JPH0542710Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0542710Y2
JPH0542710Y2 JP10911287U JP10911287U JPH0542710Y2 JP H0542710 Y2 JPH0542710 Y2 JP H0542710Y2 JP 10911287 U JP10911287 U JP 10911287U JP 10911287 U JP10911287 U JP 10911287U JP H0542710 Y2 JPH0542710 Y2 JP H0542710Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bumper
retainer
opening
closing body
end rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10911287U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6414569U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10911287U priority Critical patent/JPH0542710Y2/ja
Publication of JPS6414569U publication Critical patent/JPS6414569U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0542710Y2 publication Critical patent/JPH0542710Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、バンパーと開閉体とが接するよう
に構成され、このバンパーと開閉体との間に配設
されたエンドラーバーをバンパーに取り付けたエ
ンドラバー構造に関する。
(従来の技術) 最近では、第2図に示すような車高を低くした
流線形の自動車が開発されている。このような自
動車にあつては、ラジエータ吸気口101はバン
パー102の下に設けられ、第3図にも示すよう
にバンパー102と開閉体103とは接した構造
となつている。バンパー102と開閉体103と
の間には、建付誤差を吸収するために約25mm程の
隙間を設けるようにしているが、建付によつては
バンパー102と開閉体103とが接触すること
がある。この場合には、ウレタン製のバンパー1
02に鋼板製の開閉体103がキズを付けてしま
うことがある。このキズが付くのを防止するため
に、バンパー102と開閉体103との間に緩衝
材としてのエンドラバー104を配設している。
(例えば、実開昭57−154538号公報参照) ところで、バンパー102と開閉体103とは
別々に塗装しているので、これらを同じ色に塗装
したとしても全く同じ色にはならない。このた
め、バンパー102と開閉体103とを付き合わ
せた場合に、どうしても色違いが目立つてしま
う。そこで、バンパー102と開閉体103とを
区画することとし、すなわちエンドラバー104
をバンパー102と開閉体103との間に配設し
て、上記の色違いを目立たないようにしている。
エンドラバー104は、バンパー102の端部
に形成された支持片102に略板状のエンドラバ
ー104を縦にして、リテーナー105を介して
ボルト106とナツト107によつて取り付けて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、エンドラバー104がエンジン
の熱の影響等によつて、長い期間経過すると上方
へ伸展してしまい美観を損ねていた。また、リテ
ーナー105の上部は解放されており、バンパー
102と開閉体103との間から侵入する雨水が
リテーナー105にかかりやすく、リテーナー1
05に早朝の錆を招く恐れがあつた。
そこでこの考案は、エンドラバーの伸びを防止
し、リテーナーの防錆を図ることが可能なエンド
ラバー構造の提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記問題を解決するためにこの考案は、バンパ
ーと開閉体とが近接するように構成され、このバ
ンパーと開閉体との間に配設されたエンドラバー
と、このエンドラバーをバンパーの端部に保持さ
せるリテーナーとを備えたエンドラバー構造にお
いて、 前記エンドラバーに開閉体に向つて延設させた
突起を形成するとともに、この突起の下面に対向
する係止部を形成して両者間に凹部を設け、 この凹部に前記リテーナーの鉤状の上端部を挿
入し、前記突起がリテーナーの鉤状の上端部をカ
バーすることを特徴とする。
(作用) 上記構成によれば、エンドラバーは凹部にリテ
ーナーの鉤状部が挿入されるので長い期間経過し
ても上方へ伸展させることはなく美観は保たれ
る。また、リテーナーの鉤状部の上端部は突起で
カバーされるので雨水等のかかりを抑制できる。
(実施例) 以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案に係るエンドラバー構造の一
実施例を示す図である。
まず、構成を説明する。第1図において、1は
衝突の際にボデー本体等を保護するためのウレタ
ン製のバンパーである。自動車を流線形にするた
めに、バンパー1と鋼板製の開閉体5とが接する
構造となつている。また、バンパー1と開閉体5
とは、建付バラツキなどによるバンパー1と開閉
体5間の建付誤差を吸収するために、この間には
約25mm程の隙間Aを設けるようにしている。バン
パー1の端部には支持片1aがエンジンルーム内
方に向けて一体形成されている。支持片1aの車
両前方側にはブラケツト7が配設され、このブラ
ケツト7にはウエルドボルト9が固着され、この
ウエルドボルト9は支持片1aを貫通して車両後
方に向けて突出している。また、支持片1aの車
両後方側には、ポリ塩化ビニル製のエンドラバー
11と、これを支持片1aに押圧して保持するリ
テーナー13とがウエルドボルト9に貫通されて
配設されている。エンドラバー11の上端部は、
バンパー1の開閉体5と対向している端部が鋭角
になつている。この鋭角の端部を覆つている。
また、エンドラバー11の上方部には開閉体1
の下側に向つて延設された突起15が車幅方向に
一体形成されるとともに、この突起15より下方
であつて、この突起15より高さが低い突起状の
係止部17が一体形成されている。そして、突起
15と係止部17との間に凹部16が設けられて
