JPH11206009A - 水中通信システムのための分岐ユニット - Google Patents
水中通信システムのための分岐ユニットInfo
- Publication number
- JPH11206009A JPH11206009A JP28782498A JP28782498A JPH11206009A JP H11206009 A JPH11206009 A JP H11206009A JP 28782498 A JP28782498 A JP 28782498A JP 28782498 A JP28782498 A JP 28782498A JP H11206009 A JPH11206009 A JP H11206009A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminations
- branch unit
- response
- relays
- delta network
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B3/00—Line transmission systems
- H04B3/02—Details
- H04B3/44—Arrangements for feeding power to a repeater along the transmission line
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 水中通信システム用の分岐ユニット、特にい
くつかの異なるシャント障害のシナリオを処理できるス
パーオンスパー(SOS)分岐ユニットを提供するこ
と。 【解決手段】 上記分岐ユニット(10)は、シャント
障害がある場合に分岐ユニット(10)の電力ルーティ
ング構成を制限する、二つの終端(12、13)間に結
合された遅延回路(23)を含む切換え回路(20、2
1、22)を備えている。遅延回路(23)は加えられ
た電流の増加率に応答し、それによって加えられた電流
の増加率が所定のレベルより低い場合にのみ遅延回路
(23)が動作することが好ましい。
くつかの異なるシャント障害のシナリオを処理できるス
パーオンスパー(SOS)分岐ユニットを提供するこ
と。 【解決手段】 上記分岐ユニット(10)は、シャント
障害がある場合に分岐ユニット(10)の電力ルーティ
ング構成を制限する、二つの終端(12、13)間に結
合された遅延回路(23)を含む切換え回路(20、2
1、22)を備えている。遅延回路(23)は加えられ
た電流の増加率に応答し、それによって加えられた電流
の増加率が所定のレベルより低い場合にのみ遅延回路
(23)が動作することが好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水中通信システム
のための分岐ユニット、特にいくつかの異なるシャント
障害のシナリオを処理できるスパーオンスパー(SO
S)分岐ユニットに関する。
のための分岐ユニット、特にいくつかの異なるシャント
障害のシナリオを処理できるスパーオンスパー(SO
S)分岐ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】英国特許出願第GB−A−228762
5号に記載された分岐ユニットは、三つの伝送路終端の
いずれか二つが相対伝送路間電圧に応じて相互接続で
き、続いて第三の伝送路終端が海地気に接続できる電力
の遠隔切換えを実施する。この分岐ユニット設計は世界
中の海中通信システムで広く使用されている。
5号に記載された分岐ユニットは、三つの伝送路終端の
いずれか二つが相対伝送路間電圧に応じて相互接続で
き、続いて第三の伝送路終端が海地気に接続できる電力
の遠隔切換えを実施する。この分岐ユニット設計は世界
中の海中通信システムで広く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1に、メイントラン
ク2に接続され、かつ第一の陸上端末局4への一次スパ
ー3を備えた上述のタイプの分岐ユニット1を含む海中
通信システムの一部分を示す。一次スパー3は、第二の
陸上端末7への二次スパー6を与えるスパーオンスパー
(SOS)分岐ユニット5を含む。図示の標準の給電構
成では、メイントランク1が、一次スパーケーブル終端
が海地気8に接続される通常の方法で給電される。次に
第一の陸上端末4がSOS分岐ユニット5を介して同じ
