JPH0541514U - 歯科用印象材混練機 - Google Patents
歯科用印象材混練機Info
- Publication number
- JPH0541514U JPH0541514U JP10230891U JP10230891U JPH0541514U JP H0541514 U JPH0541514 U JP H0541514U JP 10230891 U JP10230891 U JP 10230891U JP 10230891 U JP10230891 U JP 10230891U JP H0541514 U JPH0541514 U JP H0541514U
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- JP
- Japan
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- kneading
- cups
- scoop
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- cup
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- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 歯科用印象材を水と混練する際の混練時間の
決定要因のうち,固定的なものは前もつて設定してお
き,使用時毎,変化するスク−プ杯数のみを容易に設定
することにより作業性の向上と混練物の均一且つ安定を
図る。 【構成】 スク−プの杯数を視認し易くするためスク−
プを図形もしくは数値によって表示すると共に用いられ
ているスク−プ杯数を発光させ、作業者が実際の杯数と
の一致の確認がとれたらスタートスイッチを押すだけで
予め設定された時間データで混練を完遂するように構成
した。
決定要因のうち,固定的なものは前もつて設定してお
き,使用時毎,変化するスク−プ杯数のみを容易に設定
することにより作業性の向上と混練物の均一且つ安定を
図る。 【構成】 スク−プの杯数を視認し易くするためスク−
プを図形もしくは数値によって表示すると共に用いられ
ているスク−プ杯数を発光させ、作業者が実際の杯数と
の一致の確認がとれたらスタートスイッチを押すだけで
予め設定された時間データで混練を完遂するように構成
した。
Description
【0001】
本考案は歯科用印象材混練機の改良に関する。
【0002】
歯科用印象材の混練機(ミキサとす)は印象材(主としてアルギン酸系)と水 とを練和して雌型を得るものであるのでその作業性の最適条件を設定することが 寸法精度の高い補綴物を得る上で肝要である。この最適条件は混練時間の定立に あり、この時間パラメータは定量カップの杯数、温度、メーカーの品種と言う3 つのパラメータに複雑に依拠する。臨床上は,印象材に付属しているスク−プで 計量をおこない,スク−プ1〜3杯を1回分として使用する。従来は作業者の経 験則や勘に依存して時間の設定が行なわれているのが現状である。即ち、一例と してミキサに外装されている混練時間を設定するロータリースイッチやボリウム の目盛を上述3つのパラメ−タに対応する時間を経験や勘に基づいて設定するの が一般であった。
【0003】 特に本機の様に機械によっての高速混練は、被混練材の温度が上昇し、印象材 等の硬化速度にいちじるしく影響を与えるため、非常にシビア(秒オーダ)な時 間の設定が要求されている。
【0004】
従来技術は上述の如く、印象材の適性を決める上で最も大事な混練時間を作業 者の経験もしくは勘にゆだねていたので、個人差を生じ均一性に欠ける上に相応 の経験を必要とする問題点が残されていた。即ち,混練を行なうごとに,3つの パラメ−タを頭の中で検討しその時の経験や勘によつて混練時間を見出していた 。
【0005】 本考案は上述に鑑みてなされたもので、作業者の経験を問うことなく均一性に かなう混練時間設定時間が可能である混練機をここに提供するものである。
【0006】
上記問題を解決するための本考案の解決手段は、作業者には印象材のスク−プ 杯数(容量)のみを操作部上にて容易に設定し得るようにしたもので、杯数を確 認した後は混練のスタートスイッチを押せばその杯数に対応する混練時間をソフ トにより自動的に選出して適性な混練が出来るようにしたものである。即ち、本 考案は,印象材混練カップ(1)と,カップ蓋(1')と,混練時間の基本設定 手段(2)と ,スク−プ杯数による混練時間の設定手段(3)とを備えた歯科 用印象材混練機(M)であつて、スク−プ杯数に見合う数のスク−プ表示(4) と、このスク−プ表示(4)の1個もしくは複数個を選択的に発光表示させる杯 数選出スイッチ(5)と、混練スタートスイッチ(6)とを少なくとも具有し、 上記杯数選出スイッチ(5)によって選出された発光杯数を確認した後、前記ス タートスイッチ(6)に従ってスタートオンとすることにより、この杯数に見合 った設定混練時間(T)が選出され当該時間(T)内で混練を遂行するようにな した歯科用印象材混練機に関する。
【0007】 以下に本考案を実施例図に基づいて詳述するに、図1は本考案印象材混練機の 一実施例を示す前側斜視図、図2は操作部単独の拡大平面図である。
【0008】
混練機(M)は図外の回転駆動機構によって収納部(M1)内に納置された混 練カップ(1)をして公転及び自転の複合回転下に混練させ数秒間にて確実にし て練和気泡のない印象材練和物を作り出す。(M2)は開閉蓋、(M3)は脚、 (M4)は頂上前側の操作部である。混練機(M)はこの他印象材混練カップ( 1)と、カップ蓋(1')と,混練時間の基本設定手段(2)と,混練時間の設 定手段(3)とを備えている。表示部(M4)には次の如き操作部(7)を有し ている。即ち、操作部(7)はスク−プ杯数に見合う数のスク−プ表示(4)( ここでは最高が3杯の例なので合計3個)と、このスク−プ表示(4)の1個, 2個もしくは3個を選択的に発光表示させる杯数選出スイッチ(5)と、混練ス タートスイッチ(6)とを少なくとも具有している。杯数選出スイッチ(5)を 押すことによりスク−プ表示(4)は1個〜3個に至って発光表示(一例として LED)するようになっている。混練スタートスイッチ(6)のスイッチオンに よってスタート表示(8)が点灯し、その杯数に見合った混練時間(T)が予め 設定されたデータアレイより選出されて時間(T)間の混練を遂行する。
