JPH0542579B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0542579B2
JPH0542579B2 JP18867084A JP18867084A JPH0542579B2 JP H0542579 B2 JPH0542579 B2 JP H0542579B2 JP 18867084 A JP18867084 A JP 18867084A JP 18867084 A JP18867084 A JP 18867084A JP H0542579 B2 JPH0542579 B2 JP H0542579B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
speed
range
shift
rotation speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP18867084A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6165951A (ja
Inventor
Toshuki Kikuchi
Koichi Yamamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP18867084A priority Critical patent/JPS6165951A/ja
Publication of JPS6165951A publication Critical patent/JPS6165951A/ja
Publication of JPH0542579B2 publication Critical patent/JPH0542579B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、自動車に搭載される自動変速機の制
御装置、特にシフトレバーの操作時に発生するシ
ヨツクの低減を図るものである。 (従来技術) 自動変速機を搭載した自動車においては、停車
時において該変速機に備えられたシフトレバーを
中立レンジからDレンジや2レンジ等の走行レン
ジにシフト操作した時に所謂N−Dシヨツクと称
せられるシヨツクが発生し、これが乗員に不快感
を与えるという問題がある。このシヨツクは、上
記のようなシフトレバーの操作時に、自動変速機
の変速歯車機構が摩擦締結部材の締結動作によつ
て動力遮断状態から動力伝達状態に切換り、これ
に伴つてエンジン出力が該変速歯車機構を介して
車輪側に駆動力として伝達されることにより発生
するものである。その場合に、変速歯車機構は動
力遮断状態からエンジン出力を所定のギヤ比で増
幅して伝達する1速の状態に切換るため、車輪側
に急激に大きな駆動力が作用することになり、ま
た、一般に1速においては上記摩擦締結部材を締
結させる油圧が他の変速段より高く設定されて、
該摩擦締結部材が急激に締結され、これにより中
立レンジから走行レンジへのシフト時に特に大き
なシヨツクが発生するのである。 この問題に対しては、例えば特開昭53−93527
号公報に開示されているように、中立レンジから
走行レンジへのシフト操作時に、変速歯車機構を
動力遮断状態から当該走行レンジに設けられた複
数の変速段のうちの所定の高速段に切換え、次い
で該レンジにおける1速に切換えるようにするこ
とが提案されている。このようにすれば、シフト
操作時に変速機から車輪側に対して一旦変速歯車
機構の高速段に対応する小さな駆動力が伝達さ
れ、次いで該変速歯車機構の1速に対応する駆動
力が伝達されることになり、また高速段への切換
え時には摩擦締結部材を締結させる油圧が低いの
で該締結部材が緩かに締結されることになり、こ
れにより中立レンジから走行レンジへのシフト操
作時におけるシヨツクが低減されることになる。 然して、上記のように中立レンジから走行レン
ジへのシフト操作時において変速段を一時的に高
速段に設定する時間は、短過ぎる場合には高速段
への切換完了前に1速に切換わることになつて、
高速段を経由することによるシヨツクの低減効果
が十分に得られないことになり、また長過ぎる
と、シフト操作直後に発進する場合にアクセルペ
ダルを踏込んだ時点で未だ1速に切換つていない
場合が生じ得る。従つて、この時間は、摩擦締結
部材の締結動作によつて変速歯車機構が中立状態
から高速段への切換えが完了するまでの間とし、
これにより確実に高速段を経由し、しかも一旦高
速段に切換つたら直ちに1速に切換えるようにす
るのが望ましいのである。しかし、上記公報に開
示された発明では、高速段に設定する時間が一定
時間とさているので、この一定時間を仮に高速段
への切換えが完了するまでの時間、即ち、摩擦締
結部材の締結動作が完了するまでの時間に合せる
ようにしても、この締結完了時間は当該自動変速
機の各部の機械的ばらつきや経時変化によつて各
変速機毎に相違し、また温度によつて変化する作
動流体の粘度や、エンジン負荷(スロツトル開
度)に対応して調整される作動流体の圧力によつ
ても変化するのである。そのため、高速段に設定
する時間が一定であると、該時間が現実に高速段
への切換動作が完了するまでの時間に対して相対
的に短くなつたり長くなつたりし、その結果、高
速段への切換えが確実に行われないためにシヨツ
クが効果的に低減されず、或いはシフト操作直後
に発進する場合に1速への切換えが遅れて発進性
能が悪化する等の場合が生じることになる。 (発明の目的) 本発明は、中立レンジから走行レンジへのシフ
ト操作時に変速歯車機構を中立状態から当該走行
