JPH0543049A - エアーにより吹き飛ばされた加工製品の回収装置 - Google Patents

エアーにより吹き飛ばされた加工製品の回収装置

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JPH0543049A
JPH0543049A JP28735891A JP28735891A JPH0543049A JP H0543049 A JPH0543049 A JP H0543049A JP 28735891 A JP28735891 A JP 28735891A JP 28735891 A JP28735891 A JP 28735891A JP H0543049 A JPH0543049 A JP H0543049A
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JP
Japan
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air
opened
recovery
cylindrical
product
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JP28735891A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Asanuma
和弘 浅沼
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CHIBA SEIKI KK
Original Assignee
CHIBA SEIKI KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 流入した製品の変形及び打傷の発生を防止
し、加えて、エネルギーの無駄と悪循環の発生を防止
し、安全確実に製品を回収する。 【構成】 円筒状本体2の上方を開口してエアー放出用
の上方口3を設け、本体2の下方を比較的に細径の円筒
部に滑らかに縮径し、その下端を開口して製品排出用の
下方口4を設け、本体2の中央側端を穿孔して、本体内
壁5の円筒面に対し接線状に接続するように四角又は円
筒状の回収筒6を水平に突接し、その先端を開口して製
品流入用の回収口11を設け、その回収口11からエア
ーと共に吹き飛ばされた加工製品Wを流入し、円筒状内
壁5に沿って渦巻状に回動させながら、上方口3からエ
アーを放出し、下方口4から製品を排出する構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレス加工、溶接、組
立等の製品加工装置に付設されて、該加工装置からエア
ーと共に吹き飛ばされた加工製品を流入し、円筒状内壁
に沿って渦巻状に回動させ、上方口からエアーを放出
し、下方口から製品を排出する、コンパクトな構成のエ
アーにより吹き飛ばされた加工製品の回収装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】プレス加工、溶接、組立等の製品加工装
置から排出される加工製品の回収には、従来は、図3の
ごとく加工装置Pから排出される加工製品Wを側面から
エアーノズルCで吹き飛ばし、付設した逆L字状の回収
装置Dで回収する方法が用いられている。エアーにより
吹き飛ばされた加工製品Wは、エアーと共に回収口Eか
ら装置D内に流入し、逆L字状の装置内を下降し、下方
の出口Fからエアーと共に受箱Bに放出されている。従
来の回収装置Dは、逆L字状に形成して、製品Wを加工
装置Pに近接した所で捕集し、回収できる特徴を有して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の逆L字
状の回収装置には、下記のような問題点があった。先
ず、吹き飛ばされた製品は乱反射的に装置本体の内壁に
強く突き当たりながら下降するから、変形及び打傷を発
生した。特に、逆L字の曲がり角の曲径が小さいと、製
品の当たり方が不安定で、逆に跳ね返されて回収口に散
乱した。また、装置本体内にエアーが溜まり易く、その
せいで回収口にエアーカーテンができて、製品が回収装
置に入りずらくなり、製品が周辺に散乱して回収装置の
機能が失なわれた。また、前記のエアーカーテンを突き
破って製品を回収装置内に流入させるためには、製品を
強く吹き飛ばす必要があり、エアーノズルの圧力を高く
し、エアーの噴射量を多くしなければならなかった。ま
た、エアーの圧力を高めると、騒音が高くなり、回収装
置内のエアーは出口から強い勢いで放出され、その勢い
で製品は出口を出てから周辺に散乱し、2次的な変形や
打傷を発生するなど、エネルギーを無駄にし、悪循環を
起していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題の解決
を目的とするものである。本発明は製品加工装置に付設
されて、該加工装置からエアーにより吹き飛ばされた加
