JPH0542370Y2 - - Google Patents

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JPH0542370Y2
JPH0542370Y2 JP17633687U JP17633687U JPH0542370Y2 JP H0542370 Y2 JPH0542370 Y2 JP H0542370Y2 JP 17633687 U JP17633687 U JP 17633687U JP 17633687 U JP17633687 U JP 17633687U JP H0542370 Y2 JPH0542370 Y2 JP H0542370Y2
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conveyor
coal
belt conveyor
sample
moisture
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は配合用原料炭の水分測定装置、詳しく
は配合前の配合用の原料炭である単味炭を、搬送
中にその水分量を連続的に測定する装置に関する
ものである。
[従来の技術] 石炭の配合に当つては、乾燥炭基準
(drybase)で行なうため水分量を測定する必要
があり、配合後の石炭についても行なうが、それ
とは別に配合用の単味炭についても行なわれる。
この場合配合槽に導入する前、搬送中の原炭
(持込原炭)を途中でベルトコンベア(持込コン
ベヤ)からシヨベルサンプラーでサンプリング
し、別の低速ベルトコンベアに載せこのコンベア
上からサンプルを採り水分を三色赤外線水分計等
で測定している。
[考案が解決しようとする問題点] 上記のような従来法においては、原料炭は一応
砕かれているが大塊が混つており、シヨベルサン
プラーで採取された原料炭(試料)は、ランダム
に採取されるので大きさが一定されず、著しい大
塊や異物などが混入することがあり、水分値に大
きいバラツキを生じ正確な値が得難い欠点があ
る。
本考案の目的は従来のこのような不都合をなく
し、精度の高い測定ができる装置を提供するにあ
る。
[問題点を解決するための手段] 本考案は低速ベルトコンベアに供給されるサン
プル中に大塊や異物が混入することを防ぎ、所定
範囲内の粒度原料炭を選択して水分測定を行なう
ようにし測定精度を向上せしめたものである。
すなわち本考案は、原料搬送用ベルトコンベア
1の上面側に、シヨベルサンプラー3及び低速ベ
ルトコンベア6と水分測定器7を配置し、前記シ
ヨベルサンプラー3により採取した原料炭のサン
プルを低速ベルトコンベア6上に供給して水分測
定器7により連続的にその水分を測定するように
した配合用原料炭の水分測定装置において、前記
低速ベルトコンベア6の上面に近接してサンプル
均し用ガイド板5を設けるとともに該コンベア6
の端部上方のサンプル供給装置に、搬送用ベルト
コンベア1に向つて傾斜したスクリーン4を配設
してなる配合用原料炭の水分測定装置である。
[作用] 本考案は上記の構成であるから、図面に示すよ
うに搬送用ベルトコンベア1により矢印方向に送
られる原料炭2はシヨベルサンプラー3によりサ
ンプルが採取されスクリーン4上に供給される。
スクリーン4は下方の搬送用ベルトコンベア1
に向つて傾斜しているので、スクリーン目より大
きい炭塊や異物類はスクリーン4により除去さ
れ、斜面を転がつて搬送ベルトコンベア上に落下
して移送される。一方スクリーンを通過した小さ
い炭粒は、低速ベルトコンベア6上に載り、つづ
いて均し用ガイド板5によりコンベア上の一定厚
みに均されて矢印方向に進み、一定厚さとなつた
サンプル2′は、水分測定器7により水分を測定
された後、下方の搬送ベルトコンベア上に落ち
る。このようにして一定間隔で連続的にサンプリ
ングし、水分量の低い炭塊や石炭以外の異物が除
かれた状態で精度高い測定が自動的に行なうこと
ができる。
[実施例] 巣面は本考案の実施例を示す正面図で、1は配
合用原料炭の搬送用ベルトコンベア、2はその上
に乗つて搬送される原料炭で大きい塊体が混在す
る。3はサンプルをすくい取るシヨベルサンプラ
ーで採取したサンプルを矢印方向に回転して後方
のスクリーン4上に供給する。スクリーン4は通
常十mm(例えば70〜80mm)以下のものが通過する
程度の篩目とし、下方に位置する搬送ベルトコン
ベアに向つて斜面を形成せしめスクリーン部は低
速ベルトコンベア6の一部を覆つて配置さてい
る。その下部はシユート状に形成することが好ま
しいが必ずしも必要ではない。5はスクリーンの
後方下面側に配置された均し用ガイド板で下端部
は低速ベルトコンベア6の上面にサンプル炭2′
を所定の厚さに均するために厚さに相当する間隔
を保つて設けられている。6は搬送用ベルトコン
ベア1の上方に設けられ低速で矢印方向に運転さ
れるベルトコンベアで、サンプル2′を載せて三
色赤外線水分計7の前面を移行させ、該水分計に
よりサンプル2′の水分が連続的に測定される。
[考案の効果] 本考案によれば、水分含有率の低い大きな炭塊
や石炭以外の異物類は自動的に除去された小塊な
いしは粒度のものについて連続的に水分が測定さ
れるので、水分測定におけるバラツキが小とな
り、水分測定精度が向上され、配合炭を調製する
上で極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示す正面図である。 1……原料搬送用ベルトコンベア、2……原料
炭、2′……測定サンプル、3……シヨベルサン
プラー、4……スクリーン、6……低速ベルトコ
ンベア、7……水分測定器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 原料炭搬送用ベルトコンベア1の上面側に、シ
    ヨベルサンプラー3及び低速ベルトコンベア6と
    水分測定器7を配置し、前記シヨベルサンプラー
    3により採取した原料炭のサンプルを低速ベルト
    コンベア6上に供給して水分測定器7により連続
    的にその水分を測定するようにした配合用原料炭
    の水分測定装置において、前記低速ベルトコンベ
    ア6の上面に近接してサンプル均し用ガイド板5
    を設けると共に該コンベヤ6の端部上方のサンプ
    ル供給位置に、搬送用ベルトコンベア1に向つて
    傾斜したスクリーン4を配設してなる配合用原料
    炭の水分測定装置。
JP17633687U 1987-11-20 1987-11-20 Expired - Lifetime JPH0542370Y2 (ja)

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JP17633687U JPH0542370Y2 (ja) 1987-11-20 1987-11-20

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Publication Number Publication Date
JPH0181555U JPH0181555U (ja) 1989-05-31
JPH0542370Y2 true JPH0542370Y2 (ja) 1993-10-26

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