JP2001230707A - 給電線接続装置 - Google Patents

給電線接続装置

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JP2001230707A
JP2001230707A JP2000040468A JP2000040468A JP2001230707A JP 2001230707 A JP2001230707 A JP 2001230707A JP 2000040468 A JP2000040468 A JP 2000040468A JP 2000040468 A JP2000040468 A JP 2000040468A JP 2001230707 A JP2001230707 A JP 2001230707A
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JP2000040468A
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Kenichi Asakawa
賢一 浅川
Hiroaki Yano
裕明 矢野
Kazunori Sato
和典 佐藤
Kazuo Eguchi
和夫 江口
Osamu Hino
治 日野
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KDDI Submarine Cable Systems Inc
Original Assignee
KDD Submarine Cable System Co Ltd
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トランク局間の直接給電構成に迅速且つ安定
に遷移できるようにする。 【解決手段】 トランク局30と分岐局34との間の給
電路上に配置されるリレー回路58aに並列に、リレー
動作のしきい値電流を一定値に調整する抵抗86aとリ
レー回路58aの動作時に開放する常閉スイッチ88a
を直列接続した回路を接続する。トランク局30,32
間の給電路上に配置される各リレー回路50a,50b
に並列に、リレー動作のしきい値電流を一定値に調整す
る抵抗82a,82bとリレー回路50a,50bの動
作時に開放する常閉スイッチ84a,84bを直列接続
した回路を接続する。トランク局32と分岐局34との
間の給電路上に配置されるリレー回路58bに並列に、
リレー動作のしきい値電流を一定値に調整する抵抗86
bとリレー回路58bの動作時に開放する常閉スイッチ
88bを直列接続した回路を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給電線接続装置に
関し、より具体的には、光ファイバ伝送システムの分岐
ユニットに配備されるのに適した給電線接続装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】昨今の、光ファイバ・ケーブルをリング
状に接続した海底光ファイバ伝送システムでは、分岐局
の信頼性を高めるために、1つの分岐局に2つの分岐ユ
ニットを接続する二重分岐方式が採用されている。光海
底ケーブルの途中に設けられる光中継器に必要な電力
は、光海底ケーブル内の給電線を介して陸揚げ局から供
給される。
【0003】図3は二重分岐方式の給電系の概略構成ブ
ロック図を示す。10,12はトランク局(又は陸揚げ
局)、14が分岐局、16a,16bは分岐ユニット
(の給電線接続回路)である。給電線20がトランク局
10と分岐ユニット16aの給電線接続端子Aの間に接
続され、給電線22が分岐ユニット16aの給電線接続
端子Cと分岐局14の間に接続される。給電線24が分
岐局14と分岐ユニット16bの給電線接続端子Cとの
間に接続され、給電線26が分岐ユニット16bの給電
線接続端子Bとトランク局12との間に接続される。給
電線28は、分岐ユニット16aの給電線接続端子Bと
分岐ユニット16bの給電線接続端子Aとの間に接続さ
れる。
【0004】分岐ユニット16a,16bは20km程
度の比較的、短い距離で配置されるので、その間のトラ
ンク・ケーブルは一般に無中継伝送となり、電源を必要
としない。図3に示す給電システムは、実際には、図4
に示すように構成される。すなわち、分岐ユニット16
aの給電線接続回路では、給電線接続端子A,C間が接
続する状態にあり、トランク局10が+電位、分岐局1
4が−電位となって、トランク局10から分岐局14に
向かう電流が給電線20,22上を流れる。また、分岐
ユニット16bの給電線接続回路では、給電線接続端子
B,C間が接続する状態にあり、分岐局14が+電位、
トランク局12が−電位となって、分岐局14からトラ
ンク局12に向かう電流が給電線24,26上を流れ
る。
【0005】海底光ファイバ伝送システムの海中分岐ユ
ニットに使用される給電線接続回路として、特開平11
−186959号公報に記載される構成が知られてい
