JPH0541490U - 洗面化粧台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 乾燥効率が高いとともに他の収納物に悪影響
を与えない洗面化粧台を提供することにある。 【構成】 洗面カウンタ−３に開口部５を形成し、該開
口部５の下方に該開口部５に臨ませて容器７を配設し、
該容器７に歯ブラシ８を収納するとともに、該容器７に
風を送る送風手段９を設けることにより乾燥効率が高い
とともに、他の収納物に悪影響を与えないようにする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、洗面ボ−ルを備えた洗面カウンタ−に歯ブラシを収納するとともに 、該容器内に風を送る送風手段を設けた洗面化粧台に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の洗面化粧台は、歯ブラシ立てに歯ブらシを立てて風乾したり、実開昭６ ３−１６７９８５号公報に示すように、キャビネット内に収納した歯ブラシをフ ァンにより乾燥させていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、上記従来の洗面化粧台は、風乾では乾燥効率が悪いという問題 点があり、キャビネット内に収納した歯ブラシをファンにより乾燥させる方法で は、キャビネット内の湿度が高くなり、他の収納物に悪影響を与えるという問題 点があった。

【０００４】 本考案は、上記従来における問題点を解決するために成されたものであり、乾 燥効率が高いと共に、他の収納物に悪影響を与えない洗面化粧台を提供すること ことにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案の洗面化粧台は、洗面ボ−ルを備えた洗面カウンタ−に開口部を形成し 、該開口部の下方に該開口部に臨ませて容器を配設し、該容器に歯磨き用具を収 納するとともに、該容器内に風を送る送風手段を設けたものである。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の一実施例について、図１及び図２を参照して説明する。洗面化 粧台１は、洗面ボ−ル２を備えた洗面カウンタ−３と、洗面カウンタ−３を上載 するキャビネット４と、洗面カウンタ−３の上面に配設されるカラン４とより、 構成されており、洗面カウンタ−３に開口部５を形成し、該開口部５の下方に該 開口部に臨ませて円筒状で洗面カウンタ−３と面一となった蓋６を備えた容器７ を配設し、該容器７に歯ブラシ８を収納するとともに、該容器７内に風を送る送 風手段９を設けている。カラン４には、容器７に湯水を供給するホ−ス１０が設 けられており、ホ−ス１０の先端には容器７と対面するノズル１１が設けられて いる。容器７は、モ−タ−１２にベルト１３を介して連結されており、容器７内 に収納した歯ブラシ８に付着した水分を遠心力により除去するよう洗面ボ−ル２ に連結された排水管１４にホ−ス１５を介して接続されている。歯ブラシ８は、 容器７の中心に立設された軸１６より放射状に延出されたホルダ−部１７に着脱 自在に取付けられている。送風手段９は、モ−タ−１８と、モ−タ−１８に連結 されたファン１９と、容器７と対面するノズル２０とより構成されているが、ヒ −タ−等の熱源を付加してもかまわない。

【０００７】

【考案の効果】

このように、本考案の洗面化粧台は、洗面ボ−ルを備えた洗面カウンタ−に開 口部を形成し、該開口部の下方に該開口部に臨ませて容器を配設し、該容器に歯 ブラシを収納するとともに、該容器内に風を送る送風手段を設けたものであるか ら、洗面化粧台のデッドスペ−スを有効に活用することができるという効果と、 洗面カウンタ−に取り付けることにより、給排水が容易にでき大変衛生的である という効果と、他の収納物に悪影響を与えないという効果とがある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の洗面化粧台の一実施例における一部を
破断した斜視図である。

【図２】同上の洗面化粧台の斜視図である。

【符号の説明】

１ 洗面化粧台 ２ 洗面ボ−ル ３ 洗面カウンタ− ５ 開口部 ７ 容器 ８ 歯ブラシ ９ 送風手段

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 洗面ボ−ルを備えた洗面カウンタ−に開
   口部を形成し、該開口部の下方に該開口部に臨ませて容
   器を配設し、該容器に歯ブラシを収納するとともに、該
   容器内に風を送る送風手段を設けたことを特徴とする洗
   面化粧台。