JPH0541765Y2 - - Google Patents

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JPH0541765Y2
JPH0541765Y2 JP1985179345U JP17934585U JPH0541765Y2 JP H0541765 Y2 JPH0541765 Y2 JP H0541765Y2 JP 1985179345 U JP1985179345 U JP 1985179345U JP 17934585 U JP17934585 U JP 17934585U JP H0541765 Y2 JPH0541765 Y2 JP H0541765Y2
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air filter
frame
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、エアーフイルターパツクを固定する
ための取付枠に関する。
(従来の技術) 半導体製造などの精密工業、バイオテクノロジ
ーあるいは製薬工業などの分野においては、高度
のクリーンルームが必要とされる。このために高
性能エアーフイルター(HEPAフイルター)が
用いられる。エアーフイルターは、例えば、
0.3μmDOP粒子に対する濾過効率が99.97%以上
という高性能を有する。このような高度の清浄化
を目的とするクリーンルームでは、エアーフイル
ターパツク(濾材とスペーサーとの一体物)と取
付枠などとの間に隙間があると、空気の漏洩が生
じ、汚染空気がエアーフイルターパツクを通過せ
ずにクリーンルーム内に侵入し、部屋の清浄化は
達成されない。
従来、エアーフイルターパツクは、木枠、ある
いは金属枠に取りつけられて使用されていた。木
枠としては、合板も用いられるが、割れ、孔、
節、層離れ等の欠陥が生じやすい。このため、汚
染空気がエアーフイルターパツクを通過すること
なく、上記欠陥部からクリーンルーム内にリーク
するおそれがあり、クリーンルーム内の清浄度の
低下を来す。また、合板の表面には、常時木粉等
が存在するため、合板表面の木粉が直接クリーン
ルーム内に散逸し、清浄度を低下させる原因にな
つている。合板の欠陥部はパテ等で補修しなけれ
ばならず、また外観を良くすると同時に合板の表
面の木粉をおさえるために表面塗装の必要も生じ
る。
エアーフイルターパツク取付用の金属枠として
は、従来、亜鉛メツキ軟鋼板が用いられ、各枠材
をリベツト結合することにより連結される。この
金属枠は、非常に重量であるため、取付けが煩わ
しい。ステンレス鋼板も使用されるが、高価なた
めに、防蝕の必要がある場合にのみ使用される。
軽量なアルミ枠も使用されるが、従来、各枠材
をボルトにより連結するため、連結部から汚れた
外気がクリーンルーム内にリークするおそれがあ
る。ボルト連結の場合、枠材の破損を防止するた
めに、連結部を厚くする必要がある。これは、ボ
ルトが外側より見えるために美観も損なう原因と
なる。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上記従来技術の問題点を解決するもの
であり、その目的は、小型・軽量であつて、しか
も十分な強度を有するエアーフイルターパツク取
付枠を提供することにある。本考案の他の目的
は、製作が容易であり、しかも外観が美しいエア
ーフイルターパツク取付枠を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案のエアーフイルターパツク取付枠は、(1)
エアーフイルターパツクの四周面に配置され、そ
れぞれの端面同士が突き合わされて接合される枠
材本体と、(2)各枠材本体の両側縁からエアーフイ
ルターの気流透過面に対向する形で突出する中空
の係合部と、(3)接合される枠材同士を、各係合部
内に嵌入することにより連結する連結部材と、を
有してなり、そのことにより上記目的が達成され
る。
(実施例) 以下に本考案の実施例について説明する。
本考案のエアーフイルターパツク取付枠は、直
方体状のエアーフイルターパツクにおける気流の
透過面を除く四周面に接着され、例えば、該四周
面の全域を取り囲む額縁状とされる。第1図〜第
3図は、本考案のエアーフイルターパツク取付枠
の一部を示す。本考案のエアーフイルターパツク
取付枠は、相隣する枠材本体20,20と、両枠
材本体20,20を連結する一組の連結部材3
0,30とを有する。各枠材本体20は、エアー
フイルターパツク10の前記四周面のうち、相隣
する各面にそれぞれ接着される。
各枠材本体20は、例えばアルミニウム押出材
により製造される。各枠材本体20は、端面同士
を突き合わされて略直角に接合される。各枠材本
体20の両側縁にはエアーフイルターパツク10
の気流透過面11,11方向へ該気流透過面1
1,11にそれぞれに対向する形で中空の係合部