る。図5は、その概略構成ブロック図を示す。その構成
と動作を簡単に説明するが、詳細は、同公報を参照され
たい。なお、海中分岐装置内の給電制御回路に使用可能
な構成要素は、一般に、信頼性の点から、リレー、抵抗
及びツェナーダイオード(ZD)に限定されている。
【0006】30,32はトランク局、34は分岐局、
36a,36bはトランク局30,32間のトランク・
ケーブルに分岐局34を接続する分岐ユニット(の給電
線接続回路)であり、給電線40がトランク局30と分
岐ユニット36aの給電線接続端子A1に接続し、給電
線42が分岐ユニット36aの給電線接続端子C1と分
岐局34に接続する。給電線44が分岐局34と分岐ユ
ニット36bの給電線接続端子C2に接続し、給電線4
6が分岐ユニット36bの給電線接続端子B2とトラン
ク局32に接続する。給電線48は分岐ユニット36a
の給電線接続端子B1と分岐ユニット36bの給電線接
続端子A2に接続する。
【0007】分岐ユニット36aの給電線接続回路の構
成を説明する。給電線接続端子A1は、中央結節点O1
に直接接続し、給電線接続端子B1は、リレー回路50
a及び常閉スイッチ52aを介して中央結節点O1に接
続する。リレー回路50aに並列に、給電線接続端子B
1から中央結節点O1に向かう方向の電流をバイパスす
るツェナー・ダイオード54aが接続する。中央結節点
O1はまた、短絡障害用抵抗56a、リレー回路58
a、常閉スイッチ60a、並びに、スイッチ62aの選
択接点a及び共通接点cを介して給電線接続端子C1に
接続する。抵抗56aに並列に、常開スイッチ64aが
接続する。リレー回路58aに並列に、端子C1から中
央結節点O1に向かう方向の電流をバイパスするツェナ
ー・ダイオード66aが接続する。
【0008】スイッチ62aは2つの選択接点a,b及
び共通接点cを具備し、通常は、共通接点cが選択接点
aに接続している。スイッチ62aの選択接点aがスイ
ッチ60aに接続し、共通接点cが給電線接続端子C1
に接続する。スイッチ62aの選択接点bは、リレー回
路68aを介してアースに接続する。リレー回路68a
に並列に、スイッチ62aの選択接点bの側からアース
に向かう電流をバイパスするツェナー・ダイオード70
aが接続する。また、スイッチ62aの共通接点c(即
ち、給電線接続端子C1)と選択接点bとの間には常開
スイッチ72aが接続する。
【0009】スイッチ62aはリレー回路50aにより
切替え制御される。即ち、リレー回路50aは、電流が
流れていない状態では、スイッチ62aを選択接点aに
接続し、一定以上の電流が流れると、スイッチ62aを
選択接点bに切り替える。リレー回路58aは、一定以
上の電流が流れると、スイッチ52aを開放すると共
に、スイッチ64aを閉成する。リレー回路68aは、
一定以上の電流が流れると、常閉スイッチ60aを開放
すると共に常開スイッチ72aを閉成する。
【0010】リレー回路50a,58a,68aにそれ
ぞれ所定の方向の電流が流れるときでも、リレー回路5
0a,58a,68aの電位差は、並列に接続されるツ
エナー・ダイオード54a,66a,70aの降伏電圧
により制限される。即ち、ツェナー・ダイオード54
a,66a,70aにより、リレー回路50a,58
a,68aに過剰な電流が流れるのを防止する。
【0011】無給電状態では、スイッチ52a,60a
が閉成し、スイッチ62aが選択接点aに接続している
ので、給電線接続端子A1,B1,C1は全て中央結節
点O1で相互に接続していることになる。
【0012】給電線接続端子A1,B1間が接続し、端
子C1がアースに接続する接続状態にしたい場合には、
給電線接続端子A1に+電位、給電線接続端子B1に−
の電位を印加する。すると、給電線接続端子A1から給
電線接続端子B1に向けて電流が流れる。リレー回路5
0aに充分大きな電流が流れ、リレー回路50aはスイ
ッチ62aを選択接点bに切り替える。但し、リレー回
路50aに流れ得る電流は、ツェナー・ダイオード54
aの降伏電圧により制限される。これにより、給電線接
続端子C1は中央結節点O1から切り離され、スイッチ
62aの選択接点b及びリレー回路68aを介してアー
スに接続する。
【0013】ここで、給電線接続端子C1がアースに対
して−の電位になっていると、リレー回路68aに電流
が流れ、リレー回路68aがスイッチ60aを開放する
と共にスイッチ72aを閉成する。スイッチ72aが閉
成する結果、スイッチ62aの接続状態に関わらず、給
電線接続端子C1はスイッチ72a及びリレー回路68
aを介してアースに接続し、これによりアースへの接続
が自己保持される。この状態では、給電線接続端子A
1,B1に接続する給電線とは独立に、給電線接続端子
C1に接続する給電線に電源電流を流すことが可能にな
る。
【0014】給電線接続端子C1がアースに対して+の
電位になっていると、給電線接続端子C1からアースに
向かう電流がツェナー・ダイオード70aを流れるの
