JPH0541398B2 - - Google Patents

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JPH0541398B2
JPH0541398B2 JP61054875A JP5487586A JPH0541398B2 JP H0541398 B2 JPH0541398 B2 JP H0541398B2 JP 61054875 A JP61054875 A JP 61054875A JP 5487586 A JP5487586 A JP 5487586A JP H0541398 B2 JPH0541398 B2 JP H0541398B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vacuum chamber
rotary disk
brush
fixed
sliding brush
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61054875A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62214088A (ja
Inventor
Juji Hoshino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP5487586A priority Critical patent/JPS62214088A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は海底に設置された機器の保守、点検等
の各種の作業に使用される潜水機の固着装置に関
するものである。
〔従来技術〕
一般に海中作業に使用される潜水機には固着装
置としてグラバーと称する把持装置が設けられて
おり、この把持装置により海洋構造物の固着対象
物の一部を把むものが多い。
しかしながら、この方式においては、固着でき
る場所及び形状が限定され、特に平面とか半径の
大きな円筒面などには固着できないという問題が
あつた。
前記不具合を解消するために、把持装置に代え
減圧チヤンバーによる吸着力による固着装置が考
えられているが、一般に固着対象物の表面には生
物の付着等により凹凸が生じており、したがつ
て、減圧チヤンバーの吸着力を十分得られないこ
とが多い。この問題を解決するためには、あらか
じめその固着対象物の表面を清掃する必要があ
り、そのために特別の清掃機を必要とすることと
なり、費用が高くなるという問題があつた。
〔発明の目的〕
本発明は前記したような従来の問題点を解決す
るためになされたものであつて、その目的とする
ところは、海洋構造物の固着対象物が平面又は半
径の大きな円筒面であつて、かつその表面に生物
の付着等による凹凸がある場合においても容易か
つ安価にその固着力を得るようにした潜水機の固
着装置を提供する点にある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため、本発明の潜水機の固
着装置は、潜水機本体に装着させた複数本の固着
脚の先端に減圧チヤンバーを夫々取り付けた潜水
機において、前記減圧チヤンバー内に該減圧チヤ
ンバーと軸心を同じくする回転盤を回転自在に設
け、該回転盤の外周縁に末広がりに傾斜したガイ
ド面を形成すると共に、該ガイド面に内壁面に前
記回転盤の回転に伴つてブラシが前記減圧チヤン
バーの下縁より突出するようにした摺動ブラシ台
を摺動自在に配設し、かつ、該摺動ブラシ台と前
記回転盤との間に該回転盤が停止したとき前記ブ
ラシを前記減圧チヤンバー内に戻すための復帰バ
ネを架橋させたことを特徴とする。
〔実施例〕
以下第1図乃至第6図に基づき、本発明による
潜水機の固着装置の一実施例を説明する。
第1図は潜水機Rの概略図で、この潜水機Rは
本体1に先端に減圧チヤンバー2を有する固着脚
3を取付けて構成されている。
減圧チヤンバー2は第2図に示されるように固
着脚3の先端に固着された円板4と、この円板4
の外周縁下部に設けられた環状のゴムパツド5及
びシール部材6とにより構成されている。そして
円板4に設けられた貫通孔7に吸引ホース8が接
続され、図示しない吸引ポンプにより減圧チヤン
バー2内は負圧になるようになつている。この減
圧チヤンバー2内には回転盤9が配置されてい
る。
この回転盤9の構造について詳述すれば、特に
第3図に示すように回転盤9の外周縁は下部に向
つて末広がりとなる傾斜壁10として形成され、
この傾斜壁10の上部には円周方向に適当間隔を
置いてベーン翼11が設けられるとともに、その
下部にはブラシ毛12を有する摺動ブラシ台13
が取付けられている。
この摺動ブラシ台13は回転盤9の円周方向に
複数個、好ましくは4〜10数個設けられており、
その上部を摺動ブラシ台バネ14のバネ力により
上方へ引上げられるように取付けられている。
15は摺動ガイドであり、16は摺動ブラシ台
13に設けられたロツクピンで、バネ17により
矢印A方向に押圧されている。前記傾斜壁10の
内面側にはロツクピン16が嵌入する孔18が設
けられている。このロツクピン16及び孔18は
摺動ブラシ台13が上方へ移動するとき容易にロ
ツクピン16が孔18から抜けるような角θをも
つて設けられている。更に回転盤9の中央部上面
には第2図に示すように円周溝19が設けられる
とともに、その内壁には内歯歯車20が形成さ
れ、この内歯歯車20には円板4に取付けられた
モータ21により回転する歯車22が噛合するよ
うに構成されている。
このように構成された回転盤9は、その中心に
おいて、円板4の下面に固着された支持軸23に
ベアリング24を介して回転可能な如く取付けら
れている。25は円周溝19の底面に設けられた
孔であつて、減圧チヤンバー2と吸引ホース8を
連通させるためのものである。
前記構成の固着装置において、潜水機Rを固着
対象物26に固着する場合、減圧チヤンバー2を
