JPH0541059Y2 - - Google Patents

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JPH0541059Y2
JPH0541059Y2 JP16219688U JP16219688U JPH0541059Y2 JP H0541059 Y2 JPH0541059 Y2 JP H0541059Y2 JP 16219688 U JP16219688 U JP 16219688U JP 16219688 U JP16219688 U JP 16219688U JP H0541059 Y2 JPH0541059 Y2 JP H0541059Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車用シートのスライドアジヤ
スタ構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、自動車用シートのスライドアジヤスタ構
造としては例えば第8図および第9図に示すよう
なものが知られている。これは受け台12を介し
て車体B側に固定されるロアスライダ13と、シ
ート側に固定されるアツパスライダ11と、これ
らの相互位置を規制するロツクプレート14aと
からなるスライダユニツトS′が左右に一対配置さ
れ、この一対のスライダユニツトS′とこれらのそ
れぞれのロツクプレート14aを同時に係脱作動
させるための操作レバー15aとから構成された
ものである。
上記ロアスライダ13と、アツパスライダ11
との間には、ローラ161およびスチールボール
162が転動可能に介在され、スチールボール1
62によつて左右方向のぶれを防止しつつ、ロー
ラ161の転動によつてシートが車体Bの前後方
向に移動できるように構成されている。
上記受け台12の側面には多数の係止穴121
が上記移動方向に連続して形成され、またアツパ
スライダ11の側面にはロツクプレート14aが
上記移動方向に配置した軸体151の回りにその
軸体151と一体に回転するように取付けられ、
このロツクプレート14aはコイルスプリング1
7によつて上記係止穴121と係合する方向に付
勢され、このロツクプレート14aが上記係止穴
121に第8図に実線と1点鎖線とで示すように
係脱可能に係合することによつてシートが位置規
制されるように構成されている。
一対のロツクプレート14aはワイヤーケーブ
ル10aによつて互いに連結され、操作レバー1
5aを第8図に実線で示す末操作状態から1点鎖
線で示す操作状態への回転操作力がワイヤーケー
ブル10aを介して他方(従動側)のロツクプレ
ート14aにも伝達されることにより、一対のロ
ツクプレート14aが同時に係脱作動され、これ
によつてシートのスライド位置調節が行えるよう
にしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の自動車用シートのスライドアジヤス
タ構造においては、シートのスライド位置調節を
するために操作レバー15aを操作してロツクプ
レート14aを解放状態にすると、係止穴121
との係合が外れるためにアツパスライダ11はロ
アスライダ13に沿つて移動調節範囲の全長(フ
ルストローク)にわたつて移動可能となる。この
ため上記係止穴121の1つ分に相当する長さ
(1ピツチ)だけシートを移動調節したい場合に
は、操作者の勘に頼つてシートを前後方向に作動
させることになり、上記1ピツチ分だけの移動調
節を確実に行うことは困難なものとなつている。
この考案は、このような従来の課題を解決する
ためになされたものであり、シートをそのスライ
ド方向に例えば1ピツチ分だけ移動させたい場合
にも、その移動調節を確実に行うことができ、し
かもフルストロークでの移動調節も行うことがで
きる自動車用シートのスライドアジヤスタ構造を
提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案では、シ
ートをスライド調節する一対のスライダユニツト
を有し、このスライダユニツトはロアスライダ
と、このロアスライダにスライド可能に嵌合され
たアツパスライダと、このアツパスライダをスラ
イド調節する操作部とからなり、上記ロアスライ
ダとアツパスライダとの一方には係止穴、他方に
はこの係止穴と係脱可能に係合するロツクプレー
トがそれぞれ設けられ、このロツクプレートは操
