JPH0542099Y2 - - Google Patents

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JPH0542099Y2
JPH0542099Y2 JP8863387U JP8863387U JPH0542099Y2 JP H0542099 Y2 JPH0542099 Y2 JP H0542099Y2 JP 8863387 U JP8863387 U JP 8863387U JP 8863387 U JP8863387 U JP 8863387U JP H0542099 Y2 JPH0542099 Y2 JP H0542099Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、シユート内に雪詰まりが発生するこ
とを防止すると共に、投雪距離を伸長させること
が可能な除雪装置に関するものである。
[従来の技術と考案が解決しようとする課題] 周知の如く、必要に応じて積雪を除去しようと
する場合には雪掻き込み用のオーガと、このオー
ガにより集積された雪に遠心力を与えるブロワと
が装備された除雪装置が従来より使用されてい
る。
この従来の技術を第7図乃至第10図を参照し
て説明すると、オーガケース1内に回転自在に配
設されたオーガ2により雪が集められて、このオ
ーガケース1に連設するブロワハウジング3へ送
られる。次いで、この雪に上記ブロワハウジング
3内にて回転されているブロワ4により遠心力が
与えられ、このブロワハウジング3に連設されて
いる円筒状固定部5と、この円筒状固定部5に連
設されている略コ字状の回転部6とで構成されて
いる、投雪方向規制用のシユート7を介して投雪
されるものである。
しかしこの先行技術によると、ブロワ4により
付勢された雪のほとんどは上記固定部5或いは回
転部6の内壁へ当接され、次いでこの内壁に沿つ
て摺動されることにより投雪の方向がガイドされ
るよう構成されており、雪が上記シユート7の内
壁に当接或いは摺動される際に、この雪に上記ブ
ロワ4により与えられた付勢力が減少されてこの
雪の飛距離が短縮されるという問題がある。
また、上記雪がシユート7の内壁に当接される
際には上記ブロワ4により所定の遠心力が与えら
れているため、この内壁へその一部が付着される
ことがある。この付着が発生するとこの付着され
た雪に次の雪が接触されて塊状となり、徐々に成
長してこの部位に雪詰まりが発生しやすい。
これに対処するに、例えば特公昭56−40724号
公報には、ブロワハウジング2に連設される固定
部5を投雪方向へ向けて拡開するよう形成し、ブ
ロワ4により遠心力が与えられて投雪される雪が
上記シユート7の内壁へ当接することを極力防止
した技術が開示されている。
しかしながら、この技術によると、上記ブロワ
4が定常回転されている間はシユート7の内壁に
雪が当接することは防止されるが、上記ブロワ4
の回転初期或いは停止直前等ブロワ4による上記
雪への付勢力が比較的弱い場合、この雪に充分な
付勢力を与えることが困難となり、上記雪の一部
がシユート7内より排出されず、雪詰まりが発生
する可能性がある。
また、実開昭57−12417号公報、および実開昭
61−194728号公報に開示されているように、除雪
機本体に搭載されているエンジンに併設されたマ
フラのテールパイプに連通する排気管の吐出端部
を投雪筒に挿入開口し、この排気管の吐出端部か
ら吐出される排気ガスの熱によつて投雪筒などの
周辺に付着する雪を融解させて、雪詰りを防止す
るようにしたものもある。
しかし、この先行技術によると、エンジン駆動
初期においては排気ガス温度が低く、また、ブロ
ワの回転初期、あるいは、停止直前等には、エン
ジン回転数が低いため、エンジンから排出される
排気ガス量が少く、投雪筒などの周辺に付着する
雪を充分融解させるだけの熱が得られず、雪詰ま
りが発生する虞れがある。また、単に、排気ガス
を投雪筒に導くだけでは投雪距離を伸長させるこ
とができない。
[考案の目的] 本考案は前述の事情に鑑みてなされたものであ
り、ブロワの定常回転時において投雪方向がシユ
ートによりガイドされる場合はもとより、上記ブ