工製品を回収する回収装置であって、円筒状本体の上方
を開口してエアー放出用の上方口を設け、本体の下方を
比較的に細径の円筒部に滑らかに縮径し、その下端を開
口して製品排出用の下方口を設け、本体の中央側端を穿
孔して、本体内壁の円筒面に対し接線状に接続するよう
に四角又は円筒状の回収筒を水平に突設し、その先端を
開口して製品流入用の回収口を設け、その回収口からエ
アーと共に吹き飛ばされた加工製品を流入し、円筒状内
壁に沿って回動させながら、上方口からエアーを放出
し、下方口から製品を排出する構成を主たる特徴とす
る。
【0005】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明のエアーにより
吹き飛ばされた加工製品の回収装置の実施例を説明す
る。図1は本発明の回収装置の全体斜視図、図2は図1
のA−A線に沿った本装置の平面断面図である。図中、
1は本発明の回収装置、2は回収装置の本体、3は上方
口、4は下方口、5は内壁、6は回収筒、7は蓋、9は
円筒部、11は回収口である。
【0006】本発明の回収装置1の本体2は、基本的に
は薄いステンレス鋼板を円筒状に絞り成形して形成され
ている。円筒状本体2の上方は、そのまま開口してエア
ー放出用の上方口3を構成する。上方口3には、油煙除
去用フィルター8を中央孔に装着した蓋7が被着されて
いる。なお、図1では蓋7の一部を切り欠いて、上方口
3を図示している。また、円筒状本体2の下方は、比較
的に細径の円筒部9に滑らかに縮径されている。また、
その下端は開口され、製品排出用の下方口4が構成され
る。また、円筒状本体2の中央側端に整直に穿孔された
四角孔10からは、内壁5の円筒面に対し内側面13を
接線状に接続するように、四角筒状の回収筒6が水平に
突設されている。また、その先端は開口され、エアーに
より吹き飛ばされた加工製品を受け入れるための回収口
11が構成される。
【0007】前記の回収筒6は、四角筒に代えて円筒に
より構成してもよい。円筒の場合は、四角筒の場合に比
べて機能的に変わりないが、内壁5の円筒面に対し円筒
状の回収筒6の内面を接線状に接続させる合わせ作業
が、比較的に面倒となる。
【0008】本回収装置1は回収筒6を製品加工装置P
側に向け、回収口11からエアーの流れと共に製品Wが
流入し易いようにして、該装置Pの前方又は後方に設置
される。12は本装置1の取付具であつて、取付ボルト
により締着される。また、下方口4の下には製品受箱を
置いて、落下する製品を収容する。本体2の円筒部9
は、製品Pを下の受箱に集中して落下し易いように適宜
に縮径されていることが望ましい。
【0009】上記構成の回収装置1は、例えば図3の従
来装置Dに代えて設置される。矢印のように、加工装置
PからエアーノズルCで吹き飛ばされた加工製品Wが、
エアーの流れと共に本装置1の回収口11から本体2内
にほぼ真直に流入する。エアーの流れは円筒状内壁5に
当つて方向を変え、内壁5に沿って製品Wと共に渦巻状
に回動する。エアーは回動しながら上方口3から放出さ
れるが、その放出と共に付勢力を急速に減衰する。エア
ーと共に回動していた製品Wは、重量があるため上方口
3から放出されはしないが、エアーの付勢力の減衰と共
にエアーの流れから分離し、失速して下降し、円筒部9
を通って下方口4から排出される。
【0010】本発明装置は、エアーの流れと共に製品W
を流入し、渦巻状に回動しながらエアーと製品Wとを分
離する点に特徴を有するから、回収筒6の内壁、四角孔
10の接続部分、及び本体2の内壁5を滑らかにして、
エアーの流れの流入並びに回動を容易にし、加工製品を
傷付けないようにすることが望ましい。また、本体2の
上方口は縮径されることなく、そのまま開口して、エア
ーの放出を容易にするように形成されることが望まし
い。
【0011】また、蓋7に装着された油煙除去用フィル
ター8は、加工のとき製品に付着した油が混入して、放
出エアー中に発生する油煙を主として除去するためのも
ので、作業環境の清浄化の作用をする。他に、抜き屑、
塵埃等の異物も除去される。一般に、50〜150メッ
シュ程度の金網を使用する。また、油煙の問題が発生し
ないときは、蓋7を被着しないで、そのまま上方口3を
開口すれば、エアーの放出が容易となり、製品Pの分離
回収が速くなる。また、蓋7を被着しないで、上方口3
の上方にキャノビフードのようなラッパ状の吸気装置を
吊り下げて油煙等を排気すれば、エアーの放出を容易に
すると共に、作業環境の清浄化が可能となるが、費用的
には高くなる。
【0012】また、本発明の回収装置1は簡潔に構成さ
れ、効率的、省資材的に製作できることを特徴としてい
る。すなわち、開口側を上方にして円筒状本体を絞り成
形し、該本体の下方を比較的に細径の円筒部9に滑らか
に縮径して、その下端を開口し、該本体の中央側端に整
直な四角孔又は円孔10を穿孔し、その孔10から本体
内壁5の円筒面に対しその内側面を接線状に接続するよ
