JPH06556Y2 - シャッター - Google Patents

シャッター

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JPH06556Y2
JPH06556Y2 JP15222787U JP15222787U JPH06556Y2 JP H06556 Y2 JPH06556 Y2 JP H06556Y2 JP 15222787 U JP15222787 U JP 15222787U JP 15222787 U JP15222787 U JP 15222787U JP H06556 Y2 JPH06556 Y2 JP H06556Y2
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JP
Japan
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slats
slat
shutter
hard
soft
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Application number
JP15222787U
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JPS6457397U (ja
Inventor
光久 高井
Original Assignee
鈴木シャッター工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は建築物の開口部の開閉に用いられるシャッター
に関するものである。
[従来の技術] 周知のように建築物の開口部に設置されるシャッター
は、多数のスラットを屈曲自在に連結したスラット扉体
と、このスラット扉体両端を支持するガイドレールと前
記スラット扉体の一端が固定された巻取りシャフトとか
らなり、前記巻取りシャフトを電動、手動等により回動
させてスラット扉体を昇降し、前記開口部を開閉させる
ように構成されている。
従来のシャッターは、鉄、ステンレス、銅或いは非鉄金
属など金属製又は硬質樹脂などの硬質材料のスラットの
みで構成しているため、これらのスラット間を連結する
のに連結部をオーバーラップ、インターロック又は蝶番
等の形状にして可動部分としている。
第8b図は従来のシャッターの多数連結されたスラット
間の連結状態を示す右側面図で、第8a図はその部分正
面図である。第8b図の連結部11はオーバーラップ形式
に連結された例で、連結されたスラット10の一端は巻取
りシャフト6の円周面7に固定されていることを示して
いる。このため、シャッターの開閉時に可動部分から発
生する金属性の騒音或いはスラット間に間隙12があるた
め、雨水の侵入等の問題がある。また、スラットの表面
にポスター或いはプリントしたシート等をコマーシャル
用として貼付する場合は、スラットの連結部の可動部分
に第8b図に示すような間隙12があるため、第8b図に
示すように写真、ポスター或いはシートをスラット連結
部11で切断しておく必要があり、美粧効果を損ねてい
る。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案の目的は以上述べたような問題点を解決し、スラ
ットの連結部の可動部分からの騒音及び雨水の侵入を解
消し、併せて写真、ポスター或いはプリントしたシート
等をスラットに貼付ける場合、スラットの可動部分で切
断する必要がない美粧効果の優れたシャッターを提供す
るものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案者等は鋭意検討を重ねた結果、従来の金属のみか
らなるスラットに代えて、比較的硬質な材料からなるス
ラットと比較的軟質な材料からなるスラットとを係合、
連結して用いることにより、従来のスラットの問題点を
解決することを見出し、本考案を完成するに至った。
すなわち、本考案は硬質材料からなるスラットと軟質材
料からなるスラットを交互に係合、連結してなるシャッ
ターであって、軟質スラットの端部を硬質スラットの端
部に設けた一部が解放された挿入孔に挿通させて前記両
スラットの一面がほぼ面一となるように密に連結したこ
とを特徴とするものである。
[実施例] 以下、図面により本考案の実施例を具体的に説明する。
第1a図は本考案のシャッターの好ましい実施例を示す
正面図、第1b図は左側面図を示す。
図は多数のスラットを連結したシャッターの一部を示
し、硬質スラット1と軟質スラット2は連結部3で係合
し、連結されている。硬質スラット1は、例えば硬質塩
化ビニル、ポリカーボネート、アクリルなどの硬質プラ
スチックの成型品、アルミニウム、鉄等の金属加工品、
