JPH0540883Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0540883Y2 JPH0540883Y2 JP1988080976U JP8097688U JPH0540883Y2 JP H0540883 Y2 JPH0540883 Y2 JP H0540883Y2 JP 1988080976 U JP1988080976 U JP 1988080976U JP 8097688 U JP8097688 U JP 8097688U JP H0540883 Y2 JPH0540883 Y2 JP H0540883Y2
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- Japan
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- main pipe
- hole saw
- hole
- plunger
- radial direction
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Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Drilling And Boring (AREA)
- Drilling Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、内面プラスチツクチユーブライニン
グ幹管の枝管管口の開口に適用される枝管管口閉
塞膜穿孔装置に関する。
グ幹管の枝管管口の開口に適用される枝管管口閉
塞膜穿孔装置に関する。
従来技術とその問題点
従来既設水道管やガス管の内面ライニング工法
として、プラスチツクチユーブを管内で拡張して
管内面に被着するような工法が提案されている。
斯かるプラスチツクチユーブのライニング工法に
於ては幹管に枝管があると、この枝管の管口がチ
ユーブによつて塞がれてしまうのでプラスチツク
チユーブライニング後に枝管管口を開口する必要
を生ずる。
として、プラスチツクチユーブを管内で拡張して
管内面に被着するような工法が提案されている。
斯かるプラスチツクチユーブのライニング工法に
於ては幹管に枝管があると、この枝管の管口がチ
ユーブによつて塞がれてしまうのでプラスチツク
チユーブライニング後に枝管管口を開口する必要
を生ずる。
従来このような枝間管口閉塞膜の穿孔に適用さ
れる装置として、既に各種構造のものが提案さ
れ、之等公知の穿孔装置は、上記閉塞膜が軟質プ
ラスチツクである場合は、特に問題はなかつた。
れる装置として、既に各種構造のものが提案さ
れ、之等公知の穿孔装置は、上記閉塞膜が軟質プ
ラスチツクである場合は、特に問題はなかつた。
ところが近時硬質プラスチツクチユーブを用い
るライニング工法が開発され、この場合は閉塞膜
が硬質プラスチツクから構成されるので、従来の
穿孔装置に搭載されているような加熱溶融式やカ
ツター式の穿孔ヘツドでは作業能率が悪くその改
善が臨まれていた。この場合穿孔ヘツドとして、
鉄管の穿孔などに用いられているホールソータイ
プのものを用いるようにすれば、従来の問題点を
一掃できるが、ホールソータイプではホールソー
内に切片が嵌入したまま残るので、穿孔作業を終
えるごとに穿孔装置を管外に引出し、切片を除去
しなければならず面倒であつた。この場合、切片
の自動除去を可能とするために、ホールソーに実
開昭62−42914号公報に示されているような突棒
を備えることが考えれるが、公知の自動除去手段
では構成上、突棒をホールソーの作動位置まで突
出させることが必要になるので、このような突棒
を穿孔装置に備えると、突棒が支管管口閉塞膜の
穿孔を行なうホールソーの作動位置まで突出する
することになり、これでは突棒が幹管内でつか
え、穿孔装置を幹管内で移動させることができな
くなる。
るライニング工法が開発され、この場合は閉塞膜
が硬質プラスチツクから構成されるので、従来の
穿孔装置に搭載されているような加熱溶融式やカ
ツター式の穿孔ヘツドでは作業能率が悪くその改