レンジに設けられている高速段を経由して1速に
切換えることにより、上記のようなシフト操作時
におけるシヨツクを低減するようにした自動変速
機において、高速段に設定する時間を、変速歯車
機構の中立状態から高速段への切換動作ないし摩
擦締結部材の締結動作の状況に応じて設定するこ
とにより、当該変速機の機械的ばらつきや経時変
化或いは摩擦締結部材を締結させる作動流体の粘
度や圧力によつて高速段への切換動作が完了する
までの時間が変化しても、常に最適の時点まで高
速段に設定するようにする。これにより、中立レ
ンジから走行レンジへのシフト操作時に必ず高速
段を経由するようにして該シフト操作時における
シヨツクを確実に低減すると共に、1速への切換
えの遅れをなくして急速発進時にも常に1速から
良好に発進できるようにすることを目的とする。 (発明の構成) 本発明に係る自動変速機の制御装置は上記目的
達成のために次のように構成したことを特徴とす
る。 即ち、第1図に示すようにエンジンAの出力軸
に連結されたトルクコンバータBと、該トルクコ
ンバータBの出力軸に連結された変速歯車機構C
と、該変速歯車機構Cの動力伝達経路を切換えて
複数の変速段を設定する変速段切換手段Dと、複
数のレンジを手動操作によつて切換えるシフトレ
バーEとを備えた自動変速機Fにおいて、上記シ
フトレバーEが中立レンジから走行レンジにシフ
トされたことを検出するシフト検出手段Gと、エ
ンジンAの出力回転速度(以下、エンジン回転速
度という)もしくはトルクコンバータBの出力回
転速度(以下、タービン回転速度という)を検出
する出力回転速度検出手段Hと、該出力回転速度
検出手段Hからの出力信号を受けて出力回転速度
の低下が停止したことを検出する低下停止検出手
段Iと、これら検出手段G,H,Iの出力信号を
受けて、シフトレバーEが中立レンジから走行レ
ンジにシフトされた時に、そのシフト時から上記
低下停止検出段Iがエンジン回転速度もしくはタ
ービン回転速度の低下が停止したこと検出するま
での間、上記変速段切換手段Dを制御して変速段
を発進段より高い高速段に設定する制御手段Jと
を備える。 ところで、エンジン回転速度もしくはタービン
回転速度は、変速歯車機構Cが空回りする中立レ
ンジにある時は、負荷が殆どないのでアイドル状
態であつても比較的高回転で回転するが、走行レ
ンジにシフトされると、変速歯車機構Cが動力伝
達状態となつてタービン回転速度が零となると共
に、これに伴つてエンジン回転速度も低下するの
である。そして、その場合におけるエンジン回転
速度の低下の状況は、上記変速歯車機構Cの動力
伝達状態への切換りの状況、或いは摩擦締結部材
の締結動作の状況に対応し、動力伝達状態への切
換りが完了した時点で比較的低回転の一定回転速
度に落ち着き、またタービン回転速度はこの時点
で零となる。従つて中立レンジから走行レンジへ
のシフト時においてエンジン回転速度もしくはタ
ービン回転速度の低下が停止するまでの間、変速
段を高速段に設定することにより、当該自動変速
機の機械的ばらつきや経時変化或いは摩擦締結部
材を締結させる作動流体の粘度や圧力等によつて
変速歯車機構Cが中立状態から高速段への切換が
完了するまでの時間が変化しても、常に確実に高
速段に切換り、且つ高速段に切換つた後、速かに
1速等の発進段に切換えられることになる。 (実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。 第2図は、自動変速機1の機械的構造及び流体
制御回路を示すもので、この自動変速機1は、ト
ルクコンバータ10と、多段変速歯車機構20
と、その両者の間に配設されたオーバードライブ
用変速歯車機構40とから構成されている。 トルクコンバータ10は、ドライブプレート1
1及びケース12を介してエンジン2の出力軸3
に直結されたポンプ13と、上記ケース12内に
おいてポンプ13に対向状に配置されたタービン
14と、該ポンプ13とタービン14との間に配
置されたステータ15とを有し、上記タービン1
4には出力軸16が結合されている。また、該出
力軸16と上記ケース12との間にはロツクアツ
プクラツチ17が設けられている。このロツクア
ツプクラツチ17は、トルクコンバータ10内を
循環する作動流体の圧力で常時締結方向に押圧さ
れ、外部から解放用流体圧が供給された際に解放
される。 多変速歯車機構20は、フロント遊星歯車機構
21と、リヤ遊星歯車機構22とを有し、両機構
21,22におけるサンギア23,24が連結軸
25により連結されている。この多段変速歯車機
構20への入力軸26は、フロントクラツチ27
を介して上記連結軸25に、またリヤクラツチ2
8を介してフロント遊星歯車機構21のリングギ
ア29に夫々連結されるように構成され、且つ上
記連結軸25、即ち両遊星歯車機構21,22に
おけるサンギア23,24と変速機ケース30と
の間にはセカンドブレーキ31が設けられてい
る。フロント遊星歯車機構21のピニオンキヤリ
ア32と、リヤ遊星歯車機構22のリンングギア
33とは出力軸34に連結され、また、リヤ遊星
歯車機構22のピニオンキヤリア35と変速機ケ
ース30との間には、ローリバースブレーキ36
及びワンウエイクラツチ37が夫々介設されてい
る。 一方、オーバードライブ用変速歯車機構40に
おいては、ピニオンキヤリア41が上記トルクコ
ンバータ10の出力軸16に連結され、サンギア
42とリングギア43とが直結クラツチ44によ
つて結合される構成とされている。また、上記サ
ンギア42と変速機ケース30との間にはオーバ