木材加工品等が用いられ、図示の硬質スラット1の形状
はその一例を示したものである。
軟質スラット2は、例えば軟質塩化ビニル、ポリプロピ
レン、ポリエチレン、酢酸ビニルなどの軟質プラスチッ
クの成型品又は合成繊維、天然繊維製の織布、不織布か
らなる繊維シート等が用いられ、図示の軟質スラット1
の形状はその一例を示したものである。硬質スラット1
と軟質スラット2を係合、連結するには、通常のシャッ
ターにおける組立てと同様に、2枚の硬質スラット1、
1の間に、1枚の軟質スラット2の両端部を、硬質スラ
ット1の端部に設けられた一部が開放された挿入孔3に
挿通させて前記両スラットの一面がほぼ面一となるよう
に密に連結係合することにより連結できる。
このように硬質スラット1と軟質スラット2を図示のよ
うに係合、連結することにより第1a図で明らかなよう
に、従来のスラット間の空隙がなくなり、スラット間は
隙間なく平坦になるので、写真、ポスター、壁紙、各種
プリントシートなどを、スラットとスラットの間で切断
することなく、全面に貼付することができる。
第2a図は他の実施例を示す本考案のシャッター用スラ
ットの正面図、第2b図は同左側面図を示す。この場
合、硬質スラット1は前記第1a図、第1b図で用いた
ものと同じ素材でよいが、軟質スラット2はアルミニウ
ム、鉄などの金属箔を用いて、第2b図に示すような形
状に成形したものを用いる。硬質スラット1と軟質スラ
ット2の係合連結については前記と同様である。
第3a図、第3b図は第1a図、第1b図に示した硬質
スラット1と軟質スラット2を係合、連結したスラット
の幅方向両端面にリンク4を硬質スラット1、1間を連
結するように固定ネジ5で取付けた応用例を示す平面
図、左側面図である。
硬質スラット1、1間をリンク4で連結するのは、硬質
スラット1の上部及び下部に挿通された軟質スラット2
が横にずれて動くのを防止すると共に、万一軟質スラッ
ト2が切断した時でも、その下の部分のスラットの落下
防止をはかるためである。
次に上記本考案の実施例に示したシャッターを巻取りシ
ャフトに巻付けた状態について、第4a図、第4b図に
より説明する。
第4a図は第1a図、第1b図に示した本考案のシャッ
ター用スラットを巻取りシャフト6の円周面に巻付けた
状態を示す左側面図で、第4b図はその部分正面図であ
る。
本考案のスラット間の連結部3には、従来のスラットの
ように連結した可動部分がないので、巻取りシャフト6
の円周面7上で硬質スラット1は変形することなく、そ
のままの状態で巻取りシャフト6に巻付けられるが、軟
質スラット2は円周面7上で弾性変形を起し、変形した
状態で巻付けることができる。これにより従来のスラッ
トのようにスラット間の連結部に設けられたオーバーラ
ップ形式などの可動部分をなくしても、スラット間の連
結と多数のスラットからなるシャッターの巻取りシャフ
トへの巻付けが可能となるのである。軟質スラット2は
巻上げられた巻取りシャフト上では弾性変形している
が、これを巻戻すと変形は元に戻る。
第5a図、第5b図は第2a図、第2b図に示した本考
案のシャッター用スラットを巻取りシャフト6に、スラ
ットの平坦面が円周面7に接するようにして巻付けた状
態を示したものである。第5a図は巻取りシャフト6側
から見た部分正面図で、第5b図は同じく右側面図であ
る。
前記第4a図で説明したのと同様に、本考案の硬質スラ
ット1と軟質スラット2は、スラットの平坦面を内側に
して巻取りシャフト6に巻付けても、軟質スラット2が
弾性変形を起して変形することにより、巻取りシャフト
6に巻付けることができる。
第5a図は巻取りシャフト6側から正面を見たので、巻
取りシャフト6の下方に、硬質スラット1と軟質スラッ
ト2が係合、連結されたシヤッターの平坦面を見ること
ができる。
第6a図、第6b図は第4a図、第4b図で示した本考
案のシャッター用スラットの平坦面全面に、写真、ポス
ター等の装飾用シート9を貼着して巻取りシャフト6に
巻付けた状態を示すもので、これにより本考案のシャッ
ター用スラットは従来のスラットのようにスラットに貼
着する写真、ポスターなどの装飾用シートをスラット間
の連結部で切断することなく、全面に貼着することがで
きるので、シャッターを利用した店頭等における商業的
美粧効果を増すことができる。
第7a図、第7b図は第5a図、第5b図で示した本考
案のシャッター用スラットの平坦面に、写真、ポスター
等の装飾用シートを貼着して巻取りシャフト6の円周面
7に巻付けた状態を巻取りシャフト6側から見た正面図
と右側面図である。第7a図の巻取りシャフト6の円周
面7の下方に見えるスラットは硬質スラット1と軟質ス
ラット2を連結した平坦面全面に貼着された継目のない
装飾用シート9のみを見ることができる。
同図から本考案のシャッター用スラットは硬質スラット
