JPH0543129A - 輪転印刷機の折機における補助装置 - Google Patents

輪転印刷機の折機における補助装置

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JPH0543129A
JPH0543129A JP3231011A JP23101191A JPH0543129A JP H0543129 A JPH0543129 A JP H0543129A JP 3231011 A JP3231011 A JP 3231011A JP 23101191 A JP23101191 A JP 23101191A JP H0543129 A JPH0543129 A JP H0543129A
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JP3231011A
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Daiji Hirano
大司 平野
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Shibaura Machine Co Ltd
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Toshiba Machine Co Ltd
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 折丁幅が正常か異常かを自動的に検出して折
胴外周のブラシおよび羽根車の安全カバーの着脱を行
い、機械運転開始の際の能率向上を計り、危険性の防止
を図る。 【構成】 ウェブ3,3を三角板であるフォーマ1,1
で二つ折りしたウェブ3A,3Aの幅を光電ユニット1
6,16で自動的に検出し、不適正の場合には異常信号
を発信して折胴6の外周部に係合されているブラシ14
を自動的に逃すと共に羽根車の安全カバー12を開くよ
うにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオフセット輪転機等の輪
転印刷機の折機における補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の折機について、2系列のウェブを
中途で1系列にして折丁を制作する場合を例にとり第5
図により説明すると、ウェブ3,3は図示してない前後
装置から三角板フォーマ1,1の三角形の一辺である入
口から矢印aのように導入され、前記一辺に対向する出
口である頂点を出るときにはウェブ3,3の走行方向に
折られた二つ折りのウェブ3A,3Aとなってガイドロ
ーラ4Aないし4Cを経てウェブ3Bとなって裁断胴5
に送入される。同裁断胴5ではウェブ3Bを予め定めら
れた長さで、走行方向に対して直角方向に断裁し折丁3
Cとし、次いで折胴6および咬胴7の間に導かれる。
【0003】両胴6および7は互いに対接して回転し、
折丁3Cをさらに断裁方向に平行に折たたみ、折丁9と
して、エンドレスで回転する送りベルト8上へ排出す
る。折丁9は送りベルト8の下部に有り複数の羽根を有
して回転する羽根車装置10の各羽根の間に落し込ま
れ、さらに羽根車装置10の下部に有るコンベア11上
に排出されるようになっている。
【0004】前記折胴6には折丁3Cが折胴6表面でバ
タバタとフラッタリングしないように、折丁3Cを胴6
に押し付るブラシ装置35が設けてある。また羽根車装
置10には危険防止のため安全カバー36が設けてあ
る。前記ブラシ装置35およびカバー36は、折機の運
転開始に際しては折丁3Bの走行ラインから外し、安全
カバー36は羽根車装置10の操作状態を見るために開
いておき、人がコンベア11上の折丁9の折り具合を目
視により検査し、折り具合が安定状態になったのを確認
してから、一度機械の運転を停止し、改めて手動により
ブラシ装置35を胴6に押付るようにセットするととも
に羽根車装置10にカバー36を閉じるようにしてい
る。この折り具合はウェブ3Aの幅に左右され、予め定
められたウェブ幅或いはウェブ幅は良くても走行位置が
外れている場合には折り具合は悪くなる。
【0005】従来例はウェブが2系列の場合について説
明したが、勿論1系列でも良く2系列の場合は、2本の
ウェブを一本に重ねて裁断胴に導くため、ウェブ幅を所
定幅に制御することが難しいといえる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように従来技術
の場合には、運転開始後、折り状態を目視で確認してか
ら機械を停止し、ブラシおよび羽根車の安全カバーを閉
じなければならず複数の人間が作業している中におけ
る、これらの作業は、危険であり、また当然ながら本稼