海地気8まで給電され、それによってSOS分岐ユニッ
ト5でさらなる海地気9が配置される。最後に、第二の
陸上端末7がこの海地気9まで給電される。SOS分岐
ユニット5は、第一の陸上端末4がSOS分岐ユニット
5で海地気9へ負端給電し、第二の陸上端末7がメイン
トランク分岐ユニット1で海地気8へ負端給電するよう
に一次スパーの二つのレグ31および32に関して対称に
動作する。
ク2に接続され、かつ第一の陸上端末局4への一次スパ
ー3を備えた上述のタイプの分岐ユニット1を含む海中
通信システムの一部分を示す。一次スパー3は、第二の
陸上端末7への二次スパー6を与えるスパーオンスパー
(SOS)分岐ユニット5を含む。図示の標準の給電構
成では、メイントランク1が、一次スパーケーブル終端
が海地気8に接続される通常の方法で給電される。次に
第一の陸上端末4がSOS分岐ユニット5を介して同じ
海地気8まで給電され、それによってSOS分岐ユニッ
ト5でさらなる海地気9が配置される。最後に、第二の
陸上端末7がこの海地気9まで給電される。SOS分岐
ユニット5は、第一の陸上端末4がSOS分岐ユニット
5で海地気9へ負端給電し、第二の陸上端末7がメイン
トランク分岐ユニット1で海地気8へ負端給電するよう
に一次スパーの二つのレグ31および32に関して対称に
動作する。
【0004】一方のレグにシャントケーブル障害が発生
すると、この二次スパー構成に関して問題が発生するこ
とがわかっている。シャント障害の検出の後に障害レグ
を分離しようとして陸上端末の一つからSOS分岐ユニ
ット5へ電力が供給された場合、分岐ユニット5の対称
的な性質によって、障害レグが海地気に対して比較的低
い電気的インピーダンスを有する場合に伝送路電流が障
害レグに流れ込み、障害のないレグに電力が供給されな
いことがある。
すると、この二次スパー構成に関して問題が発生するこ
とがわかっている。シャント障害の検出の後に障害レグ
を分離しようとして陸上端末の一つからSOS分岐ユニ
ット5へ電力が供給された場合、分岐ユニット5の対称
的な性質によって、障害レグが海地気に対して比較的低
い電気的インピーダンスを有する場合に伝送路電流が障
害レグに流れ込み、障害のないレグに電力が供給されな
いことがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】シャントケーブル障害
は、障害のないレグ上のトラフィックの損失なしに迅速
に処理されることが重要である。メイントランク分岐ユ
ニット1で電力ルーティングを再構成しなければならな
いことはシステム運用者にとって重大な財政損失となる
ので特に望ましくない。
は、障害のないレグ上のトラフィックの損失なしに迅速
に処理されることが重要である。メイントランク分岐ユ
ニット1で電力ルーティングを再構成しなければならな
いことはシステム運用者にとって重大な財政損失となる
ので特に望ましくない。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明によれば、水中通信システ
ムのための分岐ユニットは、それぞれ対応する数の伝送
路ケーブルの異なる一つ用の三つの終端と、相対伝送路
間電圧に応じて適切な一対の終端間に電流経路を確立す
るように作動可能な切換え回路とを含み、切換え回路
は、シャント障害がある場合に分岐ユニットの電力ルー
ティング構成を制限する、二つの終端間に結合された遅
延回路を含む。
ムのための分岐ユニットは、それぞれ対応する数の伝送
路ケーブルの異なる一つ用の三つの終端と、相対伝送路
間電圧に応じて適切な一対の終端間に電流経路を確立す
るように作動可能な切換え回路とを含み、切換え回路
は、シャント障害がある場合に分岐ユニットの電力ルー
ティング構成を制限する、二つの終端間に結合された遅
延回路を含む。
【0007】本発明の分岐ユニットは、ケーブルシャン
ト障害が発生したレグに切換え電流が流れるのを防止す
るようになされ、スパーオンスパー分岐ユニットとして
の使用に特に適している。
ト障害が発生したレグに切換え電流が流れるのを防止す
るようになされ、スパーオンスパー分岐ユニットとして
の使用に特に適している。
【0008】切換え回路は、それぞれ関連する一対の終
端間に回路経路を確立するように作動可能な三つの継電
器を含むことが好ましい。
端間に回路経路を確立するように作動可能な三つの継電
器を含むことが好ましい。
【0009】遅延回路は、所定の一対の終端間の接続を
確立する際に切換え回路の応答を制御するための手段を