所定の場所へ位置させモータ21を駆動すると回
転盤9は回転する。このとき遠心力により摺動ブ
ラシ台13は、引つ張り力を作用させているバネ
14のバネ力に抗して矢印B方向(バネ14を更
に伸長する方向)に傾斜壁10の内面を摺動し、
摺動ブラシ台13に固定されているブラシ毛12
が減圧チヤンバー2のシール部材6の下部まで摺
動すると、ロツクピン16が孔18に嵌入し、そ
れ以上摺動することはない。なお、第4図及び第
5図にこの摺動ブラシ台13が傾斜壁10の内面
に沿つて突出して最先端部にロツクピン16によ
つて固定されている状態を示している。
この回転盤9の回転と同時にベーン翼11の作
用により減圧チヤンバー2内は減圧され自動的に
吸着力が発生し、そのためブラシ毛12は固着対
象物26の表面に適当な押圧力をもつて当接し、
固着対象物26の表面の清掃が行なわれる。
前記状態で固着対象物26の表面の清掃が終わ
るとモータ21の作動を停止し、回転盤9の回転
を停止すると遠心力が失なわれ、摺動ブラシ台1
3はバネ14のバネ力により上方へ引上げられ
る。ロツクピン16は摺動ブラシ台13が回転盤
9側に移動する際に自動的に孔18から抜け出
る。
そして図示しない吸引ポンプを作動させて減圧
チヤンバー2内の負圧を高めることによりシール
部材6はブラシ毛12によつて清掃された固着対
象物26の表面に密着し、そのシール性を高め、
結果として吸着力を高めることができるのであ
る。
〔発明の効果〕
以上説明のごとく、本発明による潜水機の固着
装置によれば、減圧チヤンバー内に遠心力により
減圧チヤンバーのシール部まで移動可能な摺動ブ
ラシ台を設け、この摺動ブラシ台に設けたブラシ
毛によつて吸着面を成形するようにしたことに特
徴があり、次の効果を奏することができる。
即ち、平面又は半径の大きな円筒面などに潜水
機を固着する場合の固着力を高めるため表面を清
掃のための特別を装置を必要とせず、その結果、
装置が安価となり、かつその作業性を大幅に向上
させることができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明による潜水機の固着装置の実施例を
示すものであつて、第1図は潜水機の概略図、第
2図は第1図のA部の拡大断面図、第3図は第2
図B部拡大図、第4図は固着対象物の表面清掃時
の説明図、第5図は第4図のC部拡大図、第6図
は第5図のD−D矢視図。 1…本体、2…減圧チヤンバー、3…固着脚、
4…円板、5…ゴムパツド、6…シール部材、7
…貫通孔、8…吸引ホース、9…回転盤、10…
傾斜壁、11…ベーン翼、12…ブラシ毛、13
…摺動ブラシ台、14,17…バネ、15…摺動
ガイド、16…ロツクピン、18,25…孔、1
9…円周溝、20…内歯車、21…モータ、22
…歯車、23…支持軸、24…ベアリング、26
…固着対象物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 潜水機本体に装着させた複数本の固着脚の先
    端に減圧チヤンバーを夫々取り付けた潜水機にお
    いて、前記減圧チヤンバー内に該減圧チヤンバー
    と軸心を同じくする回転盤を回転自在に設け、該
    回転盤の外周縁に末広がりに傾斜したガイド面を
    形成すると共に、該ガイド面に内壁面に前記回転
    盤の回転に伴つてブラシが前記減圧チヤンバーの
    下縁より突出するようにした摺動ブラシ台を摺動
    自在に配設し、かつ、該摺動ブラシ台と前記回転
    盤との間に該回転盤が停止したとき前記ブラシを
    前記減圧チヤンバー内に戻すための復帰バネを架
    橋させたことを特徴とする潜水機の固着装置。
JP5487586A 1986-03-14 1986-03-14 潜水機の固着装置 Granted JPS62214088A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5487586A JPS62214088A (ja) 1986-03-14 1986-03-14 潜水機の固着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5487586A JPS62214088A (ja) 1986-03-14 1986-03-14 潜水機の固着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62214088A JPS62214088A (ja) 1987-09-19
JPH0541398B2 true JPH0541398B2 (ja) 1993-06-23

Family

ID=12982764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5487586A Granted JPS62214088A (ja) 1986-03-14 1986-03-14 潜水機の固着装置

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JP (1) JPS62214088A (ja)

Families Citing this family (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS639432U (ja) * 1986-07-02 1988-01-22

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS639432U (ja) * 1986-07-02 1988-01-22

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JPS62214088A (ja) 1987-09-19

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