1と軟質スラット2を係合、連結したシャッターの平坦
面に写真、ポスター等の装飾用シートを従来のシャッタ
ーのようにスラットの連結部で切断することなく、シャ
ッター全面に貼着できることは明らかである。
[考案の効果] 以上説明したとおり、本考案のシャッター用スラット
は、従来金属等同一材質のスラットを可動部分を設けて
連結する構成に代えて硬軟異質のスラットを交互に組合
せて係合、連結することにより、従来のスラットの連結
部のオーバーラップ形式等の可動部分が不要になり、こ
のため可動部分で形成していた間隙がなくなり、可動部
分からの騒音の発生、雨水の侵入等の問題を解決するこ
とができる。
また、シャッター表面に写真、ポスター或いはプリント
したシート等を貼り付ける場合も、従来のようにスラッ
トの可動部分で写真、ポスター等のシートを切断する必
要がなく、平坦面に連続して貼れるので、コマーシャル
用として美観に優れ、美粧効果を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1a図は本考案のシャッターの実施例を示す正面図、
第1b図は同左側面図、第2a図は他の実施例を示す正
面図、第2b図は同左側面図、第3a図は第1a図、第
1a図の実施例の応用例を示す正面図、第3b図は同左
側面図、第4a図は第1a図、第1b図のスラットを巻
取りシャフトに巻付けた状態を示す右側面図、第4b図
は同部分正面図、第5a図は第2a図、第2b図のスラ
ットを巻取りシャフトに巻付けた状態を示す部分正面
図、第5b図は同右側面図、第6a図は第4a図、第4
b図のスラットに装飾用シートを貼着した状態を示す左
側面図、第6b図は同部分正面図、第7a図は第5a
図、第5b図のスラットに装飾用シートを貼着した状態
を示す部分正面図、第7b図は同右側面図、第8a図は
従来のシャッター用スラットに装飾用シートを貼着して
巻取りシャフトに巻付けた状態を示す部分正面図、第8
b図は同右側面図である。 1…硬質スラット、2…軟質スラット、3…連結部・挿
入孔、4…リンク、5…固定ネジ、6…巻取りシャフ
ト、7…円周面、8…取付ネジ、9…装飾用シート、10
…スラット、11…連結部、12……間隙。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】硬質材料からなるスラットと軟質材料から
    なるスラットを交互に係合、連結してなるシャッターで
    あって、前記軟質スラットの端部を前記硬質スラットの
    端部に設けた一部が解放された挿入孔に挿通させて前記
    両スラットの一面がほぼ面一となるように密に連結した
    ことを特徴とするシャッター。
  2. 【請求項2】硬質材料が硬質プラスチック、木材、金属
    である実用新案登録請求の範囲第1項記載のシャッタ
    ー。
  3. 【請求項3】軟質材料が軟質プラスチック、金属箔、繊
    維シートである実用新案登録請求の範囲第1項記載のシ
    ャッター。
JP15222787U 1987-10-06 1987-10-06 シャッター Expired - Lifetime JPH06556Y2 (ja)

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JP15222787U JPH06556Y2 (ja) 1987-10-06 1987-10-06 シャッター

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JP15222787U JPH06556Y2 (ja) 1987-10-06 1987-10-06 シャッター

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2536642Y2 (ja) * 1990-07-17 1997-05-21 三和シヤッター工業株式会社 シャッタースラットの接続部の構造
JP2518731B2 (ja) * 1990-08-29 1996-07-31 三和シヤッター工業株式会社 建物用のシヤツタ―カ―テン
JP2761484B2 (ja) * 1990-08-29 1998-06-04 三和シヤッター工業 株式会社 建物用のシヤツターカーテン
JP2706889B2 (ja) * 1993-04-23 1998-01-28 三和シヤッター工業株式会社 シヤツターにおけるスラツト構造

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JPS6457397U (ja) 1989-04-10

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