作部の操作によつて係脱作動するように上記操作
部と互いに連結されている自動車用シートのスラ
イドアジヤスタ構造において、上記スライダユニ
ツトにはこのスライダユニツトによるシートの移
動を所定量に規制する規制手段と、この規制手段
を作動させる操作力を継続可能に伝達するクラツ
チ手段とが設けられ、上記規制手段は上記係止穴
と係脱可能に係合し、かつスライド方向に移動可
能なフツクと、このフツクのスライド方向への移
動を所定量に規制するストツパーと、上記フツク
と接触し、このフツクを上記ストツパーに対して
所定の相対位置に保つように付勢された復帰レバ
ーとからなり、上記フツクはロツクプレートが取
付けられた側のスライダに上記係止穴との係合が
外れる方向に付勢された状態で取付けられ、上記
ロツクプレートによるロツクが解除される側に操
作部を操作することにより上記フツクがロツク側
に作動されるとともに、上記ロツクプレートがロ
ツクされる側に操作部を操作することにより上記
フツクがそのロツクを解除される側に作動するよ
うに上記操作部とフツクとは互いに接続され、上
記クラツチ手段は上記操作部とフツクとの間に介
在されているように構成した。
〔作用〕
上記構成によれば、ロツクプレートによるロツ
クが解除されるように操作部を操作することによ
り規制手段のフツクが係止穴と係合し、この状態
でシートをストツパーとともに移動させることに
より上記ストツパーがフツクとぶつかつてシート
の移動が規制される。この状態で操作部をロツク
プレートのロツク側に操作することによりシート
はストツパーとフツクとの間隔である所定量だけ
移動した状態で位置固定されるとともに、フツク
は係止穴との係合が外れ、復帰レバーの付勢力に
よりストツパーに対して所定距離だけ離れた位置
に復帰される。
〔実施例〕
第1図において、自動車用シートのスライドア
ジヤスタ構造は、シートをスライド調節する一対
のスライダユニツトS′と、このスライダユニツト
Sのアツパスライダ11の移動を所定量(実施例
においては係止穴の1ピツチ分)のみに規制する
規制手段2と、この規制手段2による規制を解除
するクラツチ手段3とから構成されている。
上記スライダユニツトSは、第2図に示すよう
に受け台12を介して車体B側に固定されるロア
スライダ13と、シート側に固定されるアツパス
ライダ11と、これらの相互位置を規制するロツ
クプレート14とからなり、上記一対のスライダ
ユニツトSのそれぞれのロツクプレート14を同
時に係脱作動させるための操作レバー(操作部)
15が設けられている。そして上記ロアスライダ
13と、アツパスライダ11とは、これらの間に
介在したローラ161および一対のスチールボー
ル162によつて左右方向のぶれを防止しつつ、
ローラ161によつてシートが車体Bの前後方向
に移動できるように構成されている。
上記受け台12の側面には、第1図および第2
図に示すように多数の係止穴121が上記移動方
向に連続して形成され、またアツパスライダ11
の側面には平面形状がコ字状のブラケツト141
が固着されている。このブラケツト141には上
記移動方向に軸体151a,151bがその軸
A,B回りに回転可能に支持され、この軸体15
1a,151bにロツクプレート14がその軸体
151a,151bと一体に回転するように取付
けられている。
このロツクプレート14はコイルスプリング1
7によつて上記係止穴121と係合する方向に付
勢され、このロツクプレート14が上記軸体15
1a,151bの回転作動により上記係止穴12
1に第2図に実線と1点鎖線とで示すように係脱
可能に係合することによつてシートが位置規制さ
れるように構成されている。
一対のロツクプレート14の一方の軸体151
aはシートの前方に突出され、この軸体151a
がアツパスライダ11に支持片111を介してそ
の軸A回りに回転可能に支持され、その先端がL
字形に折曲されて操作レバー15が構成されてい
る。また上記操作レバー15の軸体151aには
規制手段2近傍の所定位置に環状のストツパー1
52が突出形成されている。
そして上記一対のロツクプレート14がワイヤ
ーケーブル10によつて互いに連結され、上記操
作レバー15によるロツクプレート14の回転操
作力が上記ワイヤーケーブル10によつて他方
(従動側)のロツクプレート14へも伝えられ、
上記操作レバー15の操作により一対のロツクプ
レート14の係脱作動が同時に行われるようにし
ている。
上記規制手段2は、第3図および第4図に示す
