JPH0372204A - 半田付け部品の外観検査方法 - Google Patents

半田付け部品の外観検査方法

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JPH0372204A
JPH0372204A JP1208325A JP20832589A JPH0372204A JP H0372204 A JPH0372204 A JP H0372204A JP 1208325 A JP1208325 A JP 1208325A JP 20832589 A JP20832589 A JP 20832589A JP H0372204 A JPH0372204 A JP H0372204A
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長生 濱田
Shinji Okamoto
岡本 紳二
Kazunari Yoshimura
一成 吉村
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、印刷配線基板上に半田付けにより実装された
部品の半田付は状態を外観により検査する半田付は部品
の外観検査方法に関するものである。
【従来の技術】
従来より、印刷配線基板上に半田付けにより実装された
部品の半田付は状態を検査する方法として、半田付は部
品を照射する光源を設け、半田付は部品での反射光をI
TVカメラで検出することにより、半田付は部品の外観
を検査して半田付は状態の良否を判定する方法が知られ
ている(特開昭61−235067号公報、特開昭62
−123794号公報等参照)。 この検査方法では、実装された部品の半田付は部からの
反射光量を測定し、部品の端部を決定した後、半田付は
状態や部品の実装状態の良否を判定するようになってい
る。
【発明が解決しようとする課題】
上記方法によると、半田付は状態によって反射光量や反
射方向が変化するから、部品の端部の位置を精度よく決
定できないものであり、その後の良否判定が不正確にな
るという問題があった。 本発明は上記問題点を解決することを目的とするもので
あり、印刷配線基板上に半田付けにより実装された部品
の3次元計測値に基づいて部品の端部を決定することに
より、良否判定等が正確に行えるようにした半田付は部
品の外観検査方法を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の方法では、印刷
配線基板上に半田付けにより実装された部品を3次元計
測し、部品において半田付は部分に隣合う側縁に沿う方
向に部品の内側と外側とでそれぞれ探索線を設定し、各
探索線上での印刷配線基板の表面からの高さの変化に基
づいて部品の端縁を検出した後、半田付は部分の形状や
半田量に基づいて半田付は状態の良否を判定しているの
である。 また、請求項2の方法では、印刷配線基板上に半田付け
により実装された部品を3次元計測し、部品において半
田付は部分に隣合う側縁に交差する方向の複数本の探索
線を設定し、各探索線の上での断面形状の変化に基づい
て部品の端縁の位置を検出した後、半田付は部分の形状
や半田量に基づいて半田付は状態の良否を判定している
。 さらに、請求項3の方法では、印刷配線基板上に半田付
けにより実装された部品を3次元計測し、部品において
半田付は部分に隣合う側縁に沿う方向に部品の中心から
探索線を設定し、探索線上での印刷配線基板の表面から
の高さの変化率に基づいて半田付は部分の形状と部品の
端縁を検出した後、部品の端縁を基準として検査ウィン
ドウを設定し、検査ウィンドウ内での半田量に基づいて
半田付は状態の良否を判定している。 請求項4の方法では、印刷配線基板上に半田付けにより
実装された部品を3次元計測し、部品において半田付は
部分に隣合う側縁に沿う方向に部品の中心から探索線を
設定し、探索線上での口中1配線基板の表面からの高さ
と高さの変化率とに基づいて半田付は部分の形状を分類
した後、分類された各形状ごとに半田付は状態の良否を
判定している。 また、請求項5の方法では、印刷配線基板上に半田付け
により実装されたリード付きの部品を3次元計測し、リ
ードの突出方向に交差する方向に設定した探索線の上で
リードの位置を検出した後、リードの位置に基づいて半
