JPH0542341A - ワイヤーカツト方法 - Google Patents
ワイヤーカツト方法Info
- Publication number
- JPH0542341A JPH0542341A JP20050991A JP20050991A JPH0542341A JP H0542341 A JPH0542341 A JP H0542341A JP 20050991 A JP20050991 A JP 20050991A JP 20050991 A JP20050991 A JP 20050991A JP H0542341 A JPH0542341 A JP H0542341A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- cutting
- electrodes
- cut
- cutting method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
- Wire Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 導電性ワイヤーのカットを刃こぼれなく常に
高品位で安定した状態で効率よく行われるようにする。 【構成】 直流電源11の出力側のプラス側及びマイナス
側に負荷抵抗12を介して電極21,22を設け、該両電極2
1,22を直接接続させることなく、導電性ワイヤーの所
要の切断位置の微小長さの該ワイヤー部分を介して接続
させて該ワイヤーを切断するようにワイヤーカット方法
を構成する。
高品位で安定した状態で効率よく行われるようにする。 【構成】 直流電源11の出力側のプラス側及びマイナス
側に負荷抵抗12を介して電極21,22を設け、該両電極2
1,22を直接接続させることなく、導電性ワイヤーの所
要の切断位置の微小長さの該ワイヤー部分を介して接続
させて該ワイヤーを切断するようにワイヤーカット方法
を構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は導電性ワイヤーを所定の
長さや位置で切断する技術手段に関する。
長さや位置で切断する技術手段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワイヤーの切断はワイヤーに対し
て上下刃を当ててかみ合わせることにより、そのかみ合
わせ点で切断する方法がとられていた。
て上下刃を当ててかみ合わせることにより、そのかみ合
わせ点で切断する方法がとられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、導電性ワイヤ
ーはステンレス線やピアノ線のような金属製のワイヤー
であり、電子写真装置などでは帯電器に使われいてる。
このようなワイヤーを切断するために機械的に上下刃を
かみ合わせる従来の裁断方式では刃が傷み刃の保守が面
倒であり、そのため生産工程ではしばしば稼働率を下げ
るようなラインの停止があった。また、このような刃を
設けると誤って人体に触れてそれに損傷を与える危険性
もあった。
ーはステンレス線やピアノ線のような金属製のワイヤー
であり、電子写真装置などでは帯電器に使われいてる。
このようなワイヤーを切断するために機械的に上下刃を
かみ合わせる従来の裁断方式では刃が傷み刃の保守が面
倒であり、そのため生産工程ではしばしば稼働率を下げ
るようなラインの停止があった。また、このような刃を
設けると誤って人体に触れてそれに損傷を与える危険性
もあった。
【0004】本発明はこのような問題点を解決してワイ
ヤーカットのため刃こぼれがし、工程をとめてカッター
を交換したり研摩したりするようなことが不用で、しか
も人体にも安全な安定したワイヤーカット方法を提供す
ることを課題目的にする。
ヤーカットのため刃こぼれがし、工程をとめてカッター
を交換したり研摩したりするようなことが不用で、しか
も人体にも安全な安定したワイヤーカット方法を提供す
ることを課題目的にする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は次の技術手段
によって達成される。
によって達成される。
【0006】直流電源の出力側のプラス側及びマイナス
側に負荷抵抗を介して電極を設け該両電極を、直接接続
させることなく、導電性ワイヤーの所要の切断位置の微
小長さの該ワイヤー部分を介して接続させ該ワイヤーを
切断することを特徴とするワイヤーカット方法。
側に負荷抵抗を介して電極を設け該両電極を、直接接続
させることなく、導電性ワイヤーの所要の切断位置の微
小長さの該ワイヤー部分を介して接続させ該ワイヤーを
切断することを特徴とするワイヤーカット方法。
【0007】
【実施例】図1に示すような回路図によって本発明の一
実施例を説明する。
実施例を説明する。
【0008】11は電圧Vが5Vの直流電源であり、12は
抵抗Rであり2Ω程度である。それ等が直列に連結され
その両端部には電極21と22がそれぞれ設けられている。
ワイヤー25は直径0.08mmのステンレス製であり該ワイヤ
ー25の所要切断位置に前記両電極21,22を接触させる。
このときの両電極の間隔Lは1mmにしてある。
抵抗Rであり2Ω程度である。それ等が直列に連結され
その両端部には電極21と22がそれぞれ設けられている。
ワイヤー25は直径0.08mmのステンレス製であり該ワイヤ
ー25の所要切断位置に前記両電極21,22を接触させる。
このときの両電極の間隔Lは1mmにしてある。
【0009】このとき回路にはV/R=2.5アンペヤ程
度の大きな電流が流れ、直径0.08mmで長さ1mmのステン
レスワイヤー部分は発生熱で溶断してワイヤーカットが
行われる。しかし、あまり大電流が流れると溶断口がき
たなくなるので適切な電流値の設定が必要である。
度の大きな電流が流れ、直径0.08mmで長さ1mmのステン
レスワイヤー部分は発生熱で溶断してワイヤーカットが
行われる。しかし、あまり大電流が流れると溶断口がき
たなくなるので適切な電流値の設定が必要である。
【0010】このようにすると、該ワイヤー25は、非常
にきれいにカットされる。
にきれいにカットされる。
【0011】しかし、本発明はこれに限定されるもので