ードライブブレーキ45が設けられ、且つ上記リ
ングギア43が多段変速歯車機構20への入力軸
26に連結されている。 上記の如き構成の多段変速歯車機構20は従来
公知であり、クラツチ27,28及びブレーキ3
1,36の選択的作動によつて入力軸26と出力
軸34との間に前進3段、後進1段の変速比が得
られる。また、オーバードライブ用変速歯車機構
40は、クラツチ44が締結され且つブレーキ4
5が解放された時にトルクコンバータ10の出力
軸16と多段変速歯車機構20への入力軸26と
を直結し、上記クラツチ44が解放され且つブレ
ーキ45が締結された時に上記軸16,26をオ
ーバードライブ結合する。 次に、上記自動変速機の流体制御回路について
説明する。 上記エンジン出力軸3によりトルクコンバータ
10を介して常時駆動されるオイルポンプ50か
らメインライン51に吐出される作動流体は、調
圧弁52によつて油圧を調整された上でセレクト
弁53に導かれる。このセレクト弁53は、P、
R、N、D、2、1のレンジを有し、D、2、1
レンジにおいて上記メインライン51をポートa
に連通させる。このポートaはライン54を介し
て上記リヤクラツチ28のアクチユエータ28a
に通じており、従つて上記D、2、1の各前進レ
ンジにおいては該リヤクラツチ28が常時締結状
態に保持される。 また、該ポートaは第1、第2、第3、第4制
御ライン56,57,58,59に連通してい
る。これらの制御ライン56〜59は、夫々1−
2シフト弁61、2−3シフト弁62、3−4シ
フト弁63及びロツクアツプ弁64の一端部に導
かれていると共に、各制御ライン56〜59から
は夫々ドレンライン66,67,68,69が分
岐され、且つこれらのドレンライン66〜69を
夫々開閉する第1、第2、第3、第4ソレノイド
71,72,73,74が備えられている。これ
らのソレノイド71〜74は、OFF時にはドレ
ンライン66〜69を解放して対応する制御ライ
ン56〜59内の圧力を零としているが、ON時
にドレンライン66〜69を閉じて制御ライン5
6〜59内の圧力を高めることにより、上記1−
2シフト弁61、2−3シフト弁62、3−4シ
フト弁63及びロツクアツプ弁64におけるスプ
ール61a,62a,63a,64aを図示の位
置から夫々矢印イ,ロ,ハ,ニ方向に移動させ
る。 セレクト弁53におけるポートaは、また、上
記ライン54から分岐されたライン76を介して
上記1−2シフト弁61に至り、スプール61a
が上記第1制御ライン56からの作動流体によつ
てイ方向に移動された時にライン77に通じると
共に、更にセカンドロツク弁78及びライン79
を介して上記セカンドブレーキ31のアクチユエ
ータ31aにおける締結側ポート31a′に通じ
る。これにより、該ポート31a′に作動流体が供
給され、セカンドブレーキ31が締結される。こ
こで、上記セカンドロツク弁78は、Dレンジに
おいてはセレクト弁53のポートb及びcの両者
からライン80,81を介して作動流体を供給さ
れて、図示のように上記ライン77,79を連通
させた状態に保持されているが、ポートcが閉じ
られる2レンジにおいては、ポートbのみから作
動流体を供給されてスプール78aが下方に移動
することによりライン80,79を連通させる。
従つて、2レンジにおいてはカンドブレーキ31
が1−2シフト弁61の状態に拘らず締結される
ことになる。 また、Dレンジでメインライン51に連通する
ポートcは、上記ライン81により一方向絞り弁
82を介して上記2−3シフト弁62に導かれて
いる。そして、該2−3シフト弁62のスプール
62aが上記第2制御ライン57からの作動流体
によつてロ方向に移動された時にライン83に通
じ、更にライン84,85に分岐されて、一方は
上記セカンドブレーキ31のアクチユエータ31
aにおける解放側ポート31a″に、他方はフロン
トクラツチ27のアクチユエータ27aに至る。
これにより、該ポート31a″及びアクチユエータ
27aに作動流体が供給され、セカンドブレーキ
31が解放されると共にフロントクラツチ27が
締結される。 また、1レンジにおいては、セレクト弁53の
ポートdがメインライン51に通じ、作動流体が
ライン86を介して上記1−2シフト弁61に導
かれると共に、該弁61のスプール61aが図示
の位置にある時に更にライン87を介して上記ロ
ーリバースブレーキ36のアクチユエータ36a
に至る。これにより、該ローリバースブレーキ3
6が締結される。 更に、Rレンジにおいては上記ポートdと共に
ポートeがメインライン51に通じることによ
り、作動流体がライン88によつて上記2−3シ
フト弁62に導かれると共に、該弁62のスプー
ル62aが図示の位置にある時に上記ライン83
及びライン84,85を介してセカンドブレーキ
用アクチユエータ31aの解放側ポート31a″と
フロントクラツチ27のアクチユエータ27aと
に至る。これにより、Rレンジにおいては上記ロ
ーリバースブレーキ36と共にフロントクラツチ
27が締結される。この場合、上記ポートaは閉
じられるのでリヤクラツチ28は解放される。 メインライン51は、以上のようにセレクト弁
53によつて進路を選択切換えられると同時に、
分岐ライン89,90を介して上記3−4シフト
弁63とオーバードライブブレーキ45のアクチ
ユエータ45aにおける締結側ポート45a′に導
かれている。そして、3−4シフト弁63に導か
れたライン89は、該弁63のスプール63aが
図示の位置にある時に更にライン91,92に通
じ、その一方のライン91は直結クラツチ44の
