JPH054176Y2 - - Google Patents

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JPH054176Y2
JPH054176Y2 JP2409488U JP2409488U JPH054176Y2 JP H054176 Y2 JPH054176 Y2 JP H054176Y2 JP 2409488 U JP2409488 U JP 2409488U JP 2409488 U JP2409488 U JP 2409488U JP H054176 Y2 JPH054176 Y2 JP H054176Y2
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case
power switch
flange
protrusion
switch
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、各種の電気製品の本体ケースに設け
られる電源スイツチの取付け構造に関する。
(従来の技術) 家庭用或は産業用等の各種の電気製品には、こ
れを作動させるための電源スイツチが本体ケース
に設けられるが、この種のスイツチとしては、操
作部材を押圧操作することによつてON,OFFさ
せる押圧式のものが広く用いられている。
ところで、この押圧式の電源スイツチは、操作
部材が本体ケースの外面より突出するため、当該
電気製品の近傍に位置する物品の接触等によつて
誤つてON,OFFされ易く、また該スイツチに衝
撃力が加わつて破損する場合があり、特に破損し
た場合には、その破片が周辺に飛び散つて本体ケ
ースに該スイツチの取付け穴が開口し、この穴か
ら誤つて指を挿入してケース内部の通電状態にあ
る電気部品に触れるという危険性も考えられる。
そこで、この電源スイツチの取付け部を次のよう
な構造とすることがある。
つまり、第5図に示すように、本体ケースAの
外側面A1における所定位置に凹陥部Bを設け、
その底面B1に電源スイツチCを取付けることに
より、該スイツチCの操作部材C1が本体ケース
Aの外側面A1より突出しないようにするのであ。
このようにすれば、上記操作部材C1に他の部品
が接触して該スイツチCが誤操作されたり、該ス
イツチCが衝撃を受けて破損するといつた不具合
が回避されることになる。
なお、ロードセル等を用いて物品の重量を電気
的な計量を所謂電子秤に関しては、上記のような
電源スイツチの破損による危険性を防止するた
め、該スイツチの取付け部に一定寸法の鋼球を落
下させて該スイツチが破損するか否かを確認する
テストが行われることがあるが、第5図に示すよ
うに電源スイツチCの取付け部を凹陥させれば、
上記のような鋼球Xを用いたテストによつても該
スイツチCが破損しないことになる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、この種の電源スイツチについては、
上記のような誤操作や破損等がないことが要求さ
れる一方において、操作が不便でないこと、即ち
操作性に優れていることも重要である。しかし、
上記のように電源スイツチを本体ケースに設けた
凹陥部の底面に取付けると、その操作時に指を上
記凹陥部内に挿入しなければならなくなつて操作
性が悪化することになる。また、上記のように誤
操作や破損を防止するためには、電源スイツチを
本体ケースの底面に取付けることも考えられる
が、この場合も操作性が悪くなる。
そこで、本考案は、各種の電気製品における電
源スイツチの取付け構造として、良好な操作性を
得ることもできる一方で、必要な場合には、該ス
イツチの取付け位置を本体ケースの外面より後退
させることもできるようにして、該スイツチの誤
操作や破損等を防止し得るようにすることを目的
とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案に係る電源ス
イツチの取付け構造は次のように構成したことを
特徴とする。
即ち、各種電気製品の本体ケースに電源スイツ
チが設けられる場合に、上記本体ケースを上部ケ
ースと下部ケースとに分割し、これらのケースの
いずれか一方における他方との合せ部に長方形状
の切込み部を設けると共に、この切込み部の少な
くとも両側の相対向する内端面に、ケース外面側
に位置する第1の突起と、ケース内面側に位置す
る第2の突起とを設ける。一方、上記電源スイツ
チには、操作側の端面に上記切込みに対応する形
状の鍔部を設けると共に、その背部に該鍔部との
環に上記第1もしくは第2の突起を挾持する挾持
部材を備える。そして、これらの鍔部と挾持部材
との間に第1の突起もしくは第2の突起を挾持す
ることにより、該電源スイツチを、ケース外面寄
りに位置する状態、又はケース外面より内方へ後