【0009】 以上の構成より理解される如く、本実施例によるときは、前もつて固定的なパ ラメ−タである温度と印象材のメ−カ品種から混練時間の基本設定を基本設定手 段(2)で行なつておき,作業者は印象材の容量(杯数)を決め、次にその容量 の印象材と混練水とを印象材混和カップ(1)内で混ぜ合わせ、続いてこのカッ プ(1)を収納部(M1)内に納置し開閉蓋(M2)を閉じた後、杯数選出スイ ッチ(5)を押してスク−プ表示(4)を対応杯数について発光させてから最後 に混練スタートスイッチ(6)を1回押す。これによって印象材と水とは時限( T)について公転・自転の複合回転を遂行して停止する。その後スパチュラ等を 用いて混練物をカップ(1)より取り出して印象採得を行えばよい。
【0010】 なお、以上に加えて次記は本考案の思想を逸脱することなく採択出来る手段で ある。 a)スク−プ表示(4)として図示以外のスク−プを想起させる図形(柄)を用 いること、 b)スク−プ表示(4)を図形としてではなく7セグメントLED発光(数字表 示灯)による数値表示としたり或いはスク−プ杯数表示と表示ランプとを表をも って対照させ、表示ランプによってその個数を視認させること、 c)印象材のメーカー毎の微差や温度による混練時間の調整を別個の制御系を用 いて同時に実施すること。
【0011】
叙述した所から明らかなように、本考案によるときは、前もつて温度,印象材 のメ−カ品種を半固定的に設定しておくことにより従来作業者の経験や勘により 印象材のスク−プ杯数に対応した混練時間を設定するのに代わって、操作部上で 視認出来るスク−プ杯数(スク−プ表示のうち発光によって確認出来るもの)と 実際のスク−プ杯数の一致が確認出来たら、混練スタートスイッチをオンにする だけで、あとは全て自動的に混練時間が設定されるため、作業が極めて容易で経 験を一切必要とせず、また均一にして安定した混練物が得られる、と言う実効が 得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案印象材混練機の一実施例を示す前側斜視
図である。
図である。
【図2】操作部単独の拡大平面図である。
1 印象材混練カップ 1' カップ蓋 2 混練時間の基本設定手段 3 混練時間の設定手段 4 スク−プ表示 5 杯数選出スイッチ 6 混練スタートスイッチ 7 操作部 8 スタート表示 T 設定混練時間
Claims (1)
- 【請求項1】 印象材混練カップ(1)と、カップ蓋
(1')と,スク−プ杯数による混練時間の基本設定手
段(2)と、スクープ杯数による混練時間設定手段
(3)とを備えた歯科用印象材混練機Mであつて、スク
−プ杯数に見合う数のスク−プ表示(4)と、このスク
−プ表示(4)の1個もしくは複数個を選択的に発光表
示させる杯数選出スイッチ(5)と、混練スタートスイ
ッチ(6)とを少なくとも具有し、上記杯数選出スイッ
チ(5)によって選出された発光杯数を確認した後、前
記スタートスイッチ(6)でスタートオンとすることに
より、この杯数に見合った設定混練時間(T)が選出さ
れ当該時間(T)内で混練を遂行するようになした歯科
用印象材混練機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10230891U JP2548342Y2 (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 歯科用印象材混練機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10230891U JP2548342Y2 (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 歯科用印象材混練機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0541514U true JPH0541514U (ja) | 1993-06-08 |
JP2548342Y2 JP2548342Y2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=14323979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10230891U Expired - Lifetime JP2548342Y2 (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 歯科用印象材混練機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2548342Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100460611B1 (ko) * | 1997-05-30 | 2005-01-24 | 가부시키가이샤 모리타도쿄세이사꾸쇼 | 치과용진공혼련기(眞空混練器) |
-
1991
- 1991-11-15 JP JP10230891U patent/JP2548342Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100460611B1 (ko) * | 1997-05-30 | 2005-01-24 | 가부시키가이샤 모리타도쿄세이사꾸쇼 | 치과용진공혼련기(眞空混練器) |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2548342Y2 (ja) | 1997-09-17 |
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