ように側面視U字状に形成されたフツク21と、
このフツク21を上記ロツクプレート14のブラ
ケツト141とストツパー152とに対して所定
の相対位置に保つ復帰レバー22と、上記フツク
21に操作レバー22の回転操作力を伝達するワ
イヤーケーブル20とから構成されている。上記
フツク21は、底板部に係止穴121と互いに係
合する爪211が形成されるとともに、両側の立
壁212に操作レバー15の軸体151aが貫通
され、この軸体151aによつてこれ自体の回り
に回転可能で、かつ軸体151aとフツク21と
がシートのスライド方向に相対移動可能に支持さ
れている。そして上記フツク21はスプリング2
13によつてその爪211が係止穴121との係
合が外れる方向に付勢されている。
そしてこのフツク21は、その一側の立壁21
2とブラケツト141との間隔l(第4図参照)、
および他側の立壁212とストツパー152との
間隔lが係止穴121の1ピツチ分に相当する距
離になるように配置される。上記ブラケツト14
1とストツパー152とは、フツク21の移動を
所定量(間隔l)に規制するストツパーとして作
用するように構成されている。
上記復帰レバー22はアツパスライダ11の上
面に取付けられたスペーサー24の上に垂直軸C
回りに回転可能に取付けられ、この復帰レバー2
2がアツパスライダ11に対して直角に操作レバ
ー15側に突出され、その先端部221が上記フ
ツク21の両側立壁212の間に配置されてい
る。上記先端部221は平面視でほぼ円形に形成
され、この先端部221は上記フツク21の両側
立壁222の内側面と互いに接触するように形成
されている。
また上記復帰レバー22にはコイルスプリング
23がその両端を交差した状態で係止され、この
コイルスプリング23によつて上記垂直軸C回り
に復帰レバー22が回転しても元の基準位置に戻
るように付勢されている。すなわち上記フツク2
1はブラケツト141とストツパー152との間
を軸体151aに沿つて移動可能で、かつ復帰レ
バー22によつて上記ブラケツト141とストツ
パー152との間の所定位置に戻るように付勢さ
れ、これによつてフツク21はブラケツト141
とストツパー152とに対して所定の間隔lに保
たれる。
また上記フツク21は、第1図に示すように従
動側のアツパスライダ11に取付けられた作動片
31とワイヤーケーブル20によつて互いに連結
されている。この作動片31は、第5図に示すよ
うに側面視でU字状に形成され、両側の立壁31
1にロツクプレート14の回転軸である軸体15
1bが貫通され、この軸体151bによつてこの
軸体151bの回りに回転可能に支持されてい
る。
上記作動片31にはその一側の立壁311に突
起312が突出形成され、一方ロツクプレート1
4側には上記突起312と対応する穴142が形
成され、上記突起312がこの穴142に嵌合し
た状態で作動片31はロツクプレート用ブラケツ
ト141の間に配置され、上記ロツクプレート1
4の係脱作動に伴う回転力が第3図に示すように
上記突起312による嵌合部分を介して作動片3
1に伝達され、これがワイヤーケーブル20を介
してフツク21に伝達され、このフツク21が軸
体151a回りに回転作動されて係止穴121と
の係脱が行われる。
上記フツク21はロツクプレート14とは第2
図に示すようにその係脱作動が互いに逆に行われ
るように配置されている。したがつてロツクプレ
ート14が係止穴121との係合(ロツク)が解
除作動されることによつてフツク21は係止穴1
21と係合(ロツク)するように作動されるとと
もに、ロツクプレート14の係合作動によつて上
記フツクはその係合を解除するように作動され
る。
クラツチ手段3は、第6図に示すように上記作
動片31とこの作動片31の突起312と穴14
2との嵌合を着脱作動させる作動レバー32とか
ら構成されている。この作動レバー32は、第1
図に示すように略L字形に形成され、その操作部
321が第1図に示すようにシートの前端位置に
突出配置され、その先端部322が上記作動片3
1の両側の立壁311間に突出配置されるよう
に、L字の角部323が垂直軸D回りに回転可能
にアツパスライダ11に取付けられている。この
作動レバー32の先端部322は平面視でほぼ円
形に形成され、この先端部322の周縁が上記両
側の立壁311と互いに接触した状態に配置され
ている。
また上記作動レバー32にはその中間部には第
