JPH0541345Y2 - - Google Patents

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JPH0541345Y2
JPH0541345Y2 JP1986157312U JP15731286U JPH0541345Y2 JP H0541345 Y2 JPH0541345 Y2 JP H0541345Y2 JP 1986157312 U JP1986157312 U JP 1986157312U JP 15731286 U JP15731286 U JP 15731286U JP H0541345 Y2 JPH0541345 Y2 JP H0541345Y2
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cooling
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light emitting
temperature
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JP1986157312U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、庫内温度と冷却運転時間の夫々を発
光部の点滅によつて表示可能な冷却貯蔵庫に関す
るものである。
(従来の技術) シヨーケース,冷蔵庫等の冷却貯蔵庫では、庫
内温度検知器の検知信号に基づいて、内蔵された
冷却回路の運転、具体的には圧縮器の運転を制御
し、該庫内の温度を冷却に適した所定温度に保持
している。ところが、このような冷却貯蔵庫は庫
内温度を外部から視認する手段を何等有しないこ
とから、冷却が実際に行われているか否かの不安
が往々にして利用者側に生じる。
これを解消するため、LED等の複数の発光素
子を冷蔵庫の扉前面に設けて、庫内温度に応じて
所定の発光素子を点灯させることで、外部から庫
内温度を視認できるようにしたものが提案されて
いる(例えば、特開昭58−8973号公報、特開昭61
−93370号公報参照)。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記の冷却貯蔵庫では、庫内温
度を表示するために複数の発光素子を必要とする
関係から、部品点数が多くコスト増加が避けられ
ず、配線等が複雑になるという欠点がある。
また、停電等により冷却回路の運転が停止した
後に改めて電源が投入された場合でも、冷却回路
の停止によつて上昇した庫内温度がそのまま表示
されてしまうため、冷却回路が正常に運転されて
いるにも拘らず、庫内の高温状態を冷却回路の故
障として誤認する恐れがあつた。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、1個の発光素子で庫内
温度の表示と冷却運転時間の表示を行なえると共
に、停電復旧時等における冷却回路の運転を適正
に判断できる冷却貯蔵庫を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するため、冷却回路を
内蔵した貯蔵庫本体と、貯蔵庫本体内の温度を検
知する温度検知器と、温度検知器の検知信号に基
づいて冷却回路の運転を制御する温度制御手段と
を具備した冷却貯蔵庫において、貯蔵庫本体外か
ら視認可能な1個の発光素子と、庫内温度に対応
した点滅回数と冷却運転時間に対応した点滅回数
とを夫々設定する点滅回数設定手段と、庫内温度
表示の点滅周期と冷却運転時間表示の点滅周期と
を互いに異なる周期で夫々設定する点滅周期設定
手段と、上記点滅回数及び点滅周期に基づいて規
定される庫内温度表示の点滅信号と冷却運転時間
表示の点滅信号とを所定時間毎に順次発光素子に
送出する発光制御手段とを設けている。
(作用) 本考案の冷却貯蔵庫では、庫内温度の表示に適
合した点滅回数と冷却運転時間の表示に適合した
点滅回数とが夫々点滅回数設定手段にて設定さ
れ、また庫内温度表示の点滅周期と冷却運転時間
表示の点滅周期とが点滅周期設定手段にて互いに
異なる周期で夫々設定される。
発光制御手段では、上記点滅回数及び点滅周期
に基づいて庫内温度表示の点滅信号と冷却運転時
間表示の点滅信号とが規定されると共に、両点滅
信号が所定時間毎に順次発光素子に送出される。
つまり、1個の発光素子には、庫内温度を表す
所定回数の点滅と、冷却運転時間を表す所定回数
の点滅が、所定時間毎に異なる周期で順次行なわ
