JPH0541635A - 発振回路 - Google Patents

発振回路

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Publication number
JPH0541635A
JPH0541635A JP3197560A JP19756091A JPH0541635A JP H0541635 A JPH0541635 A JP H0541635A JP 3197560 A JP3197560 A JP 3197560A JP 19756091 A JP19756091 A JP 19756091A JP H0541635 A JPH0541635 A JP H0541635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain
potential
gate
circuit
pmos transistor
Prior art date
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Pending
Application number
JP3197560A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Miyahara
康浩 宮原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd filed Critical NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Publication of JPH0541635A publication Critical patent/JPH0541635A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 充放電回路を含む発振回路6の回路素子数を
低減し、且つ消費電流を削減する。 【構成】 出力信号101がHレベルの時、PMOSト
ランジスタ1はオフし、NMOSトランジスタ4はオン
する。抵抗5を通して、カレントミラー回路を形成する
NMOSトランジスタ3に電流が流れ、NMOSトラン
ジスタ2は、上記3と同量の電流を流そうとする。これ
により、コンデンサ8の電荷は上記2を通して放電さ
れ、シュミット回路7の入力電圧は低下する。入力電圧
がシュミット回路7のLレベル入力電圧よりも低下する
と、出力信号101はLレベルとなり、PMOSトラン
ジスタ1がオンし、NMOSトランジスタ4がオフし
て、NMOSトランジスタ3および2には電流が流れな
くなる。従って、抵抗5に流れる電流は、コンデンサ8
に流入し、シュミット回路7の入力電圧を上昇させ、こ
れがHレベルを越えると、出力信号101はHレベルと
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発振回路に関し、特に、
CMOSトランジスタを用いて形成される充放電回路を
用いた発振回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の充放電回路を用いた発振回路を図
3に示す。図3に示されるように、本従来例は、バイア
ス発生回路17、PMOSトランジスタ18、19およ
びNMOSトランジスタ20、21を含み、インバータ
構成より成る充放電回路22と、シュミット回路23
と、コンデンサ24とを備えて構成されている。
【0003】図3において、インバータ構成の高電位
(VDD)の電源側に設けられているPMOSトランジス
タ18と、低電位(VSS)の電源側に設けられているN
MOSトランジスタ21のゲートには、バイアス発生回
路17より、それぞれバイアス電圧V1 およびV2 が印
加されており、これにより、PMOSトランジスタ18
およびNMOSトランジスタ21のオン抵抗は、高抵抗
値(例えば、50kΩ程度)の状態に保持されている。
【0004】始めに、出力信号103が“H”レベルの
時には、PMOSトランジスタ19はオフの状態にあ
り、NMOSトランジスタ20はオンの状態となってい
る。NMOSトランジスタ20がオンすると、高抵抗値
を呈するNMOSトランジスタ21を通して、コンデン
サ24に蓄積されていた電荷が放電されて、節点Aにお
ける電位が低下し、節点Aの電位がシュミット回路23
の“L”レベルの入力電圧VIL(例えば2V)よりも低
くなると、出力信号103は“L”レベルとなり、PM
OSトランジスタ19はオンし、NMOSトランジスタ
20はオフする。PMOSトランジスタ19がオンする
ことにより、高抵抗値を呈するPMOSトランジスタ1
8を通してコンデンサ24(例えば10PF)が充電さ
れ、節点Aの電位が上昇する。
【0005】また、節点Aの電位が、シュミット回路2
3の“H”レベル入力電圧VIH(例えば3V)よりも高
くなると、出力信号103は“H”レベルとなり、PM
OSトランジスタ19はオフし、NMOSトランジスタ
20はオンする。以降、上述同様の動作が繰返して行わ
れる。なお、充放電の動作時間としては、充電の場合に
は、NMOSトランジスタ21のオン抵抗値と、コンデ
ンサ24の時定数とにより規定され、また、放電の場合
には、PMOSトランジスタ18のオン抵抗値と、コン
デンサ24の時定数とにより規定される。
【0006】なお、図4に示されるのは、出力信号10
3と節点Aの電位と時間的な推移を示すタイミング図で
あり、出力信号103として、節点Aの電位変化に対応
する矩形波が得られることが分る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の充放電