アクチユエータ44aに、他方のライン92は上
記オーバードライブブレーキ用アクチユエータ4
5aの解放側ポート45a″に至つている。従つ
て、3−4シフト弁63が図示の状態にある時
は、オーバードライブブレーキ用アクチユエータ
45aの締結側及び解放側の両ポート45a′,4
5a″に作動流体が供給されて該オーバードライブ
ブレーキ45が解放され、且つ直結クラツチ44
が締結された状態にある。そして、3−4シフト
弁63のスプール63aが上記第3制御ライン5
8からの作動流体によつてハ方向に移動された時
にライン91,92がドレンされることにより、
直結クラツチ44が解放され且つオーバードライ
ブブレーキ45が締結される。 更にメインライン51からは、上記調圧弁52
を通過する分岐ライン93を介してロツクアツプ
弁64に作動流体が導かれている。そして、該弁
64におけるスプール64aが図示の位置にある
時にライン94を介して上記トルクコンバータ1
0内に至り、該トルクコンバータ10内のロツク
アツプクラツチ17を離反させている。そして、
ロツクアツプ弁64のスプール64aが上記第4
制御ライン59からの作動流体によつてニ方向に
移動された時に、ライン94がドレンされること
により、上記ロツクアツプクラツチ17がトルク
コンバータ10内の流体圧によつて締結される。 尚、この流体制御回路には、上記の構成に加え
て、メインライン51から分岐ライン95を介し
て作動流体が導入され、上記調圧弁52によつて
調整されたライン圧をエンジンの負荷(スロツト
ル開度)に対応するスロツトル圧に変化させてス
ロツトル圧ライン96に出力するスロツトル弁9
7と、このスロツトル弁97を補助するスロツト
ルバツクアツプ弁97′とが備えられている。ま
た、1速以外の変速段において上記第1制御ライ
ン56からの油圧を受けてスプール98aがホ方
向に移動することにより、上記スロツトル圧ライ
ン96を調圧弁52に至る減圧ライン99に連通
させるカツトバツク弁98が備えられている。こ
れらにより、Dレンジにおける1速以外の変速段
においては調圧弁52にスロツトル圧が導入され
てライン圧がエンジン負荷に対応させて減圧さ
れ、また1速時にはライン圧が比較的高圧に設定
されるようになつている。 以上の構成について、Dレンジにおける各変速
用ソレノイド71〜73と変速段との関係、ソレ
ノイド74とロツクアツプとの関係、及び各レン
ジにおけるクラツチ、ブレーキの作動状態と変速
段との関係を夫々第1、第2、第3表に示す。
【表】
【表】
【表】 次に、第3〜6図を用いて上記自動変速機1の
電気制御回路について説明する。 第3図に示すように、この制御回路100に
は、変速段判定回路101とロツクアツプ判定回
路102とが設けられ、これらの回路101,1
02に上記トルクコンバータ10におけるタービ
ン14の回転数を検出するタービン回転センサ1
03からのタービン回転信号aと、エンジン2に
おけるスロツトルバルブの開度を検出するスロツ
トル開度センサ104からのスロツトル開度信号
bと、自動変速機1に備えられたシフトレバーの
位置を検出するシフト位置センサ105からの
D、2、1レンジ信号cとが入力されるようにな
つている。そして、これらの信号a,b,cを受
けて、変速段判定回路101及びロツクアツプ判
定回路102は、第4図に示すようにタービン回
転数とスロツトル開度とに応じて予め設定された
変速及びロツクアツプマツプに徴して、運転状態
がシフトアツプゾーン、シフトダウンゾーン又は
ホールドゾーンのいずれのゾーンにあるかを判定
し、またロツクアツプ作動又は解除のいずれのゾ
ーンにあるかを判定し、その判定結果に応じて1
〜4速信号d1〜d4及びロツクアツプ信号eを出力
する。これらの信号のうち、1〜4速信号d1〜d4
は夫々AND回路106,107,108及びOR
回路109を介してソレノイド選択マツプ110
に入力され、該マツプ110から前記の第1表に
従つて設定すべき変速段に対応したソレノイドの
ON、OFF状態を読み取り、このON、OFF状態
となるように第2図に示す第1〜第3ソレノイド
71〜73に制御信号f1〜f3を出力する。これに
より、各ソレノイド71〜73のON、OFF状態
が設定され、自動変速機1が運転領域に応じた所
定の変速段に制御される。また、ロツクアツプ信
号eは第2図に示す第4ソレノイド74に送出さ
れ、該ソレノイド74を第2表に従つてON、
OFFさせて、運転領域に応じてロツクアツプを
作動又は解除させる。 然して、この制御回路100には、以上の構成
に加えてN−Dシヨツク低減回路111が備えら
れている。このN−Dシヨツク低減回路111に
は、第5図に示すようにシフトレバーがNレンジ
にシフトされている時にONになるNレンジスイ
ツチ112、及びDレンジにシフトされている時
にONになるDレンジスイツチ113(これらの
スイツチ112,113は第3図のシフト位置セ
ンサ105を兼用してもよい)からのNレンジ信
号g及びDレンジ信号hと、エンジン回転センサ
114からのエンジン回転信号iとが入力され
る。そして、上記Nレンジ信号g及びDレンジ信
号hがD型フリツプフロツプ回路115のD端子
及びT端子に夫々入力される。また、エンジン回
転信号iは回転低下判定回路116に入力される
と共に、この回転低下判定回路116からはエン
ジン回転信号iが示すエンジン回転速度が低下し
ている間は“1”で、低下が停止した時に“0”
となる回転低下信号jが出力され、この回転低下
信号jが上記フリツプフロツプ回路115にリセ
ツト信号として入力される。フリツプフロツプ回
