JPH0542967U - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH0542967U
JPH0542967U JP9771091U JP9771091U JPH0542967U JP H0542967 U JPH0542967 U JP H0542967U JP 9771091 U JP9771091 U JP 9771091U JP 9771091 U JP9771091 U JP 9771091U JP H0542967 U JPH0542967 U JP H0542967U
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JP
Japan
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refrigerant
condenser
reheater
air conditioner
compressor
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JP9771091U
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English (en)
Inventor
眞 山内
実 花井
好孝 矢田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 再熱運転時に冷媒循環量が過剰になるのを防
止する。 【構成】 凝縮器3と切換手段8との間に第1電磁弁27
と流量調整絞り28との並列回路24を設け、この並列回路
24及び上記凝縮器3に対して並列に再熱用バイパス回路
25を接続して、この再熱用バイパス回路25に第2電磁弁
26を介装する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は恒温・恒湿室等の空気調和機に好適な空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種空気調和装置の冷媒回路が図3に示されている。 空気調和装置の冷却運転時、圧縮機2から吐出された高温・高圧のガス冷媒は 、実線矢印で示すように、凝縮器3に入りここで送風機6によって送風される外 気に放熱することによって凝縮液化して高圧の液冷媒となる。この液冷媒は四方 切換弁8、バイパス流路21、逆止弁9を経て絞り機構4に入りここで絞られるこ とによって断熱膨張して低温・低圧の気液二相となる。この気液二相の冷媒は蒸 発器5に入りここで送風機7によって送られる恒温・恒湿室13内の室内空気を冷 却することによって自身は蒸発気化して低温・低圧のガス冷媒となり、この状態 で圧縮機2に吸入されて再び圧縮される。蒸発器5を流過することによって冷却 された室内空気は再熱器11を単に流過し、送風機7によって付勢されて恒温・恒 湿室13内に吹き出される。
【0003】 この冷却運転時、逆止弁12は閉止されているので、高圧の液冷媒が逆止弁12を 経て再熱器11に流入することはないが、再熱器11及び配管23内に残留している液 冷媒は、一点鎖線矢印で示すように、四方切換弁8を流過し配管22、固定絞り10 を経て絞り機構4の下流側に徐々に流出して絞り機構4を流過した冷媒と合流す る。
【0004】 空気調和装置の再熱運転時、四方切換弁8は上記と逆に切り換えられ、送風機 6は停止される。すると、圧縮機2から吐出された高温・高圧のガス冷媒は、破 線矢印で示すように、凝縮器3を殆ど凝縮せずに流過し、四方切換弁8、配管23 を経て再熱器11に入り、ここで蒸発器5を流過して冷却された室内空気と熱交換 することによって凝縮液化する。この液冷媒は逆止弁12を経て絞り機構4で断熱 膨張し、蒸発器5で蒸発気化した後、圧縮機2に戻る。恒温・恒湿室13内の室内 空気は蒸発器5で冷却された後、再熱器11で再熱されることによって所定の温度 、湿度とされ、送風機7によって付勢されて再び恒温・恒湿室13内に吹き出され る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の空気調和装置においては、冷房運転時と再熱運転時とでは凝縮器3 から絞り機構4に至るまでの冷媒循環路の長さに差が生じるとともにこの中の冷 媒の相に変化が生じる。また、凝縮機能を奏する凝縮器3と再熱器11の管内容積 の差、これに流入する空気温度の差等によりこれらの熱交換能力に差が生じ、こ の差に基づいて絞り機構4に流入する冷媒圧力と過冷却度にも差が生じる。従っ て、再熱運転時に絞り機構4から蒸発器5に供給される冷媒量が過剰となり、冷 媒回路内の高圧が過大となって余分な動力を消費したり、空気調和装置の適正運 転範囲が狭くなるのみならず蒸発器5で蒸発し切れなかった液冷媒が圧縮機2に 流入して、圧縮機2内の潤滑油を希釈したり、フォーミング現象を惹起したりし て圧縮機2を損傷するおそれがあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するために提案されたものであって、第1の考案の要 旨とするところは、圧縮機、凝縮器、再熱器、絞り機構及び蒸発器をこの順に接 続し、上記凝縮器と再熱器との間に冷媒を上記再熱器と並列に接続されたバイパ ス流路を経て上記絞り機構に流入させる切換手段を備えた空気調和装置において 、上記凝縮器と上記切換手段との間に第1電磁弁と流量調整絞りとの並列回路を 設けるとともにこの並列回路及び上記凝縮器に対して並列に再熱用バイパス回路 を接続し、この再熱用バイパス回路に第2電磁弁を介装したことを特徴とする空 気調和装置にある。
【0007】 第2の考案の要旨とするところは、圧縮機、凝縮器、再熱器、絞り機構及び蒸 発器をこの順に接続し、上記凝縮器と再熱器との間に冷媒を上記再熱器と並列に 接続されたバイパス流路を経て上記絞り機構に流入させる切換手段を備えた空気 調和装置において、上記再熱器の出口側に冷媒液溜を設けたことを特徴とする空 気調和装置にある。
