JPH0125768Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0125768Y2 JPH0125768Y2 JP6560786U JP6560786U JPH0125768Y2 JP H0125768 Y2 JPH0125768 Y2 JP H0125768Y2 JP 6560786 U JP6560786 U JP 6560786U JP 6560786 U JP6560786 U JP 6560786U JP H0125768 Y2 JPH0125768 Y2 JP H0125768Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- ring
- groove
- rotating body
- boss
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 3
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はシヤフトに対するインペラー、回転
刃、回転盤等回転体の取付に工夫した固定装置に
関するものである。
刃、回転盤等回転体の取付に工夫した固定装置に
関するものである。
従来、この種のシヤフトに対する回転体の固定
装置に於て本考案のようなものはなかつた。しか
し、シヤフトに対する回転体の取付・分解を簡単
且つ容易にすること、同組立・分解の作業時間を
短縮すること、頻繁に分解して洗浄する等の際に
は便利且つ好都合であること、入為的な取外操作
を加えない限り回転体が外れないこと、等の要望
に応える必要がある。
装置に於て本考案のようなものはなかつた。しか
し、シヤフトに対する回転体の取付・分解を簡単
且つ容易にすること、同組立・分解の作業時間を
短縮すること、頻繁に分解して洗浄する等の際に
は便利且つ好都合であること、入為的な取外操作
を加えない限り回転体が外れないこと、等の要望
に応える必要がある。
本考案は回転体に設けられたボスがシヤフトに
抜挿自在に嵌着され、ボスおよびシヤフトに回転
方向に長い短溝および同短溝に摺動自在に嵌合し
た係止ピンが設けられ、短溝の一端にボスの一方
側縁に開口する係止ピンの導入溝が連設されると
共にシヤフトの外周にリングが導入溝の開口に対
し遠近する摺動自在の状態および回転可能の状態
として嵌着され、リングに同リングの遠近作動時
に導入溝を経て短溝の一端に出入する抜止ピンが
設けられ、更にリングに同リングに対して導入溝
の開口へ近ずける方向への弾発力を賦与するバネ
が係装されたことを特徴とするシヤフトに対する
回転体の固定装置を提供することによつて上記の
要望に応えようとするものである。
抜挿自在に嵌着され、ボスおよびシヤフトに回転
方向に長い短溝および同短溝に摺動自在に嵌合し
た係止ピンが設けられ、短溝の一端にボスの一方
側縁に開口する係止ピンの導入溝が連設されると
共にシヤフトの外周にリングが導入溝の開口に対
し遠近する摺動自在の状態および回転可能の状態
として嵌着され、リングに同リングの遠近作動時
に導入溝を経て短溝の一端に出入する抜止ピンが
設けられ、更にリングに同リングに対して導入溝
の開口へ近ずける方向への弾発力を賦与するバネ
が係装されたことを特徴とするシヤフトに対する
回転体の固定装置を提供することによつて上記の
要望に応えようとするものである。
第１図乃至第４図に示す第１実施例はインペラ
ー１に設けられたボス２がシヤフト３に抜挿自在
に嵌着され、ボス２およびシヤフト３に回転方向
に長い短溝４および同短溝４に摺動自在に嵌合し
た係止ピン５が設けられ、短溝４の一端にボス２
の一方側縁に開口する係止ピン５の導入溝６が連
設されると共にシヤフト３の外周にリング７が導
入溝６の開口に対し遠近する摺動自在の状態およ
び回転可能の状態として嵌着され、リング７に同
リング７の遠近作動時に導入溝６を経て短溝４の
一端に出入する抜止ピン８が設けられ、更にリン
グ７に同リング７に対して導入溝６の開口へ近ず
ける方向への弾発力を賦与するバネ９がシヤフト
３に設けられた段部１０を利用して係装されたも
のであり、 また、第５図に示す第２実施例はパツキン１
２，１２′およびパツキン押さえ１３，１３′を用
いてインサイドシールを施したものである。
ー１に設けられたボス２がシヤフト３に抜挿自在
に嵌着され、ボス２およびシヤフト３に回転方向
に長い短溝４および同短溝４に摺動自在に嵌合し
た係止ピン５が設けられ、短溝４の一端にボス２
の一方側縁に開口する係止ピン５の導入溝６が連
設されると共にシヤフト３の外周にリング７が導
入溝６の開口に対し遠近する摺動自在の状態およ
び回転可能の状態として嵌着され、リング７に同
リング７の遠近作動時に導入溝６を経て短溝４の
一端に出入する抜止ピン８が設けられ、更にリン
グ７に同リング７に対して導入溝６の開口へ近ず
ける方向への弾発力を賦与するバネ９がシヤフト
３に設けられた段部１０を利用して係装されたも
のであり、 また、第５図に示す第２実施例はパツキン１
２，１２′およびパツキン押さえ１３，１３′を用
いてインサイドシールを施したものである。
尚、図中１４はケーシングを示す。
本考案はボスに係止ピンをシヤフトに短溝およ
び導入溝を設けて実施することもあり、また抜止
ピンおよびリングをバネ材で構成することもあ
り、更に上記の係止ピン、短溝、導入溝および抜
止ピン等を回転機構を有する一般機器に対して適
用して実施することもある。
び導入溝を設けて実施することもあり、また抜止
ピンおよびリングをバネ材で構成することもあ
り、更に上記の係止ピン、短溝、導入溝および抜
止ピン等を回転機構を有する一般機器に対して適
用して実施することもある。