路115は、T端子に入力されるDレンジ信号h
が“0”から“1”に転じた時からリセツト信号
(回転低下信号)jが“1”から“0”に転じる
までの間、Dレンジ信号gが“1”に転じた時に
D端子に入力されていたNレンジ信号gの状態を
Q端子から出力信号kとして出力する。その場合
に、NレンジからDレンジにシフトする時は、第
6図1,2に示すようにDレンジ信号hが“1”
に転じた後、一定の送れ時間tを経過してからN
レンジ信号gが“0”に転じるようになつている
ため、同図5に示すようにフリツプフロツプ回路
115の出力信号kは、Dレンジ信号hか“1”
に転じた時に“1”になり、また同図3,4に示
すように、エンジン回転速度の低下が停止してリ
ヤセツト信号jが“0”に転じた時に“0”とな
る。そして、このフリツプフロツプ回路出力信号
kはAND回路117の一方の端子に入力される
と共に、ワンシヨツト回路118にも入力され
る。このワンシヨツト回路118は、フリツプフ
ロツプ信号kの入力時から所定時間Tだけ“1”
のタイマ信号lを出力し、このタイマ信号lが上
記AND回路117の他方の端子に入力される。
従つて、AND回路117からは上記所定時間T
の経過前であつてフリツプフロツプ回路出力信号
kが“1”の間、“1”の信号mが出力され、こ
の信号mと上記Nレンジ信号gとがOR回路11
9に入力される。これにより、該OR回路119
からは、第6図7に示すようにNレンジにシフト
された時からDレンジに切換えられた後、フリツ
プフロツプ回路出力信号kないしAND回路出力
信号mが“0”に転じるまで、換言すればDレン
ジへのシフトに伴うエンジン回転速度の低下が停
止するまで、“1”に保持される4速固定信号n
が出力されることになる。 然して、この4速固定信号nは、第3図に示す
OR回路109に4速信号d4と共に入力されると
共に、3つのAND回路106,107,108
に反転された上で夫々1〜3速信号d1〜d3と共に
入力される。従つて、該4速固定信号nが“0”
の時は変速段判定回路101による判定結果に応
じた1〜4速信号d1〜d4がそのままソレノイド選
択マツプ110に入力され、上記判定結果に応じ
た変速段が得られるように第1〜第3ソレノイド
71〜73が作動するが、4速固定信号nが
“1”の時は、変速段判定回路101の判定結果
に拘らず、該4速固定信号nが4速信号d4と同じ
働きをする信号としてソレノイド選択マツプ11
0に入力されることになり、これに伴つて第1〜
第3ソレノイド71〜73が変速段が4速になる
ように作動する。 ここで、上記のように4速固定信号nはNレン
ジからDレンジにシフト操作される前から“1”
となつていて、Nレンジにある時から第1〜第3
ソレノイド71〜73が4速を得るためのON、
OFF状態となつているが、Nレンジにおいては
第2図に示すセレクト弁53から各シフト弁6
1,62,63に作動流体が供給されていないか
ら、各摩擦締結部材ないし変速歯車機構が4速の
状態になることはない。つまり、Dレンジへのシ
フト前から4速固定信号nを“1”とするのは、
Dレンジへのシフト時に4速への切換動作を速か
に行わせるために第1〜第3ソレノイド71〜7
3を予め4速状態に設定しておくためである。 また、フリツプフロツプ回路115の出力側に
ワンシヨツト回路118を設け、このワンシヨツ
ト回路出力信号(タイマ信号)lとフリツプフロ
ツプ回路出力信号kとをAND回路117に入力
するようになつているが、これは、エンジン回転
速度の低下の停止が明瞭でない等のために、回転
低下判定回路116がこれを検出することができ
ず、そのためフリツプフロツプ回路115がリセ
ツトされない場合に、4速固定信号nがいつまで
も“1”の状態に保持されることを防止するため
である。つまり、ワンシヨツト回路118によ
り、フリツプフロツプ回路115がいつまでもリ
セツトされない場合でも、上記タイマ信号lが
“1”の状態に保持される所定時間T(例えば2秒
間)が経過すれば、4速固定信号nが“0”とさ
れるのである。 以上により、シフトレバーをNレンジからDレ
ンジにシフト操作した時に、自動変速機1ないし
変速歯車機構は一旦4速状態に切換えられると共
に、上記4速固定信号nが“0”に転じた時に第
3図の変速段判定回路101による通常の制御に
従つて1速に切換えられることになる。これによ
り、当該シフト操作時に、自動変速機1から車輪
側に、エンジン出力が先ず比較的小さな駆動力と
して伝達された後、1速のギヤ比で増幅された比
較的大きな駆動力となつて伝達されることにな
り、従つて1速に対応する大きな駆動力が急激に
車輪側に伝達される場合に比較してシヨツクが著
しく低減されることになる。また、4速への切換
動作に際しては、摩擦締結部材に作用する作動流
体の圧力(ライン圧)が1速への切換時よりも低
いので、該摩擦締結部材の締結動作が緩かに行わ
れるのであり、これによつても4速を経由するこ
とによりシヨツクが一層低減されることになる。 そして、上記4速固定信号nが“1”に保持さ
れて変速段が4速に固定される時間が、Dレンジ
へのシフト操作に伴うエンジン回転速度の低下が
停止するまでの間とされるのであるが、このエン
ジン回転速度の低下の状況は摩擦締結部材の締結
状況或いは変速歯車機構の切換状況に対応し、4
速へと切換動作が完了した時点でエンジン回転速
度の低下が停止するものである。従つて、エンジ
ン負荷が小さいことに対応して摩擦締結部材を締
結させる作動流体の圧力(ライン圧)が低く、或
いは冷間時において該作動流体の粘度が高い等の
ために4速への切換動作が緩かに行われる場合、
