなるタイヤ側壁の凹凸検査装
    置。 2 所定圧力の空気が充填されたタイヤをタイヤ
    中心軸の回りに一定の速度で回転させるタイヤ回
    転装置と、上記タイヤの側壁に光線を投射し、そ
    の反射光を受光して側壁からの距離を連続的に検
    出し、電圧の強弱に変換する光学式変位検出器
    と、この光学式変位検出器の出力信号を微小時間
    間隔のデジタル信号に変換するA/D変換器と、
    このA/D変換器の出力信号を微分し微係数が正
    の微係数設定値以上の部分、負の微係数設定値以
    下の部分およびこれらの中間部分に3区分する微
    分比較回路と、上記の正の微係数設定値以上の部
    分および負の微係数設定以下の部分の間に挟まれ
    た中間部分の時間軸長すなわち切返し幅をあらか
    じめ設定されている切返し幅設定値と比較して上
    記切返し幅が切返し幅設定値以下の凸部および凹
    部を取出す識別回路と、これらの切返し幅が設定
    値以下の凸部および凹部についてそのピーク部分
    の時間軸座標を算出し、この時間軸座標を中心と
    してその前後に設けた所定の判定幅を超えない範
    囲で正の微係数設定値以上の部分の開始時から負
    の微係数設定値以下の部分の終了時までを凸部の
    幅とする凸部用ゲート設定回路および上記の判定
    幅を超えない範囲で負の微係数設定値以下の部分
    の開始時から正の微係数設定値以上の部分の終了
    時までを凹部の幅とする凹部分ゲート設定回路
    と、上記A/D変換器の出力から上記判定幅内の
    変位信号を取出し、凸部および凹部のそれぞれの
    前後両端からそのピーク部分までの高さを平均
    し、タイヤ1周分の上記高さの最大値を許容値と
    比較して欠陥を判定する凸部抽出判定回路および
    凹部抽出判定回路と、上記A/D変換器の出力信
    号からその微係数の絶対値が所定の段差微分設定
    値以上の範囲の波形を取出し、この波形の高さを
    あらかじめ設定されている段差設定値と比較して
    段差を判定する段差判定回路とからなるタイヤ側
    壁の凹凸検査装置。
JP22923586A 1986-09-26 1986-09-26 タイヤ側壁の凹凸検査装置 Granted JPS6382347A (ja)

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JP2010117279A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Jfe Steel Corp スラブの表面欠陥検出方法およびスラブ表面欠陥検出装置
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