れる。
(実施例) 第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は冷却貯蔵庫の電気回路図、第2図
は点滅制御のフローチヤート、第3図は点滅状態
を示すタイミングチヤートである。
まず、第1図を参照して、冷却貯蔵庫の電気系
の構成について説明する。
図において、1は冷蔵シヨーケース(図示省
略)に内蔵された冷却回路の圧縮機、2は該圧縮
機1の駆動スイツチ、3はケース内温度を検知す
るサーミスタ、4はケース外から視認可能な1個
の発光ダイオード、5は電子サーモアンプであ
る。
電子サーモアンプ5は、タイマー機能を有する
マイクロコンピユータ(以下マイコンという),
A/D変換器等を有しており、上記駆動スイツチ
2,サーミスタ3及び発光ダイオード4を夫々接
続している。この電子サーモアンプ5では、サー
ミスタ3の検知信号に基づいて駆動スイツチ2の
オン・オフによる冷却運転の制御と、発光ダイオ
ード4の点滅を夫々制御する。
サーミスタ3の検知信号に基づく冷却運転の制
御については従来と同様であるため、以下には発
光ダイオード4の点滅制御について、第2図及び
第3図を参照して説明する。
まず、ケース内温度を検知するサーミスタ3の
電圧をA/D変換器によりデジタル信号に変換し
マイコンに入力し、該電圧を温度データに変換し
てレジスタR1にストアする。例えば、ケース内
温度が1℃のときは1として、また2℃のときは
2として、3℃以上の場合も同様に3,4,5…
…nをレジスタR1にストアする。
つまり、ケース内温度が3℃のときはレジスタ
R1に3がストアされ、1周期がT1時間(1秒)
のパルス信号を発光ダイオード4に送出し、1パ
ルス毎にレジスタR1から1をマイナスして、該
レジスタR1が0になるまでパルス信号を連続し
て送出する。要するに、ケース内温度が3℃のと
きは、発光ダイオード4が1秒毎に3回点滅し、
ケース内温度が3℃であることが表示される。
一方、このとき冷却回路の圧縮機1が継続して
運転されている場合には、上記と同様に運転時間
を時間データに変換してレジスタR2にストアす
る。例えば、運転時間が1時間のときは1と、ま
た2時間のときは2として、3時間以上の場合も
同様に3,4,5……をレジスタR2にストアす
る。
つまり、圧縮機1の運転時間が3時間のときは
レジスタR2に3がストアされ、温度表示のパル
ス信号が送出されてT2時間(例えば、30分)経
過した後に、1周期がT3時間(0.5秒)のパルス
信号を発光ダイオード4に送出し、1パルス毎に
レジスタR2から1をマイナスして、該レジスタ
R2が0になるまでパルス信号を連続して送出す
る。要するに、圧縮機1の運転時間が3時間のと
きは、ケース内温度の点滅表示が終了してから30
分経過した後に、発光ダイオード4が0.5秒毎に
3回点滅し、運転時間が3時間であることが表示
される。
上記の温度表示と運転時間表示は順次連続して
行なわれ、ケース内温度が4℃のときは、発光ダ
イオード4が1秒毎に4回点滅し、また圧縮機1
の運転時間が4時間のときは、ケース内温度の点
滅表示が終了してから30分経過した後に発光ダイ
オード4が0.5秒毎に4回点滅する。
また、除霜運転に入り圧縮機1の運転が停止し
た場合には、特段運転時間の表示を行なわず、上
記ケース内温度の点滅表示のみをT4時間(例え
ば、10分)毎に行なう。
このように本実施例によれば、発光ダイオード
4を所定回数点滅させることで、該点滅回数によ
つてケース内温度を利用者に認識させることがで
き、またケース内温度の点滅表示が終了してから
所定時間経過後に、温度表示とは異なる点滅周期
で発光ダイオード4を所定回数点滅させること
で、該点滅回数によつて圧縮機1(冷却回路)の
運転時間を利用者に認識させることができる。つ
まり、同一の発光ダイオード4を使用してケース
内温度の表示と冷却運転時間の表示を夫々点滅に
よつて行なうことができ、また各表示内容を点滅
の回数で利用者側に正確に伝えることができる。
また、温度表示用の点滅と運転時間表示用の点
滅とを、所定時間毎に、しかも異なる点滅周期で
行なつているので、ケース内温度の表示と冷却運
転時間の表示とを混同することなく利用者側に認
識させることができる。
更に、1個の発光ダイオード4を2つの表示で
兼用しているので、部品点数が少なくて済み、配
線等を簡略化してコストを低減することができ
る。
更にまた、停電復旧時等で上昇した庫内温度が
そのまま表示された場合でも、冷却運転時間の表