ロワの回転初期或いは停止直前であつても、上記
シユートの内壁面に付着することのある雪が離間
され、もつて、雪詰まりの発生が回避されると共
に、投雪距離を伸長させることが可能な除雪装置
を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本考案による除雪装置
は、投雪用のブロワが内設されているブロワハウ
ジングに、投雪方向を規制するシユートが連設さ
れ、このシユートの内壁面に加圧流体を噴出させ
る噴出口が開口されているものにおいて、駆動装
置により駆動される加圧機を設け、該加圧機を前
記噴出口に連通させている。
[作用] 上記構成により、駆動装置が始動すると、この
駆動装置により加圧機が駆動され、加圧機によつ
て加圧流体が生起されて噴出口に逆給される。そ
して、噴出口から噴出される加圧流体によりシユ
ートの内壁面に付着する雪を、この内壁面より離
間させてシユート外へ排出すると共に、この加圧
流体により投雪が更に付勢されてこの投雪の飛距
離が伸長される。
[考案の実施例] 以下、図面を参照して本考案による除雪装置の
実施例を説明する。
第1図乃至第4図は本考案の第一実施例に係
り、第1図はシユートの断面正面図、第2図は第
1図の−線矢視図、第3図は動力系の概略
図、第4図は除雪装置の全体図である。
これらの図において、符号11は除雪装置の本
体、12はこの本体11上に固定された駆動装置
の一例としてのエンジン、13は移動用のクロー
ラである。上記本体11の後方には左右一対の操
作ハンドル14が延出されており、この操作ハン
ドル14に挟まれた部位に操作パネル15が配設
されている。
また、上記本体11の前方には、この本体の前
後方向に対して直角にオーガケース17が装着さ
れており、このオーガケース17の上記本体11
側略中央にブロワハウジング18が形成されてい
る。
上記オーガケース17内には、このオーガケー
ス17の長手方向へオーガ回転軸19aが回動自
在に枢支されており、このオーガ回転軸19aに
雪掻き用のオーガ19が固定されて、このオーガ
19が上記オーガ回転軸19aを中心に回転され
ることにより雪が上記ブロワハウジング18方向
へ集積されるようになつている。
また、上記オーガ回転軸19aは中央部にて分
離されており、この分離された部位のそれぞれが
上記オーガケース17内に配設されたギヤボツク
ス19bには挿入されている。このギヤボツクス
19bには、上記オーガ回転軸19aと直角に配
設されたブロワ回転軸21aの先端部が挿入さ
れ、このギヤーボツクス19bに内装された例え
ばベベルギヤが互いに噛合されて、上記ブロワ回
転軸21aとオーガ回転軸19aとのいずれか一
方が回動されると他の一方も同様に回動されるよ
うに構成されている。
このブロワ回転軸21aの上記ギヤボツクス1
9bと反対側は上記ブロワハウジング18の中央
部を貫通されて、後端部がこのブロワハウジング
18より上記本体11側へ突出されており、この
ブロワ回転軸21aのブロワハウジング18内に
挿入された部位にブロワ21が固定されて上記オ
ーガ19により集積された雪に遠心力を与えるよ
う構成されている一方、このブロワ回転軸21a
の上記ブロワハウジング18より本体11側へ突
出された部位に複数のプーリ22a,22bが軸
装されている。
第1図及び第4図に示す如く、上記ブロワハウ
ジング18の一側、上記ブロワ21による雪の付
勢方向にはこの雪をガイドするシユート23が設
けられている。このシユート23は、上記ブロワ
ハウジング18に連設された円筒状の固定部24
と、この固定部24に接続され断面が略コ字状を
有する回転部25とで構成されており、このシユ
ート23内にノズル27が配設されている。
このノズル27は略円錐形に形成され、その平
面部が投雪方向へ指向されている。また、このノ
ズル27には複数の噴出通路27aが形成され、
この噴出通路27aの一端が上記ノズル27の平
面部に開口されており、この開口が噴出口27b
となつていると共に、上記噴出通路27aの形成
角度は、この噴出口27bより噴出される加圧流
体としての圧搾空気が上記シユート23の内壁面
の全周に沿つて流過されるように構成されてい