本考案は上記のような構成であるので、シヤフ
トに回転体を取付けるにはリングをバネの作用力
に抗して押圧して係止ピンの後に抜止ピンを一時
的に係合させ（第３図参照）たのちこれ等係止ピ
ン、抜止ピン導入溝に対向させて回転体のボスと
シヤフトを嵌着状態とすると共に当該回転体を僅
かに捻り、斯くして係止ピンを短溝の奥の位置に
抜止ピンを入口の位置に（第４図参照）自然に入
れて回転体の抜け外れを阻止するようにし、また
回転体をシヤフトから外すにはリングをバネの作
用力に抗して押圧して抜止ピンを導入溝内に戻す
と共に回転体を上記とは逆の方向に捻り戻して係
止ピンを短溝の入口の位置としこの位置に於て回
転体を一挙に引き抜ければよいものである。即ち
本考案によれば上記の要望に応えるものであつ
て、所期の目的を充分に達成することができる優
れた効果を有するものである。
トに回転体を取付けるにはリングをバネの作用力
に抗して押圧して係止ピンの後に抜止ピンを一時
的に係合させ（第３図参照）たのちこれ等係止ピ
ン、抜止ピン導入溝に対向させて回転体のボスと
シヤフトを嵌着状態とすると共に当該回転体を僅
かに捻り、斯くして係止ピンを短溝の奥の位置に
抜止ピンを入口の位置に（第４図参照）自然に入
れて回転体の抜け外れを阻止するようにし、また
回転体をシヤフトから外すにはリングをバネの作
用力に抗して押圧して抜止ピンを導入溝内に戻す
と共に回転体を上記とは逆の方向に捻り戻して係
止ピンを短溝の入口の位置としこの位置に於て回
転体を一挙に引き抜ければよいものである。即ち
本考案によれば上記の要望に応えるものであつ
て、所期の目的を充分に達成することができる優
れた効果を有するものである。
図は本考案シヤフトに対する回転体の固定装置
の実施例を示すものであつて、第１図は第１実施
例の要部を示す斜視図、第２図は第１図Ａ−Ａ線
に沿う断面図、第３図および第４図は回転体の取
付操作を示す説明図、第５図は第２実施例の要部
を示す断面図である。 １……インペラー、２……ボス、３……シヤフ
ト、４……短溝、５……係止ピン、６……導入
溝、７……リング、８……抜止ピン、９……バ
ネ、１０……段部、１２，１２′……パツキン、
１３，１３′……パツキン押さえ、１４……ケー
シング。
の実施例を示すものであつて、第１図は第１実施
例の要部を示す斜視図、第２図は第１図Ａ−Ａ線
に沿う断面図、第３図および第４図は回転体の取
付操作を示す説明図、第５図は第２実施例の要部
を示す断面図である。 １……インペラー、２……ボス、３……シヤフ
ト、４……短溝、５……係止ピン、６……導入
溝、７……リング、８……抜止ピン、９……バ
ネ、１０……段部、１２，１２′……パツキン、
１３，１３′……パツキン押さえ、１４……ケー
シング。
Claims (1)
- 回転体に設けられたボスがシヤフトに抜挿自在
に嵌着されたボスおよびシヤフトに回転方向に長
い短溝および同短溝に摺動自在に嵌合した係止ピ
ンが設けられ、短溝の一端にボスの一方側縁に開
口する係止ピンの導入溝が連設されると共にシヤ
フトの外周にリングが導入溝の開口に対し遠近す
る摺動自在の状態および回転可能の状態として嵌
着され、リングに同リングの遠近作動時に導入溝
を経て短溝の一端に出入する抜止ピンが設けら
れ、更にリングに同リングに対して導入溝の開口
へ近ずける方向への弾発力を賦与するバネが係装
されたことを特徴とするシヤフトに対する回転体
の固定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6560786U JPH0125768Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6560786U JPH0125768Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62177909U JPS62177909U (ja) | 1987-11-12 |
| JPH0125768Y2 true JPH0125768Y2 (ja) | 1989-08-02 |
Family
ID=30902835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6560786U Expired JPH0125768Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0125768Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05240083A (ja) * | 1992-02-27 | 1993-09-17 | Suzuki Motor Corp | 内燃機関の吸入空気量制御装置 |
| US10514718B2 (en) * | 2014-04-04 | 2019-12-24 | Graco Minnesota Inc. | Quick disconnect screed box handle |
| JP7319659B2 (ja) * | 2019-06-12 | 2023-08-02 | 株式会社アルプスツール | フィンガーチャックの連結装置 |
| JPWO2023008051A1 (ja) * | 2021-07-30 | 2023-02-02 |
-
1986
- 1986-04-30 JP JP6560786U patent/JPH0125768Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62177909U (ja) | 1987-11-12 |
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