JPH0541682A - 分岐装置 - Google Patents

分岐装置

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Publication number
JPH0541682A
JPH0541682A JP3216634A JP21663491A JPH0541682A JP H0541682 A JPH0541682 A JP H0541682A JP 3216634 A JP3216634 A JP 3216634A JP 21663491 A JP21663491 A JP 21663491A JP H0541682 A JPH0541682 A JP H0541682A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
cable
relay
current
fault
Prior art date
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Pending
Application number
JP3216634A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Takahashi
務 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0541682A publication Critical patent/JPH0541682A/ja
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  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 「+」極側のケーブルに障害が発生したとし
ても、海底ケーブルシステム全体が断となる不都合が生
じないものとする。 【構成】 端子11への接続ケーブル側(「+」極側の
ケーブル)に障害があって電流が断となった場合、端子
13に接続された陸揚局の給電装置を「−」極から
「+」極へ設定変更する。この場合、電流は、端子13
からリレーコイルK3,ダイオード14を通り、端子1
2に流れる。このとき、リレー接点R3−1は破線で示
す状況に切り替わり、リレーコイルK1,K2には電流
は流れない。また、リレー接点R3−2が破線で示す状
況へ切り替わるので、端子11は接地され、障害点が海
水に接水している場合の電流の流れ込みが防がれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、海底ケーブルシステ
ムに用いられる分岐装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の分岐装置は、3つの
入出力端子を有している。この分岐装置は、1システム
に1台が設置され、各入出力端子に接続される陸揚局に
おける給電装置の極性は固定されている。すなわち、1
陸揚局の給電装置が「+」極,2陸揚局の給電装置がそ
れぞれ「−」極とされ、「−」極の一方は分岐装置の中
で海水に接地されている。このとき、「−」極側のケー
ブル部分に障害が発生した場合は、障害が発生したケー
ブル側を分岐装置の中で接地されている回路に切り替え
ることで、残りのケーブルを生かすことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の分岐装置によると、「+」極側のケーブルに
障害が発生した場合、システム全体が断となる不都合が
あった。なお、上述では、1システムに分岐装置を1台
設置した場合について述べたが、1システムに分岐装置
を複数台設置し、多くの陸揚局間を結ぶ海底ケーブルシ
ステムを構築しようとした場合、このシステムに従来の
分岐装置を使用すると、1カ所のケーブル障害で全ての
システムが断となってしまい、他に与える影響がきわめ
て大きい。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するためになされたもので、給電通路切替手段を
設け、3つの入出力端子の内いずれの端子系に障害が生
じても、障害の生じていない残る2つの端子系間に、給
電通路を切り替えて形成し得るようにしたものである。
【0005】
【作用】したがってこの発明によれば、給電通路切替手
段として例えばリレーやダイオードを用いて適当な回路
を構築し、3端子系のうち1端子系へ「+」,「−」両
極の設定が選択的に可能な構成とすれば、「+」極側の
ケーブルに接続された端子系に障害が発生した場合、上
記1端子系への設定を「+」極へ変更することにより、
障害の生じていない残る2つの端子系間に給電通路を切
り替えて形成し得る。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係る分岐装置を詳細に説明す
る。
【0007】図1はこの分岐装置の一実施例を示す回路
構成図である。同図において、11,12,13は3つ
の入出力端子、14はダイオード、15,16,17は
同一特性のリレー、K1,K2,K3はリレー15,1
6,17のコイル、R1−1,R1−2はリレー15の
接点、R2はリレー16の接点、R3−1,R3−2は
リレー17の接点である。
【0008】図1において、リレー15,16,17の
各リレー接点の接続状況(実線)は、リレーコイルK
1,K2,K3への通電付勢が行われていない初期状態
を示している。リレーコイルK1,K2,K3が通電付
勢されると、図示破線で示す側に切り替わる。
【0009】端子11は第1の陸揚局の給電装置に接続
され、端子12,13は第2,第3の陸揚局の給電装置
に接続されている。通常は、第1の陸揚局の給電装置が
「+」極、第2,第3の陸揚局の給電装置が「−」極と
されている。また、本実施例において、第3の陸揚局の
給電装置は、「+」,「−」両極への設定が選択的に可
能とされている。
【0010】図2(a)〜(c)はこの分岐装置10に
おける接続パターン、すなわち給電通路の形成状況を簡
略化して示したもので、図2(a)は通常時の接続パタ
ーン、図2(b)は端子11への接続ケーブル側に障害
があって電流が断となった場合の接続パターン、図2
(c)は端子12への接続ケーブル側に障害があって電
流が断となった場合の接続パターンである。
【0011】通常時において、電流は、端子11からリ
レーコイルK1を通り、端子12へ流れる。このとき、
リレー接点R1−1は破線で示す状況へ切り替わり、端
子13は接地される。また、リレー接点R1−2が破線
で示す状況へ切り替わるので、リレーコイルK2,K3