動のため機械を起動しなければならないので非能率であ
るという問題があった。
【0007】ここに本発明は上記した従来技術の課題を
解決するためになされたもので、その目的とするところ
は折り具合が良好か否か、即ち二つ折りされたウェブ幅
が正常か異常かを自動的に検出して折胴外周のブラシお
よび羽根車の安全カバーの着脱を行い、機械運転開始の
際の能率向上を計り、危険性の防止をはかるとともに、
機械の運転を停めることなく稼動運転が出来る輪転印刷
機の折機における補助装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る輪転印刷機における折機の補助装置
は、ウェブを三角板であるフォーマに導き、走行方向に
ウェブを二つ折りし、ついで裁断胴に導き、同裁断胴で
所定長さに断裁して折丁とした後、互いに対接して回転
している、前記折丁を胴表面に押し付けるブラシ装置を
設けた、折胴および咬胴の間に導き、前記折丁をさらに
走行方向に折りたたむとともに、安全用カバーを設けた
羽根車装置に供給し、羽根車の下部に設けたコンベア上
に前記折りたたまれた折丁を排出する輪転印刷機の折機
における補助装置において、前記二つ折りしたウェブの
幅があらかじめ定められた設定幅にあるか否か、或いは
前記ウェブが予め定められた走行位置に有るか否かを検
出する検出手段と、前記検出手段が検出したウェブ幅、
或いは走行位置が設定された範囲外のとき、異常信号を
発する信号発信装置を有し、前記信号の有無により前記
ブラシ装置の折胴への着脱および安全カバーの羽根車装
置への開閉切換を行う電磁切換弁を制御する制御装置
と、前記電磁切換弁の切換により折胴表面に折丁を押し
付けたり、或いは折胴表面から離脱するブラシ装置駆動
用アクチュエータと、前記切換弁の切換により羽根車装
置の安全カバーを開閉する安全カバー駆動用アクチュエ
ータとからなることを特徴とする。
【0009】この場合、ウェブ幅および走行位置検出手
段は、取付用ブラケットに対し回動自在に設けられた円
柱体の一端面に所定の間隔をおいて配設された2個の光
電センサから成るよう構成すれば好適である。
【0010】
【作用】検出装置により折丁の幅を検出し、その幅が設
定範囲外、或いは折丁の走行位置が設定外の時は異常信
号を発信し折胴外周に係合するブラシを自動的に逃し、
折丁排出用羽根車の安全カバーを自動的に開き、前記折
丁幅が設定範囲内、或いは設定された走行位置であれば
前記ブラシを折胴表面に係合させ、そして安全カバーを
閉じる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図1ないし図4に基づ
いて説明する。なお、本実施例の説明にあたり、前記従
来例と同一部材については同一符号を用い、説明を省略
し、従来装置と変ったところのみを説明する。
【0012】不図示の印刷部で印刷されたウェブ3,3
が三角板であるフォーマ1,1で二つ折りされたウェブ
3A,3Aを形成する。このウェブ3A,3Aがガイド
ローラ4Aないし4Cを経て裁断胴5に送入される途中
において、ウェブ幅検出装置15によりウェブ幅Wおよ
び予め定められた走行位置にあるか歪かを検出するよう
になっていて、前記ウェブ幅検出装置15は図3に示す
ように不図示のフレームに支承されたウェブ3Aの走行
方向に対し直角をなす軸25に摺動自在に取付られたブ
ラケット21に夫々距離2aを隔てた1対の光電センサ
17,18を有する円柱体20から成る光電ユニット1
6,16が一対取付けてあり、同一対の光電ユニット1
6,16の間はウェブ幅により軸25上の位置を変える
ことが出来るようになっている。
【0013】また円柱体20は前記ブラケット21に予
め定められた角度θで軸中心に回動するよう取付られて
おり、従って図3(b) に示すように、光電センサ17と
18の間の距離は2aと2acos θの間で調整が可能で
あり、ウェブ幅により微小調整が可能である。
【0014】以上説明したようなウェブ幅および走行位
置検出装置15の構成となっているので、図4(a) に示
すようにウェブ3Aの両縁部が光電ユニット16,16
の1対の光電センサ17および18の間を同時に通って
いればウェブ幅Wは所定のウェブ幅にあり、図4(b),
(c) の場合は、幅Wは所定寸法であるが左右に片寄って
おり、一対の光電ユニット16,16のうち、一方の光
電センサ17,18が同時にOFF 状態となっている。ま
た図4(d),(e) のようにウェブ幅が所定寸法Wより大き
いW′となり、一対の光電ユニット16,16のうちの
一方の光電センサ17,18が同時にOFF 状態になって
いたり、図4(f) のように一対の光電ユニット16,1
6の光電センサ17および18が全部OFF 状態になって
いるときは、異常信号が出るようになっている。さらに
裁断胴5以下の工程は従来例と変りはなく、折胴6に設