1図および第7図に示すように凸部324が下方
に突出形成され、アツパスライダ11にはその上
面に上記凸部324と対応する一対の穴112
a,112bが上記作動レバー32の角部323
を中心とする回転軌跡に沿つて所定間隔で明けら
れている。一方の穴(回転伝達側)112aに上
記凸部324が嵌合することにより作動レバー3
2の先端部322が作動片31を、その突起31
2がロツクプレート14の穴142と嵌合するよ
うに押圧し、他方の穴(回転伝達遮断側)112
bに上記凸部324を嵌合させることにより、作
動片31が上記先端部322によつて逆方向に押
圧され、この作動片31は軸体151bに沿つて
突起312と穴142との嵌合が外れる方向に移
動される。
上記構成の自動車用シートのスライドアジヤス
タ構造において、通常は作動レバー32はその凸
部324がアツパスライダ11の回転伝達遮断側
穴112bと嵌合した状態(第7図に2点鎖線で
示す状態)に揺動操作され、これによつて操作レ
バー15の回転操作力が規制手段2のフツク21
に伝達されない遮断状態(第6図に1点鎖線で示
す状態)に設定されている。したがつてアツパス
ライダ11は係止穴121が形成された範囲、す
なわちスライダ調節範囲(フルストローク)の範
囲内で操作者の所望量だけロアスライダ13に沿
つて移動調節することができる。
上記アツパスライダ11を上記係止穴121の
1ピツチ分だけ移動させたい場合には、上記作動
レバー32をその凸部324が回転伝達側穴11
2aと嵌合するように揺動操作して操作力伝達状
態(第6図に実線で示す状態)にすればよい。こ
れにより作動片31の突起312がロツクプレー
ト14の穴142に係合した状態(第5図の実線
で示す状態)となる。このため操作レバー15を
コイルスプリング17に抗してロツクプレート1
4のロツクが解除される側に回転操作すると、こ
の回転操作力がワイヤーケーブル10および突起
312を介して上記作動片31に伝達され、この
作動片31は従動側ロツクプレート14とともに
回転することになる。
この作動片31への回転操作力がワイヤーケー
ブル20を介してフツク21に伝達されると、こ
のフツク21は操作レバー15の軸体151a回
りに回転してその爪211が係止穴121と係合
してロツク状態になる。つぎに、シートを例えば
前方に移動させると、アツパスライダ11はブラ
ケツト141、軸体151aおよび復帰プレート
22とともに前方(第4図における下方)に移動
し、上記復帰プレート22はフツク21がロツク
状態にあるのでコイルスプリング23をねじりな
がら回転することになる。そして上記アツパスラ
イダ11はブラケツト141がフツク21とぶつ
かる(第4図の1点鎖線参照)ことにより、その
移動が規制されて停止する。したがつて上記シー
トをフツク21とブラケツト141との間隔l、
すなわち係止穴121の1ピツチ分だけ移動させ
た後、停止させることができる。
この停止した状態で操作レバー15を離すと、
コイルスプリング17のねじり復元力によりロツ
クプレート14はその移動後に相対する係止穴1
21と再び係合することになる。そしてこのロツ
ク側への回転作動力が2本のワイヤーケーブル1
0,20を介してフツク21に伝達され、これに
よりこのフツク21は係止穴121との係合が外
される(第3図実線参照)。この係合が外れると、
復帰プレート22を介したコイルスプリング23
の復元力によつて上記フツク21は軸体151a
に沿つてスライドしてブラケツト141とストツ
パー152とに対して所定の相対位置に自動的に
復元されることになる。これにより、操作レバー
15のロツク解除操作によつて再びシートを1ピ
ツチ分だけ移動調節することができる。
またシートを後方に1ピツチ分だけ移動調節す
る場合には、上記要領で操作してシートを後方に
ずらせればよい。これによりアツパスライダ11
は上記1ピツチ分だけ後方(第4図における上
方)に移動した後に軸体151aのストツパー1
52がフツク21と当接し、このストツパー15
2により上記前方側移動調節と同様に1ピツチ分
以上の移動が規制される。
再びフルストロークの移動調節を行う場合に
は、作動レバー32を遮断側に揺動操作すればよ
い。これにより操作レバー15を回転操作しても
その回転操作力の作動片31への伝達は遮断さ
れ、フツク21は第3図に実線で示すロツク解除
状態に保たれる。
なお、上記実施例においては、間隔lを係止穴