で、リレー回路68aには必要な電流が流れない。これ
により、スイッチ72aは開放したままであり、スイッ
チ60aも閉成したままとなる。このときでも、リレー
回路50aに電流が流れている限り、スイッチ62aは
選択接点bに接続しているので、給電線接続端子C1は
中央結節点O1から切り離されてアースに接続してい
る。従って、給電線接続端子C1が−電位の場合と同様
に、給電線接続端子A1,B1に接続する給電線とは独
立に、給電線接続端子C1に接続する給電線に電源電流
を流すことが可能になる。但し、この場合には、給電接
続端子B1の電位が上がって、リレー回路50aに十分
な電流が流れなくなると、スイッチ62aが選択接点a
に切り替わり、この結果、給電線接続端子C1が中央結
節点O1に接続する。
【0015】中央結節点O1と給電線接続端子C1との
間に抵抗56aを挿入してあるので、仮に給電線接続端
子C1が短絡していても、給電線接続端子A1,B1間
に上述の極性の電位を印加することで、給電線接続端子
A1,B1間が接続し、端子C1がアースに接続する接
続状態を確立できる。
【0016】給電線接続端子A1,C1間が接続し、端
子B1が浮いている接続状態にしたいときには、無給電
状態から給電線接続端子A1に+の電位を印加すると共
に給電線接続端子C1に−の電位を印加する。無給電状
態ではスイッチ60aが閉成し、スイッチ62aが選択
接点aに接続しているので、給電線接続端子A1から給
電線接続端子C1に、抵抗56a、リレー回路58a、
スイッチ60a並びにスイッチ62aの選択接点a及び
共通接点cを介して電流が流れる。リレー回路58aに
一定以上の電流が流れることにより、スイッチ64aは
閉成し、スイッチ52aは開放する。スイッチ52aが
開放されることで、給電線接続端子B1は中央結節点O
1から切り離される。スイッチ64aが閉成すること
で、抵抗56aがバイパスされ、無駄な電圧降下が発生
しない。
【0017】分岐ユニット36bの給電線接続回路は、
基本的に、分岐ユニット36aの給電線接続回路と類似
しており、その構成要素50b〜72bは分岐ユニット
36aの構成要素50a〜72aに対応している。相違
点は以下の通りである。即ち、分岐ユニット36aでは
給電線接続端子B1と中央結節点O1との間に、リレー
回路50a、スイッチ52a及びツェナー・ダイオード
54aが接続するが、分岐ユニット36bでは、給電線
接続端子A2と中央結節点O2との間に、同様のリレー
回路50b、スイッチ52b及びツェナー・ダイオード
54bが接続し、中央結節点O2と給電線接続端子B2
は直接、接続している。ツェナー・ダイオード54b
は、中央結節点O2から給電線接続端子A2の方向でリ
レー回路50bをバイパスする向きに接続されている。
ツェナー・ダイオード66bは、中央結節点O2から給
電線接続端子C2の方向に流れる電流がリレー回路58
bをバイパスする向きに接続されている。
【0018】分岐ユニット36b内の給電線接続回路の
動作を簡単に説明する。無給電状態では、スイッチ52
b,60bが閉成し、スイッチ62bが選択接点aに接
続しているので、給電線接続端子A2,B2,C2は全
て中央結節点O2で相互に接続している。
【0019】給電線接続端子A2,B2間が接続し、端
子C2がアースに接続する接続状態にしたい場合には、
給電線接続端子A2に+電位、給電線接続端子B2に−
の電位を印加する。すると、給電線接続端子A2から給
電線接続端子B2に向けて電流が流れる。リレー回路5
0bに充分大きな電流が流れ、リレー回路50bはスイ
ッチ62bを選択接点bに切り替える。但し、リレー回
路50bに流れ得る電流は、ツェナーダイオード54b
の降伏電圧により制限される。これにより、給電線接続
端子C2は中央結節点O2から切り離され、スイッチ6
2bの選択接点b及びリレー回路68bを介してアース
に接続することになる。
【0020】ここで、給電線接続端子C2がアースに対
して−の電位になっていると、リレー回路68bに電流
が流れ、リレー回路68bがスイッチ60bを開放する
と共にスイッチ72bを閉成する。スイッチ72bが閉
成する結果、スイッチ62bの接続状態に関わらず、給
電線接続端子C2はスイッチ72b及びリレー回路68
bを介してアースに接続し、これにより、アースへの接
続が自己保持される。この状態では、給電線接続端子A
2,B2に接続する給電線とは独立に、給電線接続端子
C2に接続する給電線に電源電流を流すことが可能にな
る。
【0021】給電線接続端子C2がアースに対して+の
電位になっていると、給電線接続端子C2からアースに
向かう電流がツェナー・ダイオード70bを流れるの
で、リレー回路68bには必要な電流が流れない。これ
により、スイッチ72bは開放したままであり、スイッ
チ60bも閉成したままとなる。このときでも、リレー
回路50bに電流が流れている限り、スイッチ62bは
選択接点bに接続しているので、給電線接続端子C2は