含むことが好ましい。遅延回路は、加えられた電流の増
加率に応答し、それによって加えられた電流の増加率が
所定のレベルより低い場合にのみ遅延回路が動作するこ
とがより好ましい。切換え回路は、所定の率を超える二
つの終端間に加えられた電流の増加率に応答して前記接
続の確立を促進するように構成されることが最も好まし
い。
確立する際に切換え回路の応答を制御するための手段を
含むことが好ましい。遅延回路は、加えられた電流の増
加率に応答し、それによって加えられた電流の増加率が
所定のレベルより低い場合にのみ遅延回路が動作するこ
とがより好ましい。切換え回路は、所定の率を超える二
つの終端間に加えられた電流の増加率に応答して前記接
続の確立を促進するように構成されることが最も好まし
い。
【0010】切換え回路は、相対伝送路間電圧に応じて
三つの終端の適切な一対の終端間に電流経路を確立する
ように作動可能であり、かつそれぞれデルタ網の一辺を
形成する三つの継電器を含み、デルタ網の各辺が三つの
終端の異なる対の間に接続され、共通の一つの終端に接
続されたデルタ網の二つの辺のそれぞれの継電器が、前
記共通の一つの終端に関して同じ方向に電流が流れるこ
とに応答してのみ作動可能なように構成され、遅延回路
が、デルタ網の残りの辺の内部に結合され、他の二つの
継電器に対する関連する継電器の応答を制御することが
好ましい。 デルタ網の前記二つの辺のそれぞれの継電
器は、前記共通の一つの終端と他の二つの終端のそれぞ
れの一つとの間の正の電位差に応答してのみ作動可能で
あるように構成されることが好ましい。
三つの終端の適切な一対の終端間に電流経路を確立する
ように作動可能であり、かつそれぞれデルタ網の一辺を
形成する三つの継電器を含み、デルタ網の各辺が三つの
終端の異なる対の間に接続され、共通の一つの終端に接
続されたデルタ網の二つの辺のそれぞれの継電器が、前
記共通の一つの終端に関して同じ方向に電流が流れるこ
とに応答してのみ作動可能なように構成され、遅延回路
が、デルタ網の残りの辺の内部に結合され、他の二つの
継電器に対する関連する継電器の応答を制御することが
好ましい。 デルタ網の前記二つの辺のそれぞれの継電
器は、前記共通の一つの終端と他の二つの終端のそれぞ
れの一つとの間の正の電位差に応答してのみ作動可能で
あるように構成されることが好ましい。
【0011】デルタ網の前記二つの辺のそれぞれは、関
連する終端間で電流の流れを一方向に制限する整流器回
路を含むことが好ましい。
連する終端間で電流の流れを一方向に制限する整流器回
路を含むことが好ましい。
【0012】デルタ網の前記残りの辺は、関連する継電
器および遅延回路の周囲に構築された整流器ブリッジ網
を含むことが好ましい。
器および遅延回路の周囲に構築された整流器ブリッジ網
を含むことが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一例を添付の図面を参照
しながら下記に説明する。
しながら下記に説明する。
【0014】図2および図3に本発明による分岐ユニッ
ト10の一例の概略図を示す。分岐ユニット10はそれ
ぞれ三本の伝送路ケーブル14〜16の異なる一つ用の
三つの終端11〜13を含む。三つの継電器17〜19
のコイルは、各辺が異なる1対の終端間に接続されたデ
ルタ網のそれぞれの辺20〜22に備えられている。辺
21および22の継電器18および19はそれぞれ整流
器ダイオードの構成内で接続されており、電流が終端1
1から終端13へ流れた場合にのみ継電器18のコイル
が通電され、かつ電流が終端11から終端12へ流れた
場合にのみ継電器19のコイルが通電されるようになさ
れている。デルタ網の残りの辺20は、整流器ブリッジ
回路内の関連する継電器17と直列に接続されたタイミ
ング回路23を含む。下記に詳述するように、これによ
って継電器17のコイルは、伝送路電流がゆっくりと加
えられた場合、例えば1mAs-1の場合に感度が下が
り、それによってそれぞれデルタ網の他の辺21および
22内に接続された他の二つの継電器18および19の
一方の動作が可能になる。
ト10の一例の概略図を示す。分岐ユニット10はそれ
ぞれ三本の伝送路ケーブル14〜16の異なる一つ用の
三つの終端11〜13を含む。三つの継電器17〜19
のコイルは、各辺が異なる1対の終端間に接続されたデ
ルタ網のそれぞれの辺20〜22に備えられている。辺
21および22の継電器18および19はそれぞれ整流