1ピツチ分に相当する距離に設定したが、これに
限らず、例えば係止穴2ピツチ分に相当する距離
に設定してもよい。これによりシートの移動調節
を係止穴2ピツチずつについて行うことができ
る。
また、上記実施例ではフツク21を操作レバー
15の軸体151aに支持させているが、これに
限らず、例えばアツパスライダ11の上面に他の
軸体を取付け、この軸体にフツクを回転可能かつ
スライド可能に支持させてもよい。
さらに上記実施例では、係止穴121をロアス
ライダ13側、ロツクプレート14をアツパスラ
イダ11側に設けているが、例えば係止穴とロツ
クプレートとの関係を互いに逆にしてスライダユ
ニツトを構成してもよい。
〔考案の効果〕
この考案の自動車用シートのスライドアジヤス
タ構造によれば、シートをそのスライド方向に例
えば係止穴の1ピツチ分だけなどの所定量だけ移
動操作したい場合には、クラツチ手段を操作力が
伝達されるように切換操作することにより、ロツ
クプレートのロツク解除操作の操作力によつて規
制手段が作動するために、シートの移動を確実に
上記所定量だけにすることができる。しかも上記
クラツチ手段を上記操作力の伝達が遮断されるよ
うに切換操作することにより、従来のフルストロ
ークでのスライド調節も行えるとともに、その切
換えも容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す平面説明図、
第2図は第1図の−線における拡大断面説明
図、第3図は第1図の−線における拡大断面
説明図、第4図は規制手段の拡大平面説明図、第
5図は第3図の−線断面説明図、第6図はク
ラツチ手段の拡大平面説明図、第7図は第1図の
−線における拡大断面説明図、第8図は従来
の自動車用シートのスライドアジヤスタ構造を示
す断面説明図、第9図は従来の自動車用シートの
スライドアジヤスタ構造を示す側面説明図であ
る。 2……規制手段、3……クラツチ手段、11…
…アツパスライダ、13……ロアスライダ、14
……ロツクプレート、15……操作レバー、21
……フツク、22……復帰レバー、23……コイ
ルスプリング、31……作動片、121……係止
穴、141……ブラケツト、152……ストツパ
ー、213……スプリング、B……車体、S……
スライダユニツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートをスライド調節する一対のスライダユニ
    ツトを有し、このスライダユニツトはロアスライ
    ダと、このロアスライダにスライド可能に嵌合さ
    れたアツパスライダと、このアツパスライダをス
    ライド調節する操作部とからなり、上記ロアスラ
    イダとアツパスライダとの一方には係止穴、他方
    にはこの係止穴と係脱可能に係合するロツクプレ
    ートがそれぞれ設けられ、このロツクプレートは
    操作部の操作によつて係脱作動するように上記操
    作部と互いに連結されている自動車用シートのス
    ライドアジヤスタ構造において、上記スライダユ
    ニツトにはこのスライダユニツトによるシートの
    移動を所定量に規制する規制手段と、この規制手
    段を作動させる操作力を断続可能に伝達するクラ
    ツチ手段とが設けられ、上記規制手段は上記係止
    穴と係脱可能に係合し、かつスライド方向に移動
    可能なフツクと、このフツクのスライド方向への
    移動を所定量に規制するストツパーと、上記フツ
    クと接触し、このフツクを上記ストツパーに対し
    て所定の相対位置に保つように付勢された復帰レ
    バーとからなり、上記フツクはロツクプレートが
    取付けられた側のスライダに上記係止穴との係合
    が外れる方向に付勢された状態で取付けられ、上
    記ロツクプレートによるロツクが解除される側に
    操作部を操作することにより上記フツクがロツク
    側に作動されるとともに、上記ロツクプレートが
    ロツクされる側に操作部を操作することにより上
    記フツクがそのロツクを解除される側に作動する
    ように上記操作部とフツクとは互いに接続され、
    上記クラツチ手段は上記操作部とフツクとの間に
    介在されていることを特徴とする自動車用シート
    のスライドアジヤスタ構造。
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