田付は部分に対応した検査ウィンドウを設定し、検査ウ
ィンドウ内での高さの変化率に基づいて半田付は状態の
良否を判定しているのである。
【作用】
請求項1の方法によれば、印刷配線基板上に半田付けに
より実装された部品を3次元計測し、3次元計測値に基
づいて部品の端縁を決定しているから、部品に対して半
田付は部分を識別することができ、部品の実装状態や半
田付は状態を精度よく検査することができるのである。 また、部品において半田付は部分に隣合う側縁に沿う方
向に部品の内側と外側とでそれぞれ探索線を設定し、各
探索線上での印刷配線基板の表面からの高さの変化に基
づいて部品の端縁を検出するから、半田付は部分が部品
の幅より広い場合や狭い場合でも部品の端縁を検出する
ことができるのである。 請求項2の方法によれば、部品において半田付は部分に
隣合う側縁に交差する方向の複数本の探索線を設定し、
各探索線の上での断面形状の変化に基づいて部品の端縁
の位置を検出するから、半田付は部分の形状がどのよう
な形状であっても部品の端縁を正確に検出することがで
きる。 請求項3の方法では、部品において半田付は部分に隣合
う側縁に沿う方向に部品の中心から探索線を設定し、探
索線上での印刷配線基板の表面からの高さの変化率に基
づいて半田付は部分の形状と部品の端縁を検出した後、
部品の端縁を基準として検査ウィンドウを設定し、検査
ウィンドウ内での半田量に基づいて半田付は状態の良否
を判定しているので、検査手順が比較的簡単でありなか
ら、部品と半田付は部分とを識別できて検査の精度が高
くなるのである。 請求項4の方法では、部品において半田付は部分に隣合
う側縁に沿う方向に部品の中心から探索線を設定し、探
索線上での印刷配線基板の表面からの高さと高さの変化
率とに基づいて半田付は部分の形状を分類した後、分類
された各形状ごとに半田付は状態の良否を判定している
ので、あらがじめ良品とみなせる半田付は部分の形状を
分類して、その範囲内で半田付は状態の良否を判定する
ことになり、検査を迅速かつ正確に行うことができるの
である。 請求項5の方法によれば、印刷配線基板上に半田付けに
より実装されたリード付きの部品を3次元計測し、リー
ドの突出方向に交差する方向に設定した探索線の上でリ
ードの位置を検出した後、リードの位置に基づいて半田
付は部分に対応した検査ウィンドウを設定し、検査ウィ
ンドウ内での高さの変化率に基づいて半田付は状態の良
否を判定しているので、リード付きの部品について各リ
ードごとに半田1寸は状態の検査ができ、複雑な検査が
自動化できるのである。
【実施例1】 第1図に示すように、基本的には、3次元のデータが得
られるセンサ部11と、センサ部11で得られたデータ
に基づいて3次元の座標を演算する座標演算部12と、
座標演算部12で求めた3次元の座標を他のデータとと
もに記憶する記憶部13と、求められた3次元の座標に
基づいて印刷配線基板1の上に半田付けにより実装され
た部品2の半田付は部分の検査を行う検査処理部10と
を備えている。 検査処理部10は、印刷配線基板1の上で半田付けされ
ている部品2の端縁を上記3次元m標に基づいて決定す
る部品端決定部14と、部品2の端縁の位置に基づいて
実装状態の良否を判定する実装状態検査部15と、部品
2の端縁に基づいて検出された半田付は部分の半田付は
状態の良否を判定する半田付は状態検査部16とで構成
されている。 センサ部11は、いわゆる3次元スキャナであり、たと
えば、光ビームを検査対象の表面で走査するとともに、
PSDのような位置検知素子を用いて三角測距法を用い
ることにより、3次元のデータを得るようにしたものが
用いられる。 次に、検査方法について説明する。まず、部品2を半田
付けにより実装した印刷配線基板1を計測ステージの所
定位置にセットし、上述のように3次元計測を行う。3
次元計測を行う際には、部品2の中心位置、部品2の寸
法(縦×横×高さ)、実装後の部品2の方向については
既知であるものとする。3次元計測による測定値は記憶
部13に格納される。以下、記憶部13に格納される最
小単位を画像処理との類似によって画素と呼称すること
にする。 検査処理部10の部品端決定部14では、記憶部13に
格納された3次元計測値を用いて、第2図に示す手順に