中央結節点O2から切り離されてアースに接続してい
る。従って、給電線接続端子C2が−電位の場合と同様
に、給電線接続端子A2,B2に接続する給電線とは独
立に、給電線接続端子C2に接続する給電線に電源電流
を流すことが可能になる。但し、この場合には、給電線
接続端子B2の電位が上がって、リレー回路50bに十
分な電流が流れなくなると、スイッチ62bが選択接点
aに切り替わり、この結果、給電線接続端子C2が中央
結節点O2に接続する。
【0022】中央結節点O2と給電線接続端子C2との
間に抵抗56bを挿入してあるので、仮に給電線接続端
子C2が短絡していても、給電線接続端子A2,B2間
に上述の極性の電位を印加することで、給電線接続端子
A2,B2間が接続し、端子C2がアースに接続する接
続状態を確立できる。
【0023】給電線接続端子B2,C2間が接続し、端
子A2が浮いている接続状態にしたいときには、無給電
状態から給電線接続端子C2に+の電位を印加すると共
に給電線接続端子B2に−の電位を印加する。無給電状
態ではスイッチ60bが閉成し、スイッチ62bが選択
接点aに接続しているので、給電線接続端子C2から給
電線接続端子B2に、スイッチ62bの共通接点c及び
選択接点a、スイッチ60b、リレー回路58b、及び
抵抗56bを介して電流が流れる。リレー回路58bに
一定以上の電流が流れることにより、スイッチ64bは
閉成し、スイッチ52bは開放する。スイッチ52bが
開放されることで、給電線接続端子A2は中央結節点O
2から切り離される。スイッチ64bが閉成すること
で、抵抗56bがバイパスされ、無駄な電圧降下が発生
しない。
【0024】このように、各分岐ユニット36a,36
bの給電線接続回路を目的の接続状態に到達させるに
は、分岐ユニット36a,36b内の給電線接続回路に
含まれる複数のリレー50a,64a,68a;50
b,64b,68bを一定の順序で動作させる必要があ
る。また、ケーブル障害に対して、迅速に給電系を再構
築する必要がある。一般的には、陸に近い給電線42,
44が破断される可能性が高く、その場合、図6に示す
ように、給電線40,48,46を互いに接続する、ト
ランク局10,14間での直接給電に迅速に切り換える
必要がある。図6に示す給電構成を確立するには、トラ
ンク局30とトランク局32から給電電流をバランス良
く増加させることにより分岐ユニット36a,36b内
の給電線接続回路のリレー回路50a,50b,58
a,58bを所望の順序で動作させなければならない。
【0025】図7は、図6に示す給電構成の電気的等価
回路を示す。給電線48の電気抵抗をRS3、分岐ユニ
ット36aと地絡点間の給電線(給電線42の一部)の
等価的な抵抗をRC1、分岐ユニット36bと地絡点間
の給電線(給電線44の一部)の等価的な抵抗をRC2
とする。リレー回路50a,50b,58a,58bの
抵抗は、RC1、RC2及びRS3に含まれているもの
とする。また、給電線40,42,44,46に流れる
電流をそれぞれIS1,IS2,IS3,I ,I
S5とする。
【0026】電流IS2,IS3は下式で求められる。
すなわち、 IS2={(RS3+R+RC2)IS1−(R
C2)IS4}/(2R+RC1+RC2
S3) IS3={(R+RC1)IS1−(RS3+R
C2)IS4}/(2R+RC1+RC2
S3) である。ここで、R>>RS3を満たすように、抵抗
の値を設定する。すると、R+RC1>>
S3、R+RC2>RS3であるので、上式は、次
のように近似される。すなわち、 IS2≒(IS1−IS4)/{1+(R+RC1
/(R+RC2)} IS3≒(IS1−IS4)/{1+(R+RC2
/(R+RC1)} となる。
【0027】これらの式から、給電線42,44がアー
スに短絡した場合に、各分岐ユニット36A,36Bか
らそれぞれ給電線42,44に流れる電流IS2,I
S3は、IS1(トランク局30から分岐ユニット36
Aへの電流)とIS4(分岐ユニット36bからトラン
ク局32への電流)の差を超えることはないことが分か
る。従って、給電構成を再構築する場合に、IS1とI
S4の差がリレー回路58a,58bの動作電流I
TH1以下になるようにIS1とIS4を起ち上げてい
けば、リレー回路58a,58bは動作しない。この条
件のもとで、IS1とIS4を交互に増加させていけ
ば、リレー回路50a,50bを動作させることができ
る。リレー回路50a,50bが動作すれば、スイッチ
62a,62bがb接点に接続し、これにより、給電線
接続端子C1,C2がそれぞれ中央結節点O1,O2か
ら切り離されると共に、給電線40,46が給電線48
を介して接続し、トランク局30、32間の直接給電路
が形成される。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般に、リレ
ーの動作しきい値電流は個々のリレーにより大きく異な
る。例えば、通常、海底分岐ユニットに利用される真空