器ダイオードの構成内で接続されており、電流が終端1
1から終端13へ流れた場合にのみ継電器18のコイル
が通電され、かつ電流が終端11から終端12へ流れた
場合にのみ継電器19のコイルが通電されるようになさ
れている。デルタ網の残りの辺20は、整流器ブリッジ
回路内の関連する継電器17と直列に接続されたタイミ
ング回路23を含む。下記に詳述するように、これによ
って継電器17のコイルは、伝送路電流がゆっくりと加
えられた場合、例えば1mAs-1の場合に感度が下が
り、それによってそれぞれデルタ網の他の辺21および
22内に接続された他の二つの継電器18および19の
一方の動作が可能になる。
【0015】図4に詳細に示すタイミング回路23は、
網Rt、Ct、R2、R3、D1およびD2によってバ
イアスをかけられるゲート25を備えた電界効果トラン
ジスタ(FET)24を含む。
網Rt、Ct、R2、R3、D1およびD2によってバ
イアスをかけられるゲート25を備えた電界効果トラン
ジスタ(FET)24を含む。
【0016】これは、供給電流の意図された高速増加
率、例えば最大20mAs-1で、ゲート25がFET2
4をオンにするのに十分大きいバイアスをかけられるよ
うに構成される。使用可能な伝送路間電圧のほぼすべて
が継電器コイル26に印加され、継電器17をプルイン
させる。ゲートバイアスは供給電圧の最初の増加後の短
期間しか持続せず、その後FET24がオフになる。抵
抗R1はFET24の周囲にバイパス経路を与える:そ
の値は、FET24がオフになった後で継電器コイル2
6を通る最小保持電流を維持するためにのみ設定され
る。
率、例えば最大20mAs-1で、ゲート25がFET2
4をオンにするのに十分大きいバイアスをかけられるよ
うに構成される。使用可能な伝送路間電圧のほぼすべて
が継電器コイル26に印加され、継電器17をプルイン
させる。ゲートバイアスは供給電圧の最初の増加後の短
期間しか持続せず、その後FET24がオフになる。抵
抗R1はFET24の周囲にバイパス経路を与える:そ
の値は、FET24がオフになった後で継電器コイル2
6を通る最小保持電流を維持するためにのみ設定され
る。
【0017】供給電圧がよりゆっくり増加すると、FE
T24をオンにするには不十分なゲートバイアスが発生
する。継電器コイル26にはR1を介していくらかの電
流が流れるが、これは継電器をプルインするには不十分
である。
T24をオンにするには不十分なゲートバイアスが発生
する。継電器コイル26にはR1を介していくらかの電
流が流れるが、これは継電器をプルインするには不十分
である。
【0018】分岐ユニット10は以下のように動作す
る。伝送路ケーブル15で地気障害が発生した場合、伝
送路ケーブル16に接続された陸上端末(図示されてい
ない)の電力供給は、タイミング回路23が継電器17
の感度を下げるために伝送路電流レベルが十分ゆっくり
と増加するように制御される。デルタ網の辺21の電流
の流れは継電器18のコイルを通電し、それによって通
常は閉じている継電器スイッチB1およびB2を開いて
伝送路ケーブル15および伝送路終端12を分離する。
さらに電力を供給すると接地継電器27およびそれに関
連する接地継電器スイッチD1が通常の方法で作動して
伝送路終端12を海地気28に接続する。
る。伝送路ケーブル15で地気障害が発生した場合、伝
送路ケーブル16に接続された陸上端末(図示されてい
ない)の電力供給は、タイミング回路23が継電器17
の感度を下げるために伝送路電流レベルが十分ゆっくり
と増加するように制御される。デルタ網の辺21の電流
の流れは継電器18のコイルを通電し、それによって通
常は閉じている継電器スイッチB1およびB2を開いて
伝送路ケーブル15および伝送路終端12を分離する。
さらに電力を供給すると接地継電器27およびそれに関
連する接地継電器スイッチD1が通常の方法で作動して
伝送路終端12を海地気28に接続する。
【0019】継電器17の動作は、伝送路終端12およ
び13間のデルタ網の辺20に沿って電流をより高速に
加えることによってのみ可能である。継電器18および
19のいずれかが通電される傾向もあるが、タイミング
回路23は、これらの継電器のいずれかを通過する電流
よりも多くの電流が継電器17を通過するよう構成され
ている。
び13間のデルタ網の辺20に沿って電流をより高速に
加えることによってのみ可能である。継電器18および
19のいずれかが通電される傾向もあるが、タイミング