る。また、上記噴出通路27aの他端はこのノズ
ル27の頂点部にて集合され、通路27cへ連通
されている。
この通路27cは上記シユート23の外部へ露
呈され、この露呈された部位が連通路28の一端
へ連通されている。この連通路28は上記シユー
ト23より離間されるに従つて拡開されるテーパ
状に形成されており、他端が加圧機の一例として
の送風機29へ連通されている。なお、第1図で
は図示の都合上、上記連通路28がシユート23
に対して直角に設けられているように表示されて
いるが、この連通路28は第4図に示す如く上記
シユート23の外周に沿つて湾曲形成され、上記
送風機29は本体11に配設されているものであ
る。
上記送風機29は円筒状のケーシング29a内
に複数の羽根29bを有する回転体29cが内装
され、この回転体29cに固定されたシヤフト2
9dが上記ケーシング29aの外部へ突出されて
おり、この突出された部位にプーリ29eが軸装
されている。
このプーリ29eと、上記ブロワ回転軸21a
の本体11側へ突出された部位に軸装されている
プーリ22aとがベルト32を介して連設されて
いる。このベルト32の中途に、上記操作パネル
15のレバー15aにより操作されてこのベルト
32にテンシヨンを与えるテンシヨンプーリ31
が介装されており、上記ベルト32がこのテンシ
ヨンプーリ31によりテンシヨンが与えられた場
合に、上記ブロワ回転軸21aの回転がこのベル
ト32を介してシヤフト29dへ伝達されて回転
体29cが回転され、送風機29の作用にて圧搾
空気が上記ノズル27の噴出口27dより噴出さ
れるようになつている。なお、上記送風機29の
回転体29cは上記ブロワ回転軸21aの回転よ
りも高速で回転されるように設定されており、上
記噴出口27bより噴出される圧搾空気に充分な
圧力を与え得るようになつている。
また、上記ブロワ回転軸21aの本体11側へ
突出された部位に軸装されたいる他のプーリ22
bは、ベルト33を介して上記エンジン12の出
力軸12aに軸装されたプーリ12bに連設され
ている。このベルト33の中途にも、上記操作パ
ネル15に配設されたレバー15bにより操作さ
れるテンシヨンプーリ34が介装されており、こ
のテンシヨンプーリ34を操作することにより上
記出力軸12aの回転をブロワ回転軸21aへ伝
達或いは遮断することができるようになつてい
る。
また、上記エンジン12の出力軸12aには他
のプーリ12cが軸装されており、このプーリ1
2cがベルト36を介してドライブ装置37のプ
ーリ38と連設されている。
このドライブ装置37は前後方向へ移動可能な
トランス板39と、横方向へ移動可能な摩擦車4
1と、この摩擦車41のシヤフト41aにギヤ4
2を介して連設されている上記クローラ13の駆
動軸43とを主な要素として構成されており、ベ
ルト36を介してトランス板39が回転されると
この回転が摩擦車41へ伝達され、ギヤ42を介
して駆動軸43が駆動されて上記クローラ13が
回転されるように構成されている。
次に、前述の構成による除雪装置の作用を説明
する。
除雪作業を行う場合、エンジン12を始動さ
せ、トランス板39を適宜な位置へ移動させるこ
とによりこのトランス板39と摩擦車41とを接
触させて、上記エンジン12の出力軸12aの回
転をこの摩擦車41へ伝達し、ギヤ42を介して
クローラ13の駆動軸43を回転させる。そし
て、本体11の後方へ延出されているハンドル1
4を操作してこの除雪装置を作業場所へ移動させ
る。
次いで、操作パネル15のレバー15bを介し
てテンシヨンプーリ34を操作し、ベルト33へ
テンシヨンを与える。すると、それまで空転され
ていた出力軸12aの回転が、上記ベルト33を
介してブロワ回転軸21aへ伝達され、このブロ
ワ回転軸21aの回転が開始される。
このブロワ回転軸21aのブロワハウジング1
8内へ挿通された部位にはブロワ21が軸装され
ていると共に、このブロワ回転軸21aの先端部
はオーガケース17内に配設されているギヤボツ
クス19bを介してオーガ回転軸19aへ連設さ
れているため、上記ブロワ回転軸21aの回転が
開始されるとオーガ19が回転されると共に、ブ
ロワ21の回転が開始される。