リレーの場合、リレーの動作しきい値電流は、36〜8
7mAの範囲内の値をとる。従って、IS1とI S4
差を36mA以下に保ちながら、IS1とIS4を87
mA以上に徐々に増加させる必要がある。
【0029】また、リレー回路50a及び同50bが動
作すると、それぞれ、給電線42及び同44が分岐ユニ
ット36a及び同36bから切り離されるので、分岐ユ
ニット36a,36bと地絡地点間の電流路が遮断され
る。その結果、条件によっては、リレー回路50a,5
0bに流れる電流値が過渡的に減少する。この減少幅が
大きいと、リレー回路50a,50bが非動作状態に戻
り、その結果、スイッチ62a,62bがチャタリング
を起こしてしまう。これはしばしば、給電の障害とな
る。
【0030】この過渡的な電流の減少幅を制限するに
は、IS1とIS4の差を充分小さい値に保ちながら、
S1とIS4を交互に増加させる必要がある。実際の
起ち上げでは、電源の電流値の設定誤差などを考慮し
て、十分な余裕を持ちながら起ち上げ順を設定する必要
がある。例えば、以下のようなステップで電流、IS1
とIS4を断ち上げる。すなわち、 ステップ#1:IS1を0から25mAに増加し、 ステップ#2:IS4を0から50mAに増加し、 ステップ#3:IS1を25mAから75mAに増加
し、 ステップ#4:IS4を50mAから100mAに増加
し、 ステップ#5:IS1を75mAから1Aに増加し、 ステップ#6:IS4を100mAから1Aに増加す
る。
【0031】従来例では、このように、トランク局3
0,32間の直接給電路を形成するのに6ステップ必要
であり、それも、細心の注意を払って各ステップを経る
必要があるので、目的の給電構成を得るのに相当長い時
間を必要とする。特に、障害発生時には、給電路を迅速
に再構成して通信を再開する必要があるので、給電路の
再構成に要する時間を時間を短縮する必要がある。
【0032】本発明は、このような問題点を解決し、最
小のステップで給電路を再構成できる給電線接続装置を
提示することを目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】本発明に係る給電線接続
装置は、第1、第2及び第3の給電線接続端子と、当該
第1の給電線接続端子に電気的に接続する中央結節点
と、当該第2の給電線接続端子と当該中央結節点との間
を電気的に接続する常閉の第1スイッチと、当該第3の
給電線接続端子と当該中央結節点との間を電気的に接続
する常閉の第2スイッチと、当該第2の給電線接続端子
と当該中央結節点との間を流れる電流量を検出し、検出
された電流量が所定しきい値以上のときに、当該第2ス
イッチを開放する第1の電流検出回路であって、第1の
電流値以上の電流で当該第2スイッチを開放する第1の
リレーと、当該第1の電流検出回路に当該所定しきい値
の電流が入力するときに当該第1のリレーに当該第1の
電流値の電流が入力するように当該第1の電流検出回路
の入力抵抗値を調整する第1の調整抵抗と、当該第1の
リレーの動作に応じて当該第1の調整抵抗を切り離す第
3のスイッチとからなる第1の電流検出回路と、当該第
3の給電線接続端子と当該中央結節点との間を流れる電
流量を検出し、検出された電流量が所定しきい値以上の
ときに、当該第1スイッチを開放する第2の電流検出回
路であって、第2の電流値以上の電流で当該第1スイッ
チを開放する第2のリレーと、当該第2の電流検出回路
に当該所定しきい値の電流が入力するときに当該第2の
リレーに当該第2の電流値の電流が入力するように当該
第2の電流検出回路の入力抵抗値を調整する第2の調整
抵抗と、当該第2のリレーの動作に応じて当該第2の調
整抵抗を切り離す第4のスイッチとからなる第1の電流
検出回路とを具備することを特徴とする。
【0034】この構成により、安定的且つ迅速に所望の
給電構成を確立できる。
【0035】好ましくは、当該第1の調整抵抗及び当該
第3のスイッチが当該第1のリレーに並列なバイパス路
上に配置され、当該第2の調整抵抗及び当該第4のスイ
ッチが当該第2のリレーに並列なバイパス路上に配置さ
れる。
【0036】本発明に係る給電線接続装置は、また、3
つ以上の給電線接続端子と、これら給電線接続端子間の
電気的接続をオン・オフする少なくとも1つの接続スイ
ッチと、所定の給電線接続端子間の電流量を検出し、当
該電流量が所定しきい値以上か否かで当該接続スイッチ
を切り換える電流検出回路であって、当該所定しきい値
の電流とは異なる所定動作電流値に従って当該接続スイ
ッチを切り換えるリレーと、当該電流検出回路に当該所
定しきい値の電流が入力するときに当該リレーに当該所
定動作電流値の電流が入力するように当該電流検出回路
の入力抵抗値を調整する調整抵抗と、当該リレーの動作
に応じて当該調整抵抗を切り離すスイッチとからなる電
流検出回路とを具備することを特徴とする。
【0037】好ましくは、当該電流検出回路が、当該接
続スイッチの配置される当該給電線接続端子間とは異な