善が臨まれていた。この場合穿孔ヘツドとして、
鉄管の穿孔などに用いられているホールソータイ
プのものを用いるようにすれば、従来の問題点を
一掃できるが、ホールソータイプではホールソー
内に切片が嵌入したまま残るので、穿孔作業を終
えるごとに穿孔装置を管外に引出し、切片を除去
しなければならず面倒であつた。この場合、切片
の自動除去を可能とするために、ホールソーに実
開昭62−42914号公報に示されているような突棒
を備えることが考えれるが、公知の自動除去手段
では構成上、突棒をホールソーの作動位置まで突
出させることが必要になるので、このような突棒
を穿孔装置に備えると、突棒が支管管口閉塞膜の
穿孔を行なうホールソーの作動位置まで突出する
することになり、これでは突棒が幹管内でつか
え、穿孔装置を幹管内で移動させることができな
くなる。
本考案は、このような従来の問題点を一掃する
ことを目的としてなされたものである。
ことを目的としてなされたものである。
問題点を解決するための手段
本考案は、幹管円周方向及び半径方向に移動自
在な穿孔ヘツド、該穿孔ヘツドを幹管内周方向に
移動する第1駆動装置、及び同穿孔ヘツドを幹管
半径方向に移動する第2駆動装置を具備し、穿孔
ヘツドの幹管半径方向の移動により、内面プラス
チツクチユーブライニング幹管に付設の枝管管口
閉塞膜の穿孔を行なう枝管管口閉塞膜穿孔装置に
於て、穿孔ヘツドとしてのホールソーと、第2駆
動装置としてのシリンダ・プランジヤ装置と、ホ
ールソーに回転を与えるための第3駆動装置とが
備えられ、ホールソーは、プランジヤの先端に取
付け固定されていて、プランジヤの幹管半径方向
への移動で、支管閉塞膜を穿孔する作動位置と、
該作動位置より幹管中心側に退去する非作動位置
とを選択的にとることが可能であり、シリンダと
プランジヤはスプラインを介し回転に対しては一
体、幹管半径方向の移動に対してはフリーに結合
されていて、第3駆動位置よりの回転をシリン
ダ・プランジヤ装置を介しホールソーに伝達でき
る構成とせられ、さらにホールソーの底部に貫通
孔が、またシリンダーの上端に貫通孔の真下に位
置するように突棒が、それぞれ備えられ、突棒
は、ホールソーが作動位置にあるときは貫通孔よ
り幹管中心側に外れ、非作動位置にあるときは、
貫通孔を通つてホールソー内に突出することが可
能な突出高さを有していることを特徴とする枝管
管口閉塞膜穿孔装置に係る。
在な穿孔ヘツド、該穿孔ヘツドを幹管内周方向に
移動する第1駆動装置、及び同穿孔ヘツドを幹管
半径方向に移動する第2駆動装置を具備し、穿孔
ヘツドの幹管半径方向の移動により、内面プラス
チツクチユーブライニング幹管に付設の枝管管口
閉塞膜の穿孔を行なう枝管管口閉塞膜穿孔装置に
於て、穿孔ヘツドとしてのホールソーと、第2駆
動装置としてのシリンダ・プランジヤ装置と、ホ
ールソーに回転を与えるための第3駆動装置とが
備えられ、ホールソーは、プランジヤの先端に取
付け固定されていて、プランジヤの幹管半径方向
への移動で、支管閉塞膜を穿孔する作動位置と、
該作動位置より幹管中心側に退去する非作動位置
とを選択的にとることが可能であり、シリンダと
プランジヤはスプラインを介し回転に対しては一
体、幹管半径方向の移動に対してはフリーに結合
されていて、第3駆動位置よりの回転をシリン
ダ・プランジヤ装置を介しホールソーに伝達でき
る構成とせられ、さらにホールソーの底部に貫通
孔が、またシリンダーの上端に貫通孔の真下に位
置するように突棒が、それぞれ備えられ、突棒
は、ホールソーが作動位置にあるときは貫通孔よ
り幹管中心側に外れ、非作動位置にあるときは、
貫通孔を通つてホールソー内に突出することが可
能な突出高さを有していることを特徴とする枝管
管口閉塞膜穿孔装置に係る。
実施例
以下に本考案の一実施例を添附図面にもとづき
説明すると次の通りである。
説明すると次の通りである。
第1図は本考案装置の全体図を示し、台車1は
幹管a内に設置された状態で、常法に従い、例え
は後輪2の種極駆動により管内を管軸方向に遠隔
操作下に自由に移動し得るようになつている。