従って部品2の端縁の位置を決定し、その後、部品2の
実装状態の検査や半田付は状態の検査を行う。まず、部
品2の中心点Cを始点として、半田付けがなされた部品
2の両端を結ぶ方向く以下、長手方向と呼称する〉に設
定した探索線1.上で部品2の端縁を探索する。部品2
の端縁は2箇所であるから、探索線2.上を中心点Cか
ら両方向に探索する。 ここで、第1段階としては、第3図に示すような状態で
半田付けがなされているかどうかを判定する。ここに、
第3図ないし第9図において(a)図は上面、(b)図
は断面を示している。第3図のような半田付は状態では
、第3図(b)に示すように、部品2の端縁で高さが急
に変化するから、1画素毎ないし複数画素毎に高さの差
分をとり、この差分がOから負の値になり、絶対値が所
定値以上になったときに部品2の端縁に達したと判定す
るのである。この場合には、部品2の両端が検出できる
ことになる。 一方、第4図や第5図に示すような状態で半田付けがな
されているとすると、高さの差分による上記方法では部
品2の片端しか検出することができない、したがって、
第2段階としては、検出された一方の端縁の位置と、既
知である部品2の寸法とによって他方の端縁の位置を求
める。すなわち、一方の端縁のみを実測によって求め、
他方の端縁は計算によって求めるのである。 さらに、第6図のような状態で半田付けがなされている
とすると、高さの差分ては部品2のどちらの端縁も検出
することができない。この場合には、高さの差分が0か
ら正の値になることによって、部品2の上面から半田付
は部分3が凸になっていることがわかるから、半田付は
部分3の立ち上がる点u l r u 2を求めて、両
点LI I + u 2の距離を求める。また、こうし
て求めた距離と部品2の寸法との差dを求め、探索線e
、の上でこの差dを半分にした寸法だけ両点u l r
 u2から離れた位置を端縁の位置とみなすのである。 第7図や第8図に示すような半田付は状態は、良品とみ
なせるにもかかわらず、上述した3段階では部品2の端
縁の位置が決定できない。そこで、上記3段階で部品2
の端縁の位置が決定できないときには、以下の手順を用
いる。すなわち、今度は、部品2の中心点Cから長手方
向に直交する方向(以下、幅方向と呼称する)に探索線
12を設定し、半田付けがなされていない一方の側縁の
位置を探索する。この位置は、高さの差分に基づいて容
易に探索することができる。こうして検出された部品2
の側縁の位置に対して、部品2の外側と内側とにそれぞ
れ所定距離だけ離れ部品2の長手方向に走る一対の探索
線1.xを設定する。ここに、各探索線1.xの長さは
、部品2の寸法と印刷配線基板1上のランドの大きさと
に基づいてあらかじめ設定されている。 第7図に示すような半田付は状態では、部品2の外側の
探索線l上に半田付は部分3が存在しているから、第7
図(c)に示すように、探索線l上での高さの変化を検
出し、0から正に立ち上がる点を部品2の端縁とみなす
ようにする。この場合に、部品2の内側の探索線lでの
高さの変化をみても、第7図(cl)に示すように、部
品2の端縁を識別することができない。 第8図に示すような半田付は状態では、部品2の外側の
探索線lの上では、第8図(c)に示すように、高さの
変化はないが、部品2の内側の探索線lの上では、第8
図(cl)に示すように、高さが急に変化する部分が生
じる。そこで、高さの差分を取り、差分が負で絶対値が
所定値以上になる点を求めれば、部品2の一方の端縁が
検出される。また、他方の端縁は、第2段階と同様にし
て部品2の寸法に基づいて決定できる。 ここまでの段階でも、第9図のような半田付は状態では
、部品2の端縁が決定できないから、この場合には、以
下のようにして決定する。すなわち、第9図(a)(b
)に示すように、部品2の長手方向において所定の間隔
で幅方向に走る探索線l、〜16を設定する。各探索線
e、〜16の上での高さは、第10図(a)〜(d)の
ように変化するから、所定画素数毎に高さの差分dhを
とると、各探索線l、〜l。 の上での差分dhの最大値は、部品2に対応する部位で
は部品2の高さ1]。以上になり(dh≧h、)、半田
付は部分3では部品2の高さり、よりも小さくなる(d
h<h。)。したがって、各探索線l、〜16の上で部
品2の内側から高さの差分の最大値を順次求め、db 