示を合わせて確認することで、庫内の高温状態を
冷却回路の故障として誤認することなく、冷却回
路の運転を適正に判断することができる。
尚、実施例ではケース内温度と圧縮機の運転時
間を表示することにしたが、冷蔵シヨーケースの
故障表示等を前記温度表示及び運転表示の点滅と
異なる周期の点滅で行なうようにしてもよい。ま
た、実施例では発光素子として使用した発光ダイ
オード4はランプ等で代用してもよい。更に、実
施例では冷蔵シヨーケースに本考案を適用したも
のを示したが、これに限らず冷凍シヨーケース,
冷蔵庫,冷凍庫等にも適用できるとは勿論であ
る。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、同一の
発光素子を利用して庫内温度の表示と冷却運転時
間の表示を点滅によつて行なうことができ、また
各表示内容を点灯の回数で利用者側に正確に伝え
ることができる。
また、温度表示用の点滅と運転時間表示用の点
滅とを、所定時間毎に、しかも異なる点滅周期で
行なつているので、庫内温度の表示と冷却運転時
間の表示とを混同することなく利用者側に認識さ
せることができる。
更に、1個の発光素子を2つの表示で兼用して
いるので、部品点数が少なくて済み、配線等を簡
略化してコストを低減することができる。
更にまた、停電復旧時等で上昇した庫内温度が
そのまま表示された場合でも、冷却運転時間の表
示を合わせて確認することで、庫内の高温状態を
冷却回路の故障として誤認することなく、冷却回
路の運転を適正に判断することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は冷却貯蔵庫の電気回路図、第2図
は点滅制御のフローチヤート、第3図は点滅状態
を示すタイムチヤートである。 図中、1……圧縮機、2……駆動スイツチ、3
……サーミスタ、4……発光ダイオード、5……
電子サーモアンプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 冷却回路を内蔵した貯蔵庫本体と、貯蔵庫本体
    内の温度を検知する温度検知器と、温度検知器の
    検知信号に基づいて冷却回路の運転を制御する温
    度制御手段とを具備した冷却貯蔵庫において、 貯蔵庫本体外から視認可能な1個の発光素子
    と、 庫内温度に対応した点滅回数と冷却運転時間に
    対応した点滅回数とを夫々設定する点滅回数設定
    手段と、 庫内温度表示の点滅周期と冷却運転時間表示の
    点滅周期とを互いに異なる周期で夫々設定する点
    滅周期設定手段と、 上記点滅回数及び点滅周期に基づいて規定され
    る庫内温度表示の点滅信号と冷却運転時間表示の
    点滅信号とを所定時間毎に順次発光素子に送出す
    る発光制御手段とを設けた、 ことを特徴とする冷却貯蔵庫。
JP1986157312U 1986-10-16 1986-10-16 Expired - Lifetime JPH0541345Y2 (ja)

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JP1986157312U JPH0541345Y2 (ja) 1986-10-16 1986-10-16

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JPS6363683U JPS6363683U (ja) 1988-04-27
JPH0541345Y2 true JPH0541345Y2 (ja) 1993-10-19

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588973A (ja) * 1981-07-06 1983-01-19 シャープ株式会社 冷蔵庫の庫内温度表示装置
JPS6193370A (ja) * 1985-09-20 1986-05-12 三洋電機株式会社 冷凍機器の温度表示装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588973A (ja) * 1981-07-06 1983-01-19 シャープ株式会社 冷蔵庫の庫内温度表示装置
JPS6193370A (ja) * 1985-09-20 1986-05-12 三洋電機株式会社 冷凍機器の温度表示装置

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