退した状態のいずれかを選択して当該ケースに取
付け得るように構成する。
(作用) 上記の構成によれば、本体ケースを構成する上
部ケースと下部ケースとを結合する前に、これら
のケースのうちのいずれか一方のケースにおける
他方のケースとの合わせ部に設けられた切込み部
に、その両側の内端面に設けられた第1もしくは
第2の突起を鍔部と挾持部材との間に挾持する状
態で電源スイツチを装着し、その後、上部ケース
と下部ケースとを結合すれば、上記電源スイツチ
が本体ケースの側面所定位置に嵌込まれた状態で
取付けられることになる。その場合に、上記切込
み部における第1の突起はケース外面側に、第2
の突起はケース内面側にそれぞれ設けられている
から、電源スイツチの鍔部と挾持部材とで第1の
突起を挾持させれば、該スイツチがケースの外面
側に寄つた状態で取付けられることになり、また
第2の突起を挾持させれば、該スイツチがケース
の内面側、つまりケース外面より内方へ後退した
位置に取付けられることになる。このようにし
て、電源スイツチの取付位置を必要に応じて選
択、変更することができるようになるのである。
(実施例) 以下、本考案を電子秤に適用した実施例につい
て説明する。
第1図に示すように、この実施例に係る電子秤
1は、本体ケース2とその上方に位置する計量皿
3とを有し、本体ケース2内には計量皿3上に載
置された商品の重量を測定するロードセル等の重
量測定器が収納されている。また、この本体ケー
ス2は、上部ケース4と下部ケース5とに分割さ
れていると共に、下部ケース5の前面には計量し
ようとする商品の単価や風袋重量等を入力するた
めのキー入力部6が、また上部ケース4の前面に
は上記キー入力部6で入力された単価と、計量さ
れた商品の重量値と、これらに基いて算出された
価格等を表示する表示部7がそれぞれ設けられて
いる。そして、下部ケース5の一方の側面におけ
る上部ケース4との合せ部には、この電子秤1を
作動させるための電源スイツチ20が備えられて
いる。
次に、第2,3図により上記電源スイツチ20
の取付け部の構造を説明すると、上記下部ケース
5の側面所定位置には上部ケース4との合せ面5
aから長方形状の切込み部10が設けられている
と共に、この切込み部10の両側および下側の各
内端面には、これらの端面に跨がつて状をなす
第1、第2の突起11,12が設けられている。
その場合に、第1の突起11は、ケース外面5b
寄りに該面5bからの段落ち部13が生じるよう
に設けられており、また第2の突起12は、ケー
ス内面5cに沿い且つ上記第1の突起11との間
に溝状部14が生じるように設けられている。
一方、上記電源スイツチ20は、本体21と、
該本体21の一方の端面から外部に露出されて電
源のON,OFF時に押圧操作される操作部材22
と、本体21の他方の端面に突設されたコード接
続用の端子23,23とを有すると共に、本体2
1の両側面には、該電源スイツチ20の取付け用
として、く状に折り曲げた板バネ24,24がそ
れぞれ固着されている。また、本体21の上記操
作部材22が露出された操作側の端面には、該本
体21より周囲に突出する長方形状の鍔部25が
設けられている。ここで、この鍔部25の寸法
は、上記下部ケース5の切込み部10における段
落ち部13および溝状部14の外形寸法と略等し
く、また本体21の外形寸法は切込み部10にお
ける状の第1、第2の突起11,12の内部空
間の寸法より小さくされている。
上記の構成によれば、第2,3図に示すよう
に、本体ケース2を構成する上部ケース4と下部
ケースとを結合する前に、下部ケース5における
切込み部10に、電源スイツチ20を、その鍔部
25の両側部分と両側の板バネ24,24との間
に上記切込み部10における第1突起11の両側
部分をそれぞれ挾持する状態で上方から差し込め
ば、上記鍔部25が切込み部10のケース外面5
b側に設けられた段落ち部13内に嵌込まれた状
態で該電源スイツチ20が下部ケース5に装着さ
れることになる。従つて、その後、この下部ケー
ス5と上部ケース4とを結合すれば、第1図に示
すように、本体ケース2の側面所定位置に上記電
源スイツチ20が取付けられることになる。そし
て、この場合は、該電源スイツチ20の鍔部25
が本体ケース2の外面と略面一となつて、操作部
材22が該外面から突出するので、良好な操作性
が得られることになる。
なお、この場合は、上記電源スイツチ20を下
部ケース5の切込み部10に装着するに際して、
これを該切込み部10に前方から押し込めば、両
側の板バネ24,24が弾性変形しながら第1突
起11の両側部分を通り過ぎるので、上記のよう
に切込み部10に上方から差し込まなくても該電
源スイツチ20を第3図に示す状態に装着するこ
とができる。従つて、この場合は、下部ケース5