回路を用いた発振回路を形成する半導体集積回路におい
ては、図1に示されるように、PMOSトランジスタ1
8およびNMOSトランジスタ21のオン抵抗値を高抵
抗とするためには、バイアス発生回路17を設ける必要
がある。このバイアス発生回路を構成するためには、多
くのMOSトランジスタ、抵抗およびダイオード等を構
成要素として必要とするという欠点があり、また、バイ
アス電圧の変動を抑制するためには、定常的に500μ
A程度の電流を常時流さねばならず、消費電力が多大の
量になるという欠点がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明の発振回路
は、ソースが抵抗を介して高電位側電源に接続され、ゲ
ートに所定の出力信号が入力されて、ドレインが所定の
節点Aに接続されるPMOSトランジスタと、ドレイン
およびゲートが前記抵抗を介して高電位側電源に接続さ
れる第1のNMOSトランジスタと、ドレインが前記P
MOSトランジスタのドレインに接続され、ゲートが前
記第1のNMOSトランジスタのゲートおよびドレイン
に接続されて、ソースが前記第1のNMOSトランジス
タのソースに接続される第2のNMOSトランジスタ
と、ドレインが前記第1および第2のNMOSトランジ
スタのソースに接続され、ゲートが前記PMOSトラン
ジスタのゲートに接続されて、ソースが低電位側電源に
接続される第3のNMOSトランジスタと、を充放電回
路として備えるとともに、前記節点Aと低電位側電源と
の間に接続されるコンデンサと、前記節点Aの電位を入
力として前記出力信号を出力するシュミット回路と、を
備えて構成される。
【0009】また、第2の発明の発振回路は、ソースが
高電位側電源に接続され、ゲートに所定の出力信号が入
力される第1のPMOSトランジスタと、ソースが前記
第1のPMOSトランジスタのドレインに接続され、ゲ
ートおよびドレインが抵抗を介して低電位側電源に接続
される第2のPMOSトランジスタと、ソースが前記第
1のPMOSトランジスタのドレインに接続され、ゲー
トが前記第2のPMOSトランジスタのゲートおよびド
レインに接続されて、ドレインが所定の節点Aに接続さ
れる第3のPMOSトランジスタと、ドレインが前記第
3のPMOSトランジスタのドレインに接続され、ゲー
トが前記第1のPMOSトランジスタのゲートに接続さ
れて、ソースが低電位側電源に接続されるNMOSトラ
ンジスタと、を充放電回路として備えるとともに、前記
節点Aと低電位側電源との間に接続されるコンデンサ
と、前記節点Aの電位を入力として前記出力信号を出力
するシュミット回路と、を備えて構成される。
【0010】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0011】図1は本発明の第1の実施例を示すブロッ
ク図である。図1に示されるように、本実施例は、PM
OSトランジスタ1、NMOSトランジスタ2〜4、お
よび抵抗5を含む充放電回路6と、シュミット回路7
と、コンデンサ8とを備えて構成される。また、図4に
示されるのは、出力信号101と節点Aの電位との時間
的な推移を示すタイミング図である。
【0012】図1において、PMOSトランジスタ1お
よびNMOSトランジスタ4はスイッチとして動作し、
NMOSトランジスタ2および3は、カレントミラー回
路として形成されている。始めに、出力信号101が
“H”レベルの時には、PMOSトランジスタ1はオフ
の状態となり、NMOSトランジスタ4はオンの状態と
なっている。これにより、電源電圧VDDに接続されてい
る抵抗5(例えば50kΩ)を通して、カレントミラー
回路を形成するNMOSトランジスタ6に電流が流れ、
これに対応して、NMOSトランジスタ2は、NMOS
トランジスタ6に流れる電流と同量の電流を流そうと動
作するため、コンデンサ8に蓄積されている電荷がNM
OSトランジスタ2を通して放電され、これにより、シ
ュミット回路7の入力電圧は低下する、更に、入力電圧
がシュミット回路の“L”レベル入力電圧VILよりも低
下すると、出力信号101は“L”レベルとなる。
【0013】次に、出力信号101が“L”レベルにな
ると、PMOSトランジスタ1がオンし、NMOSトラ
ンジスタ4がオフするために、NMOSトランジスタ3
には電流が流れなくなり、これにより、NMOSトラン
ジスタ2も電流が流れなくなる。PMOSトランジスタ
1がオンの状態にあるため、電源電圧VDDに接続されて
いる抵抗5に流れる電流は、PMOSトランジスタ1を
通してコンデンサ8に流入し、シュミット回路7の入力
電圧を上昇させる。当該入力電圧がシュミット回路7の
“H”レベル入力電圧VTHを越える場合には、出力信号
101は“H”レベルとなり、PMOSトランジスタ1
はオフし、NMOSトランジスタ4はオンとなって、上
述同様の動作が繰返して行われる。なお、充放電の動作
時間としては、充電の場合には、PMOSトランジスタ
1のオン抵抗値と、コンデンサ8の時定数とにより規定
され、また、放電の場合には、NMOSトランジスタ2
のオン抵抗値と、コンデンサ8の時定数とにより規定さ
れる。
【0014】また、図4に示されるのは、出力信号10
1と節点Aの電位との時間的な推移を示すタイミング図
であり、出力信号101として、従来例同様に、節点A
の電位変化に対応する矩形波が得られることが分る。
【0015】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図2に示されるのは、当該第2の実施例を示す回