る給電線接続端子間に配置される。更には、当該電流検
出回路が、当該接続スイッチ毎に設けられている。
【0038】好ましくは、調整抵抗及び当該スイッチが
当該リレーに並列なバイパス路上に配置される。
【0039】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0040】図1は、本発明の一実施例の概略構成図を
示す。分岐ユニット36a,36bの各構成を、分岐ユ
ニット80a,80bとして図示するように変更した。
図5と同じ構成要素には同じ符号を付してある。
【0041】具体的には、分岐ユニット36aに対応す
る分岐ユニット80aでは、リレー回路50aに並列
に、可変抵抗82aとリレー回路50aにより開放され
る常閉スイッチ84aの直列回路を接続すると共に、リ
レー回路58aに並列に、可変抵抗86aとリレー回路
58aにより開放される常閉スイッチ88aの直列回路
を接続する。同様に、分岐ユニット36bに対応する分
岐ユニット80bでは、リレー回路50bに並列に、可
変抵抗82bとリレー回路50bにより開放される常閉
スイッチ84bの直列回路を接続すると共に、リレー回
路58bに並列に、可変抵抗86bとリレー回路58b
により開放される常閉スイッチ88bの直列回路を接続
する。
【0042】可変抵抗82a,82b,86a,86b
はそれぞれ、リレー回路50a,50b,58a,58
bの個体差を吸収して、見掛け上、リレー回路50a,
50b,58a,58b及び抵抗82a,82b,86
a,86bからなるリレー装置の動作しきい値電流が一
定値になるように調整する調整抵抗として機能する。従
って、給電線接続端子A1,A2,B1,B2,C1,
C2及び中央結節点O1,O2間の接続形態と切換え方
法自体は、図5に示す従来例と同じであり、詳細は説明
は省略する。
【0043】なお、スイッチ52a(52b)とスイッ
チ64a(64b)は、一方の接点が同じ箇所に接続し
ているので、これらのスイッチを2つの選択接点を具備
する単一のスイッチで置換できることは明らかである。
また、スイッチ64a(64b)とスイッチ88aもま
た、一方の接点を同じ箇所に接続するように配置できる
ので、これらのスイッチを2つの選択接点を具備する単
一のスイッチで代替できることも、明らかである。
【0044】抵抗82a,82b,86a,86b及び
スイッチ84a,84b,88a,88bの作用を詳細
に説明する。抵抗82aの抵抗値は、以下のように決定
する。リレー回路50aの動作しきい値電流を
th’、リレー回路50aのコイルの直流抵抗を
’、抵抗82aの抵抗値をR、リレー回路50aが
動作するときにコイルに流れる電流Ith’とそのとき
に抵抗82aに流れる電流の合計電流をIthとする。
これらの値の間には、次の関係が成立する。すなわち、 R=Ith’・R’/(Ith−Ith’) 同様の方法で抵抗82b,88a,88bの抵抗値を決
定する。
【0045】Ithを全てのリレー回路50a,50
b,58a,58bの動作しきい値電流Ith’よりも
大きい一定値に設定する。例えば、各リレー回路50
a,50b,58a,58bの動作しきい値電流値が3
6〜87mAの範囲に入る場合、Ith=100mAと
する。これを上式に適用して、各抵抗82a,82b,
86a,86bの抵抗値を決定する。これにより、リレ
ー回路50a,50b,58a,58bの動作しきい値
電流が、見掛け、同じ一定値Ithになる。
【0046】ここまででは、単に、リレー回路50a,
50b,58a,58bの固体差を吸収する調整抵抗8
2a,82b,86a,86bをそれぞれリレー回路5
0a,50b,58a,58bに並列に接続しただけで
ある。本実施例では更に、リレー回路50a,50b,
58a,58bにより開放されるスイッチ84a,84
b,88a,88bを抵抗82a,82b,86a,8
6bに直列に接続してあるので、以下の作用効果があ
る。すなわち、例えば、リレー回路50aが動作する
と、スイッチ84aが開放されるので、抵抗82aが切
り離される。その結果、抵抗82aに流れていた電流が
リレー回路50aに流れ込むことになり、これが、リレ
ー回路50aの動作を加速する。この正帰還により、リ
レー回路50aは高速に状態を遷移する。この動作は、
リレー回路50b,58a,568bについても同様で
ある。
【0047】このように、本実施例では、各リレー動作
のしきい値が一定に調整されているので、電流ステップ
幅を大きくすることができる。また、各リレー回路50
a,50b,58a,58bに並列に接続される抵抗8
2a,82b,86a,86bを各リレー回路50a,
50b,58a,58bのリレー動作により切り離すこ
とにより、リレー動作を高速に安定化できる。これらの
結果、トランク局30,32間のダイレクト給電路を構
成する場合、以下に例示するように、ステップ数を大幅