と上部ケース4とを結合した後でも該スイツチ2
0を本体ケース2に取付けることが可能である。
また、上記切込み部10には、ケース内面側に
第2の突起12が設けられているから、上記電源
スイツチ20の鍔部25と板バネ24,24との
間にこの第2の突起12を挾持する状態で該スイ
ツチ20を切込み部10に上方から差し込めば、
第4図に示すように、上記鍔部25が切込み部1
0における第1、第2の突起11,12の間の溝
状部14内に嵌込まれた状態で該電源スイツチ2
0が下部ケース5に装着されることになる。従つ
て、この場合は、下部ケース5と上部ケース4と
を結合すれば、電源スイツチ20が本体ケース2
の外面より所定量後退した状態で該ケース2に取
付けられることになり、操作部材22に他の物品
が接触して該スイツチ20が誤操作され、或は他
の物品が衝突して該スイツチ20が破損するとい
つた事態が防止されることになる。
なお、以上の実施例においては、切込み部10
における第1、第2の突起11,12を該切込み
部10の両側および下側の内端面に状に連続さ
せて設けたが、該内端面の両側部分にのみ設けて
もよく、この場合、第1、第2の突起11,12
はそれぞれ一対づつ互いに対向させて設けられる
ことになる。また、上記切込み部10は、上部ケ
ース4における下部ケース5との合せ部に設けて
もよいことは勿論である。
(考案の効果) 以上のように本考案に係る電源スイツチの取付
け構造によれば、該スイツチを本体ケースの側面
所定位置に、その外面より操作部材を突出させて
取付けることができると共に、該操作部材をケー
ス外面より後退させて取付けることも可能とな
る。従つて、特に操作性が要求される場合には、
上記操作部材をケース外面から突出させて良好な
操作性を確保し、また操作部材に他の物品が接触
したり衝突したりする恐れがある場合には、該操
作部材をケース外面から後退させることにより他
の物品の接触や衝突を防止して、これらによる当
該スイツチの誤操作や破損等を回避することが可
能となる。このようにして、各種電気製品におい
て、ケースの形状の変更等を要することなく、電
源スイツチを要求に適合した状態で取付けること
ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本考案を電子秤に適用した実施例
を示すもので、第1図は電子秤の全体斜視図、第
2図は電源スイツチの取付け部の分解斜視図、第
3図は該スイツチの取付け状態を示す要部平面
図、第4図は他の取付け状態を示す要部平面図で
ある。また、第5図は電源スイツチの取付け構造
の従来例を示す要部断面図である。 2……本体ケース、4……上部ケース、5……
下部ケース、10……切込み部、11,12……
第1、第2の突起、20……電源スイツチ、24
……挾持部材(板バネ)、25……鍔部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 各種電気製品の本体ケースに設けられる電源ス
    イツチの取付け構造であつて、上記本体ケースが
    上部ケースと下部ケースとに分割され、これらの
    ケースのいずれか一方における他方との合せ部に
    長方形状の切込み部が設けられていると共に、こ
    の切込み部の少なくとも両側の相対向する内端面
    に、ケース外面側に位置する第1の突起と、ケー
    ス内面側に位置する第2の突起とが設けられ、一
    方、上記電源スイツチには、操作側の端面に上記
    切込みに対応する形状の鍔部が設けられていると
    共に、その背部に該鍔部との間に上記第1もしく
    は第2の突起を挾持する挾持部材が備えられ、該
    電源スイツチが、これらの鍔部と挾持部材との間
    に第1の突起を挾持することによりケース外面寄
    りに位置する状態、又は上記鍔部と挾持部材との
    間に第2の突起を挾持することによりケース外面
    より後退した状態のいずれかが選択されて、当該
    ケースに取付けられるようになつていることを特
    徴とする電源スイツチの取付け構造。
JP2409488U 1988-02-24 1988-02-24 Expired - Lifetime JPH054176Y2 (ja)

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CH684553A5 (de) * 1992-09-29 1994-10-14 Mettler Toledo Ag Elektronische Waage.
JP5299495B2 (ja) * 2011-11-17 2013-09-25 ヤマハ株式会社 電子機器

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