21,21がそれぞれ突設されている。各係合部
21は断面矩形状であり、その気流透過面11側
には、開口22がそれぞれ形成されている。開口
22の先端側部分には、必要に応じて補強リブ2
3が形成される。これは、接着剤の封入にも好都
合でもあり、係合部21を含む枠材本体20同士
が接合される端面はそれぞれ45度の傾斜をなすた
め、両部材は90度の角度をもつて接合され、本考
案の取付枠を形成する。
相隣する枠材の各係合部21内には、L字状
(略直角)に屈曲された連結部材30が嵌入され
ている。
連結部材30は、例えばばね鋼板により製造さ
れ第4図および第5図に示すように、係合部21
との当接部には少なくとも2つの突部31,31
がそれぞれ形成されている。各突部31は、枠材
本体20の接合方向に向かつて切り起こされてお
り、各突部31はばね作用を有する。各突部31
の先端は、連結部材30を係合部21内に嵌入さ
せた場合に、該係合部21の内周面に当接するこ
とにより、連結部材30が抜け止めされる。連結
部材30の屈曲部には、屈曲部に沿つて断面が半
円状となるように打ち出し補強部32が形成され
ている。
本考案のエアーフイルターパツク取付枠は、次
のように組み立てられる。接合すべき一方の係合
部21内に、連結部材30の一側部を、該連結部
材30の屈曲部が、該枠材本体20の端面に当接
するまで嵌入させる。次いで、他方の係合部21
内に、連結部30の他方の端部を嵌入させて、両
枠材本体20,20の端面同士を密着接合させ
る。そして、各枠材本体20の内周面に接着剤を
塗布する。これにエアーフイルターパツク10の
外周面を当てがい、エアーフイルターパツク10
を枠材本体20に接着させる。これによりエアー
フイルターパツク10の外周面は両枠材本体2
0,20に固定される。各枠材本体20の係合部
21は、エアーフイルターパツク10の気流透過
面11に対向する。この場合、接着剤は、各枠材
本体20の接合面間に流入する。その結果、枠材
本体20の接合端面同士は確実に密着する。連結
部材30の突部31がそのばね力をもつて係合部
21の内周面に当接しているため、各枠材本体2
0同士は抜け止めされ、はずれるおそれがない。
本考案のエアーフイルターパツク取付枠は、例
えば送風機とエアーフイルターとを組み合わせた
小型のエアーフイルター装置のケーシングに取付
けて使用することも可能である。
(考案の効果) 本考案のエアーフイルターパツク取付枠は、こ
のように、薄型・軽量であり、しかも十分な強度
を有する。各枠材本体の断面形状は同一なので、
例えばアルミニウム押出成型機によりきわめて容
易に大量に製作される。連結部材を係合部に嵌入
させるだけで相隣する枠材同士を強固に連結し得
るため、組み立てはきわめて容易である。ボルト
等を使用しないため、リークのおそれがない。枠
材本体の外側面は、何ら加工されておらず、外観
も美しい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のエアーフイルターパツク取付
枠の一例を示す部分斜視図、第2図はその正面
図、第3図はその一部破断縦断面図、第4図は第
2図の−線における断面図、第5図は連結部
材の一例を示す平面図、第6図はその側面図であ
る。 10……エアーフイルターパツク、20……枠
材本体、21……係合部、30……連結部材、3
1……突部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 (1) エアーフイルターパツクの四周面に配置
    され、それぞれの端面同士 が突き合わされ
    て接合される枠材本体と、 (2) 各枠材本体の両側縁からエアーフイルター
    の気流透過面に対向する形で突出する中空の
    係合部と、 (3) 接合される枠材同士を、各係合部内に嵌入
    することにより連結する連結部材と、 を有するエアーフイルターパツク取付枠。 2 前記連結部材はL字形をなし、前記係合部と
    の当接面に突部を有する実用新案登録請求の範
    囲第1項に記載のエアーフイルターパツク取付
    枠。 3 前記枠材の接合される端面は45度に傾斜して
    いる実用新案登録請求の範囲第1項に記載のエ
    アーフイルターパツク取付枠。
JP1985179345U 1985-11-20 1985-11-20 Expired - Lifetime JPH0541765Y2 (ja)

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JPS6287722U JPS6287722U (ja) 1987-06-04
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JPS6287722U (ja) 1987-06-04

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