またエンジン負荷が大きいことに対応してライン
圧が高い等のために4速への切換動作が速かに行
われる場合等のいずれの場合にも、エンジン回転
速度の低下が停止するまで4速に設定することに
より、常に4速への切換が確実に行われ、しかも
4速への切換完了後、速かに1速に切換えられる
ことになる。これにより、NレンジからDレンジ
への操作時に必ず4速状態を経由し、シヨツクが
確実に低減されると共に、4速への切換が完了し
たら直ちに1速に切換えられ、シフト操作後、直
ちに発進する場合にも常に1速状態から発進する
ことになる。 尚、以上の如き制御を行う制御回路100は、
例えばマイクロコンピユータによつて構成するこ
とができ、その場合、該制御回路100は第7図
以下に示すフローチヤートに従つて動作する。次
に、この動作を説明する。 メイン制御 先ず始めに第7図に示すメイン制御のフローチ
ヤートを説明すると、制御回路は、先づステツプ
A1〜A3に従つて、各種状態のイニシヤライズを
行い且つシフトレバーないしセレクト弁53によ
つて設定されているレンジを読み取ると共に、レ
ンジがNレンジからDレンジに切換えられたか否
かを判定する。そして、レンジの切換えが行われ
ておらず、且つ1レンジに設定されている場合
は、ステツプA4からステツプA5〜A9を実行し、
先づロツクアツプを解除し、且つ1速にシフトダ
ウンした時にエンジン回転がオーバーランするか
否かを計算によつて確認した上で、オーバーラン
するときは2速に、オーバーランしないときは1
速に夫々変速する。また、2レンジに設定されて
いる場合は、上記ステツプA4からステツプA10
経てステツプA11〜A12を実行し、ロツクアツプ
を解除した上で2速に変速する。 そして、1レンジ及び2レンジ以外、即ちDレ
ンジに設定されている場合は、上記ステツプA10
からステツプA13〜A15を実行し、後述するシフ
トアツプ制御、シフトダウン制御及びロツクアツ
プ制御を行う。 然して、上記ステツプA3でレンジがNレンジ
からDレンジに切換つたことが判定されると、次
にステツプA16によつて当該自動車が走行中か停
車中かを判断し、走行中であれば、上記ステツプ
A4〜A15に従つて通常の変速制御及びロツクアツ
プ制御を行う。一方、停車中の場合にはステツプ
A17で変速段を4速に設定すると共に、ステツプ
A18、A19でエンジン回転速度の低下及び低下の
停止を判定する。つまり、前回検出したエンジン
回転速度Eo-1と今回検出したエンジン回転速度
Enとの差ΔE(=Eo-1−En)が所定値K1より大き
くなつた時にエンジン回転速度の低下を判定する
と共に、この差ΔEの絶対値が所定値K2(≪K1
より小さくなつた時にエンジン回転速度の低下の
停止を判定する。そして、低下が停止した場合に
は上記ステツプA4〜A15に従つて通常の制御を行
うが、この場合は停車中であるので1速に設定さ
れる。従つて、停車中においてシフトレバーがN
レンジらDレンジにシフトされた場合、変速段が
一旦4速に設定されると共に、Dレンジへのシフ
ト操作に伴うエンジン回転速度の低下が停止した
時に1速に設定されることになる。これにより、
NレンジからDレンジへのシフト操作時に変速段
が4速を経由して1速に設定されることになつ
て、該シフト操作時におけるシヨツクが低減され
ると共に、特に4速に設定される時間が4速への
切換動作が完了するエンジン回転速度の低下が停
止するまでとされるので、切換動作の遅速に拘ら
ず、必ず4速状態を経由し且つ4速への切換が完
了したら直ちに1速に切換えられることになり、
該シフト操作後、直ちに発進する場合にも常に1
速から発進されることなる。 シフトアツプ制御 次に、走行中における通常の制御について説明
する。先ず上記メイン制御におけるステツプA13
のシフトアツプ制御について説明すると、第8図
に示すように、この制御においては、先ずステツ
プB1で第2図に示す変速歯車機構20,40が
4速の状態にあるか否かを確認し、4速にある時
はシフトアツプ不可であるから制御を終了する。
4速以外の場合は、ステツプB2〜B5に従つて、
現在のスロツトル開度を読み取ると共に、この読
み取つたスロツトル開度に対応する設定タービン
回転数Tmapを予め設定記憶されたシフトアツプ
マツプから読み出し、また現実のタービン回転数
Tを読み取つて、上記設定タービン回転数Tmap
と比較する。ここで、シフトアツプマツプは、第
9図に示すように各スロツトル開度に対応する設
定タービン回転数Tmapをシフトアツプ線Muと
して記憶したもので、このシフトアツプ線Muは
第4図に示すシフトアツプゾーンとホールドゾー
ンとの間に境界線Xに相当する。そして、現実の
タービン回転数Tが設定タービン回転数Tmapよ
り大きい時、即ち運転領域が第4図又は第9図の
シフトアツプゾーンにある場合においてシフトア
ツプフラグF1が“0”の場合は、ステツプB5
らステツプB6〜B8に従い、上記フラグF1を“1”
にセツトした上で変速段を1段シフトアツプす
る。上記シフトアツプフラグF1は“1”の時に
シフトアツプ制御が行われたことを示すもので、
従つて上記ステツプB6において該フラグF1が既
に“1”にセツトされている時は、改めてシフト
アツプすることなく制御を終了する。また、上記
ステツプB5で現実のタービン回転数Tが設定タ
ービン回転数Tmapより小さいと判断された時
は、ステツプB9〜B11に従つて、設定タービン回
転数Tmapに0.8を乗じて第9図に破線で示す新
たなシフトアツプ線Mu′を設定する。そして、現
実のタービン回転数Tがこの線Mu′に相当する新
