JPH054259Y2 - - Google Patents

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JPH054259Y2
JPH054259Y2 JP5779990U JP5779990U JPH054259Y2 JP H054259 Y2 JPH054259 Y2 JP H054259Y2 JP 5779990 U JP5779990 U JP 5779990U JP 5779990 U JP5779990 U JP 5779990U JP H054259 Y2 JPH054259 Y2 JP H054259Y2
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magnetic
magnets
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force
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 [産業上の利用分野] この考案は例えば台所用品を掛けるハンガーに
関するものである。
[従来の技術及び考案が解決しようとする課題] 従来、この種のハンガーとしては、磁石を取付
手段に利用したものは存在するが、本考案は磁石
による吸引力をより一層向上させることを目的と
している。
考案の構成 [課題を解決するための手段] この目的に鑑み本考案は、後記する実施例の図
面に示すように、磁石5,6を取付手段Aとして
利用したハンガーにおいて、ケース1内に複数の
磁石5,6を並設するとともに、隣接する両磁石
5,6間で磁性体7を挾持し、その磁性体7をケ
ース1の外側に露出させて吸着部7aとし、隣接
する両磁石5,6の両極N,Sのうち同一の極N
又はSを磁性体7を介して対向させたものであ
る。
[作用] 磁性体7があると、磁力線が磁性体7に集中し
て磁束密度が増し、磁力が強くなる。
特に、同一極N又はSを磁性体7を介して互い
に接近させると、同一極N又はS間の磁力線は互
いに反発し合うため、磁性体7の吸着部7a側へ
流れ易くなり、各磁石5,6で両極N,S間に生
ずる磁力線の磁束密度が大きくなつて吸着部7a
における磁力が強くなる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1〜4図に従つて
説明する。
ケース1は本体2と蓋体3とからなり、本体2
の下側に引掛腕4が回動可能に支持されている。
ケース1内には磁石5,6及び磁性体7,8を利
用した取付手段Aが設けられている。次にこの取
付手段Aを詳述する。
ケース1の収納部9内には直方体形状をなす一
対の磁石5,6が並設され、隣接する両磁石5,
6間で板状の磁性体7が互いに接触して挾持され
ているとともに、この両磁石5,6が同じく板状
の磁性体8間で互いに接触して挾持されている。
各磁性体7,8の両側部はケース1の本体2及び
蓋体3を貫通してケース1の外側に露出し、蓋体
3側の露出部分が若干突出して吸着部7a,8a
となつている。
特に、隣接する両磁石5,6の両極N,Sのう
ち、同一の極Nが中央の磁性体7を介して対向し
ている。
このように両磁石5,6の各極N,Sに対応し
て磁性体7,8があると、磁力線がこの磁性体
7,8に集中して磁束密度が増し、磁力が強くな
ることは一般に知られている。
ところで、第5図に示すように、異なる極N,
Sを中央の磁性体7を介して対向させた場合を想
定すると、両極N,S間の磁力線のうち磁性体7
とほぼ直交する磁力線は磁性体7を通して両極
N,S間の吸引力として働き、その他の磁力線は
磁性体7の両側へ流れてその吸着部7aにおける
吸引力として働く。即ち、両極N,S間の全磁力
線のうち一部の磁力線が両極N,S間の吸引力と
して働くため、磁性体7の吸着部7aにおける磁
束密度が小さくなり、それだけ磁力が弱くなる。
なお、両側の磁性体8においては一方の磁性体8
がN極になるとともに他方の磁性体8がS極にな
るため、この両極N,S間に磁力線が生じ、各磁
性体8の吸着部8aで吸引力として働く。
ところが、本実施例においては、同一極Nを中
央の磁性体7を介して互いに接近させると、同一
極N間の磁力線は互いに反発し合うため、磁性体
7の吸着部7a側へ流れ易くなり、各磁石5,6
で両極N,S間に生ずる磁力線の磁束密度が大き
くなつて各吸着部7a,8aにおける磁力が強く
なる。即ち、第5図に示す場合には中央の磁性体
7で両極N,S間に生ずる吸引力がロスとなつて
磁力が弱くなるが、第2図に示す場合にはこのよ
うなロスがないためそれだけ磁力が強くなる。
なお、第2図に示す場合において中央の磁性体
7で両磁石5,6のS極を対向させても同様なこ
とが言える。
又、三以上の磁石5,6を並設してもよく、こ
の場合には中央の磁性体7が二以上となる。磁石
5,6の数を増やしても両側の磁性体8の数は一
定である。中央の磁性体7の数が増えれば両側の
磁性体8は必ずしも必要ではない。
考案の効果 本考案によれば、磁石5,6を取付手段Aとし
て利用したハンガーにおいてその吸引力を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係るハンガーを示す斜視
図、第2図は第1図のX−X視横断面図、第3図
は第1図のY−Y視縦断面図、第4図は第1図の
状態から蓋を取外した状態を示す斜視図、第5図
は本実施例と関係ないが本実施例と比較するため
に磁石の極の配置を変えた断面図である。 1……ケース、5,6……磁石、7,8……磁
性体、7a,8a……吸着部、A……取付手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 磁石5,6を取付手段Aとして利用したハンガ
    ーにおいて、 ケース1内に複数の磁石5,6を並設するとと
    もに、隣接する両磁石5,6間で磁性体7を挾持
    し、その磁性体7をケース1の外側に露出させて
    吸着部7aとし、 隣接する両磁石5,6の両極N,Sのうち同一
    の極N又はSを磁性体7を介して対向させたこと
    を特徴とするハンガー。
JP5779990U 1990-05-30 1990-05-30 Expired - Lifetime JPH054259Y2 (ja)

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JP5779990U JPH054259Y2 (ja) 1990-05-30 1990-05-30

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Publication Number Publication Date
JPH0415807U JPH0415807U (ja) 1992-02-07
JPH054259Y2 true JPH054259Y2 (ja) 1993-02-02

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