< h oという条件が満たされたときに、一つ前でd
l+≧hoを満たしていた探索線の位置を部品2の端縁
とすればよいのである。部品2と半田付は部分3とは、
高さの差分の最大値によって識別するほかに、部品2の
上面では高さの差分がほぼOであるのに対して、半田付
は部分3では高さの差分が正または負になることを利用
して識別してもよい、また、印刷配線基板1の表面を基
準面として、部品2の断面積と半田付は部分3の断面積
との差を利用して識別してもよい。 以上の判定を順次行うことにより、半田付けされた部品
2の端縁が決定できるのである。 次に、求められた部品2の端縁の位置を、あらかじめ良
品の範囲として設定された端縁の位置と比較することに
より、実装状態の良否を判定するのである。 さらに、求めた部品2の端縁の位置を基準として、あら
かじめ大きさが設定されている検査ウィンドウWを第1
1図に示すように配置し、検査ウィンドウW内の高さの
加算値や差分値において半田付は状態の良否を判定する
のである。この処理手順を第↓2図に示す。すなわち、
検査ウィンドウWは矩形状であり、第13図に示すよう
に、部品2の端縁の近傍の一辺abの中点pの高さHを
求める。また、上記中点pと辺cdの中点とを結ぶ線上
において、中点pから高さの差分dhをIll[次求め
る。この差分dhが、負で絶対値が所定値M以上になり
(dh≦−M、)、その後、正で絶対値が所定値M2を
越えたとすると(dh>M2)、半田が濡れ不足である
か、穴あきがあるなどの半田付は状態の不良と考えられ
るから、不良と判定して終了する。 また、差分clhに対し所定の基準値−m 、 、 m
 、、を設定して−dh<  ml   ml≦dh≦
m2、dh>mzの3条件のいずれを満たすかによって
分類し、各条件の出現頻度を係数した後、出現頻度が最
大となる条件に応じて、半田付は状態を3種類に分類す
る。すなわち、上記各条件は、半田付は部分3が第14
図(a)〜(c)に示す形状である場合に対応する。ま
た、上記中点pから辺cdの中点までの途中で差分dh
が0になる点をqとし、この点qを半田付は部分3の終
端とする。したがって、半田付は部分3の長さしは、部
品2の長手方向における上記中点pと点qとの間の距離
として求めることができる。 以上のようにして、半田付は部分3の濡れ高さH5半田
付は部分3の長さし、半田付は状RPの3つのパラメー
タが決定するのである。したがって、半田付けの強度を
考慮して、濡れ高さの下限H,,と長さの下限Loとを
あらかじめ設定しておけば、半田付は状態が良品とみな
せる条件は、半田付は状態が上記3種類のいずれかの条
件を満たし、かつ、H≧H0、L≧L0を満たすときと
なる。このように、半田付は部分の形状および特@量に
基づいて半田付は部分3の良否を判定するから、良否判
定が精度よく行えるのである。
【実施例2】 本実施例では、第■5図に示すように、検査処理部10
が、印刷配線基板1の上で半田付けされている部品2の
端縁を記憶部13に記憶されている3次元座標に基づい
て決定する部品端決定部14と、部品2の端縁の位置に
基づいて半田付は部分3の領域に対応した検査ウィンド
ウを決定する半田付は領域決定部17と、検査ウィンド
ウ内に多数の検査ポイントを設定する検査ポイント設定
部18と、設定された各検査ポイントの高さに基づいて
半田付は状態の良否を判定する良否判定部1つとで構成
されている。良否判定部19は、特願昭63−1588
17号で開示された手順で半田付は状態の良否を判定す
るのであり、各検査ポイントの高さに基づいて半田付は
部分3の断面積に対応する値を求め、断面積の変化と断
面積の差分の変化とに基づいて半田付は状態の良否を判
定するのである。 部品端決定部14における部品2の端縁の決定にあたっ
ては、まず、部品2の中心点Cを通り部品2の長平方向
に走る探索線l、を設定し、この探索線11の上で1画
素毎または複数画素毎に高さの差分dhを求める(第3
図参照)。半田付は状態が良品とみなせるのは、第16
図に示す3種類のいずれかであるから、これらの形状を
判定するために、高さの差分dhに対する正負の基準値
−m、m2を設定して部品2の端縁を決定する。 すなわち、第16図(a)の形状では、dh<  ml
になる点を部品2の端縁とする。また、第16図(b)