幹管a内に設置された状態で、常法に従い、例え
は後輪2の種極駆動により管内を管軸方向に遠隔
操作下に自由に移動し得るようになつている。
台車1の前輪3は、その中心軸線上に設置され
たボールキヤスタから構成され、前輪3のフレー
ム3a上に、幹管aの内周方向及び半径方向に移
動可能な穿孔ヘツド4が備えられている。
たボールキヤスタから構成され、前輪3のフレー
ム3a上に、幹管aの内周方向及び半径方向に移
動可能な穿孔ヘツド4が備えられている。
台車1は第2図及び第3図に示されるように外
側の固定胴部1aと内側の可動胴部1bを具備
し、可動胴部1bの前端に、前輪3がそのフレー
ム3aに於て一体に取付けられている。可動胴部
1bは台車1に搭載された第1駆動装置5例えば
モータ(第1図参照)の作動をして中心軸線周り
の方向に適宜揺動回転され、この揺動回転により
上記フレーム3aひいてはフレーム3a上の穿孔
ヘツド4が幹管aの円周方向に移動されるように
なつている。穿孔ヘツド4の幹管円周方向に移動
そのものは従来装置と実質的に異なる所がなく、
このような揺動手段としては、公知の各種の揺動
手段を採用できる。
側の固定胴部1aと内側の可動胴部1bを具備
し、可動胴部1bの前端に、前輪3がそのフレー
ム3aに於て一体に取付けられている。可動胴部
1bは台車1に搭載された第1駆動装置5例えば
モータ(第1図参照)の作動をして中心軸線周り
の方向に適宜揺動回転され、この揺動回転により
上記フレーム3aひいてはフレーム3a上の穿孔
ヘツド4が幹管aの円周方向に移動されるように
なつている。穿孔ヘツド4の幹管円周方向に移動
そのものは従来装置と実質的に異なる所がなく、
このような揺動手段としては、公知の各種の揺動
手段を採用できる。
上記穿孔ヘツド4を幹管aの半径方向に移動す
るために、上記前輪3のフレーム3a上に、第2
駆動装置6としてエアシリンダ・プランジヤ装置
が備えられ、プランジヤ6aの先端に穿孔ヘツド
4が取付けられている。このような構成そのもの
は従来装置と実質的に異なる所がない。
るために、上記前輪3のフレーム3a上に、第2
駆動装置6としてエアシリンダ・プランジヤ装置
が備えられ、プランジヤ6aの先端に穿孔ヘツド
4が取付けられている。このような構成そのもの
は従来装置と実質的に異なる所がない。
本考案は上記構成の穿孔装置に於て、穿孔ヘツ
ド4として、鉄管などの穿孔に用いられているホ
ールソーを用いたことを特徴としている。
ド4として、鉄管などの穿孔に用いられているホ
ールソーを用いたことを特徴としている。
穿孔ヘツド4即ちホールソーは、上端に鋸歯を
有する鋸歯筒4aを具備している。
有する鋸歯筒4aを具備している。
ホールソー4を回転するために第3駆動装置1
1例えばモータが台車1の可動胴部1bに備えら
れる。モータ11の回転は、傘歯伝動機構7を介
して、第2駆動装置6にエアシリンダ6bに伝達
され、更に該シリンダ6bとスプライン8を介し
て噛合うブランジヤ6aを介してその上端のホー
ルソー4に伝達されるようになつている。
1例えばモータが台車1の可動胴部1bに備えら
れる。モータ11の回転は、傘歯伝動機構7を介
して、第2駆動装置6にエアシリンダ6bに伝達
され、更に該シリンダ6bとスプライン8を介し
て噛合うブランジヤ6aを介してその上端のホー
ルソー4に伝達されるようになつている。
ホールソー4の鋸歯筒4aは枝管bの管口b1に
対応する外径を有し、その底部には、例えば外周
寄りに部分に、等間隔配置の複数個の貫通孔9が
形成されている。
対応する外径を有し、その底部には、例えば外周
寄りに部分に、等間隔配置の複数個の貫通孔9が
形成されている。
貫通孔9の下方、即ち上記シリンダ6bの上端
フランジ部6b1に上記貫通孔9と上下位置が一致
するように、突棒10が備えられる。突棒10は
シリンダ6b従つてこれとスプライン8を介して
連結されたホールソー4と一体回転し、ホールソ
ー4の回転に拘らず、貫通孔9との上下位置関係
を常時設定通り保持する。一方ホールソー4の幹
管半径方向の移動に対してはフリーであり、従つ
て第2図に示されるように、ホールソー4が非作