けたブラシ装置14および羽根車装置10の安全カバー
12が自動的に作動するようにしてある。
【0015】次に図2により、ブラシ装置14および安
全カバー12について、説明すると、ブラシ装置14は
エアシリンダ31により折胴6の表面に着脱し、安全カ
バー12は支点13を中心にエアシリンダ43により開
閉するようになっており、ウェブ幅検出装置15が検出
したウェブ幅Wを制御装置40に送り、制御装置40内
に有る(図示せず)判断装置が前述の図4で説明したよ
うな種々の場合を判断し、異常信号の有無を判断し、異
常信号がある場合は電磁切換弁41の圧位置が励磁さ
れ、空気圧源42の空気圧をエアシリンダ31および4
3の空圧室44および45に作用させ、ブラシ装置14
を折胴6の表面から逃し、安全カバー12を鎖線で示す
12′のように開くようにする。また制御装置40が異
常信号を発しない場合は電磁切換弁41の各位置が励磁
され空気圧源42の空気圧をエアシリンダ31および4
3の空気圧室46および47に作用させ、ブラシ装置1
4を折胴6の表面に押付けるとともに、安全カバー12
は羽根車装置10を覆うように作動する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば自
動的に折丁幅を検出し正常か否かにより折胴外周のブラ
シおよび羽根車の安全カバーの着脱を行うので、機械運
転開始の際の能率向上を計り、危険性を防止することの
できる輪転印刷機の折機における補助装置を提供できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る輪転印刷機の折機におけ
る補助装置の配置を示す概略図である。
【図2】本発明の実施例に係る輪転印刷機の折機におけ
る補助装置の概略構成図である。
【図3】図1におけるウェブ検出装置の光電ユニットの
詳細説明図である。
【図4】図1におけるウェブ検出装置の光電ユニットと
ウェブ両側端位置との関係を示す図である。
【図5】従来例を示す概略説明図である。
【符号の説明】 3 ウェブ 4B ガイドローラ 16 光電ユニット 17 光電センサ 18 光電センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェブを三角板であるフォーマに導き、
    走行方向にウェブを二つ折りし、ついで裁断胴に導き、
    同裁断胴で所定長さに裁断して折丁とした後、互いに対
    接して回転している、前記折丁を胴表面に押し付けるブ
    ラシ装置を設けた、折胴および咬胴の間に導き、前記折
    丁をさらに走行方向に折りたたむとともに、安全用カバ
    ーを設けた羽根車装置に供給し、羽根車装置の下部に設
    けたコンベア上に前記折りたたまれた折丁を排出する輪
    転印刷機の折機における補助装置において、 前記二つ折りしたウェブの幅があらかじめ定められた設
    定幅にあるか否か、或いは前記ウェブが予め定められた
    走行位置に有るか否かを検出する検出手段と、 前記検出手段が検出したウェブ幅、或いは走行位置が設
    定された範囲外のとき、異常信号を発する信号発信装置
    を有し、前記信号の有無により前記ブラシ装置の折胴へ
    の着脱および安全カバーの羽根車装置への開閉切換を行
    う電磁切換弁を制御する制御装置と、 前記電磁切換弁の切換により折胴表面に折丁を押し付け
    たり、或いは折胴表面から離脱するブラシ装置駆動用ア
    クチュエータと、 前記電磁切換弁の切換により羽根車装置の安全カバーを
    開閉する安全カバー駆動用アクチュエータとからなる輪
    転印刷機の折機における補助装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のウェブ幅および走行位置
    検出手段は、取付用ブラケットに対し回動自在に設けら
    れた円柱体の一端面に所定の間隔をおいて配設された2
    個の光電センサから成ることを特徴とする輪転印刷機の
    折機における補助装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015009920A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 大日本印刷株式会社 折り不良検知システム

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JP2015009920A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 大日本印刷株式会社 折り不良検知システム

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