の形状では、d )+ > m 2となった後にdh=
0となった点を部品2の端縁とする。第111(e)の
形状では、基準値−ml、m2によって部品2の端縁を
決定することができないから、既知である部品2の高さ
Hから所定値δだけ下がった点を部品2の端縁とする。 以上のようにして部品2の端縁が決定されると、この位
置を基準として、検査ウィンドウWを設定する。その後
、検査ウィンドウW内に格子状に検査ポイントを設定し
、各検査ポイントの高さに基づいて半田付は状態の良否
を判定する。
【実施例3】 本実施例では、実施例2と同様に高さの差分dl+を求
めることにより、半田付は部分3の形状を分類し、この
時点でまず半田付は状態の良否の一次判定を行うように
している。 すなわち、基本構成は実施例1と同様であって、検査処
理部10での処理手順を変えている。まず、部品2の中
心点Cから部品2の長手方向に探索線1、を゛設定し、
探索線11の上での高さに基づいて、1画素毎に高さの
差分dhを演算する(第3図参照)。 差分dhを求めれば、実施例2と同様にして、差分dh
に対する正負の基準値−ml、m2を設定することによ
り、良品とみなせる半田付は状y3を3種類に分類する
ことができる。 すなわち、半田付は状態が良品とみなせる形状は、第1
6図に示した3種類の形状であり、高さの差分dhは、
第16図(a)の形状では負になり、第16図(b)の
形状では一旦正になった後に負になり、第16図(c)
の形状では負であるが絶対値の最大値は第16図(a)
よりも小さくなる。したがって、基準値−ml、m2を
適宜設定すれば、第6図(a>−くc〉を以下の条件で
識別することができる。 第16図(a):最初に、dh(−m、が満たされその
後、dh)m2にはならない 第16図(b) : fi初に、dh)m2が満たされ
その後、dh(−m、になる 第16図(c): −m、≦dh≦m2になるこれらの
条件を満たさないときには、不良品とすればよい。この
ようにして、半田付は部分3の形状を分類することによ
り、不良品の一次判定を行うことができる。次に、第1
8図に示すように、半田付は部分3に対応した検査ウィ
ンドウWを設定し、半田付は部分3の形状と半田Jiと
に基づいて不要品の二次判定を行う。ここに、検査ウィ
ンドウWはあらかじめ設定されている。 すなわち、半田付は部分3の形状が不良品と考えられる
のは、第17図(a)に示すように濡れ不足や、第17
図(b)に示すようにピンホールを有する場合であるか
ら、探索線11と平行に検査ウィンドウW内で別の探索
線を設定し、新たに設定した探索線の上で高さの差分を
求めて、これらの形状が発生しているかどうかを検出す
る。半田付は部分3の形状が良品とみなせるf!!身に
は、差分が負になった後、Oに近付いて探索線の終点に
至るが、不良品の場合には、第17図に示すように、差
分が負になった後に正になるという傾向がある。 したがって、差分がこのような変化を示すかどうかを判
定すれば、半田(−fけ部分3の形状の良否が判定でき
る。このような良否判定位、分類された3種類の形状に
共通する。 次に、半田量についても良否を判定する。半田量の判定
には、部品2と半田付は部分3とを識別するのが望まし
いが、第16図(b)(c)の形状では、部品2の端縁
が決定できないから、検査ウィンドウW内の各点の高さ
に基づいて半田量の判定を行う。また、半田量は、各形
状ごとにあらかじめ設定されてい、る良品規格範囲と比
較されることによリ、良否が判定される。 すなわち、第■6図(、)の形状では、探索線11の上
で高さの差分dhが負になった点を部品2の端縁とみな
すことができるから、部品2と半田付は部分3とを識別
することができ、半田量を正確に決定することができる
。 一方、第16図(b)の形状では、高さの差分dhが正
に立ち上がる位置を基準点とし、この基準点を通り探索
線1.に直交する線から半田付は部分3の先端までの範
囲で全体積を求め、半田量に相当する量とみなす。 さらに、第16図(c)の形状では、検査ウィンドウW
内の全体積を求めて半田量に相当する量とみなし、良品
規格範囲と比較する。 ここにおいて、体積を求める際の高さの基準は、矩形状
に形成されている検査ウィンドウWの各頂点の高さの平