動位置にあるときは、突棒10は貫通孔9を通つ
て鋸歯筒4a内に突入するが、第3図に示される
ように作動位置にあるときは、鋸歯筒4aより下
方へ退去している。突棒10はホールソー4が穿
孔作業を終えて非作動位置に戻つたとき、その内
部に嵌入したまま残つている切片c1(第5図参照)
を突き上げて取り除くためのものであり、その突
出高さは、第2図の非作動位置を基準にして鋸歯
筒4aと同程度乃至これより若干高くなるような
高さを有し、この程度の高さであれば、穿孔装置
の幹管内での移動性を全く損うことがない。
フランジ部6b1に上記貫通孔9と上下位置が一致
するように、突棒10が備えられる。突棒10は
シリンダ6b従つてこれとスプライン8を介して
連結されたホールソー4と一体回転し、ホールソ
ー4の回転に拘らず、貫通孔9との上下位置関係
を常時設定通り保持する。一方ホールソー4の幹
管半径方向の移動に対してはフリーであり、従つ
て第2図に示されるように、ホールソー4が非作
動位置にあるときは、突棒10は貫通孔9を通つ
て鋸歯筒4a内に突入するが、第3図に示される
ように作動位置にあるときは、鋸歯筒4aより下
方へ退去している。突棒10はホールソー4が穿
孔作業を終えて非作動位置に戻つたとき、その内
部に嵌入したまま残つている切片c1(第5図参照)
を突き上げて取り除くためのものであり、その突
出高さは、第2図の非作動位置を基準にして鋸歯
筒4aと同程度乃至これより若干高くなるような
高さを有し、この程度の高さであれば、穿孔装置
の幹管内での移動性を全く損うことがない。
本考案装置を用いて、枝管管口閉塞膜の穿孔を
行なうに際しては、先ず最初に幹管a内に於て、
ホールソー(穿孔ヘツド)4と枝管管口b1との位
置合せが常法例えば幹管a内に設置のテレビカメ
ラ車(図示せず)や穿孔装置に設置の位置検出セ
ンサの適用のもとに行なわれる。
行なうに際しては、先ず最初に幹管a内に於て、
ホールソー(穿孔ヘツド)4と枝管管口b1との位
置合せが常法例えば幹管a内に設置のテレビカメ
ラ車(図示せず)や穿孔装置に設置の位置検出セ
ンサの適用のもとに行なわれる。
第1図及び第2図に示されるように位置合せを
終えた後は、第3駆動装置11の作動をしてホー
ルソー4に回転を与えながら、第2駆動装置6の
作動をしてホールソー4を幹管aの半径方向に進
出移動すると、この移動につれ鋸歯筒4aがその
先端の鋸歯部に於て閉塞膜cを切断する。この状
態が第3図に示されている。閉塞膜cの穿孔は、
鉄管などの穿孔に用いられているホールソー4に
より行なわれるので、これが硬質チユーブから構
成されるような場合であつても迅速確実に行い得
る。閉塞膜cの穿孔により切り出された切片c1は
第3図に示されるように鋸歯筒4a内に嵌入した
状態のまま保持されている。
終えた後は、第3駆動装置11の作動をしてホー
ルソー4に回転を与えながら、第2駆動装置6の
作動をしてホールソー4を幹管aの半径方向に進
出移動すると、この移動につれ鋸歯筒4aがその
先端の鋸歯部に於て閉塞膜cを切断する。この状
態が第3図に示されている。閉塞膜cの穿孔は、
鉄管などの穿孔に用いられているホールソー4に
より行なわれるので、これが硬質チユーブから構
成されるような場合であつても迅速確実に行い得
る。閉塞膜cの穿孔により切り出された切片c1は
第3図に示されるように鋸歯筒4a内に嵌入した
状態のまま保持されている。
穿孔作業を終えた後、第2駆動装置6の作動を
して、ホールソー4を幹管半径方向に退去移動す
ると、この移動につれ突棒10がホールソー4底
部の貫通孔9を通つてその内部に突入して行き、
よつて切片c1は突棒10の突入により上方へ突き
上げられて行き、最終的に第4図に示されるよう
に鋸歯筒4aの先端又はその上方まで突き上げら
れる。よつてこの第4図に示す状態で、第1駆動
装置5の作動をしてホールソー4を揺動回転する
と、切片c1は突き上げ位置より落下する。よつて
第2図に示す状態に復元し、次の操作に備える。
して、ホールソー4を幹管半径方向に退去移動す
ると、この移動につれ突棒10がホールソー4底
部の貫通孔9を通つてその内部に突入して行き、