には電流は流れない。
【0012】端子11への接続ケーブル側に障害があっ
て電流が断となった場合、第3の陸揚局の給電装置を
「−」極から「+」極へ設定変更する。すなわち、端子
13への設定を、「−」極から「+」極へ変更する。こ
の場合、電流は、端子13からリレーコイルK3,ダイ
オード14を通り、端子12に流れる。このとき、リレ
ー接点R3−1は破線で示す状況に切り替わり、リレー
コイルK1,K2には電流は流れない。また、リレー接
点R3−2が破線で示す状況へ切り替わるので、端子1
1は接地され、障害点が海水に接水している場合の電流
の流れ込みが防がれる。
【0013】端子12への接続ケーブル側に障害があっ
て電流が断となった場合、電流は、端子11からリレー
コイルK2を通り、端子13に流れる。このとき、リレ
ー接点R2は破線で示す状況に切り替わるので、障害ケ
ーブル側の端子12が接地されるものとなり、不要なパ
スにより電流が引き込まれることがない。さらに、リレ
ーコイルK3に直列に接続されたダイオードにより、端
子11から端子12の間でリレーコイルK1,K3を通
るパスは、電流が全く流れない。すなわち、感能電流が
異なる2つのリレーの動作時間差で切り替えるような不
確定な動作(従来よく使われた)によらない。
【0014】図3はシステムに2台の分岐装置10を設
置したした場合の各分岐装置10における接続パターン
を示す。同図(a)は通常時の場合、同図(b)〜
(f)は、×点で示す障害発生時の接続パターンを示
す。なお、同図において、1〜4は陸揚局を示す。陸揚
局2および3は、「+」,「−」両極への設定が選択的
に可能であり、通常時は「−」極に設定されている。
【0015】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、給電通路切替手段として例えばリレーや
ダイオードを用いて適当な回路を構築し、3端子系のう
ち1端子系へ「+」,「−」両極の設定が選択的に可能
な構成とすれば、「+」極側のケーブルに接続された端
子系に障害が発生した場合、上記1端子系への設定を
「+」極へ変更することにより、障害の生じていない残
る2つの端子系間に給電通路を切り替えて形成し得るも
のとなり、「+」極側のケーブルに障害が発生したとし
ても、システム全体が断となる不都合が生じないものと
なる。また、1システムに分岐装置を複数台設置し、多
くの陸揚局間を結ぶ海底ケーブルシステムを構築しよう
とした場合、1カ所のケーブル障害で全てのシステムが
断となってしまうことを防ぐことができる。さらに、本
発明の分岐装置は、高信頼性が要求される海底ケーブル
システムに使用されるため、回路の構成をシンプルに
し、部品数をできる限り少なくするという特徴も有して
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分岐装置の一実施例を示す回路構
成図。
【図2】この分岐装置における3つの接続パターンすな
わち給電通路の形成状況を簡略化して示した図。
【図3】システムに2台の分岐装置を設置したした場合
の各分岐装置における接続パターンを示す図。
【符号の説明】
1〜4 陸揚局 10 分岐装置 14 ダイオード 11,12,13 入出力端子 15,16,17 リレー K1,K2,K3 リレーコイル R1−1,R1−2,R2,R3−1,R3−2 リ
レー接点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3つの入出力端子を有してなる分岐装置
    において、前記入出力端子の内いずれの端子系に障害が
    生じても障害の生じていない残る2つの端子系間に給電
    通路を切り替えて形成し得る給電通路切替手段を備えて
    なる分岐装置。
JP3216634A 1991-08-02 1991-08-02 分岐装置 Pending JPH0541682A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3216634A JPH0541682A (ja) 1991-08-02 1991-08-02 分岐装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3216634A JPH0541682A (ja) 1991-08-02 1991-08-02 分岐装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0541682A true JPH0541682A (ja) 1993-02-19

Family

ID=16691512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3216634A Pending JPH0541682A (ja) 1991-08-02 1991-08-02 分岐装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0541682A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09181654A (ja) * 1995-12-21 1997-07-11 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> 給電路切替回路
JPH09233004A (ja) * 1996-02-20 1997-09-05 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> 給電路切替回路
CN103941689A (zh) * 2014-04-17 2014-07-23 浙江大学 一种海底观测网电极切换和维护系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09181654A (ja) * 1995-12-21 1997-07-11 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> 給電路切替回路
JPH09233004A (ja) * 1996-02-20 1997-09-05 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> 給電路切替回路
CN103941689A (zh) * 2014-04-17 2014-07-23 浙江大学 一种海底观测网电极切换和维护系统

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