均値とする。 なお、実施例1は、主としてリードレスパッケージを対
象とする手法であったが(部品2の端縁の決定以外はリ
ード付きパッケージでも適用可能である〉、実施例2お
よび実施例3は、面実装型のパッケージであれば、リー
ド付きパッケージとリードレスパッケージとのいずれで
も適用可能である。
【実施例4] 本実施例では、半田付は部品がリード付きのフラットパ
ッケージである例を示す。リード付きのフラットパッケ
ージでは、各リードの半田付は状態の良否を判定するの
であるから、まずリードの位置を確定する必要がある。 そこで、第19図に示すように、あらかじめ設定された
リード探査ウィンドウW1内でリード4の位置を検出す
る。 すなわち、まず、矩形状に設定されたリード検査ウィン
ドウW1の頂点の高さの平均値を基準として、リード検
査ウィンドウW、の中での各点の高さを所定値で2値化
する。すなわち、基準よりも高い位置に閾値を設定し、
閾値を越えると1、閾値以下ではOとしてリード検査ウ
ィンドウWの中での各点の高さを2値化するのである。 ここに、閾値はリード4の厚みよりも小さい値に設定さ
れる。 次に、部品2においてリード4が突出している端縁に平
行にリード検査ウィンドウW1内の中心線として設定さ
れた探索線1!cの上で、2値化された高さについて、
1の連続長、1が連続する区間の始点および終点の位置
、■が連続する区間の出現回数を求める。以上のように
して、】の連続長によりリード4の幅、1が連続する区
間の始点と終点との位置によりリード4の位置、1が連
続する区間の出現回数によりリード4の本数を求めるこ
とができるのである。 以上のようにして、探索線Ncの上での各リード4の始
点と終点とが求められるから、この始点および終点に対
して若干離れた位置でリード4の内側に、探索線1cに
直交する探索線をそれぞれ設定し、各探索線の上で高さ
の差分を求める。差分が負になり絶対値が所定値組」二
になったときには、第20図(、)の良品の場合か第2
0図(b)の濡れ不足のいずれか場合であって、差分の
絶対値が上記所定値以下にならない場合には、半田付は
部分3が第21図(a)または第21図(b)のいずれ
かの形状であって良品とみなせる。 そこで、差分が負になり絶対値が所定値以上になったと
きには、その位置をリード4の先端とし、リード4の幅
に基づいて、第22図に示すように、検査ウィンドウW
を設定する。その後、リード検査ウィンドウW1に基づ
いて設定した高さの基準に対する検査ウィンドウWの中
での各点の高さの総和を求める。この総和は、半田量に
相当する量となる。したがって、所定の基準半田量との
比較により、半田量による良否が判定される。また、リ
ード4の基部から先端に向かう探索線を検査ウィンドウ
W内で設定し、この探索線の上で高さの差分を求め、第
20図(b)に示すように、7B負になった後に正にな
ったときには、半田の澗れ不足や穴あきがあるものと判
定して、不良品と判定するのである。
【発明の効果】
請求項1の方法によれば、印刷配線基板上に半田付けに
より実装された部品を3次元計測し、3次元計測値に基
づいて部品の端縁を決定しているから、部品に対して半
田付は部分を識別することができ、部品の実装状態や半
田付は状態を精度よく検査することができるのである。 また、部品において半田付は部分に隣合う四縁に沿う方
向に部品の内側と外側とでそれぞれ探索線を設定し、各
探索線上での印刷配線基板の表面からの高さの変化に基
づいて部品の端縁を検出するから、半田1寸は部分が部
品の幅より広い場合や侠い場合でも部品の端縁を検出す
ることができるという利点を有する。 請求項2の方法によれば、部品において半田付は部分に
隣合う側縁に交差する方向の複数本の探索線を設定し、
各探索線の上での断面形状の変化に基づいて部品の端縁
の位置を検出するから、半田付は部分の形状がどのよう
な形状であっても部品の端縁を正確に検出することがで
きるという効果がある。 請求項3の方法では、部品において半田付は部分に隣合
う伺I縁に沿う方向に部品の中心から探索線を設定し、
探索線上での印刷配線基板の表面からの高さの変化率に
基づいて半田付は部分の形状と部品の端縁を検出した後
、部品の端縁を基準として検査ウィンドウを設定し、検
査ウィンドウ内での半田量に基づいて半田付は状態の良