よつて切片c1は突棒10の突入により上方へ突き
上げられて行き、最終的に第4図に示されるよう
に鋸歯筒4aの先端又はその上方まで突き上げら
れる。よつてこの第4図に示す状態で、第1駆動
装置5の作動をしてホールソー4を揺動回転する
と、切片c1は突き上げ位置より落下する。よつて
第2図に示す状態に復元し、次の操作に備える。
本考案装置に於ては、公知のこの種装置と同様
に、台車1の固定胴部1aを幹管a内に適宜回止
め状に固定するために、適宜の管内拘束手段を適
用できる。このような管内拘束手段は、可動胴部
1bの揺動回転ひいては穿孔ヘツド4の幹管円周
方向の移動操作時に反力をとる目的で通常備えら
れる。
に、台車1の固定胴部1aを幹管a内に適宜回止
め状に固定するために、適宜の管内拘束手段を適
用できる。このような管内拘束手段は、可動胴部
1bの揺動回転ひいては穿孔ヘツド4の幹管円周
方向の移動操作時に反力をとる目的で通常備えら
れる。
管内拘束手段の一例が第5〜6図に示され、シ
リンダ12aの作動をして、平行四辺形リンク構
造を有する支持フレーム12bを、基端枢支部1
2b1を支点として上下動させ、該フレーム12b
の先端に常時水平状態を保持するように備えられ
ている。押圧部材12cを、本管aの内周面に対
し、押圧、又は押圧より解放し得るようになつて
いる。
リンダ12aの作動をして、平行四辺形リンク構
造を有する支持フレーム12bを、基端枢支部1
2b1を支点として上下動させ、該フレーム12b
の先端に常時水平状態を保持するように備えられ
ている。押圧部材12cを、本管aの内周面に対
し、押圧、又は押圧より解放し得るようになつて
いる。
効 果
本考案穿孔装置に於ては、穿孔ヘツドとして、
特に鉄管の穿孔に適用されているホールソータイ
プのものを備えたので、枝管管口閉塞膜の穿孔を
通常の軟質のものはもとより硬質のものでも迅速
確実に穿孔できると共に、ホールソーの鋸歯筒内
に嵌入した状態のまま残る切片を、突棒の作動を
して鋸歯筒より取り除き、直ちに次の操作に備え
得るような構成になつているので、このような閉
塞膜の穿孔作業を作業能率よく実施できる特長を
有する。さらに突棒は、ホールソーと一体回転す
るが、ホールソーの幹管半径方向の移動からはフ
リーのシリンダの上端に備えられているので、突
棒の高さは、ホールソーの非作動移動に於て貫通
孔を通じホールソー内に突出できる程度の高さが
あれば充分であり、突棒の備付けに拘らず、穿孔
装置の幹管内移動性を従前通り保持できる。
特に鉄管の穿孔に適用されているホールソータイ
プのものを備えたので、枝管管口閉塞膜の穿孔を
通常の軟質のものはもとより硬質のものでも迅速
確実に穿孔できると共に、ホールソーの鋸歯筒内
に嵌入した状態のまま残る切片を、突棒の作動を
して鋸歯筒より取り除き、直ちに次の操作に備え
得るような構成になつているので、このような閉
塞膜の穿孔作業を作業能率よく実施できる特長を
有する。さらに突棒は、ホールソーと一体回転す
るが、ホールソーの幹管半径方向の移動からはフ
リーのシリンダの上端に備えられているので、突
棒の高さは、ホールソーの非作動移動に於て貫通
孔を通じホールソー内に突出できる程度の高さが
あれば充分であり、突棒の備付けに拘らず、穿孔
装置の幹管内移動性を従前通り保持できる。
第1図は本考案の一実施例及び幹管内設置状況
の一例を示す全体図、第2図は第1図の要部の縦
断面図、第3図は同穿孔作業時の状況を示す縦断
面図、第4図は突棒の作動状況を示す要部縦断面
図、第5図及び第6図は管内拘束手段の一例を示
す側面図である。 図に於て、1は台車、2は後輪、3は前輪、3
aはそのフレーム、4は穿孔ヘツド、5は第1駆
動装置、6は第2駆動装置、6aはプランジヤ、
6bはエアシリンダ、7は傘歯伝動機構、8はス
プライン、9は貫通孔、10は突棒、11は第3
駆動装置。
の一例を示す全体図、第2図は第1図の要部の縦
断面図、第3図は同穿孔作業時の状況を示す縦断
面図、第4図は突棒の作動状況を示す要部縦断面
図、第5図及び第6図は管内拘束手段の一例を示
す側面図である。 図に於て、1は台車、2は後輪、3は前輪、3
