JPH0542593U - ブラインド用透明ラダーテープ - Google Patents

ブラインド用透明ラダーテープ

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JPH0542593U
JPH0542593U JP10273591U JP10273591U JPH0542593U JP H0542593 U JPH0542593 U JP H0542593U JP 10273591 U JP10273591 U JP 10273591U JP 10273591 U JP10273591 U JP 10273591U JP H0542593 U JPH0542593 U JP H0542593U
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JP
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ladder tape
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久雄 門倉
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ブラインド用透明ラダーテープであって横型ブ
ラインドのスラットの開閉動作、左右の傾斜調整、間隔
の保持等を確実に行え、しかも目立ちにくく、製作が容
易であることを主要な特徴とする。 【構成】一対の垂直コード1と一対の垂直コード間に一
定間隔で橋渡された水平コード2より成り、上記垂直コ
ードが少なくとも透明材料で形成されているブラインド
用透明ラダーテープに於て、上記透明垂直コードは透明
なフィルムにより構成されていることを特徴とし、上記
水平コードを透明なモノフィルムあるいは透明なフィル
ムで構成したことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はブラインド用透明ラダーテープに係わり、更に詳しくは、横型ブライ ンドのスラットの開閉動作、左右の傾斜調整、間隔の保持等を行うブラインド用 透明ラダーテープの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知の通り、横型のブラインドに於けるスラット(鋼製及びアルミニウム合金 製で太陽光線を遮断する為の薄くて細長い板状のもの)の開閉動作、左右の傾斜 調整、間隔の保持等を行う為にラダーテープが用いられている。上記ラダーテー プは繊維素材を使用し、梯子段状に形成されたものであって、ブラインドの両サ イドに配設されその梯子段の一段ごとにスラット1枚を保持するものである。そ して上記ラダーテープには目立たない、強い、柔かい、寸法安定性が良い、経時 変化が起きない等の数多くの特性が求められており、それらの特性を満たす為に 次の様に製作されている。
【0003】 即ち、ポリエステル系等の合成繊維より成る繊維素材を使用し、編加工、織加 工を行うことによってラダーテープの垂直コード、水平コードを形成し、梯子段 状に成し、強さ、柔かさ、寸法安定性、耐経時変化性を得ているものであり、加 えてブラインドと同色に着色することによってラダーテープを目立ちにくくして いるものであるが、さらに、目立ちにくくする為に、特許出願公告平2−587 7の様なラダーテープを構成する繊維素材を透明材料によって形成しようという 試みが成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の技術のラダーテープは、繊維素材を編加工、織加工することによっ て梯子段状に形成されるものであるが、その編加工、織加工の為の設備には高度 な技術力が必要であり、しかもその寸法定着加工についてはより高度な技術力を 必要とするので、設備の複雑化を招き、よってその生産性にはおのずと限界が生 じているものであった。そして、上記ラダーテープは目立たなくする為に着色加 工が成されているものであるが、数百色もの色があるとされるブラインドについ て同色に着色することは非常に手間のかかることであり、生産性が悪く、しかも それら各色のブラインドに使用する為のラダーテープの在庫管理は容易なもので はなかった。
【0005】 さらに、上記ラダーテープを成す繊維素材として透明材料を使用した場合につ いて見てみると、ラダーテープが編加工、織加工によって形成される為、各繊維 が互いに重なり合うこととなり、繊維どうしの間に影が生じたり、光が乱反射す るといった現象が生じるので、透明材料を用いたラダーテープの透明感は事実上 無いに等しく、よって透明材料を用いることによりラダーテープを目立たなくし ようという試みは実用に耐え得るものではなかった。