に削減できる。すなわち、 ステップ#1:IS1を0から75mAに増加し、 ステップ#2:IS4を0から150mAに増加し、 ステップ#3:IS1を75mAから1Aに増加し、 ステップ#4:IS4を150mAから1Aに増加す
る。 これにより、給電起ち上げに要する時間を短縮でき、障
害時の通信中断時間を短くできる。
【0048】トランク局32の給電電流IS4が100
mAを超えた時点で、分岐ユニット80a,80bのリ
レー50a,50bが動作する。この結果、給電線4
2,44がそれぞれ分岐ユニット80a,80bから切
り離されるので、リレー回路50a,50bと抵抗82
a,82bに流れる電流の合計値が過渡的に減少する可
能性がある。しかし、このとき、トランク局30から7
5mAの電流が供給されていることと、スイッチ84
a,84bにより抵抗82a,82bがリレー回路50
a,50bから切り離されるので、リレー回路50a,
50bのコイルに流れる電流は75mA以下には減少し
ない。この電流値は、リレー回路50a,50bを動作
状態に保つのに十分な値であるので、リレー回路50
a,50bが過渡的に非動作状態になりチャタリングが
発生することはない。
【0049】図1に示す実施例では、リレー回路50
a,50b,58a,58bに並列に調整抵抗82a8
2b,86a,86bを接続したが、リレー回路50
a,50b,58a,58bに直列に調整抵抗を接続し
ても良い。その場合には、その調整抵抗に並列に、リレ
ー回路50a,50b,58a,58bに応じて閉成す
るスイッチも配置する。
【0050】図2は、分岐ユニット80aの変更実施例
の概略構成ブロック図を示す。図2に示す給電線接続回
路は、分岐ユニット80aに対応する位置に設置され
る。分岐ユニット80aの構成要素と同じ要素には同じ
符号を付してある。この実施例では、リレー回路50a
と給電線接続端子B1との間に、給電線接続端子B1を
選択的にアースに接続できるようにした回路を追加して
ある。
【0051】具体的には、給電線接続端子B1は、2つ
の選択接点a,bを具備するスイッチ90aの共通接点
cに接続し、スイッチ90aの選択接点aは、常閉スイ
ッチ92aを介してリレー回路50aに接続する。スイ
ッチ90aはスイッチ52aの代わりとなる。スイッチ
90aの共通接点cは、通常、a接点に接続している。
スイッチ90aの選択接点bは、リレー回路94aを介
してアースに接続する。給電線接続端子B1(すなわ
ち、スイッチ90aの共通接点c)は、常開スイッチ9
6a及びツェナーダイオード98aを介してアースに接
続する。ツェナーダイオード98aは、リレー回路94
aに並列に接続されている。
【0052】リレー回路94aは、そのしきい値以上の
電流により、スイッチ92aを開放し、スイッチ96a
を閉成する。スイッチ90aはスイッチ52aの代替と
して機能し、通常は、a接点に接続しているが、リレー
回路58aにしきい値以上の電流が流れると、リレー回
路58aがスイッチ90aをb接点に切り換える。
【0053】この回路は、給電線接続端子C1に対する
リレー回路68a、ツェナーダイオード70a及びスイ
ッチ62a,72aからなる回路と同じ構成からなり、
その作用も基本的に同じである。スイッチ90a,92
a、リレー回路94a、スイッチ96a及びツェナーダ
イオード98aからなる回路により、給電線接続端子A
1,C1間を接続したときには、給電線接続端子B1が
アースに接続する。リレー回路94aにしきい値以上の
電流が流れ、スイッチ96aが閉成することにより、仮
に、以後、リレー回路58aの電流がしきい値電流より
少なくなっても、給電線接続端子B1がアースに接続す
る状態を維持される。
【0054】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、非常に簡単な構成で、リレー素子
の個体差を吸収し、所望の接続状態に遷移させることが
容易になる。また、リレー素子が動作すると、並列の調
整用抵抗を切り離すことにより、リレー素子への電流を
増加させるので、リレー素子の動作を安定化することが
できる。これもまた、所望の接続状態への遷移を容易に
し、所望の接続状態を安定的に維持しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図であ
る。
【図2】 変更実施例の概略構成ブロック図である。
【図3】 二重分岐方式の給電システムの概略構成ブロ
ック図である。
【図4】 使用時の給電構成を示す模式図である。
【図5】 従来例の概略構成ブロック図である。
【図6】 トランク局間の直接給電構成の模式図であ
る。
【図7】 図6の電気的等価回路である。
【符号の説明】
