JPH0542076Y2 - - Google Patents

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JPH0542076Y2
JPH0542076Y2 JP19729385U JP19729385U JPH0542076Y2 JP H0542076 Y2 JPH0542076 Y2 JP H0542076Y2 JP 19729385 U JP19729385 U JP 19729385U JP 19729385 U JP19729385 U JP 19729385U JP H0542076 Y2 JPH0542076 Y2 JP H0542076Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、導電性プラスチツク発泡体からなる
パツケージ支持用組立箱に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、プリント配線板、即ちパツケージが静電
気によつて破壊されないように配慮した支持具と
しては、軽金属で作成された本体フレーム部分の
内側に導電性樹脂で作成されたカードガイド部分
を有する支持具(特公昭56−307号公報)がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この従来の支持具は、通い箱としての使用時
に、空箱状態で送り返されるときは、体積が大き
く、輸送費が高くつくことが欠点であつた。
本考案は、従来のものがもつ上記の問題点を解
消させ、パツケージを静電気破壊から保護し、か
つ組立て及び展開の自在なパツケージ支持用組立
箱を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のパツケージ支持用組立箱は、四角形の
底板の各辺に、側板がそれぞれ接続され、これら
側板のひとつには底板に相対する辺に上板を備
え、これら板部材間の接続部にV字状溝が形成さ
れた導電性プラスチツク発泡体から構成された組
立箱において、側板内面にパツケージを支持する
凹溝を有し、上記上板と、この上板が接続されて
いる側板および該側板と対向した側板の各両側内
面に、他方の対向した側板の各周縁と嵌合自在で
ある凹溝を設け、上板と底板を介して対向した側
板との相対する縁辺部には凸部と凹部をそれぞれ
設けて、これらを嵌合することによつて組み立て
られるものである。
本考案のパツケージ支持用組立箱に使用される
導電性プラスチツク発泡体としては、例えばポリ
エチレン樹脂にカーボンブラツク、発泡剤等を添
加して、発泡させた導電性ポリエチレン発泡体が
使用でき、表面抵抗は104Ωから十6Ωの範囲が好
ましい。
以下に、本考案を図面を参照しながら説明す
る。
1は四角形の底板、2,3,4,5は側板であ
り、底板1の各辺にそれぞれ接続されている。6
は上板であり、側板5の底板1に相対する辺に接
続されている。底板1と側板2,3,4,5及び
上板6の各接続部は、V字状溝7,8,9,1
0,11が形成されている。このV字状溝7,
8,9,10,11は隣接する各板部材を直角に
組み合わせるためのものである。側板2,3,
4,5にはパツケージの端部を挿し込むための多
数本の凹溝12が並列状に設けられている。この
凹溝12は、凹溝を設けた平板を側板内面に接着
剤で接着することにより設けることもできる。
13,14,15及び16,17,18は凹溝
で、側板2及び4の各周縁と嵌合自在である。ま
た、上板6と側板3の相対する縁辺部には凸部1
9,19′と凹部20,20′が設けられ、これら
を嵌合させることによつて組立て状態を強固にす
る。
本考案のパツケージ支持用組立箱にパツケージ
を収納するときは、次のようにする。
まず、組立箱を組立て状態にして、上板を開
く。つぎに、パツケージを凹溝12に左右各端部
を上方から挿し込む。このようにすることによつ
て、パツケージは、他のパツケージと接触しない
状態で支持され、パツケージに帯電していた静電
気は組立箱に流れ、中和される。
又、パツケージを収納しないときには、該組立
箱を展開した状態で、多数個積み重ねて運搬す
る。
〔考案の効果〕
このように、本考案のパツケージ支持用組立箱
によれば、パツケージを静電気破壊から保護し、
安全に保管、運搬でき、かつ使用しないときは、
一枚の平板状に展開できるので、軽量であり、輸
送費が節約できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
組立て状態で上板を開いた状態の斜視図、第2図
は展開した状態の斜視図である。 図中の主な符号は次の通りである。1……底
板、2,3,4,5……側板、6……上板、7,
8,9,10,11……V字状溝、12……凹
溝、13,14,15,16,17,18……凹
溝、19,19′……凸部、20,20′……凹
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 四角形の底板の各辺に、側板がそれぞれ接続さ
    れ、これら側板のひとつには底板に相対する辺に
    上板を備え、これら板部材間の接続部にV字状溝
    が形成された導電性プラスチツク発泡体から構成
    された組立箱において、 側板内面にパツケージを支持する凹溝を有し、
    上記上板と、この上板が接続されている側板およ
    び該側板と対向した側板の各両側内面に、他方の
    対向した側板の各周縁と嵌合自在である凹溝を設
    け、上板と底板を介して対向した側板との相対す
    る縁辺部には凸部と凹部をそれぞれ設けて、これ
    らを嵌合することによつて組み立てたパツケージ
    支持用組立箱。
JP19729385U 1985-12-21 1985-12-21 Expired - Lifetime JPH0542076Y2 (ja)

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JP19729385U JPH0542076Y2 (ja) 1985-12-21 1985-12-21

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JPS62105175U JPS62105175U (ja) 1987-07-04
JPH0542076Y2 true JPH0542076Y2 (ja) 1993-10-22

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JP19729385U Expired - Lifetime JPH0542076Y2 (ja) 1985-12-21 1985-12-21

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JP (1) JPH0542076Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8838274B2 (en) 2001-06-12 2014-09-16 Irobot Corporation Method and system for multi-mode coverage for an autonomous robot

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8838274B2 (en) 2001-06-12 2014-09-16 Irobot Corporation Method and system for multi-mode coverage for an autonomous robot

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Publication number Publication date
JPS62105175U (ja) 1987-07-04

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