【0006】
【考案の目的】
よって本考案の目的とする所は上述の如き従来の技術の有する問題点を解決す るものであって、高度な技術力を必要とせず簡易な設備で容易に製造ができ、よ って、生産性が高く、しかもラダーテープを成す透明材料の透明感が損われずよ ってブラインドと同色に着色することなく目立ちにくくすることのできるブライ ンド用透明ラダーテープを提供することにある。
【0007】
【課題を解決する為の手段】
上記目的を達成する為に本考案は次の技術的手段を有する。即ち実施例に対応 する添付図面に使用した符号を用いて説明すると、 一対の垂直コード1と一対の垂直コード1間に一定間隔で橋渡された水平コー ド2より成り、上記垂直コード1が少なくとも透明材料で形成されているブライ ンド用透明ラダーテープに於て、 上記透明垂直コード1は透明なフィルムにより構成されていることを特徴とす るブラインド用透明ラダーテープである。
【0008】
【作用】
以上の構成によると、ブラインド用透明ラダーテープを成す一対の垂直コード 1が、透明なフィルムによって構成されているので、ブラインド用透明ラダーテ ープを製作する際に従来行われていた編加工、織加工を行う必要がなく、よって 簡易な設備での製作が行え、しかも透明なフィルムであるので、梯子段状に形成 された後でも、フィルムの透明性が損われることがないので着色加工することな くブラインドの色になじみ、よって目立ちにくいものである。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面に基づき詳細に説明する。 図1に示した様に、ブラインド用透明ラダーテープは、一対の垂直コード1と上 記一対の垂直コード1間に一定間隔で橋渡された水平コード2より成り、上記垂 直コード1はポリエステル、ナイロン、塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピ レン、アクリル等より成る透明なフィルムで構成され、上記水平コード2はナイ ロン、ポリエステル、アクリル等より成るモノフィラメントで構成されている。 そして図2に示した様に上記垂直コード1は表面側3a,裏面側3bの透明フィ ルムを積層し、溶着あるいは接着したものであって、上記表面側3aと裏面側3 bの透明フィルムの積層間5に水平コード2の端部4を挾着している。そして上 記垂直コード1の厚さt1 は、強度、柔軟性及び透明感がバランス良く得られる 0.5〜2ミリメートル程度、幅W1 は1〜5ミリメートル程度が好ましく、ま た上記水平コード2のモノフィラメントの直径d(図3)も同様に0.1〜0. 5ミリメートル程度が好ましいものである。
【0010】 そして、上記ブラインド用透明ラダーテープを製作する方法としては、一対の 垂直コード1を構成する表面側3a,裏面側3bの透明フィルムを積層していく と同時にあらかじめ定められた一対の垂直コード1間の長さに切断された水平コ ード2(モノフィラメント)を一定の間隔で一対の垂直コード1間に橋渡し、接 着あるいは溶着することによって梯子段状と成し、次いで熱延伸技術を利用し、 水平コード2の端部4が挾着された部分の垂直コード1のふくらみを無くすと共 に、厚さt1 を均一にし、寸法安定性を高めるものが考慮される。これによると 透明ラダーテープの製作に際して編加工、織加工を必要とせず、しかも一工程で 形状加工及び寸法定着加工が行えるので透明ラダーテープを容易に製作でき、生 産性を向上させることが容易となり、しかも垂直コード1が透明フィルムで構成 されているので透明感が損われず、どんな色のブラインドに対しても良くなじみ 、着色加工を必要としない透明ラダーテープが得られるものである。
【0011】 さらに、図4に示した様に、一対の垂直コード1の表面側3a,裏面側3bの 透明フィルムに挾着される水平コード2のモノフィラメントを切断せず左右交互 に橋渡すことによって梯子段状に成すことができ、この場合、水平コード2を成 すモノフィラメントの挾着部6が広範囲となるので、より強い挾持力が得られ、 しかも上記水平コード2を2本と成し、互いちがいに橋渡すことによって水平コ ード2の強度を高めることができよってスラット保持力を高めることができるも のである。