回路23は、これらの継電器のいずれかを通過する電流
よりも多くの電流が継電器17を通過するよう構成され
ている。
【0020】上記の例では、継電器17は、通常の増加
率で電力供給する他の二つの継電器18および19の影
響を受けないように高速電力供給に応答してのみ作動可
能である。しかしながら、代替の実施形態として、継電
器17が継電器18および19の高速電力供給を必要と
する長時間の電力供給に応答してのみ作動可能であるよ
うに構成することもできる。この場合、タイミング回路
を辺20ではなく辺21および22に設ける必要があろ
う。
率で電力供給する他の二つの継電器18および19の影
響を受けないように高速電力供給に応答してのみ作動可
能である。しかしながら、代替の実施形態として、継電
器17が継電器18および19の高速電力供給を必要と
する長時間の電力供給に応答してのみ作動可能であるよ
うに構成することもできる。この場合、タイミング回路
を辺20ではなく辺21および22に設ける必要があろ
う。
【0021】次にいくつかの起こりうるケーブルシャン
ト障害について説明する。
ト障害について説明する。
【0022】図5にSOS分岐ユニット10と第一の陸
上端末29の間の一次スパーに障害がある状況を示す。
上記のように、このシナリオでは、第二の陸上端末30
への電力供給はランプを構成ポイントを超えて遅らせる
必要があり、これによって障害レグを分離する。構成が
成功した後での電力供給は通常通り続行され、海地気を
障害レグに接続する。
上端末29の間の一次スパーに障害がある状況を示す。
上記のように、このシナリオでは、第二の陸上端末30
への電力供給はランプを構成ポイントを超えて遅らせる
必要があり、これによって障害レグを分離する。構成が
成功した後での電力供給は通常通り続行され、海地気を
障害レグに接続する。
【0023】図6に二次スパーに障害がある状況を示
す。このシナリオでは、第一の陸上端末29への電力供
給はランプを構成ポイントを超えて遅らせる必要があ
り、これによって障害レグを分離する。構成が成功した
後での電力供給は通常通り続行され、海地気を障害レグ
に接続する。
す。このシナリオでは、第一の陸上端末29への電力供
給はランプを構成ポイントを超えて遅らせる必要があ
り、これによって障害レグを分離する。構成が成功した
後での電力供給は通常通り続行され、海地気を障害レグ
に接続する。
【0024】図7にメイントランク分岐ユニット31と
SOS分岐ユニット10の間の一次スパーに障害がある
状況を示す。このシナリオでは、第一の陸上端末29は
高速で第二の陸上端末30に両端給電し、SOS分岐ユ
ニット10で仮想地気を維持する。
SOS分岐ユニット10の間の一次スパーに障害がある
状況を示す。このシナリオでは、第一の陸上端末29は
高速で第二の陸上端末30に両端給電し、SOS分岐ユ
ニット10で仮想地気を維持する。
【図1】陸上端末に二次スパーを与えるスパーオンスパ
ー分岐ユニットを備えた水中通信システムの一部分を示
す図である。
ー分岐ユニットを備えた水中通信システムの一部分を示
す図である。
【図2】本発明による分岐ユニットの一例の簡略化した
デルタ網構造図である。
デルタ網構造図である。
【図3】図2の分岐ユニットの簡略化した回路図であ
る。
る。
【図4】図2および図3の分岐ユニットで使用するタイ
ミング回路の一例を示す図である。
ミング回路の一例を示す図である。
【図5】ケーブルシャント障害のシナリオを示す図であ
る。
る。
【図6】ケーブルシャント障害のシナリオを示す図であ
る。
る。
【図7】ケーブルシャント障害のシナリオを示す図であ
る。
る。
1 分岐ユニット 2 メイントランク 3 一次スパー 31、32 レグ 4、29 第一の陸上端末局 5 スパーオンスパー(SOS)分岐ユニット 6 二次スパー 7、30 第二の陸上端末 8、28 海地気 10 分岐ユニット 11、12、13 終端 14、15、16 伝送路ケーブル 17、18、19 継電器 20、21、22 デルタ網の辺 23 タイミング回路 24 FET 25 ゲート 26 継電器コイル 27 接地継電器 31 メイントランク分岐ユニット B1、B2 継電器スイッチ Ct、D1、D2、R2、R3、Rt 網 R1 抵抗
Claims (9)
- 【請求項1】 それぞれ対応する数の伝送路ケーブルの
異なる一つ用の三つの終端と、 相対伝送路間電圧に応じて適切な一対の終端間に電流経
路を確立するように作動可能な切換え回路とを含み、 切換え回路が、シャント障害がある場合に分岐ユニット