はない。
はない。
【0012】即ち、直径0.08mmのステンレス線は、電圧
Vが5Vの直流電源11と抵抗R12が2Ωで両電極間隔L
が1mmで2.5アンペヤの電流が流れて良好な切断がなさ
れたのであるが、ワイヤーの材質や太さが代ったりした
ときは、前記抵抗R12及び両電極間隔Lを変えることに
より適切な切断データを得ることが可能になる。その実
験的データを得るためには例えば直流電源11の電圧Vを
5Vに固定し、抵抗器を20W10Ω程度のバリオームにし
Lを例えば0.5〜1.5mmの範囲に可変できるようにして良
好な切断時の抵抗範囲や電極間隔Lを決定することがで
きる。
Vが5Vの直流電源11と抵抗R12が2Ωで両電極間隔L
が1mmで2.5アンペヤの電流が流れて良好な切断がなさ
れたのであるが、ワイヤーの材質や太さが代ったりした
ときは、前記抵抗R12及び両電極間隔Lを変えることに
より適切な切断データを得ることが可能になる。その実
験的データを得るためには例えば直流電源11の電圧Vを
5Vに固定し、抵抗器を20W10Ω程度のバリオームにし
Lを例えば0.5〜1.5mmの範囲に可変できるようにして良
好な切断時の抵抗範囲や電極間隔Lを決定することがで
きる。
【0013】また、直流電源は低ボルトであるので感電
の危険性がなく、また、人体が触れても損傷を受ける心
配もなく安全作業が安定して遂行できる。
の危険性がなく、また、人体が触れても損傷を受ける心
配もなく安全作業が安定して遂行できる。
【0014】このようにして、本発明のカット方法によ
り簡単な装置で短時間にワイヤーカットができ、今まで
の刃物のように刃こぼれを起して切味が悪くなり、短期
間でそれを交換せざるを得なくなることが避けられ、特
に自動ワイヤーカットラインにおける生産能率が著しく
向上するようになった。
り簡単な装置で短時間にワイヤーカットができ、今まで
の刃物のように刃こぼれを起して切味が悪くなり、短期
間でそれを交換せざるを得なくなることが避けられ、特
に自動ワイヤーカットラインにおける生産能率が著しく
向上するようになった。
【0015】特にワイヤーの切断としては、電子写真画
像形成装置に使われる感光体への帯電器の帯電ワイヤー
や転写,分離器の帯電ワイヤー等の導電性ワイヤーを切
断するのに適切である。
像形成装置に使われる感光体への帯電器の帯電ワイヤー
や転写,分離器の帯電ワイヤー等の導電性ワイヤーを切
断するのに適切である。
【0016】
【発明の効果】本発明の方法により導電性ワイヤーの切
断が刃こぼれを起して切断品質を悪くしたり、切断不能
になって交換のために切断装置を停止したりすることが
なくなり、常に安定状態で迅速に高品質のワイヤーカッ
トをすることが可能になった。従って、自動ワイヤーカ
ットラインの生産効率が向上しワイヤーカットをする装
置も簡単な電気回路で構成され比較的安価であるため、
生産コストも低減できるようになった。また、低電圧で
作動するので、感電の心配はなくカットエネルギーで人
体が損傷を受けることもなく安全性も高い。
断が刃こぼれを起して切断品質を悪くしたり、切断不能
になって交換のために切断装置を停止したりすることが
なくなり、常に安定状態で迅速に高品質のワイヤーカッ
トをすることが可能になった。従って、自動ワイヤーカ
ットラインの生産効率が向上しワイヤーカットをする装
置も簡単な電気回路で構成され比較的安価であるため、
生産コストも低減できるようになった。また、低電圧で
作動するので、感電の心配はなくカットエネルギーで人
体が損傷を受けることもなく安全性も高い。
【図1】本発明の一実施例の回路図。
11 直流電源 12 抵抗 21,22 電極 25 ワイヤー
Claims (1)
- 【請求項1】 直流電源の出力側のプラス側及びマイナ
ス側に負荷抵抗を介して電極を設け該両電極を、直接接
続させることなく、導電性ワイヤーの所要の切断位置の
微小長さの該ワイヤー部分を介して接続させ該ワイヤー
を切断することを特徴とするワイヤーカット方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20050991A JPH0542341A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | ワイヤーカツト方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20050991A JPH0542341A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | ワイヤーカツト方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0542341A true JPH0542341A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16425497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20050991A Pending JPH0542341A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | ワイヤーカツト方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0542341A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113500153A (zh) * | 2021-07-08 | 2021-10-15 | 哈尔滨学院 | 一种集成光电子器件加工系统 |
-
1991
- 1991-08-09 JP JP20050991A patent/JPH0542341A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113500153A (zh) * | 2021-07-08 | 2021-10-15 | 哈尔滨学院 | 一种集成光电子器件加工系统 |
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