たな設定タービン回転数Tmapより小さい場合の
みシフトアツプフラグF1を“0”にリセツトし
て次のシフトアツプ制御に備え、また現実のター
ビン回転数Tが新たな設定タービン回転数Tmap
より大きい時は、そのまま制御を終了してシフト
ダウン制御に移行する。このステツプB9〜B11
よる制御は、ヒステリシスゾーンを形成してター
ビン回転数Tがシフトアツプ線Mu上にある時に
変速が煩雑に行われる所謂チヤタリングを防止す
るためである。 シフトダウン制御 また、第7図のステツプA14のシフトダウン制
御は、第10図のフローチヤートに従つて次のよ
うに実行される。 先ず、ステツプC1で変速歯車機構20,40
が1速以外、即ちシフトダウンが可能な変速段に
あることを認識した上で、ステツプC2〜C5に従
つて、現実のスロツトル開度を読取ると共に、第
11図に示す如きシフトダウンマツプに設定され
ているシフトダウン線Mdからその時のスロツト
ル開度に対応した設定タービン回転数Tmapを読
み出し、これと現実のタービン回転数Tとを比較
する。ここで、上記シフトダウン線Mdは第4図
に示すホールドゾーンとシフトダウンゾーンとの
間の境界線Yに相当する。そして、現実のタービ
ン回転数Tが設定タービン回転数Tmapより小さ
い時、即ち運転領域が第4図又は第11図のシフ
トダウンゾーンにある時には、ステツプC6〜C8
に従つて、シフトダウンフラグF2が“0”にリ
セツトされていることを確認し且つ該フラグF2
を“1”にセツトした上で変速段を1段シフトダ
ウンする。この場合も、ステツプC6においてフ
ラグF2が既に“1”にセツトされている時は制
御を終了する。また、ステツプC5において実際
のタービン回転数Tが設定タービン回転数Tmap
より大きい時は、ステツプC9〜C11に従つて、設
定タービン回転数Tmapを1/0.8倍して第11
図に破線で示すような新たなシフトダウン線
Md′を形成し、現実のタービン回転数Tとこの線
Md′に相当する新たな設定回転数とを比較する。
そして、その上でT>Tmapの場合のみシフトダ
ウンフラグF2を“0”にリセツトして、次のシ
フトダウン制御に備える。 ロツクアツプ制御 更に、第7図のメイン制御におけるステツプ
A15で示すロツクアツプ制御は第12図に示すフ
ローチヤートに従つて実行される。 この制御においては、ステツプD1〜D4に従つ
て、スロツトル開度を読取ると共に、第13図に
示す如きロツクアツプマツプに設定されているロ
ツクアツプ解除線Moffからその時のスロツトル
開度に対応した設定タービン回転数Tmapを読み
取り、これと現実のタービン回転数Tとを比較す
る。現実のタービン回転数Tが設定タービン回転
数Tmapより小さい時、即ち第13図に示すロツ
クアツプ解除ゾーンにある時は、ステツプD5
よつてロツクアツプを解除する。 現実のタービン回転数Tが上記ロツクアツプ解
除線Moffに相当する設定タービン回転数Tmap
より大きい時は、更にステツプD6、D7で、第1
3図に破線で示すようにロツクアツプ解除線
Moffの高タービン回転数側に所定幅のヒステリ
シスゾーンを設けて設定されたロツクアツプ作動
線Monに相当する設定タービン回転数Tmapを読
み取り、この設定タービ回転数Tmapと現実のタ
ービン回転数Tとを比較する。そして、T>
Tmapの時にステツプD8によるロツクアツプ作動
の制御を行う。 尚、以上の実施例においては、NレンジからD
レンジにシフト操作された時に4速を経由して1
速に設定するようにしたが、例えば3速を経由し
てもよく、また2レンジや1レンジ等においても
複数の変速段が設けられている場合には、Nレン
ジからこれらのレンジにシフト操作された時に、
複数の変速段のうちの高速段を経由して1速に設
定するようにしてもよい。 (発明の効果) 以上のように本発明によれば、自動変速機を搭
載した自動車において、停車時にシフトレバーを
中立レンジから走行レンジにシフト操作した時に
当該走行レンジに設けられている変速段のうちの
高速段を経由して1速等の発進段に設定すると共
に、その場合における高速段に設定する時間を当
該シフト操作に伴うエンジン回転速度もしくはタ
ービン回転速度の低下が停止するまでの間とした
ので、自動変速機各部の機械的ばらつきや経時変
化或いは摩擦締結部材を締結させる作動流体の圧
力や粘度等によつて変速歯車機構が中立状態から
高速段に切換わるのに要する時間が変化しても、
必ず高速段を経由することになり、これにより中
立レンジから走行レンジへのシフト操作時におけ
るシヨツクが確実に低減されることになる。ま
た、高速段に切換われば直ちに発進段に設定され
るので、当該シフト操作直後に発進する場合にも
常に発進段からスムーズに発進することになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体構成図、第2〜13図は
本発明の実施例を示すもので、第2図は自動変速
機の機械的構造及び流体制御回路を示す構成図、
第3,5図は電気制御回路を示す回路図、第4図
は制御特性を示す特性図、第6図は作用を示すタ
イムチヤート図、第7,8,10,12図は作動
を示すフローチヤート図、第9,11,13図は
夫々制御に用いられるシフトアツプマツプ、シフ
トダウンマツプ、ロツクアツプマツプである。 1……自動変速機、2……エンジン、3……エ
ンジン出力軸、10……トルクコンバータ、2
0,40……変速歯車機構、100……変速段切
換手段(制御回路)、111……制御手段(N−
Dシヨツク低減回路)、112,113……シフ