否を判定しているので、検査手順が比較的簡単でありな
から、部品と半田付は部分とを識別できて検査の精度が
高くなるのである。 請求項4の方法では、部品において半田付は部分に隣合
う側縁に沿う方向に部品の中心から探索線を設定し、探
索線上での印刷配線基板の表面からの高さと高さの変化
率とに基づいて半田付は部分の形状を分類した後、分類
された各形状ごとに半田付は状態の良否を判定している
ので、あらかじめ良品とみなせる半田付は部分の形状を
分類して、その範囲内で半田付は状態の良否を判定する
ことになり、検査を迅速かつ正確に行うことがてきると
いう効果を奏する。 請求項5の方法によれば、印刷配線基板上に半田付けに
より実装されたリード付きの部品を3次元計測し、リー
ドの突出方向に交差する方向に設定した探索線の上でリ
ードの位置を検出した後、リードの位置に基づいて半田
付は部分に対応した検査ウィンドウを設定し、検査ウィ
ンドウ内での高さの変化率に基づいて半田付は状態の良
否を判定しているので、リード付きの部品について各リ
ードごとに半田付は状態の検査ができ、複雑な検査が自
動化できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1を示す概略構成図、第2図な
いし第14図は同上の動作説明図、第15図は本発明の
実施例2を示す概略構成図、第16図は同上の動作説明
図、第17図および第18図は本発明の実施例3を示す
動作説明図、第19図ないし第22図は本発明の実施例
1iを示す動作説明図である。 1・・・印刷配線基板、2・・・部品、3・・・半田付
は部、4・・・リード、W・・・検査ウィンドウ。 第1図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 印刷配線基板上に半田付けにより実装された部
    品を3次元計測し、部品において半田付け部分に隣合う
    側縁に沿う方向に部品の内側と外側とでそれぞれ探索線
    を設定し、各探索線上での印刷配線基板の表面からの高
    さの変化に基づいて部品の端縁を検出した後、半田付け
    部分の形状や半田量に基づいて半田付け状態の良否を判
    定することを特徴とする半田付け部品の外観検査方法。
  2. (2) 印刷配線基板上に半田付けにより実装された部
    品を3次元計測し、部品において半田付け部分に隣合う
    側縁に交差する方向の複数本の探索線を設定し、各探索
    線の上での断面形状の変化に基づいて部品の端縁の位置
    を検出した後、半田付け部分の形状や半田量に基づいて
    半田付け状態の良否を判定することを特徴とする半田付
    け部品の外観検査方法。
  3. (3) 印刷配線基板上に半田付けにより実装された部
    品を3次元計測し、部品において半田付け部分に隣合う
    側縁に沿う方向に部品の中心から探索線を設定し、探索
    線上での印刷配線基板の表面からの高さの変化率に基づ
    いて半田付け部分の形状と部品の端縁を検出した後、部
    品の端縁を基準として検査ウインドウを設定し、検査ウ
    インドウ内での半田量に基づいて半田付け状態の良否を
    判定することを特徴とする半田付け部品の外観検査方法
  4. (4) 印刷配線基板上に半田付けにより実装された部
    品を3次元計測し、部品において半田付け部分に隣合う
    側縁に沿う方向に部品の中心から探索線を設定し、探索
    線上での印刷配線基板の表面からの高さと高さの変化率
    とに基づいて半田付け部分の形状を分類した後、分類さ
    れた各形状ごとに半田付け状態の良否を判定することを
    特徴とする半田付け部品の外観検査方法。
  5. (5) 印刷配線基板上に半田付けにより実装されたリ
    ード付きの部品を3次元計測し、リードの突出方向に交
    差する方向に設定した探索線の上でリードの位置を検出
    した後、リードの位置に基づいて半田付け部分に対応し
    た検査ウインドウを設定し、検査ウインドウ内での高さ
    の変化率に基づいて半田付け状態の良否を判定すること
    を特徴とする半田付け部品の外観検査方法。
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