路図である。図2に示されるように、本実施例は、PM
OSトランジスタ9〜11、NMOSトランジスタ1
2、および抵抗13を含む充放電回路14と、シュミッ
ト回路15と、コンデンサ16とを備えて構成される。
【0016】本実施例の第1の実施例との相違点は、電
源電圧VDDの側に接続されている抵抗を、低電位側の電
源電圧VSSの側に抵抗13として配置し、カレントミラ
ー回路9を、PMOSトランジスタ10および11によ
り形成していることであり、その動作については、図1
に示される第1の実施例の場合と同様である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、充放電
回路としてバイアス発生回路を必要とせず、これによ
り、回路素子数を低減して半導体チップの占有面積を縮
小化することが可能にするとともに、定常的に流入する
電流が不要となるために、消費電流を削減することがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図3】従来例を示す回路図である。
【図4】第1の実施例および従来例の動作を示すタイミ
ング図である。
【符号の説明】
1、9〜11、18、19 PMOSトランジスタ 2〜4、12、20、21 NMOSトランジスタ 5、13 抵抗 6、14、22 充放電回路 7、15、23 シュミット回路 8、16、24 コンデンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソースが抵抗を介して高電位側電源に接
    続され、ゲートに所定の出力信号が入力されて、ドレイ
    ンが所定の節点Aに接続されるPMOSトランジスタ
    と、 ドレインおよびゲートが前記抵抗を介して高電位側電源
    に接続される第1のNMOSトランジスタと、 ドレインが前記PMOSトランジスタのドレインに接続
    され、ゲートが前記第1のNMOSトランジスタのゲー
    トおよびドレインに接続されて、ソースが前記第1のN
    MOSトランジスタのソースに接続される第2のNMO
    Sトランジスタと、 ドレインが前記第1および第2のNMOSトランジスタ
    のソースに接続され、ゲートが前記PMOSトランジス
    タのゲートに接続されて、ソースが低電位側電源に接続
    される第3のNMOSトランジスタと、 を充放電回路として備えるとともに、 前記節点Aと低電位側電源との間に接続されるコンデン
    サと、 前記節点Aの電位を入力として前記出力信号を出力する
    シュミット回路と、 を備えることを特徴とする発振回路。
  2. 【請求項2】 ソースが高電位側電源に接続され、ゲー
    トに所定の出力信号が入力される第1のPMOSトラン
    ジスタと、 ソースが前記第1のPMOSトランジスタのドレインに
    接続され、ゲートおよびドレインが抵抗を介して低電位
    側電源に接続される第2のPMOSトランジスタと、 ソースが前記第1のPMOSトランジスタのドレインに
    接続され、ゲートが前記第2のPMOSトランジスタの
    ゲートおよびドレインに接続されて、ドレインが所定の
    節点Aに接続される第3のPMOSトランジスタと、 ドレインが前記第3のPMOSトランジスタのドレイン
    に接続され、ゲートが前記第1のPMOSトランジスタ
    のゲートに接続されて、ソースが低電位側電源に接続さ
    れるNMOSトランジスタと、 を充放電回路として備えるとともに、 前記節点Aと低電位側電源との間に接続されるコンデン
    サと、 前記節点Aの電位を入力として前記出力信号を出力する
    シュミット回路と、 を備えることを特徴とする発振回路。
JP3197560A 1991-08-07 1991-08-07 発振回路 Pending JPH0541635A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3197560A JPH0541635A (ja) 1991-08-07 1991-08-07 発振回路

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JP3197560A JPH0541635A (ja) 1991-08-07 1991-08-07 発振回路

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ID=16376532

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JP3197560A Pending JPH0541635A (ja) 1991-08-07 1991-08-07 発振回路

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JP (1) JPH0541635A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016134633A (ja) * 2015-01-15 2016-07-25 ラピスセミコンダクタ株式会社 発振回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016134633A (ja) * 2015-01-15 2016-07-25 ラピスセミコンダクタ株式会社 発振回路

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970729