10,12:トランク局 14:分岐局 16a,16b:分岐ユニット(の給電線接続回路) 20,22,24,26,28:給電線 30,32:トランク局 34:分岐局 36a,36b:分岐ユニット(の給電線接続回路) 40,42,44,46,48:給電線 50a,50b:リレー回路 52a,52b:常閉スイッチ 54a,54b:ツェナー・ダイオード 56a,56b:短絡障害用抵抗 58a,58b:リレー回路 60a,60b:常閉スイッチ 62a,62b:スイッチ 64a,64b:常開スイッチ 66a:ツェナー・ダイオード 68a,68b:リレー回路 70a,70b:ツェナー・ダイオード 72a,72b:常開スイッチ 80a,80b:分岐ユニット 82a,82b:可変抵抗(調整抵抗) 84a,84b:常閉スイッチ 86a,86b:可変抵抗(調整抵抗) 88a,88b:常閉スイッチ 90a:スイッチ 92a:常閉スイッチ 94a:リレー回路 96a:常開スイッチ 98a:ツェナーダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 和典 東京都新宿区西新宿2丁目3番2号ケイデ ィディ海底ケーブルシステム株式会社内 (72)発明者 江口 和夫 東京都新宿区西新宿2丁目3番2号ケイデ ィディ海底ケーブルシステム株式会社内 (72)発明者 日野 治 東京都新宿区西新宿2丁目3番2号ケイデ ィディ海底ケーブルシステム株式会社内 Fターム(参考) 5K002 AA06 EA04 GA10 5K046 AA08 BA05 CC12 CC15 KK07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1、第2及び第3の給電線接続端子
    と、 当該第1の給電線接続端子に電気的に接続する中央結節
    点と、 当該第2の給電線接続端子と当該中央結節点との間を電
    気的に接続する常閉の第1スイッチと、 当該第3の給電線接続端子と当該中央結節点との間を電
    気的に接続する常閉の第2スイッチと、 当該第2の給電線接続端子と当該中央結節点との間を流
    れる電流量を検出し、検出された電流量が所定しきい値
    以上のときに、当該第2スイッチを開放する第1の電流
    検出回路であって、第1の電流値以上の電流で当該第2
    スイッチを開放する第1のリレーと、当該第1の電流検
    出回路に当該所定しきい値の電流が入力するときに当該
    第1のリレーに当該第1の電流値の電流が入力するよう
    に当該第1の電流検出回路の入力抵抗値を調整する第1
    の調整抵抗と、当該第1のリレーの動作に応じて当該第
    1の調整抵抗を切り離す第3のスイッチとからなる第1
    の電流検出回路と、 当該第3の給電線接続端子と当該中央結節点との間を流
    れる電流量を検出し、検出された電流量が所定しきい値
    以上のときに、当該第1スイッチを開放する第2の電流
    検出回路であって、第2の電流値以上の電流で当該第1
    スイッチを開放する第2のリレーと、当該第2の電流検
    出回路に当該所定しきい値の電流が入力するときに当該
    第2のリレーに当該第2の電流値の電流が入力するよう
    に当該第2の電流検出回路の入力抵抗値を調整する第2
    の調整抵抗と、当該第2のリレーの動作に応じて当該第
    2の調整抵抗を切り離す第4のスイッチとからなる第1
    の電流検出回路とを具備することを特徴とする給電線接
    続装置。
  2. 【請求項2】 当該第1の調整抵抗及び当該第3のスイ
    ッチが当該第1のリレーに並列なバイパス路上に配置さ
    れ、当該第2の調整抵抗及び当該第4のスイッチが当該
    第2のリレーに並列なバイパス路上に配置される請求項
    1に記載の給電線接続装置。
  3. 【請求項3】 3つ以上の給電線接続端子と、 これら給電線接続端子間の電気的接続をオン・オフする
    少なくとも1つの接続スイッチと、 所定の給電線接続端子間の電流量を検出し、当該電流量
    が所定しきい値以上か否かで当該接続スイッチを切り換
    える電流検出回路であって、当該所定しきい値の電流と
    は異なる所定動作電流値に従って当該接続スイッチを切
    り換えるリレーと、当該電流検出回路に当該所定しきい
    値の電流が入力するときに当該リレーに当該所定動作電
    流値の電流が入力するように当該電流検出回路の入力抵
    抗値を調整する調整抵抗と、当該リレーの動作に応じて
    当該調整抵抗を切り離すスイッチとからなる電流検出回
    路とを具備することを特徴とする給電線接続装置。
  4. 【請求項4】 当該電流検出回路が、当該接続スイッチ
    の配置される当該給電線接続端子間とは異なる給電線接
    続端子間に配置される請求項3に記載の給電線接続端
    子。
  5. 【請求項5】 当該電流検出回路が、当該接続スイッチ
    毎に設けられている請求項3に記載の給電線接続装置。
  6. 【請求項6】 当該調整抵抗及び当該スイッチが当該リ
    レーに並列なバイパス路上に配置される請求項3に記載
    の給電線接続装置。
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