の電力ルーティング構成を制限する、二つの終端間に結
合された遅延回路を含む水中通信システムのための分岐
ユニット。 - 【請求項2】 切換え回路が、それぞれ関連する一対の
終端間に電流経路を確立するように作動可能な三つの継
電器を含む請求項1に記載の分岐ユニット。 - 【請求項3】 遅延回路が、所定の一対の終端間の接続
を確立する際に切換え回路の応答を遅延させる手段を含
む請求項1に記載の分岐ユニット。 - 【請求項4】 遅延回路が二つの終端間に加えられた電
流の増加率に応答し、それによって加えられた電流の増
加率が所定のレベルより低い場合にのみ遅延回路が所定
の一対の終端間の接続を確立する際に切換え回路の応答
を遅延させる請求項1に記載の分岐ユニット。 - 【請求項5】 切換え回路が、所定の率を超える二つの
終端間に加えられた電流の増加率に応答して前記接続の
確立を促進するように構成されている請求項3または4
のいずれか一項に記載の分岐ユニット。 - 【請求項6】 切換え回路が、相対伝送路間電圧に応じ
て適切な一対の終端間に電流経路を確立するように作動
可能であり、かつそれぞれデルタ網の一辺を形成する三
つの継電器を含み、デルタ網の各辺が三つの終端の異な
る対の間に接続され、共通の一つの終端に接続されたデ
ルタ網の二つの辺のそれぞれの継電器が、前記一つの終
端に関して同じ方向に電流が流れることに応答してのみ
作動可能なように構成され、遅延回路が、デルタ網の残
りの辺の内部に結合され、他の継電器に対する関連する
継電器の応答を制御する請求項1に記載の分岐ユニッ
ト。 - 【請求項7】 デルタ網の前記二つの辺のそれぞれの継
電器が、前記共通の一つの終端と他の二つの終端のそれ
ぞれの一つとの間の正の電位差に応答してのみ作動可能
であるように構成されている請求項6に記載の分岐ユニ
ット。 - 【請求項8】 デルタ網の前記二つ辺のそれぞれが関連
する終端間で電流の流れを一方向に制限する整流器回路
を含む請求項6または7に記載の分岐ユニット。 - 【請求項9】 デルタ網の前記残りの辺が、関連する継
電器と遅延回路との周囲に構築された整流器ブリッジ網
を含む請求項6に記載の分岐ユニット。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB9722560.1 | 1997-10-24 | ||
GBGB9722560.1A GB9722560D0 (en) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | A branching unit for an underwater communications system |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11206009A true JPH11206009A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=10821090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28782498A Pending JPH11206009A (ja) | 1997-10-24 | 1998-10-09 | 水中通信システムのための分岐ユニット |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0917300A3 (ja) |
JP (1) | JPH11206009A (ja) |
GB (1) | GB9722560D0 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102714547B (zh) * | 2011-07-12 | 2015-04-08 | 华为海洋网络有限公司 | 分路单元、切换供电路径的方法和光传输系统 |
EP2874324B1 (en) * | 2013-11-18 | 2017-03-01 | Alcatel Lucent | Power supply for a submarine branching unit |
CN111133684B (zh) * | 2017-09-29 | 2022-04-08 | 日本电气株式会社 | 海底分支单元和海底分支方法 |
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