この状態で上記オーガ19を除雪すべき雪の層
へ食い込ませると、このオーガ19により上記雪
の層が崩されオーガケース17の本体11側に形
成されたブロワハウジング18へ集積される。そ
して、このブロワハウジング18内にて回転され
ているブロワ21により遠心力が与えられて、上
記ブロワハウジング18に連設された固定部24
の内壁、或いはこの固定部24に接続されている
回転部25の内壁に当接され、これらの内壁にガ
イドされて方向を規制されつつ投雪される。
この状態で暫時除雪作業が続行されると、上記
固定部24及び回転部25にて構成されるシユー
ト23の内壁面に雪が当接,ガイドされる際に、
この雪の一部がこの内壁面に付着されることがあ
る。この部位に雪が付着されると、この付着され
た雪に更に次の雪が付着されて徐々に成長し、こ
の成長に従つて、上記ブロワ21により付勢され
る雪の通路が徐々に狭小化し、ついにはこの部位
に雪詰まりが発生することになる。
もし、このシユート23内に雪詰まりが発生し
そうになつた場合、或いは雪詰まりが発生した場
合には、上記操作パネル15のレバー15aを介
してテンシヨンプーリ31を操作する。すると、
このテンシヨンプーリ31によりベルト32にテ
ンシヨンが与えられ、上記ブロワ回転軸21aの
回転がベルト32を介して送風機29のプーリ2
9eへ伝達されて、この送風機29の回転体29
cが上記ブロワ回転軸21aの回転よりも高速度
で回転される。
この回転体29cの回転が開始されると、この
回転体29cに設けられている羽根29bにより
所定の圧力を有する圧搾空気が生起され、この圧
搾空気が連通路28を介して上記シユート23内
の通路27cへ送られる。そして、この圧搾空気
はノズル27に設けられた複数の噴出通路27a
へ分岐され、このノズル27の噴出口27bより
噴出される。
すると、この噴出された圧搾空気により上記シ
ユート23の内壁面に付着されている雪が付勢さ
れ、この雪を上記内壁面より離間させることによ
り、上記付着された雪により狭小化されていた投
雪用の通路を拡張させるか、或いはこの部位に発
生している雪詰まり状態を解消させる。
この圧搾空気によりシユート23の内壁面より
離間された雪は上記ノズル27の噴出口27bよ
り噴出される圧搾空気により更に付勢され、この
シユート23の外部へ搬出されるため、上記離間
された雪がブロワハウジング18方向へ落下する
ことが防止され、この部位雪詰まりを発生するこ
とはない。
また、上記ノズル27の噴出通路27a及び噴
出口27bは、この噴出口27bより噴出される
上記圧搾空気がシユート23の内壁の全周に亘つ
て流過されるよう形成されているため、このシユ
ート23の内壁のいずれかに付着された雪も排除
することが可能である。
上記シユート23の内壁に付着された雪がすべ
て排除されると上記操作パネル15のレバー15
aを操作することによりブロワ回転軸21aと送
風機29のシヤフト29dとを連設するベルト3
2に対するテンシヨンを取り除き、ノズル27か
らの圧搾空気の噴出を停止する。
また、上記送風機29のシヤフト29dは、ブ
ロワ回転軸21aの回転数よりも高回転されるよ
うに構成されているため、上記テンシヨンプーリ
34が操作されること等により上記ブロワ21が
停止寸前或いは回転初期であつて、このブロワ2
1によりオーガ19にて集積された雪に対する充
分な遠心力を与えることが困難な場合でも、上記
送風機29は圧搾空気をシユート23内へ送風す
ることが可能であり、上記ブロワ21の残余の遠
心力或いは回転初期の遠心力にて上記シユート2
3の中途まで飛ばされた雪へ付勢力を与えてこの
雪をシユート23の外部へ排出させるため、この
雪がシユート23内へ再び落下することはなく、
この部位に雪詰まり等を発生させることがない。
一方、上記オーガ19及びブロワ21の回転当
初より上記テンシヨンプーリ31を操作して上記
送風機29を稼動させると、上記ブロワ21の遠
心力により上記シユート23内を飛ばされる雪が
上記送風機29の圧搾空気により更に付勢力が与
えられて、この雪の速度が上昇されるため、投雪
の飛距離が伸長されて、この除雪装置による除雪
効果が更に向上される。
なお、本実施例では加圧流体の一例である圧搾