ト検出手段(Nレンジスイツチ、Dレンジスイツ
チ)、114……出力回転速度検出手段(エンジ
ン回転センサ)、116……低下停止検出手段
(回転低下判定回路)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エンジン2の出力軸3に連結されたトルクコ
    ンバータ10と、該トルクコンバータの出力軸に
    連結された変速歯車機構20,40と、該変速歯
    車機構の動力伝達経路を切換えて複数の変速段を
    設定する変速段切換手段10と、複数のレンジを
    手動操作によつて切換えるシフトレバーとを備え
    た自動変速機において、 上記シフトレバーが中立レンジから走行レンジ
    にシフトされたことを検出するシフト検出手段1
    12,113と、 エンジンの出力回転速度もしくは上記トルクコ
    ンバータの出力回転速度を検出する出力回転速度
    検出手段114と、 該出力回転速度検出手段からの出力信号を受け
    て出力回転速度の低下が停止したことを検出する
    低下停止検出手段116と、 これらの検出手段の出力信号を受けて、シフト
    レバーが中立レンジから走行レンジにシフトされ
    た時にそのシフト時から上記低下停止検出手段が
    上記エンジンの出力回転速度もしくはトルクコン
    バータの出力回転速度の低下が停止したことを検
    出するまでの間、上記変速段切換手段を制御して
    変速段を発進段より高い高速段に設定する制御手
    段111とを備えたことを特徴とする自動変速機
    の制御装置。
JP18867084A 1984-09-08 1984-09-08 自動変速機の制御装置 Granted JPS6165951A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18867084A JPS6165951A (ja) 1984-09-08 1984-09-08 自動変速機の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18867084A JPS6165951A (ja) 1984-09-08 1984-09-08 自動変速機の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6165951A JPS6165951A (ja) 1986-04-04
JPH0542579B2 true JPH0542579B2 (ja) 1993-06-29

Family

ID=16227796

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18867084A Granted JPS6165951A (ja) 1984-09-08 1984-09-08 自動変速機の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6165951A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2649458B2 (ja) * 1992-06-04 1997-09-03 本田技研工業株式会社 車両用自動変速機の制御装置
US9967650B2 (en) 2015-09-30 2018-05-08 Apple Inc. Case with inductive charging system to charge a portable device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6165951A (ja) 1986-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5211082A (en) Control apparatus for automatic transmission
KR100496360B1 (ko) 자동 변속기용 변속 제어 장치
JPS6363790B2 (ja)
JPH02173466A (ja) 自動変速機の電子変速制御装置
JP3374165B2 (ja) 自動変速機の変速油圧制御装置
JPH0542579B2 (ja)
JPH0369018B2 (ja)
JPH0658405A (ja) 自動変速機の制御装置
JP2003106439A (ja) 自動変速機の制御装置
JPH0542578B2 (ja)
JPH0326293B2 (ja)
JPH0392671A (ja) 自動変速機の変速制御装置
JP2918175B2 (ja) 自動変速機の変速制御装置
JPH07113408B2 (ja) 自動変速機の液圧制御装置
US11204096B2 (en) Control device for automatic transmission and control method for automatic transmission
JPH0378507B2 (ja)
JPH0712209A (ja) 自動変速機の変速制御装置
JPS6316628B2 (ja)
JP2960523B2 (ja) 自動変速機の変速制御装置
JPH024823B2 (ja)
JPH0712210A (ja) 自動変速機の変速制御装置
JPS6165947A (ja) 自動変速機の制御装置
JPS6184472A (ja) 自動変速機の制御装置
JPS61144458A (ja) 自動変速機の故障診断装置
JPS61171956A (ja) 自動変速機のロツクアツプ制御装置