いる。リテーナー13は略板状となつており、こ
のリテーナー13の上端部13aは鉤状に形成さ
れ、この鉤状の上端部13aが係止部7に係止さ
れると共に凹部16内に挿入されている。そし
て、突起15がリテーナー13の鉤状の上端部1
3aをカバーしている。ここでボルト9にナツト
19を螺着させることによつて、エンドラバー1
1をバンパー1にリテーナー13を介して取り付
けている。
次に、作用を説明する。
バンパー1と開閉体5との間には隙間が設けら
れているが、この隙間は目線が丁度この隙間を通
つてエンジンルーム内へ入る位置にある。しか
し、エンドラバー11の上端部には開閉体5の下
側へ向けて延設された突起15が形成されている
ので、この突起15によつて目線は遮られる。し
たがつて、エンジンルーム内の部品が見えてしま
うことなく、見栄えがよくなる。
さらに、エンドラバー11は、リテーナー13
の鉤状の上端部13aが凹部16内に挿入されて
いるので長い期間経過しても上方へ伸展されるこ
とはなく、美観は保たれる。また、突起15はリ
テーナー13の鉤状の上端部13aをカバーする
からリテーナー13に雨水等がかかりずらく、リ
テーナー13の防錆を図ることができる。
(考案の効果) 以上より明らかなようにこの考案の構成によれ
ば、以下の効果を奏する。
(a) エンドカバーの凹部にリテーナーの鉤状の上
端部が挿入され、リテーナーの拘束力によつて
エンドラバーの伸びを防止することができる。
(b) エンドラバーを掛け止めるリテーナーの鉤状
の上端部が突起によつてカバーされるから、リ
テーナーの防錆を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るエンドラバーの取付構
造の一実施例を示す断面図であり、第2図および
第3図は従来のエンドラバーの取付構造を示す図
であり、第2図はこのエンドラバーの取付構造が
適用された自動車のフロントボデーの斜視図、第
3図は第2図における−線断面図である。 1……バンパー、5……フード(開閉体)、1
1……エンドラバー、13……リテーナー、15
……突起、17……係止部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 バンパーと開閉体とが近接するように構成さ
    れ、このバンパーと開閉体との間に配設されたエ
    ンドラバーと、このエンドラバーをバンパーの端
    部に保持させるリテーナーとを備えたエンドラバ
    ー構造において、 前記エンドラバーに開閉体に向つて延設させた
    突起を形成するとともに、この突起の下面に対向
    する係止部を形成して両者間に凹部を設け、 この凹部に前記リテーナーの鉤状の上端部を挿
    入し、前記突起がリテーナーの鉤状の上端部をカ
    バーすることを特徴とするエンドラバー構造。
JP10911287U 1987-07-17 1987-07-17 Expired - Lifetime JPH0542710Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10911287U JPH0542710Y2 (ja) 1987-07-17 1987-07-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10911287U JPH0542710Y2 (ja) 1987-07-17 1987-07-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6414569U JPS6414569U (ja) 1989-01-25
JPH0542710Y2 true JPH0542710Y2 (ja) 1993-10-27

Family

ID=31345062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10911287U Expired - Lifetime JPH0542710Y2 (ja) 1987-07-17 1987-07-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0542710Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6414569U (ja) 1989-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5382035A (en) Vehicle running board assembly
US4511129A (en) Quarter-window structure for vehicle
US20020130530A1 (en) Automobile rearview mirror mounted Glare shield
US4293140A (en) Automobile splash guard and attachment means therefor
JPH0542710Y2 (ja)
US4699420A (en) Preformed ornamental cap or automotive vehicle
US5331461A (en) Rain hood assembly for exteriorly mounted rearview mirror
GB2244685A (en) Vehicle mirror rain hood
JPH0423747Y2 (ja)
JPH0724260Y2 (ja) 自動車ドア
JPS5816925Y2 (ja) 自動車用バンパ取付装置
JP2806506B2 (ja) プロテクタの取付構造
JPS6138873Y2 (ja)
JPS6136432Y2 (ja)
JPH0810043Y2 (ja) 自動車用シートにおけるシートベルトバックル取付部の構造
JP3992951B2 (ja) 車両のスライドドア用レール部構造
JPH0637015Y2 (ja) エアインテークカバーの取付構造
JPH0349074Y2 (ja)
JP2532501Y2 (ja) 自動車のピラーガーニッシュ取付構造
JP2508653Y2 (ja) グリルガ―ド取付構造
JP2562102Y2 (ja) 自動車のルーフレール及びルーフキャリヤ取付部構造
JP2505380Y2 (ja) 自動車のエアスポイラ取付構造
JPH071308Y2 (ja) 自動車用tバールーフのセンタフック構造
JPS599955Y2 (ja) バンパ−の取付構造
JPH078291Y2 (ja) インストルメントパネルの支持構造