空気をシユート23内へ流下するように構成され
た例を説明したが、上記加圧流体は圧搾空気に限
定されるべきものではなく、例えば水等であつて
もよい。
また、本実施例では送風機29による圧搾空気
がただちに上記シユート23へ送風されるよう構
成された例を説明したが、上記送風機29とシユ
ート23内のノズル27との間にアキユームレー
タを介装して、上記送風機29による圧搾空気等
の圧力を更に上昇させるよう構成すると、雪をシ
ユート23から排除する際により高い効果が期待
できる。
更に、本実施例では外部の空気を圧搾してこの
圧搾空気を上記シユート23内へ送風するよう構
成されているが、送風される圧搾空気に例えばエ
ンジン12の排気ガスを混入させることなどによ
り、上記圧搾空気の温度を上昇させるよう構成し
て、上記シユート23の内壁面に付着された雪を
離間させる能力を増大されるようにすることも可
能である。
第5図及び第6図は本考案の第二実施例に係
り、第5図はシユートの断面正面図、第6図は第
5図の部拡大図である。なお、前述の第一実施
例と同一部材及び同様の働きをなす部材には同一
の符号を付して説明を省略する。
この実施例は、ノズル27の通路27cがシユ
ート23の外周に周回形成されていると共に、こ
の通路27cの上記シユート23側に複数の噴出
口27bが形成され、この噴出口27bの内側
に、上部に開口を有するガイド27dが設けられ
たものである。
この構成により、送風機29の圧搾空気が通路
27cに沿つてシユート23の周囲を周り、噴出
口27bから上記シユート23の内部へ噴出され
る際に、ガイド27dにて噴出の方向が規制され
て上記シユート23の内壁面に沿つて流過される
ものである。
この実施例では圧搾空気がシユート23の内壁
面に沿つて確実に流過され、このシユート23の
内壁面に付着された雪を確実に離間させることが
可能であるという効果を有する。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の除雪装置による
と、ブロワの定常回転時であつて、このブロワに
よつて付勢された雪の投雪方向がシユートにより
ガイドされる場合はもとより、上記ブロワの回転
初期或いは停止直前であつても、上記シユートの
内壁に雪が付着することが防止されると共に、こ
の内壁に雪が付着された場合であつても、この付
着された雪を離間させて上記シユートの外部へ排
出することが可能であり、この部位に雪詰まりが
発生することが完全に防止できる。
また、上記シユート内に所定の速度を有して送
られた雪を更に付勢することが可能であるため投
雪の飛距離を伸長させることができ、この除雪装
置の除雪効果が更に向上されるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及至第4図は本考案の第一実施例に係
り、第1図はシユートの断面正面図、第2図は第
1図の−線矢視図、第3図は動力系の概略
図、第4図は除雪装置の全体図、第5図及び第6
図は本考案の第二実施例に係り、第5図はシユー
トの断面正面図、第6図は第5図の部拡大図、
第7図及至第10図は従来の除雪装置に係り、第
7図はブロワハウジングの側面図、第8図は第7
図の−線矢視図、第9図は第7図の−線
矢視図、第10図は第7図の−線矢視図であ
る。 18……ブロワハウジング、21……ブロワ、
23……シユート、27b……噴出口、29……
送風機(加圧機)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 投雪用のブロワが内設されているブロワハウジ
    ングに、投雪方向を規制するシユートが連設さ
    れ、この内壁面に加圧流体を噴出させる噴出口が
    開口されている除雪装置において、駆動装置によ
    り駆動される加圧機を設け、該加圧機を前記噴出
    口に連通させたことを特徴とする除雪装置。
JP8863387U 1987-06-08 1987-06-08 Expired - Lifetime JPH0542099Y2 (ja)

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