【0008】
【作用】
第1の考案においては、空気調和装置の冷却運転時には圧縮機から吐出された 冷媒は凝縮器、第1電磁弁、切換手段、バイパス流路を経て絞り機構に流入する が、再熱運転時には圧縮機から吐出された冷媒の大部分は再熱用バイパス回路、 第2電磁弁、切換手段、再熱器を経て絞り機構に流入し、冷媒の一部は凝縮器に 液冷媒となって貯溜され、この液冷媒は流量調整絞りを経て徐々に流出する。 第2の考案においては、空気調和装置の再熱運転時、再熱器から流出した液冷 媒のうち余剰分は冷媒液溜内に貯溜される。
【0009】
【実施例】
本考案の第1の実施例が図1に示されている。 図1に示すように、凝縮器3と四方切換弁8の間に第1電磁弁27と流量調整絞 り28との並列回路24が設けられている。そして、この並列回路24及び凝縮器3に 対して並列に再熱用バイパス回路25が設けられ、この再熱用バイパス回路25には 第2電磁弁26が介装されている。 他の構成は図3に示す従来のものと同様であり、対応する部材には同じ符号が 付されている。
【0010】 しかして、この空気調和装置の冷却運転時、第1電磁弁27は開、第2電磁弁26 は閉とされる。すると、圧縮機2から吐出された冷媒は従来のものと同様、実線 矢印で示すように、凝縮器3、第1電磁弁27、四方切換弁8、バイパス流路21、 逆止弁9、絞り機構4、蒸発器5をこの順に流過して圧縮機2に戻る。
【0011】 空気調和装置の再熱運転時、第1電磁弁27は閉、第2電磁弁26は開とされる。 かくして、圧縮機2から吐出されたガス冷媒の大部分は再熱用バイパス回路25、 第2電磁弁26、四方切換弁8、配管23、再熱器11、逆止弁12、絞り機構4、蒸発 器5をこの順に流過して圧縮機2に戻る。圧縮機2から吐出されたガス冷媒の一 部は凝縮器3に入る。このとき、室外フアン6は停止しているが、凝縮器3は外 気に曝されているので、凝縮器3内に入ったガス冷媒は外気に放熱することによ り凝縮して液冷媒となってこの中に溜まる。そして、この液冷媒は流量調整絞り 28を通って徐々に流出し、再熱用バイパス管25を流過したガス冷媒と合流する。 この流量調整絞り28は再熱運転時に必要な冷媒循環量となるように流量を調整す る。 かくして、再熱運転時、凝縮器3内に余剰の冷媒を液化させて貯溜することが できるので、圧縮機2内に液冷媒が戻るのを阻止できる。
【0012】 図2には本考案の第2の実施例が示されている。 この第2の実施例においては、再熱器11の出口側に冷媒液溜り29が設けられて いる。 他の構成は図3に示す従来のものと同様であり、対応する部材には同じ符号が 付されている。
【0013】 しかして、この空気調和装置の再熱運転時、再熱器11から流出した液冷媒のう ち余剰分は冷媒液溜29に貯溜される。そして、必要な量のみが逆止弁12を経て絞 り機構4で断熱膨張し、蒸発器5で蒸発した後圧縮機2に戻る。 冷却運転時には冷媒液溜29内に貯溜されていた液冷媒は再熱器11、配管23、四 方切換弁8、配管22、固定絞り10を経て循環中の冷媒と合流し、これと一緒に蒸 発器5を経て圧縮機2に戻る。 かくして、再熱運転時、余剰の冷媒を冷媒液溜29内に貯溜できるので、圧縮機 2に液冷媒が戻るのを阻止できる。 なお、上記実施例においては、四方切換弁8を用いているが、これに代えてこ れと同等の機能を果たす複数の開閉弁等からなる切換手段を用いることができる のは勿論である。
【0014】
【考案の効果】
第1の考案においては、凝縮器と切換手段との間に第1電磁弁と流量調整絞と の並列回路を設けるとともにこの並列回路及び凝縮器に対して並列に再熱用バイ パス回路を接続し、この再熱用バイパス回路に第2電磁弁を介装したため、再熱 運転時に余剰の冷媒を液化させて凝縮器内に貯溜できる。 第2の考案においては、再熱器の出口側に冷媒液溜を設けたため、再熱運転時 に余剰の冷媒を冷媒液溜内に貯溜できる。 かくして、再熱運転時における冷媒循環量の過剰に基づく冷媒回路内の高圧の 異常上昇を防止して空気調和装置の効率低下を防止しうるとともに圧縮機に液冷 媒が戻るのを防止して圧縮機の損傷を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す冷媒回路図であ
る。
【図2】本考案の第2の実施例を示す冷媒回路図であ
る。
【図3】従来の空気調和装置の冷媒回路図である。
【符号の説明】
2 圧縮機 3 凝縮器 11 再熱器 4 絞り機構 5 蒸発器 21 バイパス流路 8 切換手段 27 第1電磁弁 28 流量調整用絞り 24 並列回路 26 第2電磁弁 25 再熱用バイパス回路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、再熱器、絞り機構及び
    蒸発器をこの順に接続し、上記凝縮器と再熱器との間に
    冷媒を上記再熱器と並列に接続されたバイパス流路を経
    て上記絞り機構に流入させる切換手段を備えた空気調和
    装置において、上記凝縮器と上記切換手段との間に第1
    電磁弁と流量調整絞りとの並列回路を設けるとともにこ
    の並列回路及び上記凝縮器に対して並列に再熱用バイパ
    ス回路を接続し、この再熱用バイパス回路に第2電磁弁
    を介装したことを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 圧縮機、凝縮器、再熱器、絞り機構及び
    蒸発器をこの順に接続し、上記凝縮器と再熱器との間に
    冷媒を上記再熱器と並列に接続されたバイパス流路を経
    て上記絞り機構に流入させる切換手段を備えた空気調和
    装置において、上記再熱器の出口側に冷媒液溜を設けた
    ことを特徴とする空気調和装置。
JP9771091U 1991-11-01 1991-11-01 空気調和装置 Withdrawn JPH0542967U (ja)

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