【0012】 そして図5、図6は本考案の第2実施例を示したものであり、ブラインド用透 明ラダーテープを構成する一対の垂直コード1及び水平コード2を透明フィルム によって成した場合を示しており、所定の長さで両端に折り曲げ部7を形成した 水平コード2を一対の垂直コード1間に橋渡し、上記折り曲げ部7を接着、ある いは溶着することによって透明ラダーテープを形成するものであり、上記垂直コ ード1の厚さt2 及び幅W2 は、上記第1実施例と同じ様に厚さt2 は0.5〜 2ミリメートル、幅W2 は1〜5ミリ程度が好ましく、水平コード2の厚さt3 及び幅W3 は上記垂直コード1の厚さt2 、幅W2 と同等あるいは若干小さいも のを用いるのが好ましい。そしてこの場合、垂直コード1及び水平コード2が共 に透明フィルムより成るので、材料の簡素化が行え、低コストが実現できると共 に、垂直コード1の積層工程が不要となるのでより透明感の良い透明ラダーテー プを容易に製作ができるものである。さらに上記水平コード2上にスラットを保 持した場合、上記スラットのエッジ部分が上記水平コード2の折り曲げ部7に当 接することとなるので、垂直コード1の損傷を防止でき耐久性を向上させること ができるものである。
【0013】 尚、上記垂直コード1、水平コード2を成す材料としては透明性、耐光性、強 度、寸法安定性、柔軟性に優れたフィルム及びフィラメントならば、上述以外の 材料であっても使用できるものであり、一対の垂直コード1間の長さあるいは水 平コード2の間隔は使用されるブラインドに合わせて適宜調整されるものである 。
【0014】
【考案の効果】
以上詳述した如く本考案によると次の様な効果を奏する。 即ち、請求項第1項によると、ブラインド用透明ラダーテープの一対の垂直コ ードが透明フィルムによって構成されているので、透明ラダーテープを形成する 際に編加工、織加工が不要となり、よって容易に製作ができ、しかも透明フィル ムであるので透明感がきわめて良く目立たず、よってどの様な色のブラインドに 対してもよくなじみ、着色する必要がないので、生産性が高まると同時に在庫管 理が容易となるものである。
【0015】 そして請求項第2項によると上記ブラインド用透明ラダーテープが垂直コード の積層と水平コードの一定間隔の挾着によって形成できるので、より低コストで しかも容易に製作できるブラインド用透明ラダーテープを提供できるものである 。さらに請求項第3項によると水平コードとして透明モノフィラメントを用いて いるので、梯子段状の形成が容易であるブラインド用透明ラダーテープを提供で きるものである。そして請求項第4項によると水平コードとして垂直コードと同 様に透明フィルムを用いているので、透明ラダーテープ製作時の材料の簡素化が 行え、よってより低コストでブラインド用透明ラダーテープを製作できるもので ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブラインド用透明ラダーテープの第1実施例を
示す正面図である。
【図2】ブラインド用透明ラダーテープの第1実施例の
側面図である。
【図3】図1に於けるX−X′線に沿う断面図である。
【図4】ブラインド用透明ラダーテープ第1実施例の応
用例を示す正面図である。
【図5】ブラインド用透明ラダーテープの第2実施例を
示す斜視図である。
【図6】図5に於けるY−Y′線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 垂直コード 2 水平コード 3a 表面側の透明フィルム 3b 裏面側の透明フィルム 4 端部 5 積層間 6 挾着部 7 折り曲げ部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の垂直コード1と一対の垂直コード
    1間に一定間隔で橋渡された水平コード2より成り、上
    記垂直コード1が少なくとも透明材料で形成されている
    ブラインド用透明ラダーテープに於て、 上記透明垂直コード1は透明なフィルムにより構成され
    ていることを特徴とするブラインド用透明ラダーテー
    プ。
  2. 【請求項2】 上記透明なフィルムより成る透明垂直コ
    ード1は表面側3a、裏面側3bの透明フィルムを積層
    したものより成り、上記表面側3aと裏面側3bの透明
    フィルムの積層間5に水平コード2の端部4が挾着され
    ていることを特徴とする請求項第1項記載のブラインド
    用透明ラダーテープ。
  3. 【請求項3】 上記水平コード2は透明なモノフィラメ
    ントより成ることを特徴とする請求項第1項、第2項記
    載のブラインド用透明ラダーテープ。
  4. 【請求項4】 上記水平コード2は透明なフィルムより
    成ることを特徴とする請求項第1項記載のブラインド用
    透明ラダーテープ。
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