aはそのフレーム、4は穿孔ヘツド、5は第1駆
動装置、6は第2駆動装置、6aはプランジヤ、
6bはエアシリンダ、7は傘歯伝動機構、8はス
プライン、9は貫通孔、10は突棒、11は第3
駆動装置。
Claims (1)
- 幹管円周方向及び半径方向に移動自在な穿孔ヘ
ツド、該穿孔ヘツドを幹管円周方向に移動する第
1駆動装置、及び同穿孔ヘツドを幹管半径方向に
移動する第2駆動装置を具備し、穿孔ヘツドの幹
管半径方向の移動により、内面プラスチツクチユ
ーブライニング幹管に付設の枝管管口閉塞膜の穿
孔を行なう枝管管口閉塞膜穿孔装置に於て、穿孔
ヘツドとしてのホールソーと、第2駆動装置とし
てのシリンダ・プランジヤ装置と、ホールソーに
回転を与えるための第3駆動装置とが備えられ、
ホールソーは、プランジヤの先端に取付け固定さ
れていて、プランジヤの幹管半径方向への移動
で、支管管口閉塞膜を穿孔する作動位置と、該作
動位置より幹管中心側に退去する非作動位置とを
選択的にとることが可能であり、シリンダとプラ
ンジヤはスプラインを介し回転に対しては一体、
幹管半径方向の移動に対してはフリーに結合され
ていて、第3駆動装置よりの回転を、シリンダ・
プランジヤ装置を介しホールソーに伝達できる構
成とせられ、さらにホールソーの底部に貫通孔
が、またシリンダーの上端に貫通孔の真下に位置
するように突棒が、それぞれ備えられ、突棒は、
ホールソーが作動位置にあるときは貫通孔より幹
管中心側に外れ、非作動位置にあるときは、貫通
孔を通つてホールソー内に突出することが可能な
突出高さを有していることを特徴とする枝管管口
閉塞膜穿孔装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988080976U JPH0540883Y2 (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988080976U JPH0540883Y2 (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH024709U JPH024709U (ja) | 1990-01-12 |
JPH0540883Y2 true JPH0540883Y2 (ja) | 1993-10-18 |
Family
ID=31305784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988080976U Expired - Lifetime JPH0540883Y2 (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0540883Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6242914B2 (ja) * | 1980-05-09 | 1987-09-10 | Yakult Honsha Kk |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58106198U (ja) * | 1982-01-08 | 1983-07-19 | 東邦瓦斯株式会社 | 内面プラスチツクライニング幹管の枝管開口装置 |
JPS6242914U (ja) * | 1985-08-30 | 1987-03-14 |
-
1988
- 1988-06-17 JP JP1988080976U patent/JPH0540883Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6242914B2 (ja) * | 1980-05-09 | 1987-09-10 | Yakult Honsha Kk |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH024709U (ja) | 1990-01-12 |
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