うにして、水平に四角又は円筒状の回収筒6を突設し、
取付具12を付着して、形成が完了される。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように、本発明の回収装置
は内壁を円筒状にして、加工製品を吹き飛ばすエアーの
流れの付勢力を回転運動により減衰させるようにしたか
ら、従来装置に比べて外形が小形で、上下寸法も短か
く、コンパクトな構成で、加工装置に近接した所で加工
製品を回収することが可能となった。また、製品回収も
従来より高い所でできるようになり、大きくかがむ必要
がなくなつた。また、回収装置内では、流入したエアー
の流れは円筒状内壁に沿って渦巻状に回動しながら上方
口から放出され、そのエアーの流れの付勢力の減衰と共
に、加工製品はエアーから分離し、急速に失速して下方
口から排出されるから、従来装置のように製品がエアー
と共に排出され、エアーの勢いで飛び散らされる恐れが
全くなくなつた。また、そのせいで加工製品の2次的な
変形や打傷の発生の恐れは全くなくなり、加工製品を安
全に、確実に、綺麗に、かつ手軽に回収することが可能
となつた。また、エアーが上方口から速やかに放出され
るためエアーの流れが良くなり、従来装置のように回収
口にエアーが溜まつてエアーカーテンを作り、エアーと
共に加工製品の流入を妨げる恐れが全くなくなつた。ま
た、そのせいで回収口で加工製品が跳ね返されて飛散す
ることがなくなり、流入が良くなつて検知センサーによ
る加工装置の停止も激減した。また、加工製品を吹き飛
ばすエアーノズルの圧力を下げ、噴射量を少なくするこ
とが可能となり、エアーノズルによる発生騒音を激減
し、省エネルギーにも役立つと共に、回収装置の損傷も
減少した。また、本発明の回収装置は簡潔な構成で、内
部の清掃が楽にできるから、保守管理上の効果も大であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回収装置の一例を示す全体斜視図であ
る。
【図2】図1のA−A線に沿った本回収装置の平面断面
図である。
【図3】従来の回収装置の説明図である。
【符号の説明】
1 本発明の回収装置 2 本体 3 上方口 4 下方口 5 内壁 6 回収筒 7 蓋 8 油煙除去用フィルター 9 円筒部 10 孔 11 回収口 W 加工製品

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品加工装置からエアーにより吹き飛
    ばされた加工製品の回収装置であつて、円筒状本体の上
    方を開口してエアー放出用の上方口を設け、本体の下方
    を比較的に細径の円筒部に滑らかに縮径し、その下端を
    開口して製品排出用の下方口を設け、本体の中央側端を
    穿孔して、本体内壁の円筒面に対し接線状に接続するよ
    うに筒状の回収筒を水平に突設し、その先端を開口して
    製品流入用の回収口を設け、その回収口からエアーと共
    に吹き飛ばされた加工製品を流入し、円筒状内壁に沿っ
    て渦巻状に回動させながら、上方口からエアーを放出
    し、下方口から製品を排出する構成を特徴としたエアー
    により吹き飛ばされた加工製品の回収装置。
  2. 【請求項2】 開口された上方口に、油煙除去用フィ
    ルタを装着した蓋を被着することを特徴とした請求項1
    記載のエアーにより吹き飛ばされた加工製品の回収装
    置。
  3. 【請求項3】 開口側を上方にして円筒状本体を絞り
    成形し、該本体の下方を比較的に細径の円筒部に滑らか
    に縮径して、その下端を開口し、該本体の中央側端に整
    直な四角孔又は円孔を穿孔し、その四角又は円孔から本
    体内壁の円筒面に対しその内側面を接線状に接続するよ
    うにして、水平に四角又は円筒状の回収筒を突設する、
    一連の形成方法を特徴とした請求項1記載のエアーによ
    り吹き飛ばされた加工製品の回収装置。
JP28735891A 1991-08-13 1991-08-13 エアーにより吹き飛ばされた加工製品の回収装置 Pending JPH0543049A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59198220A (ja) * 1983-04-27 1984-11-10 Fuji Paudaru Kk 空気輸送装置における破損防止装置
JPS60125017A (ja) * 1983-12-10 1985-07-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> プログラマブルロジツクアレイ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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